NHK NEWS WEB 8月26日 13時35分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160826/k10010654931000.html
厚生労働省の来年度予算案の概算要求は、高齢化などに伴って社会保障費が上積みされたほか、待機児童の解消や非正規労働者の正社員への転換を推進する費用などが盛り込まれ、事実上、過去最大となる31兆1217億円となりました。 厚生労働省は、26日に開かれた自民党の厚生労働部会で、来年度予算案の概算要求を示し、了承されました。
それによりますと、一般会計の要求額は31兆1217億円で、内閣府に移管された保育所の運営費などを除いて比較すると、事実上、過去最大となります。概算要求の大部分を占める医療や年金などの社会保障費は、高齢化などに伴って、今年度の当初予算より6601億円上積みされ、29兆1060億円となっています。
具体的な事業別では、待機児童の解消に向け、来年度末までに50万人分の保育の受け皿を確保するため、保育所の整備などの費用に712億円。同一労働同一賃金の実現に向け、都道府県に支援センターを設置して、非正規労働者の正社員への転換や待遇改善を推進する費用などに573億円、などとなっています。
一方、消費税率を10%に引き上げて実施する予定だった社会保障の充実策のうち、年金を受け取れない人を減らすため、年金の受給資格が得られる加入期間を25年から10年に短縮するための費用は、年末にかけて具体的な金額を詰めることにしています。
Yahoo! ニュース 厚労省、来年度予算31兆円要望-自然増は6600億円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000004-cbn-soci
厚生労働省は26日、来年度予算の概算要求の内容を公表した。一般会計の要求・要望額は31兆1217億円で、今年度の当初予算と比べ2.7%増となった。
主な施策としては、「地域医療確保対策の推進」に636億円、「医療のICT化・保険者機能の強化」に627億円、「AMED(日本医療研究開発機構)を通じた研究開発の戦略的実施等」に577億円、「高齢者の利用ニーズに対応した介護サービス基盤の確保」に576億円、「総合的ながん対策の推進」に364億円を要求する。
社会保障関係費の自然増に当たる額は6601億円となる。自然増について、来年度予算の概算要求基準では6400億円までと規定されている。厚労省によると、別の省などで自然増に当たる予算額が減る見込みで、政府全体として同基準が認める範囲内に収まるという。
医務総監の新設も要求
厚労省は同日、次官級の「医務総監」(仮称)の新設などを来年度に向けて要求すると発表した。医務総監は、医療関係者との「ハイレベル」の調整や、革新的な医療技術の実用化の推進、国際保健外交での「中心的機能」などを担当するという。新設に向けた内閣人事局との調整は来月から行われる。