年1回の便潜血検査による大腸がんの検出率には一貫性が認められ、2~4年目のスクリーニングも有効であることが、新たな研究で報告された。研究共著者の1人である米カイザー・パーマネンテ(カリフォルニア州)のDouglas Corley氏によると、医師らの間では、便潜血検査の有効性が年々低下する可能性が懸念されていたという。大腸の腫瘍やポリープは、大きくならなければ便に血液が混じることはないため、初回の検査で大きな腫瘍がすべて発見され、切除された場合、翌年以降のがんの検出率が大幅に低下するのではないかと考えられていた。
今回の研究では、カイザー・パーマネンテ健康保険の加入者約32万5,000人に対して実施された年1回の便潜血検査を4年間追跡。1年目には、便潜血検査により、後に大腸がんと診断された患者の84.5%にがんが検出された。初年の検出感度が高いのは予想どおりであったが、2~4年目にも73~78%の有効性が認められ、新たに大きくなったがんを持続的に検出できることが示されたと、研究グループは述べている。この知見は「Annals of Internal Medicine」に1月25日掲載された。
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ヘルスデージャパン 2016.2.2
腸内環境、腸内フローラなど、大腸が注目されています