平成25年度(第106回)歯科医師国家試験合格率

厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/siken02/about.html

平成25年2月2日(土)、3日(日)に実施した標記試験の合格者数等は以下のとおりです。

                                                                         記

出願者数 受験者数 合格者数 合格率
新卒者 2,786人 2,373人 1,907人 80.4%
全体 3,764人 3,321人 2,366人 71.2%

-後略-

>>>なつかしい。でも、今は昔よりきびしいかも・・・

 

診断書の料金、格差は10倍

NHK 生活情報ブログ http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/149156.html

保険の請求などに必要な医師の診断書の料金は、病院によって1000円から1万円余りとおよそ10倍の格差があるという調査結果がまとまりました。

この調査は、民間の調査会社「医療経営情報研究所」が去年10月、全国の病院を対象に行い、およそ400か所から回答を得ました。それによりますと、保険会社や勤務先などに提出する詳しい診断書の作成、発行に係る料金は、最も安い病院では1000円、最も高い病院は1万500円で、およそ10倍の差がありました。また、地域によっても差があり、最も高かったのは四国で平均4988円、次いで東北が4760円、最も安かったのは近畿の平均3176円でした。

調査した研究所によりますと、医師の診断書は、病院が自由に料金を設定できるため、患者からは「ほかの病院と比べて診断書の料金が高い」などの病院に対する苦情も寄せられているということです。医療経営情報研究所の田中利男さんは、「患者に分かりやすく病院内で掲示したり、ホームページで料金を示したりするほか、支払いの際にも診断書の料金を明示して理解してもらうことが重要だ」と話しています。

>>>10倍もの差があるとは驚きです。歯科はどうなんでしょう。

茨城県と茨城県歯科医師会が、新たな「災害時の歯科医療救護についての協定」を締結

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5846

茨城県と茨城県歯科医師会は、東日本大震災等の反省を踏まえて平成19年2月に締結した「災害時の歯科医療救護についての協定」について、新規の対策を追加するなどした新たな協定を締結した。  主な改正内容としては、口腔ケアチームが避難所で高齢者等へ口腔ケアを実施すること、被災した他県等からの支援要請により歯科医療チームを派遣することなどが加えられた。また、甚大な被害(多数の死亡者の発生時等)に備え、大学や茨城海上保安部などとの連携を推進することも決められた。新たな活動体制としては、歯科医療チームの中で「口腔ケアチーム」「個人識別チーム」を設け業務内容を明確にすることとした。  茨城県歯科医師会の森永和男会長は「3月11日に協定を締結したことは、大変意義深いものがある。東日本大震災以降、災害時の歯科医療救護の対応を強化した。本協定締結により、広く県民の災害時の健康保持等について寄与できることになる。今後、県民の健康保持や災害にしっかり対応できるよう関係団体と連携して進めていきたい」とコメントしている。

>>>行政と歯科医師会の二人三脚ですね

日本歯科医学会、会誌 第32巻発行 アンケ回答を依頼

ha-ppy-news.net http://www.ha-ppy-news.net/topics/106800.html

日本歯科医学会は、日本歯科医学会誌 第32巻を発行し、最新歯科医学の情報提供だけでなく、臨床の場においても役に立つ情報を発信することで、内容の充実を図り、歯科医学の発展に寄与することを目的にした、読者アンケートへの回答を呼びかけている。

第32巻の主な内容は、第22回日本歯科医学会総会 報告、特別企画・座談会「地域住民の生活を支える歯科医療を確立しよう」~健康長寿社会を共創するかかりつけ歯科医機能~、学術研究「平成23年度総合的研究推進費課題」・アミノ酸ラセミ化率を指標とした歯からの年齢推定の確立、などとなっている。

>>>臨床に役立つ学術誌・・・大歓迎です

「たばこ」PM2.5の塊 脳卒中やがんリスク高まる

日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO52617740Z00C13A3MZ4001/

「たばこ」PM2.5の塊 脳卒中やがんリスク高まる 喫煙の居酒屋は北京並み

2013/3/10付

中国で発生した微小粒子状物質(PM2.5)が大陸から飛来する越境汚染への関心が高まっている。ところが、身近なところに濃度が極めて高い場所がある。喫煙可能な室内だ。例えば、禁煙していない居酒屋だと、北京市の最悪時の濃度と変わらない。専門家は屋内の全面禁煙を訴えている。
「PM2.5はたばこの煙も危険だ」。医師らでつくる日本禁煙学会は2月、こんな見解を発表した。直径が2.5マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル以下の微粒子は化石燃料や草木などが燃えたときに発生する。たばこの煙もそのひとつで、フィルターを介せずに周囲に広がる副流煙に多い。中国から飛来するPM2.5よりも「受動喫煙の影響の方が大きい」と主張する。

