「歯」の数値目標達成 佐賀県

佐賀新聞 http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2309216.article.html

佐賀県は、県歯科保健計画「ヘルシースマイル佐賀21」の2011年度の実施状況をまとめた。数値目標を設定した8項目のうち、「3歳児の平均虫歯数半減」「80歳で20本以上、自分の歯を持つ人の割合30%」など5項目が計画期間を1年残して目標を達成した。

 計画期間は2000~12年。乳幼児期から一貫した対策を進め、3歳児、12歳児の平均虫歯数や40、50歳の歯周炎罹患(りかん)者数など、8項目について数値目標を設定している。

 計画策定時の3歳児の平均虫歯数は3・38本だったが、11年までに1・28本(目標1・6本)に改善。12歳児も3・33本から1・0本(同1・6本)に減り、目標をクリアした。

 60歳で自分の歯を24本以上持つ人の割合(目標50%)は43・1%から62・5%、70歳で24本以上の人(同35%)は29・3%から36・1%に上昇。80歳で20本以上の人(同30%)も25・6%から41・0%に増え、いずれも数値目標を達成した。

 一方、40歳の歯周炎罹患者の割合は計画策定時の32・7%から20%に減らす計画だったが、42・9%で目標には届かなかった。このほか、「3歳児の虫歯保有者半減」「50歳の歯周炎罹患者45%を30%に」が未達成となっている。

 県健康増進課は「年1、2回の定期検診で、歯周炎も早期発見できる。かかりつけの歯科医を持ち、自分の歯と口の中の健康に関心を持って」と呼び掛ける。

日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック、開院を控え内覧会を開催

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5001

日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック(東京都小金井市)が10月17日の開院を目前に控え、10月12日の午後、医療・介護・福祉関係者を対象に内覧会を開催した。
 歯科診療については、障害者、寝たきり・高齢者を対象とし、患者の状態によって全身麻酔による対応も可能。リハビリテーション分野では、摂食・嚥下障害、言語・コミュニケーション障害の機能回復のため、専用カンファレンスルームで歯科医、内科医、歯科衛生士に加え、常勤の言語聴覚士が指導や機能訓練を行う。 
 1階の食の研究・研修センターにはその場で調理できるキッチンがあり、管理栄養士が研修会を開催。受付横の介護食ショップでは約300品目の介護食を揃え、種々の教室の開催も予定している。
 11月11日には、小金井市民交流センター(東京都小金井市)で開設記念講演会が開催される。

肺炎の原因は歯周病?

みんゆうNET http://www.minyu-net.com/kenkou/dental/121012den.html

禁煙と口腔ケア心掛けて

 歯周病、いわゆる「歯槽膿漏(のうろう)」は20歳を過ぎれば大なり小なり、誰もがかかっている病気です。時には重症化したり、65歳を超えた、いわゆる高齢者になるとさまざまな問題を引き起こします。
 中でも肺炎は、その多くが歯周病の原因菌による感染症であることが分かっており、特に寝たきり状態の場合、高頻度で誤嚥(ごえん)性肺炎を引き起こします。最近ではさまざまな呼吸器疾患にも悪影響を与えていることが分かってきました。慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)なども歯周病との関連があるものの一つです。
 COPDは、いわゆる「たばこ病」とも呼ばれ、喫煙歴が長い40代以上に多く見られ、たばこなどの刺激により気管支が炎症を起こし、呼吸がしにくくなる病気です。
 一方、歯周病にとってもたばこは有害で、歯肉の抵抗力を弱め、炎症を起こしやすい状態とし、細菌が増えやすい環境を作り上げます。このように増えた細菌は、誤嚥性肺炎の原因菌となり悪循環を起こします。
 このようにCOPDも歯周病もいわゆる「たばこ病」に分類される病気ですが、禁煙を心掛け、歯周病の管理を怠らないようにすれば、そのリスクを下げることができます。その管理の多くを占めるのが口腔(こうくう)ケアです。お近くの歯科医院に相談し、早めに口の中の健康状態をチェックし、積極的な口腔ケアを心掛けましょう。(県歯科医師会)

《医療相談》何を食べても塩辛い 回答・平井良治さん

朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/health/doushimashita/OSK201210110039.html

59歳女性。数年前から、何を食べても塩辛く感じます。菓子パンなども同じです。料理はできるだけ薄味で、みそ汁は具のみ食べ、塩ザケは一度洗ってから焼きます。それでも塩辛く感じます。最近、食べる楽しみがありません。どうしたら治るのでしょうか。(兵庫県・S)

