子どもの歯の矯正は保険適用

ヨミドクター http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=76240

パリに来て気がついたことの一つに、中学生くらいの子供達がほとんどといって良いほど歯科矯正器具を装着していることだ。友達としゃべりながら、時々ニカーッと笑う口元に銀色の針金が光っている。こちらの子供達にとっては、もうそれが当たり前のようである。

 フランスでは16歳までの歯科矯正はほぼ100%健康保険が適用されるのである。もちろん健康保険が認めた上限の費用を越えなければ、の話である。たとえ一部自己負担があったとしても、日本の歯科矯正費用に比べたらはるかに安い。永久歯が生えそろった年頃の子供の母親は、子供の歯科矯正にとても積極的だ。こうやって子供のうちに歯科矯正をしてしまうので、大人になって矯正している人は少ないが、それでも時々見かける。

 大人の場合は保険が効かないので、費用は高額になるし、仕事をしていたりする場合は見た目も重要なので、透明な器具や歯の裏に装着するタイプをつけている場合もある。全額自己負担で8000~10000ユーロくらいだろうか。

 少しでも歯並びが悪いと、なぜ矯正しないのかと聞かれる。大人で矯正している人の中で意外と多いのは、東洋人や中近東の外国人達である。また顎変形症の場合も保険が適用される。顎変形症の手術を保険で治療し、そして自己負担で歯科矯正をし、まるで別人のように美しくなったフランス人男性を知っている。

 あごの手術をしたおかげで顔の輪郭が左右対称となり、笑うと白く綺麗に並んだ歯が光る。フランス人は、男女ともとても歯に気をつかっていると思う。歯科検診や歯垢除去を定期的に行う人が多い。ただホワイトニングはまだアメリカなどに比べると需要が少ないような気がする。自己負担100%で600ユーロくらいするホワイトニングは締まり屋のフランス人には高額なのであろう。

 その代わりといってはなんだが、靴クリームのような匂いのするボルドー色のホワイトニング歯磨き粉が昔からあって、磨いているうちに歯がボルドー色に染まってしまうのではないかと心配するほどだが、意外とそうでもなく、コーヒーや紅茶で変色した歯が少しは白くなった気がする。

 フランスの健康保険も赤字財政に悩まされているが、確かにこれだけ色々保険適用されるのであればパンク寸前というのも不思議ではないかも。

>>>フランスでは子どもの矯正治療は保険がきくようです。そのため矯正している子どもが多いようですね。保険適用の範囲が広がれば受診率も上がるようということが示唆されます。しかし財政赤字も多いようです。難しいところです。

食物繊維が脳卒中予防に有用

ヘルスデージャパン http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=4371%3A2013411&catid=49&Itemid=98

繊維質の豊富な食品を摂取すると脳卒中リスクが低減することが、英国の新たな研究により報告された。20年以上にわたる研究の分析の結果、繊維質の1日摂取量が7g増えるごとに、初回の脳卒中を経験するリスクが7%低下すると、研究グループは結論付けている。研究論文は「Stroke」オンライン版に3月28日掲載された。

「米国人のほとんどは繊維質が豊富な食品を十分に摂取していないため、この知見は重要である」と、研究共著者の1人である英リーズ大学のVictoria Burley氏は述べている。食物繊維は1日に計25~30gを食品から摂取する必要があるが、米国人は平均するとその半分しか摂取できていないという。しかし、摂取量を1日7g増やすことは難しいことではなく、日常的な食品を取ることによって目標を達成できると、研究著者らは述べている。

今回の知見は、植物性の食物繊維(果物、ナッツ、野菜、全粒穀類など)が、高血圧やLDLコレステロール値上昇など、脳卒中のリスクファクター(危険因子)を抑制するというこれまでのエビデンスを強化することになる。脳卒中は、他の脳血管疾患を合わせると世界の死亡原因の第2位を占める。年間約600万人が死亡し、多くの人に長期にわたる障害をもたらしている。特に喫煙者、肥満や高血圧の人にとっては、予防のためにできることは小さなことでも重要であると指摘されている。

