【訃報】 現東京都歯科医師会会長の浅野紀元氏が逝去

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5552

現東京都歯科医師会会長、日本歯科医師会代議員の浅野紀元(あさののりもと)氏が12月10日に亡くなられた。享年65歳。昭和22年生まれで日本大学歯学部を卒業、平成21年4月より東京都歯科医師会会長、日本歯科医師会代議員を務め、変化の激しい時代に様々な懸案の解決に尽力された。通夜は12月17日(月)午後6時より、葬儀は18日(火)午前9時30分より、品川区の桐ケ谷斎場で行われる。 東京都歯科医師会のホームページ ▼桐ケ谷斎場 東京都品川区西五反田5-32-20 地図 電話 03-3491-0213

>>>ご冥福をお祈りします。

次期参院比例選・石井みどり氏の推薦を決定

  1. 次期参院比例選・石井みどり氏の推薦を決定

    平成24年10月31日(水)午前10時より第117回臨時評議員会が歯科医師会館大会議室にて開催されました。
    議事では、第1号議案に「次期参議院比例代表選挙の日歯連盟推薦候補者の決定について」が上程され、今月18日に参議院比例代表選挙候補者選考委員会(原 武仁委員長)より答申があった石井みどり氏(現参議院議員、広島県会員)の推薦を賛成多数で可決確定しました。

こちらは「日本歯科医師連盟ホームページ」内TOPICSでご覧いただけますhttp://www.jdpf.jp/

内閣府が「死因究明等推進会議」の名簿を公表、歯科からは大久保満男日歯会長ほか3名の委員が参加

医療経済出版       http://www.ikeipress.jp/archives/5129

 内閣府は10月17日、「死因究明等推進会議」の名簿を公表し26日(金)に第一回目の会議を開催した。
同会議は本年6月に国会で可決・成立した「死因究明等の推進に関する法律」を受けて設置されたもので、国による死因究明のための体制整備の計画を策定する。会長は藤村修官房長官が務め、その他の構成員は総務大臣、法務大臣、厚生労働大臣等のほか、医師、歯科医師、弁護士等が名を連ねる。公表された名簿によると、歯科からは日本歯科医師会の大久保満男会長と柳川忠廣常務理事、日本法歯科医学会理事で日本大学教授の小室歳信氏の3名が参画することとなった。
第一回会議で配布された資料では、平成25年12月までに3回の会合を経て「死因究明等推進計画」を取りまとめて閣議決定するスケジュール案が示されている。

高齢者の口腔ケア

ヘルスデージャパン

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=4043%3A20121015&catid=52&Itemid=106

高齢になり、身の回りのことをするのが困難になるにつれて、口や歯の手入れも難しくなってくる。
米国歯科医師会(ADA)は、高齢者の介護をする人に次のようなことを勧めている。
・毎日、歯磨きやフロスを忘れないように高齢者に言う
・自分で歯を磨いたりフロスをしたりするのが難しければ、歯科医や歯科衛生士に相談する
・定期的に歯の検診を受けるようにする
・高齢者の食習慣の変化に気づいたら、入れ歯に問題がないか確認する
・口内の細菌が肺炎のきっかけになる場合があるので注意する
(HealthDay News 10月3日)

公益性を有する“医療提供者”の国民会議への参画を!(日歯)

