歯科所見で身元特定訓練 県歯科医師会、県警

福島民報http://www.minpo.jp/news/detail/201211265095

福島県歯科医師会と県警は25日、福島市の県歯科医師会館で大規模災害を想定した歯科所見による身元特定訓練を行った。  歯科医と県警の検視担当者や鑑識係ら約100人が参加した。訓練は、大地震で海岸に漂着した遺体は損傷が激しい上、所持品もなく身元確認が困難-との想定で行われた。虫歯の治療痕や義歯の有無など口内の特徴を記録しデンタルチャートを作成し、歯科診療録(カルテ)と照合し身元を割り出した。  県歯科医師会によると、東日本大震災で昨年6月末までに被災地に派遣された会員らは延べ247人。歯科所見が身元確認の有効な手段になったという。同会は全国に先駆けて平成10年に「大災害・大事故身元確認マニュアル」を作成し研修を重ねている。  訓練に先立ち、金子振県歯科医師会長と平井興宣県警本部長、中村雅英県警察医会長があいさつした。県警本部捜査一課の樫村公男検視官が「異状死体の取り扱い状況と検視事例」と題して現状報告し、防衛医科大防衛医学講座の染田英利助教は国内外の身元確認の在り方を紹介した。

医療施設調査、歯科診療所の従事者は総数で約313,000人

医療経済出版http://www.ikeipress.jp/archives/5455

厚生労働省は11月20日「平成23年(2011)医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」を公表した。  「従事者の状況」によると、平成23年10月1日現在で歯科診療所の従事者数は、歯科医師 93,007人(うち常勤81,460人)、歯科衛生士 92,874人(うち常勤71,134人)、歯科技工士 10,832人(うち常勤9,949人)、歯科業務補助者 82,798人で、他の医療職や事務職員等を含めた従事者の総数は313,015人だった。  病院の従事者数では歯科医師が10,112人、歯科衛生士 4,636人、歯科技工士 750人で、一般(医科)診療所の従事者数は歯科医師が1,977人、歯科衛生士 1,626人、歯科技工士 207人となっており、従事者総数では歯科医師が約105,000人、歯科衛生士が約99,000人、歯科技工士が約11,800人となっている。

肺炎予防に口腔ケア

My Town 鳥取(朝日新聞)

http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000531211170001

「たかが肺炎」と甘くみてはいけません。高齢者が亡くなる原因として肺炎は脳血管疾患より多く、がん、心臓病に次ぐ第3位。口の中を清潔に保ち、のみ込む力を鍛えるなど普段からできるケアを取り上げます。

◆「誤嚥性」、就寝時が要注意

今月5日、山口県宇部市の有料老人ホーム「際波あかり苑」。ほかお歯科クリニック(同市)の歯科医、島津正隆さん(38)らが診療車でやって来た。月に1度の口腔(こう・くう)ケアの日だ。(中略)この施設では今年6月のオープン当初から、専門家の定期的な口腔ケアを入居者に勧めている。細菌を含んだ食べかすや唾液(だ・えき)が気管から肺に入り込むと炎症を起こし、「誤嚥(ご・えん)性肺炎」になることがあるためだ。

誤嚥は病気や加齢で口やのどの筋肉が緩むなどし、のみ込む力が低下するために起きる。「嚥下(えん・げ)障害」と呼ばれ、肺に唾液が流れ込みやすい就寝時が特に危険とされる。2011年の厚生労働省の人口動態統計によると、肺炎で亡くなった65歳以上の高齢者は約12万人で、全体の約11%。主な原因の一つが誤嚥とみられている。

誤嚥性肺炎の予防には口の中を清潔にし、訓練で筋肉を鍛えるほか、唾液腺を刺激して自浄作用がある唾液を増やすなどの専門的なケアが重要だ。約5年前から口腔ケアに取り組む際波あかり苑の関連施設では、かつて入居者が入院する理由の4割が肺炎だったが、昨年度は2割まで減ったという。(中略)