■答える人 平井良治(ひらい・りょうじ)さん 日本大学医学部助教(耳鼻咽喉科)=東京都板橋区

 Q どのような病気が考えられますか。

 A 味覚障害の症状の一つ「異味症」の可能性があります。味覚障害には、食べたものと違う味を感じる「異味症」、味が分からなくなる「味覚低下」、味がしない「味覚消失」、何も食べていなくても苦みや塩辛さなどを感じる「自発性異常味覚」、何を食べてもまずく感じる「悪味症」があります。日本口腔・咽頭(いんとう)科学会の調べでは、2000年代に患者数は1990年代より1.7倍に増えています。50~70代の女性に多い傾向があります。

 Q 原因は。

 A 主な原因は亜鉛の不足です。亜鉛は、舌の表面にある味蕾(みらい)という味を感じる部分の再生に必要な要素です。亜鉛不足は偏った食生活のほか、抗がん剤や降圧剤の影響があります。糖尿病や肝障害、腎不全など肝臓や腎臓の病気でも、亜鉛の吸収が妨げられることがあります。亜鉛とは関係なく、加齢や病気による唾液(だえき)量の低下、うつ病が原因になることもあります。

 Q 治療法は。

 A まず、原因を調べるために、血液検査のほか、苦みや辛み、酸味など味のついたろ紙を舌にあてる検査や舌に電気を流す検査をします。亜鉛不足が原因と分かれば、亜鉛の錠剤を1日2回服用します。多くの場合、3~6カ月服用を続けると味覚は徐々に戻ってきます。他の病気が原因であれば、もとの病気の治療が必要です。

 Q 相談者は症状が数年続いているようです。

 A 肝臓や腎臓など内臓の病気が原因の可能性もあります。一度、専門の耳鼻咽喉(いんこう)科を受診して原因を調べてもらったらどうでしょうか。

94%が気にする「口臭」の知っておくべき対処法4つ

マイナビニュース http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/wooris/2012/10/944.html

ほぼ全てのビジネスパーソンが気になっているという”口臭”。あまり人に聞く事が出来ないだけに余計気になる自分の口臭、あなたはどうでしょうか?

『江崎グリコ株式会社』の調査によると、20〜50代男女の就業者824名のうち、94%とほぼ全ての人が口臭を気にしていることが明らかになったのだそうです。

さらに女性の2人に1人以上が「口臭が原因でビジネス上のつきあい方が変わった」との回答がある一方、他人に嫌がられていると認識している人はわずか17%。口臭は、他の人は気づきやすいものですが、意外に自分では気づきにくいものなのですね。

仕事でもプライベートでも、身だしなみのひとつとして、口臭ケアは日頃から気をつけておきたいもの。そこで今回は、『歯と口の健康づくり基本120』より、気になる口臭の予防方法をご紹介します。

 

 ■口臭の主な発生要因4つ

寝起きや、空腹時、ストレスなど生理的な理由で発生する”生理的口臭”、口の中や体の病気に由来する”病的口臭”、ニンニクやネギなど匂いの強い食品を食べたときや喫煙により発生する”外因性口臭”、本人は口臭があると思い込んでいるけど、実際には認められないのが”心因性口臭”、の4つに分けられます。

このうち、生理的口臭や病的口臭の発生原因の約8割以上の原因は、口の中にあると言われています。食べ物のかすや、はがれた粘膜などのタンパク質を細菌が分解し、口臭が発生します。

悪臭を発生させる、卵の腐ったようなニオイ(硫化水素)やタマネギの腐ったようなニオイ(メチルメルカプタン)など、いやな悪臭を発生させてしまう前に、予防する方法はぜひ知っておきたいもの。

 

■気になる口臭の予防方法4つ

(1)唾液は大丈夫?

口の中は唾液によって、自浄作用が働いていますが、唾液が少なくなると、口の中が渇き、最近が繁殖しやすくなり、口臭の原因となってしまいます。こまめな水分補給やハミガキなど、口の潤いを保つように心がけましょう。

(2)舌苔をチェック

健康な人の舌はピンク色ですが、舌の中央に白い苔のような物がつくことがあります。これは、歯垢と同じく、細菌のかたまりで、口臭の原因となります。抗生物質などの薬などの影響もありますが、気になる場合は、一日一回、軽い舌の清掃を(こすりすぎると粘膜が炎症を起こしてしまうので、やりすぎには注意。また合成界面活性剤やアルコールが入っていないものがオススメ)。

(3)歯周病や虫歯は大丈夫?