今回の研究では、米国、日本、ヨーロッパおよびオーストラリアで1990年~2012年に実施された8件の研究の結果を検討。全体として、食物繊維の総摂取量が多いほど初回の脳卒中リスクが低いことがわかった。しかし、予防効果の高い具体的な食品は明らかにされていない。また、今回の分析では食品から直接摂取する繊維質についてのみ検討されており、「サプリメントでも同じ効果が得られるとは限らない」と、Burley氏は警告している。必ずしも食生活を大幅に変える必要はなく、精白パンから全粒パン、コーンフレークからブランフレークへ切り替えるだけでも大きな効果があると、同氏は付け加えている。

米テキサス大学サウスウェスタン・メディカルセンター(ダラス)のLona Sandon氏は、今回の知見について、「サプリメントを利用するのではなく、健康的な食品を選択し、植物中心の食事に移行すべき」と述べている。繊維質は健康的な食品と複雑に結びついており、繊維質だけでこのような効果を得られるとは言い難いと、同氏は付け加えている

>>>食物繊維をとることで健康が維持できることが示唆されております。その食物繊維をとることができるのも健康な歯や歯周組織がなければなりません。歯科が全身の健康を維持するうえで重要な役割を果たすでしょう。

シンポジウム:歯科・医科の連携確認 阪大で300人が参加 /大阪

毎日新聞 http://mainichi.jp/area/osaka/news/20130412ddlk27040343000c.html

 シンポジウム「21世紀の歯科医学がQOLの向上に果たす役割とは?」が2日間にわたって大阪大学コンベンションセンターで開かれ、国内外の歯科医、専門家ら約300人が参加した。歯周病が全身疾患につながることから歯科・医科の連携の重要性などを確認し合った。

 阪大大学院歯学研究科の林美加子教授が「歯科が未来に輝くために」と題して同科初の女性教授に就任した記念講演を行った。「削る・詰めるの従来治療から定期的な予防ケアに重点を移すべきだ」と呼びかけ、そのような日本の歯科医療が発展途上国にも好影響を及ぼすと説明した。

 このほか、講演やパネルディスカッションなどが行われ、鳥山佳則・社会保険診療報酬支払基金本部歯科専門役は「心臓、高血圧などさまざまな疾患に歯科がかかわる。高齢社会に向けて治療のモデル策定が必要」と提言。東京で約30年開業している米国人のトム・ウォード歯科医は、医療費軽減のためにも「診断と治療は、別の医師が行った方がいい。予防処置の診療報酬引き上げを」と求めた。

 さらに今月就任したヘレン・ウェルトン国際歯科学研究学会長も基調講演を行い、「良好な口腔状態は、全身疾患のリスクを低下させる」と強調した。

>>>全身の健康のためにも口腔内の状態を良くすることは非常に重要です。これからももっと世間に広く認知してもらうような試みが必要です。

医療機関に「仕入れ控除」検討…消費税10%時

読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130411-OYT1T00023.htm?from=ylist

自民党は10日、消費税率引き上げに伴う医療機関の負担を軽減するため、医薬品や医療機器などに仕入れ税額控除の適用を検討する方針を決めた。

医療と税制に関するプロジェクトチーム」(仮称)を11日にも設置し、年末にまとめる2014年度税制改正案で方向性を出す方針だ。15年10月に予定される10%への引き上げ時での実現を目指す。

 医療費は消費税の非課税対象となっており、医療機関に対しては、仕入れ税額控除が適用されていない。代わりに、厚生労働省は消費税導入時と5%への引き上げ時に、医療機関が受け取る診療報酬を計1・53%上乗せした。しかし、仕入れ時に消費税を払っているのに患者には転嫁できず、医療関係者から「税負担が大きい」と改善を求める声が上がっていた。

>>>消費税の問題も政府が検討をはじめたことは少し前進したといえるでしょう。きちんと消費税増税分が還元できる制度にしてほしいところです。

【注意喚起】メラミンスポンジで歯を磨いたら白くなった → 歯医者さんに怒られた

ロケットニュース http://rocketnews24.com/2013/04/03/311714/?utm_campaign=Partner%3A+googlenews-editors-picks&utm_medium=partner&utm_source=googlenews-editors-picks

言うまでもなく、歯は白いほうがよい。白い歯ならば笑顔に自信が持てる。「白い歯っていいな〜♪」というCMもあるくらいなので、断じて白いほうがよいのである。

だがしかし、タバコを吸っていたりするとヤニが原因で黄色くなる。コーヒーなどでも色がつく。数年前、手っ取り早く歯を白くしたいと思った私(筆者)は、メラミンスポンジで前歯の表面をキュッキュと磨いてみたのである。すると……

おおおおお! なんと! 見事に白くなったのだ! 落ちない汚れも激落ちするメラミンスポンジで歯を磨くと、歯の表面のヤニも一緒に取れたのだ! これはビックリ、超オトク!