◆のみ込む力訓練・呼吸器リハビリも効果

のみ込む力を回復させたり肺の機能を維持したりするための訓練も、誤嚥性肺炎の予防につながる。

耳鼻咽喉(いん・こう)科かめやまクリニック(山口市)では週2日、「嚥下障害外来」を開く。金谷浩一郎院長(54)は「のどや脳の血管などの持病がない限り、嚥下の診察や訓練を受ける機会はまずない」と話す。言語聴覚士(ST)が氷の棒でのどの奥を刺激して反射を促す訓練や息を止めてのみ込む訓練などをする。STは言葉や声、食べる機能の回復訓練の専門家だ。食事では一般的にパサパサした粉っぽいものや、粘度が低い水などが誤嚥を引き起こしやすい。症状によって薬剤でとろみをつけたり、食材の大きさに気を配ったりする必要がある。「食事の際、のみ込む動作を自分で意識してほしい。むせるのは危険なサイン」と金谷院長。

岡山労災病院(岡山市)では肺の機能維持を目的に「呼吸器リハビリ」を実施する。自転車こぎや歩行訓練に加え、呼吸法やたんの出し方も教える。リハビリ後は「自然にたんが出た」と話す患者が多いという。同院中央リハビリテーション部の武田正則部長(47)は、「寝たきりの人も起きて車いすに乗り、リハビリ室に来てもらう。少しずつ動いてもらうことが一番の肺炎予防」と語る。

岡山県健康づくり財団付属病院(岡山市)では外来で同様の訓練を受けられる。呼吸器内科が専門の西井研治院長(57)は「寝ている時間が多ければ誤嚥が起きやすい」。経験上、リハビリをしている人ほど肺炎になりにくいという。(原篤司、長崎緑子)

■嚥下能力低下のサイン

・食事の度に頻繁にむせる

・何も食べていないのに唾液でむせる

・慢性的にせきが続くことがある

・食事をのみ込みにくいと感じる

・肺炎で複数回入院したことがある

※金谷院長への取材から

■自宅でできる嚥下体操の例((1)~(10)の順にする)

(1)深呼吸 (2)首を回す (3)肩を上下に動かす (4)両手を頭上で組み、体を左右に曲げる

(5)ほおをふくらませたり、ひっこめたりする (6)舌を前後に出し入れする

(7)舌で左右の唇の端に触れる (8)強く息を吸い、止めて三つ数えて吐く

(9)パパパ、タタタ、カカカなどと発声する (10)深呼吸

※耳鼻咽喉科かめやまクリニックへの取材から

>>>ご存知の方も多いと思いますが、あらためて

パネルディスカッション 健康人は歯が命 (「認定スポーツデンティスト」養成へ)

yomiDr. (YOMIURI ONLINE)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=68153

定期検診が不可欠

倉治ななえさん

――子どものむし歯は減ってきているようですが、大人の状況はどうでしょうか。

羽村 特に高齢者は、歯と歯茎の間、つまり歯の根元にできるむし歯が問題になっています。自分では見つけにくく、歯が折れて初めて気付くこともよくあります。詰めることができない場所なので治療も難しい。定期検診での、予防や早期発見が大切です。

――昨年8月に歯科口腔保健法が施行されました。私たちの生活にどう影響を及ぼすのでしょうか。

倉治 歯科の定期検診は、むし歯の予防や早期発見に欠かせません。口の中を良い状態に保つことは、全身の健康にもつながるのに、公的な取り組みは不十分です。

今回の法律では、「国民の歯を守ることは国や自治体の責務」とされました。これは、生涯を通した切れ目のない公的な歯科検診を行う裏付けになりました。施行から1年たち、同じ趣旨の条例を策定する都道府県や市町村も広がりつつあります。