歯周病が原因で口臭が発生したり、虫歯が重症になっても口臭の原因となってしまいます。日頃のこまめなハミガキに加え、歯科医院できちんとした治療をし、いやな口臭を元から断ち切りましょう。

(4)ニンニクを食べた後

ニンニクやニラ、ネギなどに含まれるニオイ成分は、胃で消化された後、血液によって、体内をめぐり口臭となって吐き出さされます。多くは、時間とともに消えますが、気になる時は、洗口液や口内清涼剤などを使って口臭対策を行いましょう。

 

以上4つの口臭予防方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 口臭対策には、日頃から歯ブラシやハミガキ剤を使って、口の中を清潔に保つことが一番です。ただし、ひとことで口臭と言っても、その原因や対策法はさまざま。自分の口臭の原因を知って、それにあった対策、予防策を身につけ、日頃から気をつけておきたいものですね。

クレジットカードのポイント付与も指導対象とする方針、三井厚生労働大臣

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/4991

三井辨雄(わきお)厚生労働大臣は10月5日の閣議後記者会見において、クレジットカードによるポイント付与も指導していく方針であるとの返答を行った。
 10月1日から療養担当規則に「経済上の利益の提供による誘因の禁止」という項目が新設され、ドラッグストア等における調剤でのポイント付与が禁止された。これにドラッグストア業界は強く反発しており、理由の一つとしてクレジットカードでのポイント付与が当面の間、容認されるとしていることも挙げている。この件に関し、三井厚生労働大臣は、年度内を目途にクレジットカードでのポイント付与についても指導をする方針であることを示した。
 ただし、野党は年内解散を求めており、現政権が年度末まで続くかどうかも不明なうえ、同大臣の発言は修正が相次いでいる。先行きについてはかなり不透明であるといえそうだが、医療機関でもクレジットカード端末を導入しているところは少なからずあり、明確に禁止ということになれば広範囲に影響が及ぶため、今後の方向性が注目されるところだ。

-10月8日は入れ歯の日-「歯の健康」と「体の健康」は関係があると思う人は94.5%!「かかりつけ歯科医」を持って定期的な口腔ケアで体の健康維持・増進を

10月8日は入れ歯の日。

義歯ケア用品「ポリデントⓇ」」を販売するグラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、この入れ歯の日を前に、全国の50歳代以上の男女1000人を対象に、「口腔ケアと体の健康に関する意識と歯科医院に行く頻度の実態を把握する調査」を実施しました。

今回の調査により、50代以上の多くの人が「歯の健康」と「体の健康」には関係があると思いながら、実際には、歯科医院には歯疾患の治療が必要で行くことが多く、口の状態をチェック・ケアするために定期的に通っている人は少ないことがわかりました。
一方、同じ歯科医院に定期的に通っている「かかりつけ歯科医」を持っている人は17.4%で、そのうちの40%近くの人は通い始めたことで、「食事が美味しくなった(約50%)」や、「体の不調を感じなくなった(約30%)」と状態が改善したと感じています。

また、「歯の健康」の一例として「歯の噛み合わせ」と「体の健康」について調査をしたところ、‘歯の噛み合わせに違和感がある’と答えた人のうち、ほぼ全員が‘過去1年間に何らかの体の不調を感じている’と答えており、歯の噛み合わせの違和感が体の不調の原因のひとつになっている可能性が示唆されました。歯の噛み合わせについては、入れ歯使用者の半数以上の人が‘違和感がある’と答えており、入れ歯使用者は特に注意する必要があると言えそうです。

 
そのほか、詳しいアンケートの情報や、東北大学客員教授 濱田泰三先生のコメントが掲載されております。

諏訪赤十字病院 歯科口腔外科を開設

中日メディカルサイト http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20121005154547794

当面は入院患者向け

長野県諏訪市の諏訪赤十字病院は4日、手術後の合併症の予防などを図る「歯科口腔(こうくう)外科」を開設し、診療を始めた。信州大医学部から非常勤医師1人と歯科衛生士1人の派遣を受け、入院患者に限り週1日診療する。来年4月をめどに常勤医師を確保し、外来患者の受け入れを含めて診療態勢を強化する方針だ。

