口内炎と間違えやすい口腔がん、AIで判別…阪大チームが開発へ

舌や歯茎などにできる口腔(こうくう)がんを人工知能(AI)で判別するシステムの開発に、大阪大歯学部のチームが乗り出した。口腔がんは初期の病態が口内炎と似ており、気付くのが遅れるケースがあるという。チームは2年後の完成を目指しており、歯科医院に導入して早期治療につなげたい考え。(続きはリンクから)

yomiDr(2018年2月13日)

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180213-OYTET50000/?catname=news-kaisetsu_news

「カミオカンデ」後継機推進、東大が新研究機構

ノーベル物理学賞(2015年)で知られる観測装置「スーパーカミオカンデ」の後継機「ハイパーカミオカンデ」計画の推進を目的に、東大は「次世代ニュートリノ科学連携研究機構」を創設し、岐阜県飛騨市神岡町東茂住にある神岡宇宙素粒子研究施設で8日、発足式を行った。式典には研究者ら約70人が出席。機構長を務める梶田隆章・東大宇宙線研究所長が「素粒子『ニュートリノ』の研究拠点として世界の中心となることを目指します」とあいさつした後、機構の看板の除幕が行われ、発足を祝った。

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Yomiuri Online 2011.11.11

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171108-OYT1T50106.html?from=ycont_top_txt

世界で話題になる研究に期待です

訪日外国人向け「病院検索アプリ」…言葉通じる医療機関、近い順に案内

外国人観光客が病気やけがをした時、言葉が通じる最寄りの医療機関を紹介するスマートフォン用アプリを、医師らでつくる「訪日外国人医療支援機構」(東京)が開発した。増加する外国人観光客の不安解消に役立ちそうだ。(続きはリンクから)

yomiDr(2017年11月6日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171106-OYTET50026/?catname=news-kaisetsu_news

>>>日本も国際化しているのでよい試みです。

心の不調 IT使い「見える化」 精神障害者の仕事継続支援

慢性疾患があっても、それと折り合いをつけながらどう仕事を続けるかを考える時代。精神の疾患や不調で問題になりやすいのは、体調の波が大きく、周囲も本人もかなり悪化するまで気付きにくいことだ。心の不調を早く見つけるのに役立つIT活用のソフトが、精神障害者の就労支援策として成果を上げつつある。メンタル不調の発生予防に活用できる可能性もあるとして精神科医らが関心を寄せている。

先手の対応で

ソフトの名称は「SPIS(エスピス)」。大阪市のソフト会社、奥進システム(奥脇学社長)が平成24年に開発したウェブ日報システムだ。

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2017.9.19     産経ニュース

http://www.sankei.com/life/news/170919/lif1709190019-n1.html

更なる進展を期待します

禁煙治療、初診から病院行かずに遠隔診療…厚労省が条件付き容認

スマートフォンやパソコンのテレビ電話などを使い、医師が患者の診療を行う遠隔診療について、厚生労働省は、禁煙治療を完全に遠隔で行うことを条件付きで認める通知を都道府県に出した。
患者は一度も医療機関に行く必要がなくなり、禁煙治療を継続しやすい利点がある。(続きはリンクから)

yomiDr(2017年8月2日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170802-OYTET50065/?catname=news-kaisetsu_news_kenko-news

>>>医師と対面して指導してもらった方が効果的かと思われますが。

看護師、スマホで医師にデータ送信…遠隔での死亡診断が可能に

多死社会を迎え、厚生労働省は、情報通信技術(ICT)を活用した遠隔死亡診断の体制を整備する。
医師不在の離島に住んでいたり、かかりつけ医が出張や当直中だったりする場合に、看護師が送る診療データを基に遠方の医師が死亡診断をできるようにして、在宅での穏やかなみとりを推進する。(続きはリンクから)

yomiDr(2017年7月3日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170703-OYTET50001/?catname=news-kaisetsu_news

日本歯科医師会「レセックサービス」の提供継続をNTTデータと合意

日本歯科医師会の定例記者会見が6月29日に歯科医師会館で開催された。報告では、杉山茂夫常務理事がレセプトソフト「レセックサービス」に関する今後の対応について次のように明らかにした。

 

杉山 平成28年2月にNTTデータからレセックサービスの運用に係る連絡文書が発出され、翌月発足した現執行部が今日まで対応を続けてきた。これまでに連絡協議会を3回、実務担当者レベルの調整会議を17回、執行部によるレセックボードを2回ひらいた結果、本年4月20日に日歯とNTTデータが覚書を交わした。その概要は次の通りである。

