コレステロール薬、卵巣がんを抑制…慶大チーム

 

Yomiuri online

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150625-OYT1T50005.html?from=ycont_top_txt

 

慶応大と米ジョンズホプキンス大のチームは、高コレステロール治療薬「スタチン」が卵巣がんの進行を抑えることをマウスの実験で確かめたと発表した。米がん専門誌に24日、論文が掲載された。研究チームは、卵巣がんを発症するように遺伝子を組み換えたマウスや、ヒトの卵巣がんを移植したマウスに、スタチンを投与して、投与しなかった場合と比較した。その結果、遺伝子組み換えマウスは、通常生後5週から卵巣がんの病変が現れてがんが進行するが、スタチンを与えると8週まで明らかな病変がなく、がんの発症を遅らせることができた。ヒトの卵巣がんを移植したマウスでは、スタチン投与で、がん病変の拡大が抑えられた。

 

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虫垂炎の大部分で外科手術は不要

ヘルスデージャパン

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=5971:2015625&catid=20&Itemid=98

 

虫垂(盲腸)の外科的切除は1世紀以上にわたり標準治療とされてきたが、抗生物質による治療を受けた患者の多くは切除手術を回避できることが、新たな研究で明らかにされた。研究著者であるフィンランド、トゥルク大学病院のPaulina Salminen氏によると、虫垂炎を起こした患者の約80%は外科手術を受ける必要はなく、最終的に手術が必要になる患者でも、しばらく様子を見ても問題はないという。Salminen氏は、「今では虫垂炎患者のうち緊急手術を必要とするのはごく一部であることがわかっている」と述べ、虫垂炎には常に外科手術を要するものと、抗生物質で治療できる軽症のものの2種類があると説明している。虫垂炎の大部分は軽症のタイプだが、重症の場合は虫垂の破裂を引き起こすことがあり、このタイプは切除術が必要になる。虫垂炎のタイプはCTで正確に判定できると同氏は付け加えている。 「JAMA」に6月16日掲載された今回の研究では、急性虫垂炎患者530人を、虫垂切除を実施する群と、10日間の抗生物質治療を行う群に無作為に割り付けた。その結果、虫垂切除術の成功率は99.6%だった。抗生物質を用いて治療し、1年間経過観察した群のうち、73%は手術を必要としなかったが、27%は1年以内に虫垂切除が必要になった。しかし、手術を遅らせたことによる大きな合併症はみられなかったという。

同誌の副編集長で付随論説の共著者であるEdward Livingston氏は、「虫垂切除術が行われるようになった理由は歴史の闇のなかであるが、今ではあまりにも日常的な治療となり、虫垂炎患者が来ればすぐ手術室に送られるようになっている」と述べている。しかし、130年の間に状況は大きく変わり、CTによる正確な診断が可能となり、強力な抗生物質も利用できるようになったことから、虫垂炎の治療法を見直す必要が出てきたと同氏は話す。米国では年間30万件を超える虫垂切除術が実施されているが、ほとんどの患者は抗生物質のみで治療することが可能だという。抗生物質を投与して様子を見、再発がみられる場合は切除すればよく、手術の遅延による合併症の心配もないとLivingston氏は説明している。虫垂切除術は通常は忍容性良好であるが、リスクや痛みがあり、費用もかかる。「私は外科医だが、できるなら手術を受けずに一生を過ごしたい。抗生物質という選択肢があるなら迷わずそちらを選ぶ」と同氏は述べている

>>虫垂炎時では、外科的手術と抗生物質療法のどちらを選ぶかは患者さん次第ですが、全身疾患などの影響で、外科的手術を選択できないケースもあり、外科的手術では、合併症やその他のリスクも考慮する必要があるため、抗生物質の選択肢は非常に有用なものとなりえるかと思います。強力な抗生物質も、耐性菌や副作用の問題を考えると、慎重な投与を検討しないといけないですが、虫垂炎がオペなく、抗生物質が第一選択となるようであれば、すごいことになるかと思います。今後に注目です。

医師も感染 死者31人、感染者計181人に

産経ニュース

http://www.sankei.com/life/news/150626/lif1506260012-n1.html

 

韓国保健福祉省は26日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスへの感染により新たに2人が死亡し、死者が計31人になったと明らかにした。また、感染者を多数出しているサムスンソウル病院で治療にあたっていた医師の感染が確認され、感染者は死者を含み計181人となった。

 

>>日本での感染はまだ報告されていませんが、注意が必要ですね。

「日本健康会議」が7月発足 民間主導で医療費抑制

産経ニュース

http://www.sankei.com/life/news/150623/lif1506230035-n1.html

 

厚生労働省は23日、経団連などの経済団体や連合、健康保険組合連合会をはじめとした幅広い民間組織が連携して健康づくりや医療費抑制を推進する「日本健康会議」が7月10日に発足すると発表した。先進的な取り組みを紹介し、全国的な運動を展開していく。日本商工会議所の三村明夫会頭と日本医師会の横倉義武会長を中心に31人が実行委員に名を連ねた。10日に東京都内で発足イベントを開き、今後の具体的な活動方針を公表する。厚労省や経済産業省なども活動を後押しする。

 

