広がる「がん漢方」 症状や副作用を緩和

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2014061702000156.html

東京新聞

 

「がん漢方」という言葉をよく聞くようになった。全身にゆっくり作用する漢方薬を西洋医学の治療と併用することで、がんのつらい症状や抗がん剤などの副作用を緩和し、患者の生活の質(QOL)を高めようという取り組みだ。臨床の現場だけでなく、エビデンス(科学的根拠)を確かめる研究も少しずつ増えてきた。 (編集委員・安藤明夫)

愛知県がんセンター(名古屋市千種区)の循環器科部の外来。心臓の持病で通院中の女性(70)が、「腰が痛くなったり、足がつったりする」と訴えた。

部長の波多野潔さん(59)はゆっくり話を聴いた後、「足の痛みに効く芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という薬を、一週間ぐらい試してみようか」と勧めた。

波多野さんは十年ほど前から、漢方薬の効果に注目し、がんのつらい症状や副作用の軽減、転移の防止などに取り入れている。

がんによる食欲不振にしばしば処方するほか、精神的な落ち込みにも使う。精神科の薬より、患者の抵抗感が少ないという利点もある。

抗がん剤のイリノテカンによる特有の下痢、口内炎には、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)などがよく効くことが確かめられている。放射線で唾液腺がダメージを受け、口内が乾燥する場合は白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)が有効だ。

大腸がんは肝臓、肺などに転移しやすいが、その予防に「三大補剤」と呼ばれる十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)、補中益気湯(ほちゅうえききとう)、人参養栄湯(にんじんようえいとう)を、よく使う。

「治療の状態に合わせて、副作用を綿密にチェックしながら、使い分けたり、併用したりしている。西洋医学の薬との相性にも注意が必要。十年間、がん専門で実践してきたので、その強みがあると思う」と波多野さんは話す。

がん診療に漢方薬を使う医師、病院は全国的にも増えている。国立がん研究センター研究所(東京都中央区)で、治療開発の分野長を務める上園保仁(やすひと)さん(55)らのチームは、国内のがん治療病院などの緩和ケアに携わる医師に二〇一〇年、アンケートを実施。その結果によると、56・7%にあたる三百十一人が回答し、「がん治療に漢方薬を使っている」という人が64%に達した。

使用する症状は、しびれ・感覚が鈍くなる、便秘、食欲不振・体重減少の順で、いずれも抗がん剤の代表的な副作用だ。使用されている漢方薬は、大建中湯(だいけんちゅうとう)(モルヒネ投与による便秘など)、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)(しびれ)、六君子湯(りっくんしとう)(食欲不振)-の順で多かった。

緩和ケアとは末期がんの治療に限らず、患者の状態を改善させ、生活の質を向上させる取り組みのこと。上園さんは「全身に作用する漢方薬は、がん治療の副作用や、痛み、衰弱を抑えることが期待できる」と話す。その効果を科学的に実証するため、一〇年にスタートした国の研究班の代表を務めている。

例えば膵臓(すいぞう)がんの抗がん剤・ゲムシタビンを使用すると、食欲不振や体重減少という副作用が出る。これに対する六君子湯の効果を検証する臨床研究など、「漢方薬がなぜ効くのか、本当に効くのか?」を具体的に解明する研究だ。

上園さんは「漢方薬のエビデンスを医師に伝えるキャラバンを一昨年、全国各地で開催し、とても大きな反響があった。今後は薬剤師や看護師など、医療スタッフ向けの勉強会にもつなげていきたい」と話す。

 

>>終末期医療については、ここの価値観の観点からも様々な議論がなされている最中ですが、この漢方によるQOL向上という概念は、私は非常に共感が持てます。抗がん剤や外科的手術、放射線療法などの副作用により、体調が落ちる中、漢方では、この副作用を軽減する役割があり、また体への負担も軽減されます。緩和ケアの概念からも、漢方の研究が更に進んでいくことを期待したいと思います。

アルツハイマー型認知症、治療薬複数登場で使い分けも可能に

http://stb.sankei.jp.msn.com/life/news/140617/bdy14061711090004-n1.htm

産経ニュース

認知症の診断の中で最も比率の高いアルツハイマー型認知症患者に対する治療薬は現在、4種類あり、患者の体質や生活環境に合わせ、選択できる。香川大学医学部付属病院で認知症治療に取り組む中村祐・医学部教授に聞いた。

>>続きはリンク先よりどうぞ  様々な治療薬について、ケースに応じた使い分けをする方針のようです

全医療者へ捧ぐマイルストーン

http://hospital.yomidr.jp/interview-dr/20140522_1403_1.php

Yomidr

 

じっと見つめられた。柔和な相貌が一瞬にして鋭利になった。目から放たれた磁気が、我が身体をぐるりと一周した。だが決して嫌な気持ちではない。プロに身を委ねた時の安心感、人間的なやさしさ。一瞥には心地よさがあった。「問診されたい」と思える医師は、決して多くない。