 同院によると、口の中は細菌が非常に多く、手術時の全身麻酔で口から気管に入れる管に細菌が付着すると、肺炎を引き起こすことがある。また、虫歯は抗がん剤の副作用であごの骨が壊死(えし)する原因にもなるという。

 歯科口腔外科では、ブラッシングをしたり粘膜をかき出したりして口の中を清潔にし、保湿剤などで乾燥を防ぐ。口腔ケアがメーンで、がん治療などに支障が生じる場合には虫歯も治療する。

 口腔ケアを実施している病院は、食道がん手術後の肺炎や呼吸不全の発症率が低いとのデータもあり、予防効果は明らか。診療に当たる鎌田孝広医師は「とくに食道がんや胃がんの患者には積極的にやったほうがいい」と話した。

 手術前後に口腔ケアをする「周術期口腔機能管理」は今年4月から保険適用され、診療科を設ける医療機関が増えているという。 (中沢稔之)

福岡歯科大学病院、所属の歯科医師が車上荒らしで患者情報を盗難

医療経済出版  http://www.ikeipress.jp/archives/4854

 福岡歯科大学医科歯科総合病院は、同院の歯科医師が車上荒らしを受け、患者情報等を記録したノートパソコン及びUSBメモリが盗難にあったことを公表した。
 9月30日の夕刻、同歯科医師が駐車場に車を預け10月1日に車に戻ろうとしたところ、車の窓ガラスが割られ、中に置いてあったパソコン及びUSBメモリーが盗まれていたという。盗難にあった個人情報は患者情報128名分で、手術記録、術前や術後カンファレンスの資料、手術同意書、紹介状等が含まれていた。
 すでに警察等には届出を行っているが、今までのところ個人情報が不正に使用されたという報告は入っていないという。10月2日付で、ホームページに小島寛病院長名で説明と謝罪を掲載している。該当する関係者には説明とお詫びの文書を送るとともに、再発防止のために教職員一丸となって取り組み、情報管理のさらなる強化を徹底するとしている。

《医療相談》口の中が次々裂ける 回答・由良義明さん

朝日新聞デジタル   http://www.asahi.com/health/doushimashita/OSK201210040069.html

 75歳女性。今年の初めごろから舌や歯茎、のどの近くなど口の中の粘膜が次々と割れ、裂けたようになる症状が出ています。治っても別の場所で起き、ひどいと深さ1センチ近くになります。痛みがひどく、食事もあまりとれません。病院でも原因不明と言われています。(神戸市、T)

■答える人 由良義明(ゆら・よしあき)さん 大阪大大学院歯学研究科教授(口腔〈こうくう〉外科)=大阪府吹田市

 Q どんな病気が考えられますか。

 A いつも同じ場所がただれるなら悪性腫瘍(しゅよう)の心配がありますが、次々と別の場所に移るようですから、重い口内炎の可能性が高いでしょう。口の粘膜はデリケートで、熱いお茶を飲むだけでも皮がめくれます。炎症がより深く広がり、神経のある層までただれるのが口内炎です。

 Q 原因は何でしょう。

 A ヘルペス性などウイルスによるものと、アフタ性という一般的な口内炎が代表的で、見た目だけで判断するのは難しい。ヘルペス性は上あごの粘膜に多く現れ、血液検査で確認でき、抗ウイルス薬などが効きます。しかし、一般的な口内炎は、原因がよくわかっていないのです。

 Q 疲れがたまるとできるのではないのですか。

 A 抵抗力が弱った時にできやすいのは確かです。口内炎は、自己免疫疾患で起こることがあり、この場合、ウイルスなどの外敵をやっつける体の仕組みが、誤って自らの粘膜を攻撃することでただれるとみられます。

 Q どう対処すれば。

 A 口の中をできるだけ清潔に保ってください。洗口液がしみるなら、ぬるま湯でうがいするだけでも違います。高齢になると唾液(だえき)が少なくなり、口内が乾きがちです。乾燥すると亀裂がひどくなりやすいので、水分を小まめにとってださい。治療には炎症を抑える塗り薬があります。

 Q 他に気をつける点は。

 A 別の病気で飲んでいる薬の副作用も考えられます。いくつかの薬を飲まれているようですから、減らせる薬がないか、担当医と相談して見極め、少しずつ「薬の整理」をしてはいかがでしょうか。