――と思っていたのだが、後日、虫歯治療で歯医者に行くと、「あなた、前歯、何かで削ったでしょ?」とソッコーでメラミンスポンジ磨きがバレたのだ。さらにさらに!
 
「メ、メラミンスポンジで!? ダメ! 絶対にダメ! 歯をコーティングするエナメル質まで削れていますよ! これじゃあ、すぐに虫歯になっちゃいます! 削っちゃいけないところまで削れています! ダメ、絶対にダメ!」
 
と怒られる始末。一生モノの永久歯にキズをつけてしまい反省しきりの私なのであった。歯のホワイトニングにメラミンスポンジを使うのは絶対にやめておこう。

>>>正しい知識を世間に伝える必要があります。

県内の歯科医師会で初 4月から公益社団法人に 川崎

タウンニュース http://www.townnews.co.jp/0206/2013/03/29/181992.html

社団法人川崎市歯科医師会(井田満夫会長)は神奈川県から認定を受け、4月1日に公益社団法人として新たなスタートを切る。県内の歯科医師会で公益社団法人に移行するのは、川崎市歯科医師会と相模原市歯科医師会が初。

 公益法人制度改革に伴い、川崎市歯科医師会は1年以上前から公益社団法人への移行準備を進めてきた。昨年夏に申請を行い、今年3月18日に県から認定された。公益社団法人は、一般社団法人と比べて社会的な信頼性が高いとされ、税制優遇措置を受けることができる。

 公益社団法人への移行について井田会長は「気持ちも新たに、公益目的事業をより一層明確化したい。市民の皆様の大切な歯や口腔を守るため、しっかりとした医療技術と歯科医学の見識を高め、地域歯科医療に最善を尽くします」とコメントする。

 国は、公益社団法人が満たすべき主な一要件に「公益目的事業比率が50%以上であること」をあげる。川崎市歯科医師会の事業は公益性が高く、2012年予算の公益目的事業比率は83%。同会では公益事業の3本柱として「地域保健」「地域医療」「災害対策」を掲げる。

事業の3本柱

 「地域保健事業」の取り組みは、昨年32回目を迎えた「お口の健康フェア」の開催や1歳6カ月児・3歳児の歯科健診など。「地域医療事業」としては、休日急患診療や通院が困難な65歳以上の高齢者に対する在宅診療・送迎、介護予防などを実施している。

 また、東日本大震災の発生を機に12年度から「災害対策事業」にも取り組んでいる。災害発生時に患者の安全を確保するための体制づくり、市防災訓練では震災を想定し、歯科医師と歯科衛生士が水のない状況で口腔内の衛生を保つための指導を行った。

 ◆川崎市歯科医師会/1919年(大正8年)に前身の神奈川県歯科医師会橘郡支部が設立された。59年に社団法人川崎市歯科医師会となり、現在に至る。2013年3月現在の会員数は531人。

>>>川崎市は公益社団法人となるようです。今後に注目です。

インプラント相談窓口開設

読売新聞 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=75583

日本口腔(こうくう)インプラント学会(渡辺文彦理事長)は、歯科インプラントの不具合などについて患者の相談に答える窓口を、学会の認定専門医が所属する医療機関に開設した。

 窓口は全国67か所。希望者は近くの窓口に電話などで予約すれば、専門医に直接会って相談できる。電話のみの相談は受け付けない。専門医が必要と判断した場合、大学病院などに紹介する。

