「血栓を溶かす」薬であるt-PAが「脳出血」の治療に有用?(2016.2.25掲載)

組織プラスミノーゲン活性化因子(t-PA)と呼ばれる強力な血栓溶解薬が、出血性脳卒中に有効であるという「直感に反する」研究結果が示された。

米国脳卒中協会(ASA)によると、脳卒中のうち脳内の出血に起因するものは15%で、残りの85%は血栓に起因するものだという。脳の血栓を分解させるためにt-PAを用いることは理にかなっているが、脳出血に同じ薬剤を用いるのは逆効果であるように思われる。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ

ヘルスデージャパン  2016.2.25

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=6643:2016225&catid=20&Itemid=98

更なる研究が必要ではあるみたいです

感染確認経緯を全国の医師に情報提供 「成功例」として厚労省

川崎市に住む男子高校生が25日、中南米での流行後、国内で初めてジカ熱に感染していたことが確認された事例について、塩崎恭久厚生労働相は26日の閣議後会見で、感染確認までの経緯を全国の医師に情報提供する考えを示した。今回のケースは、高校生が受診した医療機関の医師が、渡航歴などを聞いて疑いを抱き、保健所に連絡したことが端緒となった。「早期把握につながった成功例」(厚労省担当者)とされ、塩崎厚労相は「今後の診断に役立ててもらえるよう周知したい」と述べた。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ

http://www.sankei.com/life/news/160226/lif1602260024-n1.html

産経ニュース  2016.2.26

ジカ熱、日本に上陸です。気を付けないといけないですね

「〝食べる〟を支えるという概念の拡大を」―日本歯学系学会協議会の公開シンポジウム

日本学術会議歯学委員会・日本歯学系学会協議会主催の公開シンポジウム「これからの歯科医療を見据えた人材育成の在り方について」が2月20日、東京・旗の台の昭和大学旗の台キャンパスで開催された。あいさつに立った古谷野潔委員長は、「これからの医療連携、地域連携を見据えた人材育成について、領域を超えた協議を行うことに大きな意義がある」とし、宮崎隆理事長は「歯科を取り巻く環境の変化に対応し、明るい未来に向けてポジティブな議論を期待したい」と述べた。

>>続きはリンク先よりどうぞ

医療経済出版 2016.2.22

http://www.ikeipress.jp/archives/8902

コカ・コーラでがん治療薬の効果が向上する?(2016.2.22掲載)

コカ・コーラが肺がん治療によくみられる難題の解決に有用である可能性が、新たな研究で示唆された。非小細胞肺がんの強力な治療薬であるタルセバ(一般名:エルロチニブ)の効果は、胃のpH値によって左右される。しかし、タルセバを使用する患者の多くはプロトンポンプ阻害薬(PPI)と呼ばれる胸焼け防止薬を服用する必要があり、PPIによって胃のpHが高くなる(アルカリ寄りに傾く)と、タルセバの吸収率は低下し、効果が低減してしまう。ある研究では、PPIの使用によりタルセバの血中濃度が61%低下することが明らかにされている。

エラスムスMCがん研究所(オランダ、ロッテルダム)のRoelof van Leeuwen氏率いる研究グループは、酸性飲料であるコーラをタルセバと一緒に服用することにより、胃のpHを逆転させることができないかと考えた。研究では、タルセバを併用する非小細胞肺がん患者28人を対象とし、被験者の半数にはPPIを服用してもらった。最初の7日間は薬剤とともに約230mlの水を飲み、次の7日間は同量のコカ・コーラ・クラシックを飲む群と、逆の順序で飲む群に、患者を無作為に割り付けた。

その結果、コーラの摂取によりタルセバの吸収率に、臨床的にも統計的にも有意な上昇がみられたという。この結果は「Journal of Clinical Oncology」オンライン版に2月8日報告された。 研究著者らは、PPIを服用する患者でタルセバの効果を最大に高める方法として、1缶未満のコーラを飲んでもらうことは容易に実行できると述べている。米ノースウェル・ヘルス・プレインビュー病院(ニューヨーク州)のAlan Mensch 氏は、「タルセバを必要とする患者の多くは、胃炎や鎮痛薬による胃酸を減らすためにPPIを服用する必要がある。その対策としてコーラを利用することは興味深い」と説明している。

コーラが選ばれたのは、オレンジジュース、セブンアップ、ドクターペッパーなどの他の飲料に比べて胃の酸性度を一時的に増大させる効果が強かったためだという。患者の感想としては、250mlのコーラの忍容性は良好であった。研究グループは、胃のpHに依存する他のがん治療薬に対してもこの戦略が有効である可能性があるとし、該当する薬剤としてダサチニブ、ゲフィニチブ、ニロチニブなどを挙げているが、今後の研究で評価していく必要があると強調している。

>>

ヘルスデージャパン   2016.2.22

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=6641:2016222&catid=20&Itemid=98

