首相 歳出の聖域なき見直しを指示

NHK NEWS WEB 12月22日 19時42分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141222/k10014201571000.html

安倍総理大臣は経済財政諮問会議で、編成作業が進められている来年度・平成27年度予算案を巡り、関係閣僚に対し、財政健全化に向けて、高齢化などで毎年1兆円程度増え続けている社会保障費も含めて歳出を聖域なく見直し効率化を図るよう指示しました。
22日、総理大臣官邸で開かれた経済財政諮問会議で、政府側は、財政健全化に向け、社会保障費のいわゆる「自然増」分についても聖域なく見直し歳出の削減を図るなどとした「来年度・平成27年度予算編成の基本方針」の案を示しました。
また、民間議員は、平成32年度に基礎的財政収支を黒字化するという政府の財政健全化目標の達成に向けて、「経済再生・財政健全化計画」を来年夏までに策定したうえで、計画の進捗(しんちょく)状況を毎年度検証し、その結果を翌年度の予算編成などに反映させるよう提言しました。
これを受けて安倍総理大臣は、来年度予算案を巡り、「来年度、国と地方の基礎的財政収支の赤字を半減させるという目標を達成するため、最大限努力していく。社会保障費の『自然増』も含め聖域なく見直し、歳出の徹底的な重点化・効率化に取り組んでいくことが重要だ」と述べ、関係閣僚に対し、高齢化などで毎年1兆円程度増え続けている社会保障費も含めて歳出を聖域なく見直し、効率化を図るよう指示しました。
政府は今月27日に「来年度・平成27年度予算編成の基本方針」を閣議決定し、予算案の編成作業を加速させる方針です。

内閣府 第20回経済財政諮問会議
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2014/1222/agenda.html

平成27年度予算編成の基本方針(案)
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2014/1222/shiryo_04.pdf

社会保障費抑制などで国債発行圧縮へ

NHK NEWS WEB 12月22日 5時43分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141222/k10014170351000.html

編成作業が進められている来年度予算案では、借金として新たに発行する国債の額が、企業業績の回復による税収の増加などで今年度よりも減る見通しですが、政府は財政健全化の目標の達成に向け社会保障費の抑制など経費の一段の削減を進め、国債の発行をさらに圧縮する方針です。
政府は来月14日の閣議決定を目指し、来年度予算案の編成作業を進めています。
このうち借金として新たに発行する国債の額は、企業業績の改善や賃上げに伴う税収の増加などで、今年度の発行予定額である41兆2500億円よりも減る見通しになっています。
ただ、来年度は財政健全化の目標の達成年度となっているため、政府は経費の一段の削減を進め、来年度の国債の発行をさらに圧縮する方針です。
具体的には、介護報酬の引き下げなどによる社会保障費の抑制や、地方自治体の税収不足を補うため地方交付税に上乗せされている「別枠加算」の見直しなどに取り組み、新規の国債の発行額を6年ぶりに40兆円を下回る水準とすることを目指しています。
一方、政府は、今月27日に取りまとめる経済対策の規模を3兆円台半ばとする方向で調整していますが、財源には税収の増加分などを活用することで、今年度の国債の発行も当初の見込みよりも減額する方向で調整しています。

みんなの歯科ネットワーク、公開勉強会を開催/講師に慶應大の権丈教授を招聘

Quint Dental Gate
http://www.quint-j.co.jp/web/topic/topi.php?no=1601

さる12月14日(日)、佃区民館(東京都)において、特定非営利活動法人みんなの歯科ネットワーク公開勉強会「権丈教授に聞く 増える社会保障費をどう凌ぐのか?~混合診療?自己負担増?~」(桝本 純理事長)が開催された。権丈善一氏(慶應義塾大商学部教授)が講師として招聘され、「社会保障制度の中の歯科医療」と題するテーマで講演が行われた。
権丈氏は、医科とくらべて自由診療収益の割合が多い歯科の保険制度の特徴について述べる一方で、8020運動の成果や口腔機能管理の重要性などを挙げながら、医科と同じ枠組みで運営されている保険制度を従来の疾病対応型から予防中心型に修正する必要性があると言及。そのためには、歯科医療の専門家である歯科医師らが正しい情報を発信していかなければならないと指摘した。
また、わが国の厳しい財政状況のなかで財政再建のための消費税増税の必要性を強調。そして社会保障制度をめぐる動きについて、数多くの統計データや自身が委員を務めた社会保障制度改革国民会議の報告書を挙げながら、今後の医療・介護のサービス提供体制などについて詳しく解説した。医療経済や社会保障政策について造詣が深い権丈氏の鋭い視点や考え方に、参加者は熱心に耳を傾けていた。

