がん治療拠点7日開館 福山

中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305050115.html

福山市民病院(蔵王町)の西館が7日、オープンする。がんの早期発見に役立つ陽電子放射断層撮影装置(PET―CT)を、市内の病院で初めて備えた。診療科目に口腔(こうくう)がんなどを診療する歯科口腔外科と、がんペインクリニック内科を新設。広島県東部のがん治療の拠点として充実を図る。
西館は地上7階地下1階延べ約1万6千平方メートル。PET―CTは糖類ががん細胞に集まる性質を利用した装置で、早期がんの発見に威力を発揮する。3月に地下1階に据え、画像の調整やシミュレーションなどを続けている。病室のほか事務部門のオフィス、ホールなども西館に置く。
ベッド数は、現在の400床から106床増えて506床に。診療科目は26から28となる。駐車場の新設も含めた総事業費は約70億円。
市民病院は2006年、国の地域がん診療連携拠点病院の指定を受けた。西館オープンに伴う体制の充実で、拠点性の向上を目指す。PET―CTを扱う放射線診断・IVR科の奥村能啓統括科長は「早期発見で、より適切な治療が選べる。質の高い診療につなげたい」と話している。

関連記事
PET-CTとPETの違い http://www.pet-net.jp/pet_html/treat/01pet-ct.html

>>>広島市にも、中電病院などPET-CTを導入している病院が増えつつあります。
早期発見が重要である口腔ガンの根絶に期待されます。
・・・医科は先進医療がどんどん取り入れられています。歯科もそうならないかしら。

米国に住むとアレルギー疾患リスクが上昇、米研究

AFP BB News http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2941489/10665940

【5月1日 AFP】米国外で生まれた子どもは米国生まれの子どもに比べて、ぜんそくやアレルギー肌、食物アレルギーといった症状が生じるリスクが低いが、米国に10年ほど住むことでアレルギー疾患のリスクが高まる可能性を示す研究結果が、29日の米国医師会雑誌(Journal of the American Medical AssociationJAMA)に掲載された。
この研究は、一定の環境暴露を受けると後年、子ども時代の微生物暴露による保護作用を越えてアレルギーを引き起こす可能性を示唆している。
米国では近年、食品アレルギーや肌のアレルギー反応が増加しているが、研究では2007~08年に電話調査を行った全米約9万2000人の記録を検証した。報告された症状にはぜんそくや湿疹、花粉症、食品アレルギーなどがあった。
米ニューヨーク(New York)にあるセント・ルークス・ルーズベルト・ホスピタル・センター(St. Luke’s-Roosevelt Hospital Center)のジョナサン・シルバーバーグ(Jonathan Silverberg)氏率いる研究チームは「いかなるアレルギー疾患についても、米国内で生まれた子どものアレルギー疾患率(34.5%)に比べ、米国外で生まれた子どもの疾患率は著しく低かった(20.3%)」としている。「ただし、国外で生まれた米国人でも、米国での在住期間が長くなるほどアレルギー疾患リスクが増加していた」という。
米国外で生まれたが、その後米国へ移って在住歴10年以上の子どもでは、米国に住み始めた年齢に関係なく、湿疹や花粉症を発症する可能性が「著しく」高く、同じ外国生まれでも米国在住歴が2年以内の子どもと比べると、湿疹では約5倍、花粉症では6倍以上の発症率だった。
同研究は「アトピー性疾患の疫学研究において、米国での在住期間はこれまで要因として認識されていなかった。外国生まれの米国人でも後年、アレルギー疾患を発症するリスクが高まりうる」と結論付けている。(c)AFP/Kerry Sheridan

関連記事 http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/10/1018_2.html

食物アレルギーの子ども、アメリカでは10年間で18%増加

アメリカ疾病対策センター(CDC、Centers for Disease Control and Prevention)は10月22日、2007年には約300万人の子ども(18歳以下)が食物・消化アレルギーを発症したと発表した。これはその年齢層の人口の3.9%に相当する。また食物アレルギーだげに限ればこの10年間で18%の増加傾向を見せているとのこと

>>>BSE問題をはじめとしてアメリカはもう少し、「食の安全性」に力を入れる必要があるかもしれません。また、温暖化ガスの排出を抑制することで大気の浄化に努めるべきではないでしょうか。日本では、小麦粉に対するアレルギーがあり食の欧米化が近代のアレルギー発症の一因となっているようにも思われます。(もちろん「そばアレルギー」など日本古来の食物でもアレルギーは起こりえます)。

それにしても、現代の子供たちは以前に比べてアレルギーが多い気がしませんか。

青年期肥満で55歳前の死亡リスクが2倍に、調査報告

AFP BB NEWS http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2941672/10670453