コカ・コーラが、非小細胞肺がんの治療薬である、タルセバの効果の低減を防ぐというのが、実際のところということみたいです。コカ・コーラは、胃のpH値を大きく酸性にするため、胃酸のPHがアルカリに傾くと効果が落ちるタルセバに適しているということです。当然ですが、飲みすぎには注意しないといけないですし(虫歯の観点からも・・・)、必要量などについては、研究を重ねていかないといけないと思いますが、興味深い内容であったため、取り上げました。今後に注目です。

高度難聴者の人工内耳進化 小型・高性能に 保険適用も拡大

会話が聞き取れないなど高度の難聴者を補助するための人工聴覚器が進化している。その代表例が体内に装置を植え込む「人工内耳」。音の情報を神経に伝える蝸牛(かぎゅう)に電気刺激を与え聴力を確保する。性能の向上とともに、聴力やライフスタイルに応じた手術法や機種も選べるようになってきた。人工内耳の手術には健康保険や医療費補助が適用されるようになり、普及の追い風になっている。

>>続きはリンク先よりどうぞ

産経ニュース    2016.2.23

http://www.sankei.com/life/news/160223/lif1602230010-n1.html

保険適応ということで、いろいろな方が使用できそうですね

肝移植の拒絶反応、薬使わず抑制…北大・順大

北海道大と順天堂大のチームは18日、生体肝移植後の拒絶反応を、副作用の多い免疫抑制剤を使わずに抑える手法を開発したと発表した。10人の患者のうち7人が免疫抑制剤を服用せずに日常生活を送り、残り3人も薬の量を減らすことができた。患者の負担を減らし、生活の質が向上すると期待される。

 

移植された臓器は、体内で「異物」と認識され、免疫によって攻撃される。患者は免疫抑制剤を飲み続ける必要があるが、免疫機能が弱まるため、感染症やがんを発症しやすくなるほか、腎不全や糖尿病などの副作用の恐れがあった。

チームは、臓器提供者と患者から採取したリンパ球を混ぜて培養して、臓器を異物として攻撃する免疫細胞の働きを抑える特殊な細胞を作製。北大病院で39~63歳の男女10人の患者に投与して、免疫抑制剤を段階的に減らした。7人は完全に服用を中止でき、うち4人は3年以上、3人は2年以上経過しても拒絶反応はないという。残り3人は軽い拒絶反応があり、服用を中止できなかったが、量を減らせた。

 

>>続きはYomiuri online会員のみ閲覧できます

Yomiuri online   2016.2.19

http://www.yomiuri.co.jp/science/20160219-OYT1T50018.html?from=ycont_top_txt

妊婦のインフルエンザ発症初期にタミフルが有効(2016.2.18掲載)

妊娠中の女性がインフルエンザにかかった場合、抗ウイルス薬タミフル(一般名:オセルタミビル)を用いて早期に治療することによって、特に重症患者の入院期間を短縮できることが、新たな研究で示された。著者らによると、妊娠女性はインフルエンザの重症化、合併症、死亡のリスクが高いという。今回の研究では、米国14州で2010~2014年にインフルエンザで入院した妊娠女性865人を対象とした。63人が重症患者であった。重症患者のうち、インフルエンザの発症から2日以内にタミフルによる治療を開始した群では入院期間の中央値は2.2日であったのに対し、それ以後に治療を開始した群では7.8日であった。この知見は、「The Journal of Infectious Diseases」オンライン版に2月3日掲載された。

インフルエンザが比較的軽症だった女性でも、タミフルによる治療を早期に開始した群では治療開始が遅かった群よりも入院期間が短かったが、さほど大きな差は認められなかった。「妊娠中に女性がインフルエンザになった場合、抗ウイルス薬による治療は入院期間の短縮の面で相当の便益があると考えられる」と、研究の上席著者である米疾病管理予防センター(CDC)のSandra Chaves氏は述べ、「早期に治療するほど、疾患経過を改善できるチャンスが大きい」と付け加えている。

>>続きはリンク先よりどうぞ

ヘルスデージャパン  2016.2.18

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=6628:2016218&catid=20&Itemid=98

タミフルをうまく使うということですね

恐怖! 抗生物質が効かない耐性菌が増加中 家畜の腸内で増えた耐性菌、肉食べて影響も

抗菌薬(抗生物質)が効かない「耐性菌」が世界中で問題となっている。日本でも平成26年、大阪府の病院で、多くの細菌に効き「最後の切り札」とされるカルバペネム系抗菌薬の耐性を持った細菌が長年、複数の患者に院内感染していたことが分かり、関係者に衝撃を与えた。今年のG7サミットでは抗菌薬耐性菌問題(AMR)の対策が主要議題のひとつとなる見込みで、医療現場でも抗菌薬の過剰な使用を控える動きが広がる。官民あげての「耐性菌」対策は今年、いよいよ本格化する。

「風邪に抗生物質が効かないことを知らない患者さんも多い。医師が丁寧に説明することが求められています」と語るのは、耐性菌に詳しい国立国際医療研究センター国際感染症センター(東京都新宿区)の忽那賢志(くつな・さとし)医師だ。忽那医師によると、風邪の多くはウイルスが上気道に感染することで起きる。インフルエンザや乳幼児の呼吸器感染症「RSウイルス感染症」なども代表的なウイルス感染症だ。抗生物質は細菌感染には効果があるが、ウイルスには効果がない。