>>>歯科医師らが正しい情報を発信していかなければ・・・

社会保障 来月に改革骨子決定 実施時期など明記

TOKYO WEB

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013070602000125.html

 政府は五日、社会保障制度改革国民会議の議論を踏まえて医療や介護など制度改革の方向性を示す「骨子」を八月二十一日までにまとめ、閣議決定する方針を固めた。骨子を基に改革の全体像や工程を記した法案をつくり、秋の臨時国会への提出を目指す。国民健康保険の運営を市町村から都道府県に移す案など、改革のメニューと実施時期を明記する公算だ。
この法案が成立すれば、厚生労働省が医療や介護など分野別に審議会での検討を経て、具体的な見直し策を盛り込んだ個別の法案を来年の通常国会以降に順次、提出する。まず手順を定めた上で次に具体論と、改革は「二段階」となる。

>>>>>さあ 全体の流れが見えてくることになりますね。こちらをどうぞ。

グミでかむ力測定/入れ歯検査、先進医療に

47NEWS 医療新世紀
http://www.47news.jp/feature/medical/2013/07/post-909.html

入れ歯を着用したときに、かむ力がどのくらいあるのか、お菓子のグミゼリーを用いて簡単に検査する手法を日本歯科大の志賀博教授(補綴学)らが開発した。 検査は数分で済み、結果は数値で示される。入れ歯は口内で安定し、きちんとかめているかどうかを定期的にチェックして調整することが重要。新手法は費用の一部に保険が使える国の先進医療にも認められ、普及が期待される。
これまではピーナツなどをかみ砕き、粉砕の度合いを調べる方法などが研究されてきたが、煩雑で時間がかかるのが難点だった。志賀さんらは重さや形を一定にでき、衛生管理も楽なグミゼリーに着目。かむと溶け出すゼリー中のグルコース(糖の一種)の量を測ることにした。
検査用のグミゼリーは2グラム中に5%のグルコースを含む。これをかみやすい側の歯で20秒間かんだ後、10ccの水を口に含んで一緒に吐き出す。水のグルコース濃度を測定器で調べると、瞬時に結果が出て、正常かどうか判断できる。唾液の量の個人差などはほとんど影響しないという。
志賀教授は「入れ歯をつくる前後や調整の後にこの検査をすることで、患者の主観に左右されがちだったかむ力の評価を客観的に行うことができる」と話している。
かむ力の検査では、この手法以外に、頭部に装置を着けて下顎の運動機能を評価する方法も先進医療になった。
厚生労働省によると、両検査は6月現在、日本歯科大病院(東京)のほか、東北大病院(仙台市)、新潟大医歯学総合病院(新潟市)、明海大病院(埼玉県坂戸市)、大阪歯科大病院(大阪市)が実施施設だ。

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厚生労働省 先進医療の各技術の概要
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html

第2項先進医療 【先進医療A】 (65種類)
番号54  有床義歯補綴治療における総合的咬合・咀嚼機能検査

 

 

中央社会保険医療協議会 総会(第244回) 議事次第

厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000003565e.html

平成24年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000003565e-att/2r985200000356a9.pdf

平成24年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成25年度調査)の調査票案について
(歯科医師等による周術期等の口腔機能の管理)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000003565e-att/2r985200000356ak.pdf

在宅医療について(その3)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000003565e-att/2r985200000356av.pdf

 

新連載:「本当に」医者に殺されない47の心得

楽園はこちら側
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2013/06/%E6%96%B0%E9%80%A3%E8%BC%89%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%94%EF%BC%97%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97.html

[心得 1] 2度めもかかりつけ医にいこう
病気の症状は時間が経てば経つほどはっきりしてきます。「後医は名医」という格言があって、医者の力量とは関係なく、後から診た医者のほうが診断が正しくなりがちなのもそのためです。でも、同じ医者が時間をかけて診察すれば別の医者が診るよりもうまく診察してくれます。「2日たったら別の医者」ではなく、2度めもおなじかかりつけ医を受診するのが、より賢い患者のやり方なのです。

