歯が多いと健康寿命長い 東北大、7万人分析

■かめる食べ物に違い→栄養状態に差

 

高齢者では残っている歯が多いほど日常生活に制限がない「健康寿命」が長く、要介護期間が短いとする研究結果を、東北大歯学研究科の松山祐輔歯科医師が米国の専門誌に発表した。歯の本数と要介護期間の長さの関連はこれまで明らかでなかったとしている。全国24自治体の65歳以上の男女を対象に実施された大規模な調査「日本老年学的評価研究(JAGES)」の一環。対象者に質問用紙を配布し、歯の本数を含む情報を記入してもらうとともに、自治体が持つ死亡日、要介護認定の期日データと照らし合わせる方法を用い、平成22年から3年間追跡できた約7万7千人について年齢、性別で分けて分析した。

入れ歯の使用や既往歴、喫煙や飲酒の習慣、肥満度(BMI)などの影響を取り除いて解析した結果、健康寿命で最も差が大きかったのは85歳以上の層。歯が20本以上残っている場合、0本の人に比べて健康寿命が男性で92日、女性で70日、それぞれ長かった。

 

要介護の期間でも、差が最大になったのは85歳以上。健康寿命と同様に歯が20本以上の人を調べると、要介護期間は、男性では0本より35日少なく、女性では0本より55日少なかった。他の年齢層のデータを加え平均した結果でも、歯が多いほど健康寿命が長く、要介護期間が短い傾向がうかがえた。松山さんによると、かむことができる食べ物の違いによって栄養状態に差があることなどが影響した可能性が考えられるという。「高齢になっても自分の歯をなるべく多く保てるよう、歯周病予防を含めた適切な歯科診療を受け、日ごろのケアで異常を感じたら早めに受診することが大切だ」と松山さんは話している。

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産経ニュース  2017.8.29

http://www.sankei.com/life/news/170829/lif1708290009-n2.html

口腔内と全身状態との関連性については、みなさんご承知のとおりですが、改めて、この関連性が示されました。健康寿命で最も差が大きかったのは85歳以上の層ということで、それまでのメンテナンスは非常に重要な意味を持ちます。口腔内の定期的なメンテナンスが重要であることを患者さんに説明するうえでも、このデータは有用なものになるかと思います。

花粉症の舌下免疫療法 秋は治療開始のタイミング

日本人の4人に1人が花粉症に悩まされているとされる現代。花粉症といえば春を思い浮かべるが、スギ花粉による花粉症に大きな効果が期待できる「舌下(ぜっか)免疫療法」は、花粉が飛んでいる時期には始めることができない。専門家は「花粉症がつらかった春の記憶が残っている秋から、治療を始めましょう」と呼びかけている。(櫛田寿宏)

◆根本的な体質改善

花粉症の治療には、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を薬で抑える対症療法と、アレルギーの原因となる物質を少量ずつ投与して体をスギ花粉などに慣れさせていくアレルゲン免疫療法がある。

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2017.8.29   産経ニュース

http://www.sankei.com/life/news/170829/lif1708290007-n1.html

花粉症の早期治療についての話題です

臍帯血は「宝の山」 再生医療に期待も現状は難しく 学会は厳格な対応求める

臍帯血には、血液のもととなる造血幹細胞だけでなく、あらゆる組織になる幹細胞が含まれているとされる。そのため、機能が失われた組織や細胞を再生させる「再生医療」への応用が期待される。ただ現状で効果が認められているのは、白血病など一部の病気への造血幹細胞移植だけだ。「上の子供が病気になったから、下の子供の臍帯血を移植に使いたい」。東京都内の大学病院の産科医は、第2子の出産を控えた妊婦からこんな相談を受けたことがある。この病院では臍帯血の採取やバンクへの紹介はしておらず要望は断ったという。国内では、日本赤十字社が唯一の公的な臍帯血バンクとして、非血縁者への移植に使う臍帯血の保存や管理を行っている。一方、今回、臍帯血が流出した「つくばブレーンズ」は、自身や家族の将来の治療のために臍帯血を採取、保存する私的バンクだ。再生医療に詳しい医師は「あらゆる組織のもととなる幹細胞が含まれる臍帯血は再生医療の現場では宝の山だ。将来はあらゆる治療に使えるのではないかとの期待から、私的バンクを利用する人もいる」と話す。

