人やチンパンジーなどの霊長類が細かく指を動かすことを可能にする神経回路を特定し、遺伝子改変技術でマウスの手先を器用にすることに成功したと、米シンシナティ小児病院医療センター(オハイオ州)の吉田富ゆたか准教授らのチームが発表した。運動障害を持つ人の治療法の開発に役立つ可能性があるという。論文が米科学誌サイエンスに掲載された。
研究チームは指を1本ずつ動かすことができないマウスの神経回路を詳しく調べ、生後間もないマウスには、この動作を可能にする神経回路があることを発見、関連する遺伝子を特定した。マウスが成長し、神経細胞で関連遺伝子が働くようになると、細胞同士の結合が切断されて不器用な手の動きになることもわかった。
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Yomiuri Online 2017.8.27
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170826-OYT1T50072.html?from=ytop_ylist