日本医師会は6月27日の定例代議員会で、役員選挙を行った。現会長の横倉義武氏(福岡)と現副会長の中川俊男氏(北海道)が会長に立候補。選挙の結果、中川氏が191票、横倉氏が174票、白票が4票、無効票が2票となり、中川氏が会長に当選した。 中川氏は昭和26年生まれの69歳。同日が誕生日だった。札幌医科大学卒、北海道医師会所属。原中勝征会長の下で2年、横倉会長の下で8年副会長を務めた。今回、東京都医師会などの推薦を得た。
役員選挙終了後に会見した中川氏は、「日本医師会の英知を結集し、決めるべきときに決めるスピード感を持ち、国民の命と健康を守るためなら、どのような圧力にも屈しない医師会をつくる」と決意表明した。
副会長は、今村聡氏(東京)、猪口雄二氏(東京)、松原謙二氏(大阪)の3名。今村氏と松原氏は引続きの副会長となった。猪口氏は全日本病院協会の会長でもある。今後の役職について、「両立は難しいとの声も頂いている。今日以降、調整を図っていく」と述べた。
常任理事は以下の通り(10名)。 ●江澤和彦(岡山) ●長島公之(栃木) ●松本吉郎(埼玉) ●羽鳥裕(神奈川) ●城守国斗(京都) ●釡萢敏(群馬) ●渡辺弘司(広島) ●神村裕子(山形) ●宮川政昭(神奈川) ●橋本省(宮城)
また、横倉氏は名誉会長になった。
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Web医療と介護(2020年6月29日)