>>国民の健康促進に役立って欲しいですね

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「手足口病」春先から増加 大人も注意!予防徹底を

産経ニュース

http://www.sankei.com/life/news/150623/lif1506230012-n1.html

 

乳幼児らの手足や口の中に発疹が出る「手足口病」。毎年夏に流行が見られる病気だが、今年は春先から患者が増え始め、過去10年で最も流行した平成23年の同時期に比べ患者数が倍増している。軽い症状で済むことが多いが、脳炎になるなど重症化することもあり、専門家は予防の徹底を呼びかけている。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  大人もなる病気です。気をつけましょう

日本歯科医師会の新執行部が正式決定、髙木幹正氏が新会長として記者会見

http://www.ikeipress.jp/archives/8463

医療経済出版

 

6月19日の日本歯科医師会代議員会終了後に行われた理事会で、新会長に髙木幹正氏が正式に決定し、記者会見で各役員の所管業務等が発表された。

あいさつに立った髙木新会長は、「まず前執行部からの引き継ぎをしっかりと行った上で具体的な政策立案を進めていく。会長予備選挙で示した通り、歯科界の環境改善が第一の課題と考えている。組織としては政策集団から政策実現集団を目指し、前執行部の提案等を具現化していきたい」と抱負を述べた。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  歯科界のために頑張っていただきたいですね

終末期医療の選択に対する医師の影響力

ヘルスデージャパン

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=5951:2015618&catid=20&Itemid=98

 

死期の迫る患者がホスピスに入るかどうかの決定には、医師が強い影響を及ぼすようだと、新たな研究で明らかにされた。今回の研究では、死期が近くホスピスケアに適格とされる米国のがん患者約19万9,000人の情報をレビューした。患者の平均年齢は78歳で、情報は2006~2011年に収集されたもの。3分の2の患者がホスピスに入院していた。ホスピスを選択する患者の傾向として、女性、白人、高所得地域に住む人が多かった。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  ホスピスについては、考えらされることが多いですね

予防薬、京都府大グループが大量精製 既に韓国に配布 ダチョウの卵から取り出す

産経ニュース

http://www.sankei.com/life/news/150619/lif1506190009-n1.html

 

韓国で感染が拡大している中東呼吸器症候群(MERS(マーズ))コロナウイルスに強く結合する抗体を、京都府立大大学院の塚本康浩教授(動物衛生学)のグループが、ダチョウの卵を使って大量精製することに成功した。共同で研究を進めている米国陸軍感染症医学研究所で検証中だが、すでに韓国、米国に配布、スプレー剤として大量生産を開始した。抗体によって覆われたウイルスは人の細胞に侵入できなくなり、感染予防に大きな効果があるという。

 

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STAPなど不正12件「信頼揺らぐ」と危機感

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150616-OYT1T50104.html?from=ycont_top_txt

yomiuri online

 

政府は16日、2015年版の科学技術白書を閣議決定した。14年度に文部科学省が把握した研究不正は、STAP細胞や東京大学分子細胞生物学研究所の論文問題など少なくとも12件に上り、科学に対する国民の信頼が揺らいでいると危機感を示した。研究不正に対する政府や科学界の取り組みも不十分だったと総括し、研究現場での実効的な取り組みが必要だと指摘した。1995年に科学技術基本法が施行されてから今年で20年だが、白書は、日本の論文数の世界全体に占める割合は低下傾向で、基礎的な研究の独創性や多様性も落ちていると分析。

 

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喫煙者では手術時に必要な麻酔量が増加

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=5944:2015615&catid=20&Itemid=98

ヘルスデージャパン

 

喫煙する人や受動喫煙に曝露している人は、外科手術時に非喫煙者よりも多量の麻酔薬や鎮痛薬を必要とすることが、新たな研究で示唆された。

トルコのグループによる今回の研究では、腹部切開による子宮摘出(腹式子宮摘出術)を受けた女性90人を対象として、血液中のコチニン値により喫煙状況を測定した。コチニンはニコチンの副産物だという。その結果、喫煙しない人に比べ、喫煙している人は術中に必要とする麻酔量が33%多く、受動喫煙に曝露している人は20%多いことがわかった。

鎮痛薬については、喫煙者は同等の効果を得るのに非喫煙者よりも23%多い量を必要とし、受動喫煙に曝露している人は18%多く必要とすることが明らかにされた。

トルコ、ベズミアレム・バキフ大学(イスタンブール)のErdogan Ozturk氏率いる研究チームは、ニコチンが患者の肝臓での麻酔薬代謝に影響を及ぼすか、痛みを感じる神経細胞の一部を鈍らせる可能性があると述べている。今回の研究は、ドイツ、ベルリンで開催された欧州麻酔学会(ESA)会議で発表された。学会発表された知見は一般に、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。

>>この研究では、歯科の局所麻酔についての言及はされていませんが、医科での手術における麻酔量は非喫煙者の方が少なくてよさそうですね。受動喫煙に曝露されている人も、麻酔量は多く必要で、鎮痛剤についても多く必要なことから、喫煙の有害性が示されているデータとなるかと思います。歯科領域でも、影響があるのかは興味深いところですが、どうなのでしょう。