ただ、私的バンクの品質管理には不安もあり、長期保存をうたいながら経営難で破綻する恐れもある。日本造血細胞移植学会は、有効性や安全性が評価されていない移植が行われただけでなく、通常の造血幹細胞移植と認識できない医療行為が「臍帯血移植」と表現されているのではないかと指摘。「国がしかるべき対応を取ることを望む」と厳格な対応を求めた。

 

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産経ニュース  2017.8.27

http://www.sankei.com/life/news/170827/lif1708270035-n2.html

 

再生医療については、ips細胞を含め非常に注目されている医療になっており、様々な可能性が期待され、過去では想像もできなかった夢のある報告もされています。臍帯血に関しても、同様の期待がされていますが、管理体制などを含め、難しい問題が多く残っているみたいです。きちんとした管理体制を構築し、有効かつ安全な医療が提供されるよう望みます。

遺伝子改変で手先器用なマウス…神経回路を特定

人やチンパンジーなどの霊長類が細かく指を動かすことを可能にする神経回路を特定し、遺伝子改変技術でマウスの手先を器用にすることに成功したと、米シンシナティ小児病院医療センター(オハイオ州)の吉田富ゆたか准教授らのチームが発表した。運動障害を持つ人の治療法の開発に役立つ可能性があるという。論文が米科学誌サイエンスに掲載された。

研究チームは指を1本ずつ動かすことができないマウスの神経回路を詳しく調べ、生後間もないマウスには、この動作を可能にする神経回路があることを発見、関連する遺伝子を特定した。マウスが成長し、神経細胞で関連遺伝子が働くようになると、細胞同士の結合が切断されて不器用な手の動きになることもわかった。

 

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Yomiuri Online   2017.8.27

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170826-OYT1T50072.html?from=ytop_ylist

 

O157で4人入院 埼玉・川越の飲食店、下痢などの症状

埼玉県川越市は25日、同市内の飲食店「ナポリの食卓 パスタとピッツァ川越店」で食事をした県内在住の5グループ13人中、7人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、うち4人が入院したと発表した。同市保健所によると、7人は18~77歳で、11、12日に同店でパスタとピザ、サラダなどを食べ、13日~17日、下痢や腹痛などの症状を訴えた。いずれもO157が検出された。

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産経ニュース   2017.8.25

http://www.sankei.com/life/news/170825/lif1708250038-n1.html

感染が広がっているみたいですね

川崎で結核集団感染、30代の男性死亡

川崎市は25日、市内で結核の集団感染が発生したと発表した。市内の30代の男性会社員から家族や同僚ら計11人に集団感染し、うち3人が発病した。市によると、男性は昨年8月ごろからせきが出始め、今年4月に肺結核と診断、その後、死亡した。市が接触者診断を実施したところ、男性の家族や親類3人が発病したほか、親類5人と同僚や知人3人が感染していた。市内では6月、2年3カ月ぶりに集団感染が発生しているが、市は今回の集団感染との関連性を否定している。

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産経ニュース   2017.8.25

http://www.sankei.com/life/news/170825/lif1708250027-n1.html

気を付けないといけないですね

優勝は広島大学5年の吉野舞さん―第23回スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム

第23回スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)が8月18日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。SCRPは歯科学生が研究成果を英語によるプレゼンテーションで競うもので、現在は世界5大陸39ヵ国で行われている。

本年度の優勝者には吉野 舞氏(広島大学歯学部5年生)が選ばれ、日本歯科医師会の堀憲郎会長から優勝杯が手渡された。研究テーマは『単一細胞トランスクリプトミクスによる骨芽細胞の多様性の解析』。受賞者と演題は次の通り。

 

・準優勝:福留彩音さん(日本大学歯学部5年生)

演題『歯槽骨吸収予測指標としての歯肉溝滲出液中ストレスシグナリングの解析と臨床応用への検討』。

・基礎部門2位:松本夏さん(大阪大学歯学部4年生)

演題『オートファジー誘導にはカリウム流入を抑制するホスファターゼが必須である』。

・臨床部門2位:柳田陵介さん(東京歯科大学5年生)

演題『フッ化物微量拡散法による乳児一日フッ化物摂取量評価』

 

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医療経済出版  2017.8.21

http://www.ikeipress.jp/archives/9538

 

飲酒 適量なら健康にいい?