 相談は有料。金額は相談内容、検査の有無などによって各窓口で異なる。

 窓口の所在地、電話番号、電子メールアドレスは、同学会のウェブサイト(http://www.shika-implant.org/)から閲覧できる。

>>>近年のインプラントを批判する報道が多くあったせいでしょう。正しい情報が必要です。

日本歯科医師会主催で「歯科インプラント市民フォーラム」開催

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5901

3月31日、日本歯科医師会主催による「歯科インプラント市民フォーラム〜安全・安心なインプラント治療を求めて」が、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。
 冒頭に医療過誤に詳しい弁護士の高梨滋雄氏がインプラント治療の問題点を提起したのち、厚生労働省、歯科医師会、歯科産業界、学会という4つの立場から、今までの反省点と現状、今後の方向性が述べられた。
 高梨氏は、「歯科医師個人ではなく構造的な問題がある。歯科医師の需給バランスの悪化によって患者数が減少した歯科診療所が、一定の診療収入を確保するために過剰診療を引き起こすという危険性だ。自費診療のインプラント治療は、近年まで大学で体系的な教育が行われていなかった。そのため、自己流で学んだ歯科医師がトラブルを起こしていることが推測される」と指摘した

>>>歯科界の構造に問題がある。過剰診療をせざるを得ない社会的構造をなんとか改善する必要があります。

歯を磨いた後、何を食べても不味い理由とその対処法

マイナビニュース http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/lifehacker/2013/03/post-504.html

歯を磨いた後すぐにオレンジジュースを飲んで、あまりのマズさに思わずゲッとなった経験はないですか? その理由と対処法を、面白ネタメディア「Mental_Floss」が解説しています。

おそらく想像がつくでしょうが、大きな原因の1つはあの強いミント味です。しかし、それだけではありません。「Mental_Floss」はさらに深く掘り下げています。

多くの練り歯磨きには、界面活性剤のひとつであるラウレス硫酸ナトリウム(さらに、これとよく似たラウリル硫酸ナトリウムやラウリルエーテル硫酸ナトリウム)が含まれています。口の中がよく泡立つのはこのおかげですが、歯磨き直後に口に入れたものがひどい味になるのもこの成分のせいなのです。

 

界面活性剤による泡で、歯磨きはずいぶん楽になりました。ただ、成分のひとつであるラウレス硫酸ナトリウムは2つの方法で我々の味覚を混乱させます。

味覚をつかさどる器官「味蕾」にある、甘みを知覚する受容器の働きを抑制してしまうのが1つ。このため、食べ物や飲み物の甘みを感じられなくなります。

さらに、舌の表面にあるリン脂質を分解。苦いものを口に入れたときの刺激を和らげてくれる役割のリン脂質がなくなってしまうので、苦味が強烈になってしまいます。
苦味が強められ、甘味が抑制されるため、何を口に入れてもマズく感じるのです。こうした原理には諸説あるようですが、今のところ最も広く受け入れられているものだそうです。

では、どうしたらいいのでしょうか? 歯科医の多くは朝食前に歯を磨くようにとも言っています。

お勧めできるのが、ラウレス硫酸ナトリウムを含まない歯磨きを探すという方法です。経験から言うと、ラウレス硫酸ナトリウム抜き歯磨きにすると何もかもが変わります。朝食のときの歯磨き後オレンジジュースをマズく感じなくなりました。

一般的に考えれば、どんな練り歯磨きを買っても問題はありません。ただ、歯磨き後のマズさを回避するためにも試してみる価値はありそうです。

>>>患者さんに相談されたときのために知っててもいい知識かと思われます。

歯科検診:カンボジアでの活動報告−−広大歯学部

毎日新聞 http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20130327ddlk34100656000c.html

カンボジアでの歯科検診や虫歯の予防教育をしている広島大歯学部(南区)は24日、同学部で活動報告会を開いた。今年2月下旬に現地での支援活動に参加した歯科医師や歯科衛生士、学生らが活動内容を報告した。

 カンボジアではポル・ポト政権下で医師らの大量虐殺があり、歯科医師は30人ほどになったとされる。現在は約450人いるが、都市部に集中し、農村部や貧困層では治療を受けるのが困難という。

 同大はNPO法人「NGOひろしま」の呼び掛けで、09年からカンボジアを訪問。小学校などで検診や治療、歯磨きの指導などをしている。6回目の今回は過去最多の58人が参加し、検診や治療のほか、手作りの歯の模型や紙芝居を用いて指導などをした。

 菅井基行・歯学部長は「学生にとっても肌身で感じることは教育的効果がある。歯学部の活動として続けていきたい」と話した。09年から携わっている同大病院の歯科医師、岩本優子さん(28)は「現在の現地のニーズは治療だが、予防に持っていけるよう働きかけをしている。カンボジア人の手で行える仕組みを作り、バトンタッチを目指している」と語った。

>>>広島大学もグローバルな活動をしているようです。