公的検診の充実のために、皆さんもぜひ、お住まいの自治体に「条例の策定はまだですか」「公的な歯科検診はないのですか」と声をあげていただきたいと思います。

――村上さんは、アスリートとして歯の健康で気をつけていることはありますか。

村上 やり投げでは、ひじやひざに負担がかかり、痛むことがよくあります。でも本番になれば、競技に集中しているのであまり痛みを感じません。しかし歯が痛むとなると、そうはいかないと思います。競技中でも相当気になり、集中できなくなってしまうでしょう。パフォーマンスに影響を及ぼさないよう、普段から、日常の歯磨きなど当たり前のことを続ける基本を大切にしています。

キシリトール入りガム活用

村上幸史さん

――むし歯予防には、キシリトールも効果的とのお話がありました。具体的な使い方を教えてください。

羽村 キシリトール入りのガムでは、1日3回以上、できれば5回かんでください。朝、昼、晩の食後3回のほか、おやつの後と寝る前です。大人の場合だと、量は1日最低でも5グラム(市販のガムなら1パック程度)、できれば10グラム近くを、最低3か月続けないと効果は出ません。習慣として取り入れてほしいと思います。

フィンランドでは、1972年に国民健康法ができて、予防を重視するようになりました。国民も、キシリトール入りの製品を積極的に使うことでむし歯を減らすことができました。

もちろん、キシリトールだけで完全に予防ができるわけではありません。フィンランドの人たちは、きちんと歯科医に通っています。口の中を健康に保つには、歯科医や歯科衛生士の力が必要だと理解しているからです。

村上 フィンランドではやり投げが盛んです。合宿で何度も訪れました。フィンランドの選手はみな、良い笑顔です。むし歯がないきれいな歯だからでしょう。キシリトール入りのガムもよくかんでいます。私も、かかりつけの歯科医のアドバイスで、試合中にはかめませんが、リラックスしたい、落ち着きたい、という時にかんでいます。

――スポーツ選手は、競技中に歯を食いしばることもあると思いますが、かなりの負担がかかるのでしょうか。

下山 歯を強くかむ力を測定すると、ほぼその人の体重程度になりますが、スポーツ選手だと、私たちよりはるかに高い数値かもしれません。くいしばると、かむ筋肉を強く収縮させ痛みを招いたり、血圧の上昇や呼吸の乱れを起こしたりする恐れがあります。歯にも負担がかかり、歯が割れたりすり減ったりします。

村上 ウエートトレーニングの時には、歯に負担がかかると思うのでマウスガード(マウスピース)を装着しています。ただ、やり投げの競技中は、常時食いしばるわけではありません。遠くにやりを投げるためには、投げる瞬間に一気に力を加えます。その時だけ食いしばるわけです。

コーディネーター 南砂・医療情報部長

下山 マウスガードは、選手同士が激しくぶつかり合うコンタクトスポーツをする際のけが予防としても、重要です。市販品もありますが、きちんと歯科で歯型をとってもらい、歯並びや口の形に合うように、細かな調整をして作ったマウスガードを入れてほしいと思います。

――昨年は、スポーツ基本法も成立しました。これからはスポーツ専門の歯科医養成にも力が入るようです。どのような取り組みでしょうか。

倉治 法律では、スポーツに関する研究や施策に関わる学問として、医学や生理学と並んで「歯学」も位置づけられ、スポーツ基本計画が策定されました。これを受けて来年度から、日本歯科医師会と日本体育協会が、スポーツ専門の歯科医「認定スポーツデンティスト」を養成することになりました。2年間かけて学ぶので、誕生するのは3年後になります。

今後はスポーツデンティストが、公的な立場でオリンピックや国体へ同行し、選手のパフォーマンスの向上に貢献できると思います。

 

2012年11月16日 読売新聞)

 >>>>北欧の話を聞くたびに 歯科医師は国民から必要とされていることを羨ましく感じています。日本では まだまだですね。これはなぜでしょうか? 歯を大切にすることで自分の健康が良好に保たれること、国民一人一人に浸透していないから、も一つでしょう。他にもあるはず。

