医薬品の確認等の徹底について
https://www.pmda.go.jp/files/000227796.pdf
■今般、シアン化カリウム(青酸カリ)を入れた医薬品を流通させるという脅迫文が複数の製薬会社と報道機関等宛てに届いたとの事案が発生しました。
■医療関係者の皆様におかれましては、偽造医薬品の流通防止のための所要の措置を定めた「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則の一部を改正する省令等の施行について」(平成29年10月5日付厚生労働省医薬・生活衛生局長通知)も参考にしつつ、取り扱っている医薬品の下記の点について、医療機関内での周知等をお願いいたします。
1.その外観や封などを十分に確認すること。
2.譲り受ける際は、常時取引関係にある場合を除き、譲渡人が販売業許可等を有する事業者であることを確認すること。また、納品する者について身分証の提示等により本人確認を行うこと。
3.製造・流通過程において、意図的な異物の混入がなされないよう、保管場所をはじめ、部外者の立入を制限している区域への部外者の立入に特に注意すること。
4.意図的に異物が混入された等異常のおそれがあると認められた場合には、速やかに監視指導・麻薬対策課、所管の都道府県、最寄りの保健所等に報告のうえ、警察に通報すること。
参考)
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則の一部を改正する省令等の施行について」(平成29年10月5日付厚生労働省医薬・生活衛生局長通知)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000180257.pdf
PMDAメディナビ (2019/01/29 配信)