■ショッキングな数字
たばこによる身近な環境のPM2.5濃度 様々な研究者が実際に測定したデータをまとめた学会の資料には、ショッキングな数字が並ぶ。自由に喫煙できる居酒屋のPM2.5の濃度は空気1立方メートルあたり568マイクログラム。中国政府が「最悪」と評したときの北京市の大気とほぼ同じ水準だ。禁煙席でも、喫煙席とガラスや壁で完全に仕切られていない場合は同336マイクログラムに達した。
日本癌(がん)学会など18の学会でつくる禁煙推進学術ネットワークが2月下旬に公表した調査も、同じような結果だった。福岡市にある喫煙可能な喫茶店では同300マイクログラムを超えた。禁煙学会理事長の作田学医師は「禁煙学会に所属する医師たちは2006年ごろからたばこのPM2.5問題を訴えてきた」と話す。
PM2.5濃度と健康への影響国の環境基準値は1日平均で同35マイクログラム、環境省の検討会がまとめた外出自粛などを呼びかける暫定指針は同70マイクログラムだ。禁煙学会などのデータは環境省や自治体が発表する速報値に相当する。1日分の測定値から1時間分の平均を示す環境基準値とは単純には比較できない。ただ、大気汚染の速報値で同100マイクログラムを超すことはほとんどない。
「客なら滞在していても1~2時間なので影響は少なくて済む」。こう考える人もいるだろう。しかし、様々な研究から、多くの専門家が短時間でも悪影響はあると結論づけている。1日中いる従業員の場合はなおさらだ。産業医科大学の大和浩教授は「屋外の汚染を怖がるのなら、喫煙可能な喫茶店や飲食店を怖がってほしい」と話す。

たばこを吸う家族がいると、住宅内のPM2.5濃度は大きく上昇する。大阪市立環境科学研究所の調査によると、誰もたばこを吸わない家庭は同20マイクログラム程度だったのに対し、喫煙者のいる家庭では同50マイクログラム前後に達した。
会社や学校に行く家族は半日、他は1日中家庭で過ごす。たばこを吸わない家族も環境基準値を上回る濃度のPM2.5にさらされる。小さな子どもや肺に病気を持つ人はPM2.5の影響を受けやすいとされる。大和教授は「こうした人たちがいる家庭は禁煙にすべきだ」と訴える。

■空気清浄機も限界
空気清浄機を使っても、たばこのPM2.5を取り除くのは難しい。ベランダなどでたばこを吸う「ホタル族」は少なくないが、PM2.5はサッシの隙間から入り込むほか、呼気に含まれたり、衣服に付着したりするため、室内に持ち込んでしまうという。
問題は大気中に漂うPM2.5よりもたばこの煙の方が有害性が高いことだ。煙の中には70種類近い発がん性物質が含まれている。「様々な調査から、受動喫煙による死亡リスクはPM2.5の値よりもはるかに高い。怖がるのなら、明らかにたばこの方だ」と大和教授は強調する。
完全分煙にするか、室内を全面禁煙にしないと、効果は薄い。国立がん研究センターの推定では、受動喫煙で死亡する人は年間6800人に達する。英国やイタリアなど受動喫煙防止法を導入した国では、心筋梗塞などのリスクが減ったとの報告がある。越境汚染だけでなく、身近にリスクが存在することも認識する必要がありそうだ。

(浅沼直樹)

>>>タバコを吸う人も近くにいる人も、北京にいるより危険らしい。

味覚機能  高齢化や口の衛生で変化

みんゆうNet(福島民友新聞社) http://www.minyu-net.com/kenkou/dental/130308den.html
健   康 2013.03.08
味覚機能

