http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140930/k10014981071000.html
NHK
抗生物質がほとんど効かない細菌、多剤耐性菌が海外から持ち込まれ、国内の医療機関で感染が広がるケースが相次いでいることなどから、厚生労働省は今月から「多剤耐性アシネトバクター」など2つの多剤耐性菌に感染した患者全員を国に報告するよう義務づけ、実態を把握していくことになりました。
抗生物質がほとんど効かない多剤耐性菌を巡っては、愛知県内や三重県内の医療機関で「多剤耐性アシネトバクター」などの耐性菌に感染した患者が相次いで見つかるなど、各地の医療機関で検出が報告され問題になっています。このため、厚生労働省は「多剤耐性アシネトバクター」と「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌」の2つの多剤耐性菌について、今月から医師に対して、感染したすべての患者を国に報告するよう法律で義務づけました。これらの多剤耐性菌はアメリカやヨーロッパなどの医療現場で広まっていて、免疫が低下した入院患者が死亡するなど大きな問題となっています。日本でも海外の医療機関を受診して帰国した患者などを通じて持ち込まれるケースが増えていて、厚生労働省は「法律に基づいて継続的に調査をすることで国内の実態を把握し、対策につなげていきたい」としています。
>>多剤耐性菌と薬剤とのイタチゴッコは、これからも続いていくと思いますが、やはり、我々の知識の研鑽は当然のこととして、薬剤を服用する患者さんにも、しっかりと薬の知識を身につけてもらわないことには、更なる多剤耐性菌が生み出されることとなるかと思います。とはいえ、薬の知識を、全ての患者さんに知ってもらうというのは、難しいことですね。少しでも、多剤耐性菌の産出が遅れるよう、努力する必要がありますね。