多くのウイルス感染症に特効薬は存在しないが、風邪を引いたら抗生物質が効くと信じている患者はいまだ多い。医師の側も、少ない時間で多くの患者を診るため、何に感染しているかを調べるより抗菌薬を処方することを優先しがちだ。ウイルスか細菌かの診断があやふやなときや、ウイルス感染症と診断しても、患者が細菌に二次感染するのを予防する目的で、抗菌薬を処方することが少なくないという。

だが、抗菌薬には副作用がある。「腸内の細菌バランスが崩れて下痢を起こしたり、副作用で湿疹などに苦しんだりすることがある」と忽那医師。さらに抗菌薬を多用することで細菌が変化し、抗菌薬に対して抵抗力を持つ「耐性菌」となってしまうことが、もっとも懸念されている。入院患者など抵抗力が弱っている人が耐性菌に感染すると、治療薬がなく、最悪の場合は死亡してしまう。耐性菌は、抗菌薬が十分に効く前に飲むのをやめ、残りを別の体調不良の際に飲んだりすることでも増えるとされる。しかし、こうしたことはあまり知られていない。細菌が“学習”し、薬剤耐性を身に着けていく一方で、新しい抗菌薬の開発は足踏み状態だ。製薬業界に詳しい関係者は「一生飲み続ける降圧剤などの慢性疾患の薬に比べ、抗菌薬は急性の症状に対応する。製薬企業にとってコストが見合わないので、開発が進まない側面がある」と打ち明ける。

抗菌薬を使うのは人間だけではない。農林水産省によると、抗菌薬の物質は家畜の病気の治療や発育促進のための飼料添加物としても使われている。抗菌薬を使った家畜の腸内で増えた耐性菌が、肉などを食べることで人間にも影響を与える可能性も指摘されている。厚生労働省によると、2000年からの10年間の人への抗菌薬の使用量は、日本では2・5~4%ほど減少したが、アフリカやアジア、南米などの国の一部で増えたという。こうした現状に、世界保健機関(WHO)も本腰を入れ始めた。昨年の総会では、加盟国に2年以内に抗菌薬の適正使用に向けた行動計画を定めるよう要求。国は昨年末、厚労省、農水省など関係省庁が一丸となって対策を進めるため、調整会議を設置し、今年3月までに行動計画を策定する方針だ。一方、医師の側にも抗菌薬を適正に使おうという動きが広がっている。WHOの呼び掛けで、昨年11月に初めて実施された「世界抗菌薬啓発週間」では、国内でも感染症治療に取り組む医師や看護師らが、啓発ポスター掲示などの活動を行った。呼びかけ人のひとりである忽那医師は「現場にはこのままでは治療薬がなくなってしまうという危機感がある。予想以上の医療機関から協力が得られ、問題を共有できた」と振り返る。

忽那医師らは「啓発機関が終わっても、この問題は年間を通じて訴えていかなければならない」として、今後も呼びかけや講演などの啓発を続けていくという

>>

産経ニュース   2016.2.19

過去にも、抗生物質に耐性を持つ菌の話題について取り上げましたが、「抗菌薬を使った家畜の腸内で増えた耐性菌が、肉などを食べることで人間にも影響を与える可能性」について示唆されたという報告は、私が知る限りでは初めてのことでした。ただ、我々が啓発できるのは、服用量を守ってもらうという事と、必要以上の抗生物質は処方しないという事だと思います。最終的に細菌が勝利するということは、人類の滅亡の可能性を意味します。

「働かないアリ、集団の絶滅防ぐ」…北大発表

アリの集団が長期間存続するためには、働かないアリが一定の割合で存在する必要があるとの研究成果を、北海道大の長谷川英祐准教授らのチームが16日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。長谷川准教授は、「普段働かないアリがいざという時に働いて、集団の絶滅を防いでいる」と話す。

これまでの研究で、アリの集団には常に2~3割、ほとんど働かないアリが存在することがわかっている。働くアリだけを集めても一部が働かなくなり、働かないアリだけを集めると一部が働き始めるが、その理由はナゾだった。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ

Yomiuri online  2016.2.17

 

面白いデータだと思います。

「平成27年度歯科衛生推進フォーラム」を開催―日本歯科衛生士会

日本歯科衛生士会による「平成27年度歯科衛生推進フォーラム」が2月14日、東京・丸の内のステーションコンファレンス東京で開催され、全国より100名を超える参加者が集まった。 武井典子会長は、「歯科衛生士も地域に出て多職種連携を図り、歯科衛生士の専門性を発揮することが求められている。本フォーラムでは、厚生労働行政および保険医療福祉の動向に対応した知識、技能の修得と、地域歯科衛生活動の指導者を育成することを目的とする」と抱負を述べた。

>>続きはリンク先よりどうぞ

医療経済出版  2016.2.17

http://www.ikeipress.jp/archives/8895

 

歯科衛生士の多職種連携も重要視されています。