ヒョーロンNEWS

http://www.hyoron.co.jp/in/top_/1210/n121012.html

日本歯科医師会(大久保満男会長)は9月27日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において定例の記者会見を行った. 冒頭の挨拶で大久保会長は,消費税率の引き上げと同時に創設が決まった社会保障制度改革国民会議について触れ,開催時期が不透明な政局に「このままでは増税だけが決定し中身についての議論がなされない可能性がある」という強い懸念を表明した.加えて,かつての小泉政権下での総合規制改革会議等と同様に,医療関係者は“利害関係者”とみなされ国民会議の場から除かれかねない……とする新聞報道にも言及.「国民の誰もが医療を受ける可能性のある以上,医療提供側の考えを抜きに医療や社会保障の議論が進行することはあり得ない」と,歯科医療経営等のいわゆる“利害”の問題は結果論に過ぎず,歯科医療を通じて国民の健康に貢献するという公益性が主軸であることを強調し,医療関係者が“医療提供者”として国民会議に参加できるよう引き続き求めていく姿勢を示した.他に紹介された内容は以下のとおり.
インフルエンザ対策における口腔ケアの重要性  -中略- このたびPLoS ONEに掲載された論文によると,口腔内細菌が抗インフルエンザ薬の効果を阻害し,症状を重症化させる可能性が示唆され,インフルエンザ対策における口腔ケアの重要性が明らかとなった.今後は動物実験や臨床疫学における検証が課題となるが,誤嚥性肺炎や糖尿病と歯周病の関係に続いて,口腔と全身の関わりを国民に広く周知させる研究成果であると思われる.
身元確認・警察歯科関連  身元確認作業における死後記録のデンタルチャート・照合結果報告書について,東日本大震災の経験を踏まえて検討された統一様式が発表された.-中略ー 来年度から実証実験を開始し,収集しやすい情報様式の検証や照合ソフト・システムの開発など,データベース構築に向けた具体的な議論が進められる見込みである.
薬事承認に関する要望  政府発表の「日本再生戦略」「医療イノベーション5か年戦略」において医療は成長産業として位置づけられているが,来年度に予定されている薬事法改正に向けて,日歯は,①歯科分野のイノベーション推進支援,②個人輸入問題への対応,を盛り込んだ要望を提示した.①に関しては財政的補助や治験拠点の構築,PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)審査員の質の向上を目的とした人事交流,②に関してはインターネット普及による過度なコスト削減目的での個人輸入の問題を挙げ,国民に良質な医療を迅速に提供する立場から,改正案の早期成立を求めて11月半ばにも厚労省医政局宛に要望書を提出する.

(2012.10.12)

外来困難者宅へ歯医者さん“出前診療”

デーリー東北新聞 http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/10/12/new1210121101.htm#

青森県歯科医師会(山口勝弘会長)は本年度から、持ち運びできる治療機材(ポータブルユニット)4台を八戸、青森、弘前の3市に配置、寝たきりなどで外来が難しい人を対象とした在宅診療に力を入れている。9月まで半年間の実績は全県で32件にとどまるが、高齢化社会の進展で在宅療養者の増加が見込まれ、同会は「需要はさらに増える」とみている。
 同会の在宅歯科医療連携室が、希望者の相談を受けて、かかりつけ医や各地域の歯科医師会との間で訪問する歯科医を調整。本部と3市の歯科医師会に配置したユニットを歯科医に貸し出し、訪問してもらう仕組みだ。
 同会の小西史人常務理事は「口内の健康を守り、自分で食事を取れるよう保つのは、体全体の健康上も大切なこと」と在宅診療の意義を強調する。
 一方、交通費が診療報酬に含まれないなど歯科医によるボランティアの側面が強いほか、訪問は医院から半径16キロ圏内とされ、郡部では訪問を頼めない可能性もある。小西常務理事は「国がシステムの改善をしてくれれば、在宅診療はもっと進むだろう」と話す。

「都歯の日」に表彰、最高齢は93歳

 医療経済出版           http://www.ikeipress.jp/archives/4832

東京都歯科医師会は10月1日の「都歯の日」に、終身会員(70歳以上かつ在籍35年以上)109名、会長表彰8名、保健文化賞2団体に、その功労を称えて、浅野紀元会長から表彰状が手渡された。前会長の田中秀夫氏が全授賞者を代表して謝辞に立ち、喜びと感謝の意を述べた。
 会長表彰は、85歳以上で歯科保健事業を50年以上行い現在も従事している会員、地方自治体の役職員等で地域保健の発展に貢献した会員、地区歯科医師会が推進する地域保健活動に尽力し、その活動が同会の事業を通じて東京都の地域保健の発展に繋がるような功労を挙げた会員に授与される。最高齢は93歳の細田晴行氏(目黒区)。