① 現行サービスの後継サービスへの継続条件について確認した。

② 現行サービスにおいてオプション契約としている一部サービスを、月額利用料金に含めることでさらなるサービス向上を目指す。

③ 次期サービスの月額利用料金を29,500円(税別)とする。

この覚書をもとに基本契約を締結し、レセックサービスの継続について合意した。会員の先生の利便性を高める観点からの方策をNTTデータから提供していただいたが若干費用は上がることになる(現行19,800円/月)。

 

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医療経済出版  2017.7.3

http://www.ikeipress.jp/archives/9496

ネットの医療情報、4人に1人がうのみ…「だまされないための5項目」確認を

ウェブサイトやテレビの医療・健康情報、4人に1人がうのみ――。聖路加国際大学(東京)の中山和弘教授(看護情報学)らの研究チームが利用者を対象に行った調査で、信頼性の確認をしていない人が最も多く全体の25%を占めていることがわかった。(続きはリンクから)

yomiDr(2017年6月29日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170629-OYTET50015/?catname=news-kaisetsu_news

>>>私はあくまで個人的な意見ですが、ネットの情報は疑いの目で見るようにしています。出所が確かなものなら別ですが。

脳卒中の原因となる脳動脈瘤、AIが「確率9割超」で発見

東京大発のベンチャー企業「エルピクセル」(東京都)が、脳卒中の原因となる脳の血管のコブ(脳動脈 瘤りゅう )を、磁気共鳴画像装置(MRI)などの画像から見つける人工知能(AI)を開発した。
先端技術の「ディープ・ラーニング(深層学習)」で発見率を9割超に高めたという。
同社は年内にも、病気の診断に深層学習を活用した国内初の医療用ソフトとして国に申請し、事業化を目指す。(続きはリンクから)

yomiDr(2017年4月24日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170424-OYTET50041/?catname=news-kaisetsu_news

>>>次第に医師の仕事がAIに取って代わられるのでしょうか。

VR、ARの次はMR!? ソフトバンク系、歯科医師の支援システムを開発

ソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ(東京)は21日、MR(複合現実)を使った歯科治療支援システムを報道陣に公開した。歯科医がゴーグル状の端末を通して見ると、実際の患者の歯にコンピューターグラフィックス(CG)が重ねられ、神経や血管の位置などを確認しながら治療できる。MRはVR(仮想現実)やAR(拡張現実)とともに需要拡大が見込まれており、特にビジネス向けの活用が期待されている。

新システムは、歯科医療機器を販売するモリタ(大阪府吹田市)と共同で開発した。

患者の上部に複数のカメラを設置して位置を把握することで、CT(コンピューター断層撮影)などで得たデータを重ね合わせられる。神経を除去するために歯を削る治療や、失った歯の代わりに人工の歯根(インプラント)を埋め込む治療などに有用とみられる。穴を開けたり削ったりする場合、深さや方向が当初の計画通りに進んでいるかも確認しながら施術できる。MRの活用についてモリタの森田晴夫社長は「診療に使えるようなシステムは世界初だ」と強調した。将来、治療への活用が実現すれば、これまではそれぞれの歯科医が経験と勘に頼っていた部分を可視化できる。経験の浅い歯科医にも高い水準の治療が可能になり、サービスの質の底上げにつながるという。もっとも、実際に治療に使うには改良を重ね、医療機器として公的に認められるようにする必要がある。このため、まずは歯科医の教育向けシステムとして開発を進める。平成31年ごろに大学に納入するなど商用化し、その後、治療への活用を目指す方針だ。

ゲームなどに使われているVRは、仮想世界への没入感が特徴で、「現実と遮断されるために外の情報は扱いにくい」(リアライズの勝本淳之取締役)という。これに対しMRは、ゴーグル型の端末を通して見ると、現実とCGを同じ光景の中に配置できるため、業務支援などにも有用だとみられる。ベンチャー企業のGATARI(東京)は、話した言葉を音声認識で文字に置き換え、文字を自由に配置して遠隔での会議などに利用するMR技術を開発している。それぞれの技術の特徴を生かした効果的な使い方を提示することが、市場の拡大につながりそうだ。(高橋寛次)

■MR 「複合現実」の略で、仮想空間に現実空間を再現し、コンピューターグラフィックスなどの情報を重ねる。ゴーグル状の端末「ヘッドマウントディスプレー」を装着して体験する。現実と仮想空間を重ねるのはAR(拡張現実)と同じだが、MRは現実空間にも処理を加えて見ることができる。

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産経ニュース   2017.4.21

http://www.sankei.com/life/news/170421/lif1704210041-n1.html

実物を見ていないので、いまいちピンとこないのですが、「診療に使えるようなシステムは世界初」ということからも、将来的な臨床応用に期待が高まります。歯科医が経験と勘に頼っていた部分を可視化できるというのは、素晴らしいことですが、歯科医が実際にMRを使いこなすのは時間がかかりそうです。より使いやすいシステムを構築できるか、今後の動向に注目ですね。