同 新連載:「本当に」医者に殺されない47の心得(初回ボーナス2本立て)
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2013/06/%E6%96%B0%E9%80%A3%E8%BC%89%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%94%EF%BC%97%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97%E5%88%9D%E5%9B%9E%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9%EF%BC%92%E6%9C%AC%E7%AB%8B%E3%81%A6.html

[心得2] よい医者の見分け方
(前略)そこで、今回はものすごく簡単にできる、「よい医者の見分け方」をこっそりあなたにお教えしましょう。とても簡単ですし、相手の医者にも「見分け方」を調べられているかどうか、気づかれることもありません。優れものの吟味法です。
(略)
ネット情報は玉石混交、虚実入り乱れています。とくに問題なのが薬の副作用。あれやこれやの書き込みで「この薬でこんなにひどい目にあった」というエピソードが語られています。でも、冷静になって考えてみれば、それは「何かあった」から書き込むのであり、副作用なしで安全に薬を飲んでいる患者さんは何も書き込まないわけです。ここにネット情報のバランスの悪さが出てきます。

同  [心得3] クラリスばっか使う医者にはご用心
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2013/06/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%EF%BC%94%EF%BC%97%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97-%E5%BF%83%E5%BE%973-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%B0%E3%81%A3%E3%81%8B%E4%BD%BF%E3%81%86%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%94%E7%94%A8%E5%BF%83.html

風邪とかで医者にかかったとき、クラリスとかジスロマックばかり出す医者には要注意です。日本の医者は抗生物質について不勉強な医者が多いのですが、クラリスやジスロマック「ばかり」出す医者は、そういう残念な医者の可能性が高いです。

同  [心得4] フロモックスとかメイアクトばっか出す医者にはご用心
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2013/06/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%94%EF%BC%97%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97-%E5%BF%83%E5%BE%974-%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%B0%E3%81%A3%E3%81%8B%E5%87%BA%E3%81%99%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AF.html

(略)
例えば、歯医者さんの使う抗生物質は口の中にある菌だけ殺せばいいのに、フロモックスやメイアクトはお腹の中にある菌まで(不要に)殺してしまいます。そのため、フロモックスやメイアクトの副作用で(お腹の菌が荒らされるために起きる)下痢が起きやすいのです。
(略)
とくに歯医者さんは、自分の技術部門の研鑽で一所懸命で、いわば「ついで」の抗生物質について勉強する機会は非常に少なかったと思います。まあ、抗生物質の知識がたっぷりある歯医者さんよりも、治療技術に秀でた歯医者さんのほうがありがたいです、僕自身。
(略)
しかし、間違いを指摘されても頑固に間違った診療を繰り返す場合、それを人は、ほんとうの意味での「愚か者」と呼ぶのです。間違いを指摘された医者や歯医者がどのような態度に出るか、どうかみなさん、注目してご覧になっていてください。

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このブログの著者は 岩田健太郎教授。    1971年島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。1997年、島根医科大学卒業。沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院などで研修後、米国、中国で感染症専門医として勤務。帰国後、亀田総合病院感染症内科部長、同総合診療・感染症科部長を歴任し、2008年より現職。    だそうです。興味深いところ読んでみてください。勉強になります。

[映像配信・記録集] 平成24年度医療政策シンポジウム「これからの社会保障を考える」

みなさん 時間があるときに見てみてください。

日本医師会ホームページ

http://www.med.or.jp/jma/policy/symposium/001422.html

・特別講演「日本経済・その混迷をもたらしたもの」 京都大学院教授 佐伯 啓思

・講演1 「国民の安心を支える社会保障」 慶応義塾大学院教授 田中 滋

・講演2 「社会保障・税一体改革:何が必要なのか」 慶応義塾大学教授 金子 勝

・講演3 「医療保険財政を持続可能にするために」 慶応義塾大学教授 土居 丈朗

・「これからの社会保障」 日本医師会会長 横倉 義武

・パネルディスカッション「これからの社会保障を考える」    パネリスト 佐伯 啓思(京都大学院教授)   田中 滋(慶応義塾大学院教授)    金子 勝(慶応義塾大学教授)    土居 丈朗(慶応義塾大学教授 )

 