富山日歯常務理事、歯科機器・材料の個人輸入に関する新たな問題を指摘

医療経済出版     http://www.ikeipress.jp/archives/4814

9月27日におこなわれた日本歯科医師会の定例記者会見で、冨山雅史常務理事は歯科機器・材料の個人輸入に関する新たな問題を指摘し、今後の予定について言及した。
冨山常務理事は、個人輸入自体は違法ではないとしながらも、「最近は国内で販売されているにも関わらず、コスト削減を目的として、インターネットを利用して未承認のインプラントなどを購入している事例が散見される。海外の医薬品・医療機器等には安全性が担保されていないものもあり、医療事故を起こす可能性が否定できない」と述べ、厚労省に対して日歯を含む関連団体と意見交換するための要望を10月に提出することを明らかにした。

>>安全性の確立されていないものについては、やはり実証されてから使用となるべきですね。インターネットを通じ、全世界につながっている環境になっていますが、便利さの裏返しは危険もはらんでいることにもなると思います。

井原で「歯ブラシ供養祭」 県歯科医師会が初開催

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012092221340239/

 岡山県歯科医師会は22日、初の「歯ブラシ供養祭」を井原市笹賀町の金敷寺で開き、口内の健康維持に活躍した使い古し約5千本の労をねぎらった。

 供養祭には、酒井昭則会長ら12人が出席。本堂に各支部から集まった歯ブラシが積まれ、塚本佳道住職が読経する中、参列者が焼香し手を合わせた。

 酒井会長は「健康維持には正しい歯磨きが大切。毎日使う歯ブラシに感謝し、古くなれば早めに交換を」と話していた。

 同会は、11月8日(いい歯の日)まで各支部が開く健康イベントで、古い歯ブラシを新品と交換する事業を展開している。

>>>>このアイデア面白いですねぇ。興味を引きます。

 

 

窓口負担割合高いほど受診控えー日医が初の調査

Yahoo! ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000005-cbn-soci

日本医師会は5日、会員の診療所や病院の外来患者を対象に行った医療費の窓口負担に関するアンケート調査の結果を公表した。それによると、過去1年間に経済的な理由で受診を控えたことのある患者の割合は、負担する医療費の割合に応じて高く、2割負担と3割負担では全体の1割以上を占めた。日医が窓口負担に関する調査を実施するのは今回が初めて。
調査は7月、日医の地域ブロックごとに無作為抽出した会員(開設・管理者)の診療所と病院合わせて839施設を対象に実施。同月の10、11、13日のいずれかの日を医療機関側が選択し、その日の外来患者に調査票に記入してもらう形で行われた。回答があったのは診療所336施設(回答率43.9%)、病院31施設(同41.9%)。調査に協力した患者数は8278人で、内訳は1割負担2788人、2割負担127人、3割負担3902人など。
外来窓口で支払う医療費の負担感については、1割負担では「とても負担」「やや負担」を合わせて38.2%だったのに対し、2割負担は58.3%、3割負担は66.5%で、負担割合に応じて高かった。
また、過去1年間に経済的な理由で受診しなかったことが「ある」と回答した人は、2割負担が10.2%、3割負担が11.5%で、いずれも2ケタ台に達し、「その結果、症状が悪化したことがある」と答えた人は2割負担が7.1%、3割負担が6.5%だった。
「窓口負担の引き上げは慎重に検討を」
一方、将来的に負担が増えた場合の受診回数を聞いたところ、「確実に減らしたい」「多少減らしたい」と回答した人は2割負担と3割負担では半数を占めた。これを受診差し控えの経験の有無で見ると、経験がない人は「減らしたい」との回答が全体の4割程度だったのに対し、経験がある人では約8割に上った。さらに、今後の窓口負担割合の引き上げについては、「反対」が全体の半数近くを占め、「どちらかといえば反対」を合わせて8割以上の患者が反対だった。
この日の定例記者会見で日医の石川広己常任理事は、「受診時定額負担や、実質的な患者負担増につながる混合診療の全面解禁も含め、患者一部負担割合の引き上げは慎重に検討されなければならない」との見解を示した。

日医定例記者会見 9/5
日本医師会「患者窓口負担についてのアンケート調査」結果報告
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20120905_3.pdf