高血圧で通院している70代女性が「最近、寝る前に1~2杯梅酒を飲むようになったのよ」と言います。女性はこれまでお酒をほとんど飲まなかったのですが、「適度な飲酒が健康に良い」と友人から聞き、それならばと飲むようにしたそうです。適度な飲酒は、全く飲酒しないことに比べて、認知症や心臓病になりにくく、より長生きできるといった医学的な研究報告があり、飲酒は適度ならむしろ健康に良いと考えられてきました。しかし最近、これまでの研究結果の多くにデータの偏りがあるのではないかと指摘されるようになりました。例えば、調査時点で「飲酒しない」グループには、過去に飲酒歴があって健康上の問題など何らかの事情で禁酒に至った人も含まれ、不健康な人が多い可能性があります。この人たちは、実際は飲酒の影響を受けているのですが、それが調査に反映されていないわけです。

また、高齢になるまで飲酒を続けられるのは、もともと健康だからかもしれません。つまり、適度な飲酒をしたから長生きしたのでなく、もともと健康だから飲酒ができたということです。こうした観点から酒量と死亡率の関係を調べたさまざまな研究を見直した結果が昨年、報告されました。それによると、少量の飲酒をする人の死亡率は、生涯飲酒しない人と同等でした。心血管病に限って調べた死亡率でも、少量の飲酒をする人が、長期間飲酒しない人に比べ、低くないとの結果でした。この2つの調査では、過去に飲酒歴がある人が、その後にやめた場合、飲酒しない人より死亡率が高くなっていました。認知症についても、適度な飲酒で予防できるわけではなさそうです。英国で約500人を30年間追跡し、飲酒量と認知機能の関係を調べた研究が今年6月に発表されました。これによると、酒量が多いほど語彙テストの結果が悪く、記憶など認知機能に関係する脳の海馬という部分が萎縮していることが分かりました。適量とされる程度の飲酒でも、全く飲まない人に比べると良い結果ではありませんでした。これらの結果から、適量とされる飲酒も、本当は健康に良いとはいえないかもしれません。

冒頭の女性には、最近の研究報告を伝え、「好きで飲むならいいですが、無理に飲んでも良いことはないですよ」とお話ししたところ、どうやら飲むのをやめたようです。(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

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産経ニュース  2017.8.22

http://www.sankei.com/life/news/170822/lif1708220028-n2.html

 

私の中では常識であった、「少量の飲酒は健康にいい」は、少し考えないといけないかもしれません。今回示されたデータだけで、結論は出せないと考えられますが、「健康のためにお酒を適度に飲む」という事については、控えた方がいいのかもしれませんね。さらに詳しい研究が報告された時には、またピックアップしようと思います。

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汚染の総菜店はトングで取る方式 埼玉県が関係を調査 客「衛生面不安だった」

埼玉県熊谷市のスーパー「食彩館マルシェ籠原店」に入る総菜店「でりしゃす籠原店」で買ったポテトサラダを食べた6人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、女児(5)が溶血性尿毒症症候群(HUS)で意識不明の重体となっている食中毒で、同店は客がトングで取った総菜を量り売りするバイキング方式だったことが分かった。県は感染経路に関係するかどうか慎重に調べている。県などによると、ポテトサラダはでりしゃす籠原店が群馬県の食品加工工場から仕入れ、ハムやリンゴをまぜて販売していた。同じ工場から仕入れている系列店では今のところ食中毒は発生しておらず、でりしゃす籠原店での調理過程か陳列後に汚染された可能性が高いとみられる。

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産経ニュース  2017.8.22

http://www.sankei.com/life/news/170822/lif1708220040-n1.html

 

今後は衛生管理を徹底してもらいたいですね

がん遺伝子治療でトラブル相次ぐ…効果得られず

がん細胞の増殖を抑えるとされる遺伝子を注入する国内未承認の治療を行うクリニックで、期待した効果を得られなかったとする患者側とのトラブルが相次いでいる。効果や安全性が立証されないまま、保険適用外の高額な自由診療で実施するクリニックが問題となっており、専門の学会が国に対策を求めている。

「生きられると喜んでいた夫は、裏切られた思いに突き落とされました」。東京都内のクリニックでがん遺伝子治療を受け、その後に亡くなった男性患者の妻(49)が取材に心情を語った。

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Yomiuri Online 2017.8.12

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170810-OYT1T50131.html?from=ycont_top_txt

難しい問題ですね