歯科医療向上へ新機構設立

中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305150028.html

広島大病院や広島県歯科医師会などは14日、「広島歯科医療安全支援機構」を設立すると発表した。個人開業の歯科医院で感染症や医療事故を防ぐのが目的で、同様の団体の設立は全国初という。18日に発足する。

 各委員が業務の安全性を点検する監査制度を広める。歯科医師や歯科衛生士が感染症予防のためのワクチン接種を受けているかなど約500の監査項目を、インターネットで各医院に配信。返信された結果を基に改善策を助言する。

 機構は安全管理に関する計約50時間の講習も開く。試験の合格者を認定歯科医師または歯科衛生士とし、ホームページで公表する。運営費は、機構の会員の会費で賄う。

 県歯科医師会によると、県内で個人開業している歯科医院は約1500カ所。大半が5人前後の小規模経営だ。安全にまつわる最新の知識を学ぶ研修に参加する時間や費用の余裕がないのが実態という。

>>>>>素手での治療はご法度!患者との信頼関係を得るには、まず「安全第一」で 物事や治療方針を考えないといけません。 ただ医療安全を追求するあまりルールにがんじがらめになったり すべてをディスポにすると医院経営に悪影響が出たり・・・・理想のゴールまで辿り着くためには目の前の一つ一つの小さな問題を解決していかなければなりませんね。そのひとつに適正な保険診療の点数が考えられます。広島県の医療安全支援機構の取り組みにより貴重なデータの蓄積が行われ、最低限これだけは必要経費が必要であることが明確になれば、日本歯科医師会を通じて厚生労働省や関係部署で議論していただくことができると考えます。その結果として保険点数がアップ(頻度の高い処置などの点数アップ)してくれたらうれしいですね。(あくまでも理論に基づいた点数アップです。やみくもになんでも点数上げろ!では取り合ってくれません。)

鳥インフルエンザA(H7N9)を正しく怖れる

アピタル
http://apital.asahi.com/article/takayama/2013050100002.html

抜粋・・・・

さて、いま鳥インフルエンザA(H7N9)が徐々に拡大しています。今後、新型インフルエンザとして世界的な流行へと発展するのかどうか、いまのところ明らかではありません。ただ、そのリスクはかつてないほど高まっているように思われます。

とくに、中国東部から帰国した台湾人旅行者が発症したという、4月24日の情報には、私を含めて沖縄県の医療関係者は少なからぬ衝撃を受けています。夏の観光シーズンにむけて、ある種の諦めのような空気すら漂っています。なにしろ、毎年20万人近くの中国人観光客(台湾を含む)が沖縄へと押し寄せてくるのですから・・・。

鳥インフルエンザが新型化するプロセスとして、季節性インフルエンザとの共感染(複数の病原体に同時に感染すること)により、ヒトからヒトへと効率的に感染できる遺伝子情報を受け取るというものがあります。例年7月になると、華南地方ではインフルエンザの流行がはじまりますから、間もなく、この共感染が起こりやすくなるわけですね。つまり、7月までに中国がH7N9を封じ込められるかどうかが、ひとつの勝負どころだと思われます。ま、それを乗り越えたとしても、これがくすぶり続けるかぎり、数年以内に新型化すると考えておいた方がよいでしょう。

では、何を対策したらいいのでしょうか? 以前もお話ししたことですが、新型化していない現時点において、とくに一般の方が対策すべきことはありません。特殊なマスクを備蓄する必要はないし、たいした効果もない空気清浄器を購入することもありません。ただひとつ、お願いしたいのは「正しい知識をつける」ということがあります。それは、「正しく怖れる」ということでもありますね。

>>>>>「正しく怖れる」最近よく耳にします。 南海トラフ大地震を 正しく怖れる、にも表れていました。最初耳にしたときには違和感を感じましたが、よく考えれば 上にも書いてありますが「正しい知識を持つ」ことに尽きると思います。

記事にも書いてありますが「未知なる魔物として恐怖をあおり、その侵入を先延ばしすることに固執するのか・・・? あるいは等身大のウイルスとして不安を解消し、国内での大流行に備えた体制整備に集中するのか・・・? メディアの姿勢と国民の知識のもちようで、今後の施策が大きく変わってくるでしょう。」間違った情報に惑わされるな、正しい知識を持ち自分で正しく判断できるよう心がける、と考えます。