高齢化や口の衛生で変化
年齢とともに、食べ物に対する好みが変わるといわれます。濃い味付けを好むようになったり、軟らかいものを多く取るようになったりすることです。これは、味に関する感受性が変わったために起こります。  口の中には味を感じ取る味蕾(みらい)という組織があります。その多くは舌の表面にあるといわれています。  味物質が唾液に溶けると、味蕾の中にある味細胞を刺激して、それが脳に伝わって味を感じることになります。  残念ながら、年を重ねるにつれて味覚機能は低下します。味には基本的に甘味、塩味、酸味、苦味の四つがあります。このうち甘味、塩味は、年を取るにしたがって味を感じにくくなる傾向があります。また、口の衛生状態が悪くなると、味を感じにくくなるといわれています。  従って、口の衛生状態が改善されれば味覚が回復し、砂糖や塩などの調味料の使用量を減らすことができるのです。また、よくかんで食べることで、唾液が分泌し、消化もよくなります。  むし歯や歯周病のない、よくかめる口を目指して、日ごろの手入れと、1年に1回程度、歯科医院で定期点検を受けてはいかがでしょうか。 (県歯科医師会)
=次回掲載3月22日

>>>口腔衛生 → 味覚の回復 → 砂糖、塩の減量 → 健康維持

日本学校歯科医会、新会長に清水惠太氏

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5823

社団法人)日本学校歯科医会は次期会長予備選挙を行い、清水惠太氏(愛媛県)を新会長に選出した。選挙は代表会員による郵送投票によって行われ、3月8日に開票された。清水惠太氏と丸山進一郎氏(東京都)の2名が立候補していたが、下記のような投票結果となり、清水氏が新会長に選出された。

▼投票結果 投票総数 120票 清水惠太 78票 丸山進一郎 40票 無効 2票

震災備え歯磨きセットを配置 津歯科医師会

中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130310/CK2013031002000024.html

大規模災害に備え、津市の津歯科医師会が、歯ブラシと歯磨き液1万3千人分を購入し、市内の各歯科医院に配置した。災害後の避難所生活では歯磨きができず、口の汚れが原因の誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなる高齢者が多いため。歯科医師自らが避難所に届け、歯磨きの重要性を伝えることで、悲劇を防ぐ。
会に加盟する津市内の137医院に、歯ブラシ100本と歯磨き液24本をそれぞれ配った。水が使えない場合を考え、歯磨き液は水なしで使うタイプ。口に含み、磨き終わった後に吐き出す。飲み込んでも無害という。
歯磨きの重要性が浮き彫りになったのは、1995年の阪神大震災のとき。神戸市などの調査では、地震による家屋倒壊や火災などで亡くなったのは5千5百人余。一方で間接的な要因による死者は、震災後2カ月以内で9百二十二人に上った。4割が肺炎で、口内の細菌が唾液などとともに肺に流れ込んで発症する誤嚥性肺炎も含まれる。高齢者は、のみ込む力が弱るため誤嚥しやすく、口の中を清潔に保つことが重要になる。
津市は東海、東南海、南海地震の発生で、最大1万6千人の避難者が出ると想定される。歯磨きセットは行政なども備蓄しているが、被災者に届くまでに時間がかかる。市内各地に分散している歯科医師が避難所や医院で配ることで、早く被災者に届くようにする。
鎌谷義人会長(55)は「全国から物資が届くまでの間、口の健康を守り、亡くなる人を減らしたい」と話している。

(宿谷紀子)

>>>震災による教訓・・・活かさなければ

北九州八幡東病院:口腔ケアの取り組み、地域にPR /福岡

毎日jp http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130310ddlk40040194000c.html

北九州八幡東病院(八幡東区)で9日、地域の人たちに病院の取り組みについて知ってもらうオープンホスピタルと患者の家族会があった。病院は口腔(こうくう)ケアに積極的に取り組んでおり、いつまでも口から食べられるよう口腔機能の維持の重要性について歯科衛生士が詳しく説明した。
病院は昨年4月から入院時に歯科衛生士の歯科口腔診査を実施。診査の結果、治療が必要な場合は、連携施設の九州歯科大学と八幡歯科医師会に往診を依頼。退院後も継続して歯科治療が受けられるようにしている。
歯科衛生士を配置している総合病院は少ないといい、馬場三重子看護部長は「高齢者が肺炎を起こして亡くなるケースの大半が誤嚥(ごえん)によるもの。口腔機能低下による誤嚥性肺炎を防ぎ、最後までおいしく食事をしてほしいという思いで病院全体で口腔ケアに取り組んでいる」と説明する。
この日のオープンホスピタルでは、歯科衛生士の中村真理さんが写真を見せながら「食べたり、話したりする口の機能を保っていくには継続的なケアが必要」と呼び掛けた。【佐藤敬一】
>>>病院も積極的に口腔ケアを進めてほしいものです。