基調講演 よくかんで肥満予防

yomiDr. (YOMIURI ONLINE)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=68097

私たちが食事をする時には、緊張をほぐし、消化吸収を促進する副交感神経が働きます。幸せな気分が得られる神経伝達物質「エンドルフィン」が脳内に分泌されます。

でも、ただ食べれば楽しくリラックスできる、というわけではありません。家族や仲間の存在と、健康な歯が欠かせません。

私は、高齢者の歯科を担当しています。一人一人を診察する際には、きちんとかんで食べているかをしっかり確かめています。

かむことには様々な効用があります。

大きな音を聞かせることで人にストレスを与える研究では、ガムをかんでいる時は、ガムをかんでいない時に比べると、感じているストレスの度合いが44%も軽減していました。

また、長野県のある小学校では、給食の時に、かむ回数を数えるようにしました。すると、よくかんで食べるようになり、味が分かるようになり、給食を残す量が減りました。さらに分かったことは、肥満の児童は、肥満でない児童に比べて、かむ時間が約3分短かったのです。

ゆっくりとよくかむことは、肥満を予防します。よくかむことは、脳の満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを抑えます。体脂肪を燃やして体重を減らす効果があるとも言われています。よくかまずに短時間に大量に食べると、血糖値が急激に上昇し、インスリンの分泌が増えて糖が脂肪組織に取り込まれ、肥満につながります。

いま話題のメタボリックシンドロームの健診で、「何でもかんで食べられるか」という質問をしたところ、よくかめない人は、血糖値や中性脂肪、肥満度の目安となる体格指数(BMI)が高い、という結果が出ています。

かむことは、脳の血流を増やし、認知症の予防につながると言われています。歯を失うとアルツハイマー型認知症になりやすい、との研究が1990年ごろから出てきました。

アルツハイマー型認知症は、食生活とも関係しています。野菜や果物、魚をよく食べると予防になります。簡単にできそうでも、歯が痛んだり、上手にかめなかったりすると、とても実践できません。

最後に、かむ能力「咀嚼(そしゃく)能力」と、健康で暮らせる期間「健康余命」の研究について話します。みなさんは、普段の食事でかみ切れる食品のうち、最も硬いものは何でしょうか。

4000人以上のデータを分析した研究では、さきいかやたくあんをかみ切れる65歳の人の健康余命は、男性17年、女性19年と報告されており、かみ切れない人の健康余命(男性14年、女性16年)の人より明らかに長くなっています。

いつまでも元気で人生を楽しむため、まず、きちんとかめるようにしましょう。普段から、歯や義歯を手入れし、歯や義歯の具合が悪ければ、歯科医に相談することが大切です。

2012年11月15日読売新聞

>>>身につまされるのは、私だけ?

 

乳幼児 歯ブラシ事故増加

読売オンライン

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/cnews/20121031-OYT8T00430.htm

くわえ歩いて転倒 口をケガ

 乳幼児が歯磨き中に転倒するなどし、歯ブラシで口の中をケガする事故が増えている。歯ブラシの危険性に対する認識が保護者に薄いことに加え、子どもが居間や寝室でも歯磨きするようになったことも事故発生の背景にあるようだ。

今年1月、歯磨き中に歯ブラシをくわえたままソファから転落した男児(4)が東京の医療機関に運び込まれた。居間にあるソファのひじ掛け部分(高さ約50センチ)に立って歯ブラシをくわえていたところ、床に落ちたらしい。口の中に刺さった歯ブラシを母親が引き抜いたが、途中で折れていて先端が見つからない。頭部の精密検査で喉の奥にプラスチックの柄の先端部分(約2・5センチ)が刺さっているのが見つかり、摘出手術を受けた。

