ベンチャー企業「メガカリオン」(京都市)は7日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から輸血用の血小板を作り、量産できる製法を、製薬企業などとのコンソーシアム(共同体)により確立したと発表した。人での安全性や効果を確かめる臨床試験(治験)を日米で平成30~31年ごろ実施予定。再生医療等製品として厚生労働省へ申請し32年の製造販売承認を目指す。
血小板は血液成分の一つで、止血や手術時の輸血などに使われる。献血で集められるが、保存期間が短く慢性的に不足している。メガカリオンは京都大などから提供を受けたiPS細胞から、血小板のもととなる細胞を作って凍結保存した後、解凍して培養し、血小板に変化させる。同社は京大の研究者らが設立。共同体には製薬大手・大塚ホールディングス(東京)の子会社や検査機器大手のシスメックス(神戸市)などが参画し、血小板の保存や各種分析、品質確保などに当たる。メガカリオンによると、血小板は現在、日本で年間約80万パック(大半は1パック200ミリリットル)が使われている。新しい製法では年間約10万パックを用意できるという。
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産経ニュース 2017.8.8
http://www.sankei.com/life/news/170808/lif1708080009-n1.html
ips細胞から、輸血用の血小板を作り、量産できる製法が確立されたとの事です。血小板は、特に長期保存が難しいとされていることからも、必要な時に培養し、血小板を作り出せるこの方法は、非常に有用かと考えられます。製品化されるのはまだ先のようですが、今後が楽しみですね。