ストレス軽減、運動効果も 笑いと元気の不思議な関係

日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO52345710S3A300C1MZ4001/

笑いは人生を豊かにする。経験的にも体によい感じがする。最近は、医学や脳科学の観点から健康維持に役立つ理由を探る研究も活発になっている。しかし作用の仕組みは明確に分からず、信頼性の高い調査も少ない。笑いと健康の関係はどこまで分かってきたのだろうか。何がよい効果をもたらすのだろうか。

 元気で長生き研究所(大阪市)を主宰する昇幹夫所長は、現役の産婦人科と麻酔科の医師でもある。1980年代半ばから笑いがもつ医学的効用に関心を寄せ、この10年間で笑いを勧める講演は1700回を超えた。「笑顔は世界共通の施しの行為」と唱え、「出産に立ち会い赤ちゃんの笑顔を見ることが、私の最高の健康法です」と聴衆に語りかけている。

■増える論文の数

 笑いが医療に取り入れられた端緒は、米国の雑誌編集長だったノーマン・カズンズ氏が強直性脊椎炎という難病にかかり、笑いを取り入れた治療で完治した経験を著名な医学雑誌に報告した76年のことだ。ユーモア小説を読んだり喜劇映画を見たりして大笑いすると痛みが和らいでぐっすり眠れるようになり、数カ月後には職場復帰した。カズンズ氏はその後、カリフォルニア大学医学部教授に転じ、笑いの治癒力を説いた。

 これを機に笑いの効用を科学的に解き明かそうとする研究が始まった。日本でも94年に初めて、笑いが免疫機能を高める可能性を示す実験が報告され研究が増えてきた。ストレスの軽減や血糖値の上昇を抑える効果、血圧の低下を調べる例が多い。

 笑いと健康の関係に詳しい大平哲也・福島県立医科大学教授が世界の主要医学誌を登録するデータベースで「笑い」を含む論文数を調べたところ、82~86年の5年間に27件だったのに対し、2007~11年の5年間には121件と4.5倍に増えた。

 注目度は高まっているが、笑いが健康によいという理由をはっきり証明できたわけではない。大平教授は「長期間追跡した調査がまだない」と明かす。

 免疫機能の向上やストレスの軽減など短時間で一過性の効果は確かめられても、それが長期間の健康維持にどう役立っているのか、本当に元気で長生きにつながっているのかが調べられていない。効果をもたらす仕組みも不明なため、笑うと健康になるのか、健康だからよく笑うのか、因果関係をつかむ議論はいつも堂々巡りになる。

 現時点で信頼できる笑いの医学的な効用とは何か。大平教授は「運動とストレスの解消」の2点を指摘する。

■カロリーを消費

 声を出して大笑いした後は腹筋が痛くなる。笑い方にもよるが、笑いは運動と同様に筋肉を使いカロリーを消費することは確かなようだ。ストレス解消では、笑いが脳内の血流を増やしたり自律神経を安定にしたりする作用は認められている。ただこれは音楽鑑賞や旅行、趣味などに熱中した時などにも見られ、笑いに限った現象ではない。

 笑いと関係の深い暮らし方も調べる必要があるかもしれない。元気で長生き研究所の昇所長は「感情を抑え込まないことが大事」と話す。「笑いをきっかけにして喜怒哀楽を4・1・2・3の比率で過ごせるようにしよう」と付け加える。大平教授は「よく笑っている人は、人と話す機会が多い。社会とのつながりがあるかどうかも重要な指標」と解説する。

 心から笑っているのか、愛想笑いをしているのか、笑いの種類を客観的に判定する方法を確立しようとする事業もある。NPO法人のプロジェクトaH(東大阪市)は、笑いの強さと量を計測する装置の開発に取り組んでいる。

 顔と腹の筋電位とのどの振動を測り、笑いの種類に応じて点数化する。単位は「aH(アッハ)」といい、数値の算出方法などを改良中。実用化すれば「毎日100aH以上笑う人の平均寿命は85歳」というような分析が可能になると、期待を寄せている。

 知能を発達させた人間にとって笑いの力は絶大だ。作用の仕組みが分からないからといって、ぞんざいに扱ってはいけない。笑いのあふれる生活を送れるようにしよう。

(編集委員 永田好生)

>>>笑いは人生の潤滑剤