2月にも、男児(1)が右頬内側に歯ブラシを突き刺して口内の皮膚が破れ、病院で縫合手術を受けた。歯ブラシをくわえたまま、夕食の後片付けをしていた母親の背中に勢いよく抱きついたという。

いずれのケースも命に別条はなかったが、日本小児科学会「こどもの生活環境改善委員会」は今年9月、こうした歯磨き中の歯ブラシ事故が相次いでいるとして学会誌で事例を紹介して警鐘を鳴らした。

実際、子どもが歯磨き中に歯ブラシでケガをする事故は増えている。消費者庁などが全国13の医療機関から消費生活上の事故情報を収集する「医療機関ネットワーク」によると、子ども(1~6歳)が歯磨き中に歯ブラシでケガをして病院へ運ばれた事故は、2010年に1件だったが11年に15件、12年は9月までで17件と急増。東京消防庁の調査でも、07~11年の5年間で229人(0~5歳)が歯ブラシの事故で救急搬送された。(中略)

明海大学歯学部教授(口腔(こうくう)小児科学)の渡部茂さんによると、子どもは立って歩きまわるようになる1歳前後から、行動が活発になる3歳前後の間に、転倒による歯の外傷事故が増える。「歯ブラシに鋭利な部分がないため、危険性を認識していない保護者が多い。しかし、くわえたまま全身の体重が加われば簡単に刺さって脳に達する危険もある」と渡部さんは注意を促す。

こうした事故が起きる背景には、子どもの歯磨き習慣の変化もあるようだ。渡部さんは「子どもが歯磨きをする際、親が仕上げ磨きをしてやることが習慣化して、洗面所以外で歯磨きをすることが当たり前になっている」と指摘する。

「歯ブラシ事故はまれなことではなく、身近に起きることを知ってほしい。その上で、洗面所から移動して磨く時は周囲の大人が十分に注意し、歯ブラシをくわえたまま歩き回ることは絶対にやめさせましょう」と話している。(月野美帆子)

>>>歯科医師からも注意を促すべきかもしれません

社会保障審議会で協会けんぽの財政について討議、現在の国庫補助率等維持の場合は平成29年度に保険料率11.2%との試算も

医療経済出版

http://www.ikeipress.jp/archives/5295

厚生労働省は11月7日、第57回社会保障審議会・医療保険部会を開催した。主な議題は2つで「協会けんぽの財政状況について」と「産科医療保障制度について」だった。  特に焦点となっているのは、平成22年度~24年度の措置として13.0%から16.4%に引き上げられている国庫補助率と、後期高齢者支援金への総報酬割(現在は3分の1に導入)の問題。協会けんぽとしては国庫補助率の維持(あるいは引上げ)と総報酬割全面導入の両立が望ましく、財務省は総報酬制を全面導入して国庫補助率は抑制、健保組合は現状での総報酬制には反対と立場は割れており、厚生労働省がどこに落とし所を探るか非常に難しい情勢だ。  資料の中では、協会けんぽの保険料率の推移を6つのケースで予想しているが、現行の国庫補助率16.4%、総報酬制の1/3導入が維持された場合で、平成29年度には保険料率が11.2%に達するとされている。また、協会けんぽに比して健保組合の保険料率が平均として低いことや、加入者の所得水準が高いことを示す資料も掲載されており、厚生労働省としては総報酬制を全面導入したい意向だ。ただし、健保組合では組合による財政状況の格差も大きく、すでに協会けんぽより保険料率が高くなっている組合も存在する。また、保険料率の伸びが抑えられているのは健康維持の努力が反映されているためとの主張もあり、現状での総報酬制の全面導入には強く難色を示している。  後期高齢者医療制度の改革が必要という点では各所の認識は一致しているものの、政局の混迷で国民会議の立ち上げも遅れている。抜本的な改革案が出るまでに財政の一層の悪化を招かないためにも、国庫と各団体、制度間でのバランスのとれた調整が必要とされている。

