中国四国厚生局は1日、診療報酬を不正請求したとして矢木内科小児科(岡山市北区花尻ききょう町)を保険医療機関の指定取り消し、正当な理由なく監査を拒否したとして藤川歯科医院(倉敷市東富井、2016年廃止)を同機関の指定取り消し相当の処分にしたと発表した。いずれも原則5年間は再指定を受けられない。
厚生局岡山事務所によると、矢木内科小児科は10年12月~14年5月、実際はしていない診療を行ったなどとして18人分の報酬490万813円を不正、不当に請求。藤川歯科医院は診療報酬の不正請求が強く疑われたが、監査を拒み、廃止届が出ているため取り消し相当とした。
山陽新聞 2018年3月1日
http://www.sanyonews.jp/article/676628