目線の主は“診立ての先駆者”、天野隆弘氏。インタビューの中でのシーンである。

>>続きはリンク先よりどうぞ   “診立て”の重要性について記載されています

先進医薬品を早期承認…厚労省方針

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=100307

Yomidr

 

厚生労働省は、世界初となる医薬品や医療機器を早期に承認するための新制度を、今年度内に創設する方針を決めた。

ベテランの審査員が製品開発を助言するなどし、製品化に必要な治験の開始から承認までの期間を従来より半年以上縮める。国内で製品化しやすい環境を整え、医療産業の国際競争力を高める。6月下旬にまとめる新たな成長戦略に盛り込む。

新制度は「先駆け審査指定制度」の名称で、がんやアルツハイマー病の治療薬、人工臓器など、世界に先駆けて日本で開発され、承認の申請が計画されている製品を対象とする。治験の前半の段階で既存の治療法を大きく上回る効果が見込めることを確認し、開発の企業が審査機関に申請する。

新制度の対象になると、治験を効率良く進めるために企業と審査機関とで行う相談の期間が1か月、承認のための審査期間が半年になり、従来の半分に短縮される。審査機関は審査の流れを記した報告書を英訳し、各企業がアジアなど新興国でも承認を取りやすくする。

日米で新薬が承認されるまでの時間差を示す「ドラッグ・ラグ」は近年、縮まったが、2011年度で日本は平均6か月の遅れが出ている。同省は新制度の導入で日米の差をなくし、さらに日本が先行する製品を増やしたい考えだ。

 

>>「新薬」の承認について、日本はかなり慎重な姿勢を示しているというのは、周知の事実かと思いますが、この度、この新薬の承認期間を早める方針を打ち出しました。新薬については、どうしても副作用について懸念されますが、この副作用についてはしっかりと調査して、承認の手続きをとってほしいと思います。今後に注目です。

B型肝炎、変わる常識 母子対策だけでは防げず 怖い再活性化

http://www.47news.jp/feature/medical/2014/06/post-1107.html

47news

 

母から子への感染を徹底して予防すれば制圧可能と考えられていたB型肝炎をめぐる常識が変わってきた。大人が感染した場合も慢性肝炎になる恐れが明らかになったほか、「治った」と思われていた人たちが別の病気の治療をきっかけに、死亡率が高い劇症肝炎になる例があることも判明した。専門家は「ワクチンの接種方式をはじめ、B型肝炎対策を見直す必要がある。検討を急ぐべきだ」と指摘している。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  我々も気をつけないといけないですね

 

国内で多剤耐性インフル初検出―広島県

http://kenko100.jp/articles/140611002997/

健康百科

 

 

広島県総合技術研究所保健環境センターの高尾信一氏らは、2013~14年のシーズンに、作用の仕組みが異なる薬が効きにくい多剤耐性インフルエンザウイルスが検出されたと、6月5日発行の国立感染症研究所の速報に報告した。これまでに札幌市を中心に「タミフル」と「ラピアクタ」が効かないウイルスが出ていたが、今回のものは「リレンザ」や「イナビル」の効き目も低下していたという。同様の耐性ウイルスは2009年に米国で報告されていたが、日本での検出は初のこと。

googletag.cmd.push(function(){googletag.display(‘div-gpt-ad-1379570775134-3’);}); タミフルの効きにくさ1万2,000倍

高尾氏らによると、今回の多剤耐性ウイルス(A/H1N1pdm09ウイルスのH275Y/I223R二重耐性変異株)が検出されたのは、広島県内に住む70歳代の女性。2014年3月31日にインフルエンザを発症し、ラピアクタ(一般名ペラミビル)を点滴したが回復せず、4月4日に吸引するタイプのイナビル(同ラニナミビル)で回復したとの経過が示されている。この女性が治療を受けた病院では、その後に同様の耐性ウイルスの広がりは確認されていないという。

今回、検出された耐性ウイルスは、札幌市を中心に地域で流行したタミフル(一般名オセルタミビル)とラピアクタ(同ペラミビル)が効かない「H275Y変異」だけでなく、「I223R変異」もしている二重変異株。広島県内の女性はイナビルで回復したが、イナビルやリレンザ(同ザナミビル)の効き目も低下している。

高尾氏らの検査では、今回の耐性ウイルスは通常のウイルスと比べ、薬の効きにくさ(50%NA活性阻害濃度)がタミフルで約1万2,000倍、ラピアクタで約5,500倍、リレンザとイナビルで約20倍。札幌市などで流行した「H275Y変異」と比べても、それぞれ約50倍、約70倍、約15倍だったという。

なお、2009年に米ペンシルベニア州に住む14歳の少女から検出された同様の耐性ウイルスは、通常のウイルスと比べてそれぞれ約9,000倍、約1万3,000倍、約20倍と報告されている。

現時点で流行の可能性低いが薬の選択に注意

高尾氏らは「米国からは、2009年の検出報告以降、H275Y/I223R二重耐性変異ウイルスの報告はない。日本国内の同ウイルス検出率も0.007%と極めて低く、現時点で流行の可能性は低いが、今後も高度耐性ウイルスの出現に注意が必要」との見方を示している。