※総報酬割/後期高齢者医療制度への保険者からの支援金の割り振り方法。加入者の所得水準が高い保険者ほど支援金の負担割合が高くなる。現在は1/3に導入されており、残りの2/3は加入者の人数をベースに割り振る加入者割となっている。

「手取り収入が15万円…」 歯科医師逮捕 診療報酬100万円着服容疑

msn産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121109/crm12110913280011-n1.htm

2012.11.9 13:27

 診療報酬約100万円を着服したとして、警視庁光が丘署は、業務上横領の疑いで、東京都板橋区南常盤台、歯科医師、細畑広行容疑者(58)を逮捕した。同署によると、「手取り収入が15万円ほどしかなく、家族への仕送りや生活費のためだった」などと容疑を認めている。

逮捕容疑は、練馬区の歯科診療所で医院長として勤務していた昨年8~9月、計2回にわたり、60代の女性患者に行ったインプラント治療の診療報酬計約100万円を着服したとしている。歯科助手に指示して治療したことをカルテに記載させなかったという。

内部調査で不正が判明し、診療所が同年12月、光が丘署に告訴していた。

細畑容疑者は平成17年にも、当時開業していた医院で診療報酬の不正請求を行ったとして、厚生労働省から医業停止1カ月の行政処分を受けていた。

極楽浄土願い?人間の歯4200本発掘 松本の牛伏寺で

信州ライブオン

http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_230816

 

松本市内田の牛伏寺(ごふくじ)にあったとされる納骨施設「骨堂」の跡地で、人間の歯4200本余など大量の遺物が発掘された。多くは江戸時代のものとみられ、自然に抜けた歯を納めた可能性がある。同寺や専門家によると、寺で関連の文献は見つかっていないが、県内で同様の風習は確認されておらず、珍しい。

発掘は寺誌の編さん事業の一環。歯を調査した松本歯科大(塩尻市)が1日夜、同寺で編さんに携わる人らに概要を報告した。同大側は、前歯や奥歯などが満遍なくあり、木や石で作られたとみられる入れ歯もあったと解説。すり減り具合などから「若い世代の歯の可能性は低く、生前、自然に抜けた歯を納めた可能性が高い」としている。

江戸や明治の寺を描いた図に現存していない「骨堂」と書かれた場所があり、ことし5月に調べたところ、大量の歯を発見。他に江戸期の貨幣や牛の置物も出土した。

調査に当たり、この日の報告会に出席した県立歴史館(千曲市)の原明芳考古資料課長(56)によると、歯を納める風習は山形県庄内地方にあった。今回、仙台藩で使われていたとみられる貨幣が見つかった点も含め、原課長は「極楽を願い、遠くから歯を納めに来ていた可能性もある」と推測している。

牛伏寺は、厄よけ祈願の寺として親しまれている。副住職の大谷宥秀(ゆうしゅう)さん(35)は「寺のまだ知られていない面が少しずつ見えてくればいい」と話していた。

(提供:信濃毎日新聞)

口腔がんへの関心を啓発

タウンニュース 小田原版

http://www.townnews.co.jp/0607/2012/11/03/164067.html

小田原歯科医師会(河野力会長)による無料の口腔がん検診が、10月25日に市保健センターで行われた。この検診は近年増加傾向にある口腔がんの早期発見・治療に対する重要性と知識の普及を図ることを目的に、同会が昨年から始めたもの。2回目となる今回は32人の定員に対し、141人の申込みがあった。
問診から始まった検診は、触診、口腔内所見へと進んだ。同会会員の歯科医師と、東海大学歯科口腔外科の専門医によるダブルチェックの後に診察結果が告げられ、要精密検査の結果が出た受診者には、その場で紹介状を出す対応がとられた。
受診した市内在住の大川賀子(よしこ)さんは「口の中のことは自分では分からない。問題なしという検診結果に非常に安心した」と話した。