また、タミフルなどのインフルエンザ治療薬(NA阻害薬)を使用する際の注意点として、タミフルとラピアクタ、リレンザとイナビルはそれぞれ作用の仕組みが同じなので、薬剤耐性が疑われる場合、作用の仕組みが異なる薬へ速やかに切り替えることが重要と説明。さらに、薬を選ぶの際には、各地域での耐性ウイルス検出状況を参考にするよう呼びかけている。

>>インフルエンザの多剤耐性ウィルスが、広島県にて確認されたそうです。薬剤を使用するという行為は、当然、薬剤耐性のウィルスを生み出すことになりますが、今回の発見されたウィルスは、吸引型イナビルが効果があったとのことでしたが、いずれは、ほぼ全ての薬剤が効かなくなる可能性も考慮していかなければなりません。やはり普段からの、うがいや手洗いが大事となってきそうですね。

 

円形脱毛症、ストレス原因は2割ほど―多い自己免疫疾患

http://kenko100.jp/articles/140611002998/

健康百科

 

円形脱毛症は、日本人の1~2%に見られるとされており、男女とも幅広い年齢層に起こる。ストレスのせいにしがちだが、実際には2割にとどまり、多くが自己免疫疾患という。自分の判断に頼らないで皮膚科を受診した方がよい病気だ。円形脱毛症のさまざまなケースについて、帝京大学医学部付属溝口病院(神奈川県)皮膚科の清佳浩教授に聞いた。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ   原因は様々みたいですね

「平成26年度改定に伴う Q&A」 第3報

http://www.ikeipress.jp/archives/7470

医療経済出版

 

日本歯科医師会は6月2日付けで、「平成26年度改定に伴うQ&A」の第3報を全国都道府県歯科医師会あてに発信した。6項目で内容は下記の通り。

Q1 歯科口腔リハビリテーション料1について告示の注3では、摂食機能療法(185点)を算定した日は、歯科口腔リハビリテーション料1は算定できないとあるが、下顎の義歯の調整を行っても100点、120点は算定できないということか。それとも舌接触補助床の場合の190点のみが算定できないということか。A1 摂食機能療法(185点)を算定した日は、歯科口腔リハビリテーション料1の「2 舌接触補助床の場合」は算定できないが、歯科口腔リハビリテーション料1の「1 有床義歯の場合」は算定できる。告示の注4に関しても同様の扱い。

Q2 睡眠時無呼吸症候群の治療における床副子と心身医学療法についての算定要件が、「診療情報提供料の算定に基づく」から「様式に基づく」と変更されているが、情報提供元の医療機関において診療情報提供料が算定されていなくても良いということか。A2 情報提供元の医療機関が算定したかどうかは、紹介先の歯科医療機関では確認が難しいことから、所定の様式を満たした情報提供であれば、算定できるようにしたもの。(なお、睡眠時無呼吸症候群の患者に歯科特定疾患療養管理料を算定する場合も、同様の趣旨で取り扱って差し支えない)

Q3 外科後処置について、改定前は、外科後処置対応の病名があったが、今回は削除され、術後の状態に対してとなったが、病名には規定されないと考えてよいか。A3 その通り。

Q4 やむを得ず、手術中止となる下顎完全埋伏智歯の抜歯中断は1050点+加算の100点が算定できるか。A4 算定できる。

Q5 「Hys」病名で「遊離歯肉移植術」算定できるか。A5 遊離歯肉移植術の目的に合致していれば算定できる。

Q6 歯根端切除手術(歯科CT撮影装置と手術用顕微鏡を用いた場合)において、歯科CT撮影装置ではないCT装置(医科用)を用いた場合算定できるか。A6 算定できない。

「犯人」はジャンクフード、肥満問題で国連専門家警告 体重超過は21億人

http://stb.sankei.jp.msn.com/life/news/140611/bdy14061123470003-n1.htm

産経新聞

 

「(肥満の)犯人はジャンクフード」-。国連人権理事会の健康問題に関する特別報告者、グローバー氏は11日までに、肥満問題が世界で深刻化している原因は高カロリーで栄養バランスの悪いジャンクフードにあると指摘、対策を急ぐよう各国に促す報告書を公表した。

報告書によると、肥満か体重超過の状態にある人口は世界で21億人に達し、肥満によって年間少なくとも280万人が死亡しているという。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  ジャンクフードへの対策が記載されています

薬ネット販売あす解禁 改正法施行 禁止20品目を指定

http://stb.sankei.jp.msn.com/life/news/140611/bdy14061109070002-n1.htm

産経ニュース

 

一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売が12日、正式に解禁される。リスクの高い第1類に区分される市販薬や、ネット販売が禁止される「要指導医薬品」の購入は、販売ルールが厳格化される。業者はマニュアルや信頼度を示す認証マークを作るなど、新ルールへの対応を急ぐ。

>>続きはリンク先よりどうぞ  賛否両論ありますが、国民にとっていい方向に進んでもらえればいいですね