  • 2013年05月01日 09:29 発信地:パリ/フランス

【5月1日 AFP】20代前半で肥満の男性は、同年代の平均体重の男性に比べて、55歳になる前に死亡する確率が2倍になるというデンマークの研究チームによる調査結果が30日、英医師会雑誌(BMJ)のオンライン医学誌「BMJ Open」に発表された。
研究チームは、1955年に22歳だったデンマーク人男性6500人を対象に、33年間におよぶ追跡調査を実施した。
調査対象の1.5%にあたる97人が、調査に登録した22歳の時点で、身長に対する体重の割合を示す体格指数(BMI)が30以上の「肥満」だった。調査対象の83%にあたる5407人は、BMIが18.5から25の間に分類される「標準」体重の範囲内だった。
調査の結果、「肥満」グループのほぼ半数が、55歳になるまでに2型糖尿病(Type 2 diabetes)や高血圧症と診断されたり、心臓発作や脳卒中を起こしたり、脚や肺に血栓が生じたり、死亡したりした。
研究チームは「肥満グループの人は、高血圧症を発症したり、心臓発作を起こしたり、死亡したりする確率が2倍以上だった」と声明で述べている。「BMIが1増加するごとに、心臓発作の発症率が5%増加、高血圧症と血栓の発症率が10%増加、糖尿病の発症率が20%増加するという関連性が見られた」
研究チームは、肥満による健康障害と早死にが「今後数十年以内に、医療制度にかつてないほどの負担をもたらすにちがいない」と警告している。また、今回の調査は男性に対してのみ行われたが、この関連性は女性にもあてはまる可能性が高いとしている。(c)AFP

関連記事

NPO日本成人病予防協会 http://www.japa.org/seijinbyou/himan/himan.html
...肥満といわれているもの全てに必ずしも医学的問題が生じるとは限りません。...
-中略-
肥満が糖尿病などの代謝異常や高血圧など循環器疾患をはじめとして、数多くの疾患の 危険因子となります。それらの合併症は必ずしも肥満の程度と関連して発症するものではな く、脂肪分布が重要な意義を持つことが徐々に明らかになってきています。 脂肪沈着は一般に皮下脂肪から内臓脂肪へ、さらに脂肪以外の臓器へと進行し、それに伴 って合併症の頻度は大きくなります。

>>>肥満が健康に良くないことは既知の事実ですが、若年期の肥満が壮年期以降の健康に影響を与えるとは、予想されることとはいえ深刻です。関連記事にもあるように脂肪がより内部に浸透するほど危険が増すようですから、脂肪を蓄積しないよう日頃から気を付ける必要があります。

ビタミンD不足で死亡リスク1.7倍に―独研究

メディカルトリビューン http://kenko100.jp/news/13/04/30/01

ビタミンD不足で死亡リスク1.7倍に―独研究

呼吸器疾患死は2.5倍

免疫を調整する働きを持つビタミンD。不足することで脳卒中やがん、糖尿病、骨折など、さまざまな病気になるリスクが高まると指摘されている。こうした中、ドイツがん研究センターのBen Schöttker氏らは、ビタミンD不足によって死亡リスクが1.7倍になると、米医学誌「American Journal of Clinical Nutrition」4月号(2013; 97: 782-793)に発表した。特に、肺炎など呼吸器疾患による死亡は2.5倍に上昇するという。

心血管疾患死やがん死も1.4倍

Schöttker氏らは、ドイツの高齢者を対象とした研究の参加者(登録時の年齢50~74歳)について、登録時(9,578人)と5年後(5,469人)に血液(血清)中のビタミンD(25ヒドロキシビタミンD=カルシフェジオール)を測定し、中央値で9.5年間追跡した。
期間中に1,083人が死亡。内訳は、心臓病や動脈瘤(りゅう)などの心血管疾患による死亡が350人、がんによる死亡が433人、呼吸器疾患による死亡が55人だった。
ビタミンD濃度が十分なグループ(血清1ミリリットル当たり20ナノグラム超)、不十分なグループ(同12~20ナノグラム)、欠乏症のグループ(同12ナノグラム未満)に分けて検討したところ、十分なグループと比べた死亡リスクは、不十分グループで1.17倍、欠乏症グループで1.71倍に上昇していた。
また、欠乏症グループでは心血管疾患死が1.39倍、がん死が1.42倍、呼吸器疾患死が2.50倍と高かった。
なお、米国内分泌学会の基準では、ビタミンD(25ヒドロキシビタミンD)の推奨濃度を30ナノグラム以上とし、20ナノグラム以下を「ビタミンD欠乏症」としている。この基準を今回のグループ分けに当てはめると、“不十分なグループ”も欠乏症に分類されるだけでなく、“十分なグループ”でも推奨濃度に達していないケースが考えられる。30ナノグラム以上の“真の十分なグループ”と、20ナノグラム以下の“真の欠乏症グループ”との比較が求められる。
(編集部)

関連記事
長寿の鍵はビタミンD不足? オランダ研究 http://kenko100.jp/news/2012/11/13/01
ビタミンD(カルシフェジオール、25ヒドロキシビタミンD)の不足は、がんや脳卒中など加齢に伴う病気の発症や死亡率との関連が指摘されてきた(関連記事1関連記事2関連記事3)。ところが、オランダ・ライデン大学医療センターのRaymond Noordam氏らは、長寿者の子孫1,038人の血液中のビタミンD値を測定したところ、その配偶者に比べて低く、遺伝的にビタミンD値が高くなる要素(関連遺伝子の一塩基多型)が出る頻度も低いという新しい知見を、11月5日発行のカナダ医学誌「CMAJ」(電子版)に報告した。Noordam氏らは、これまでの認識に疑問を投げ掛けている。
>>>ビタミンDといえば、カルシウムの吸収を促進する触媒として有名ですが、そのビタミンDにまつわるいろいろな研究がなされているようです。この2つの研究を見ると、ドイツは「死因」をオランダは「長寿者のビタミンD値」を対象としており、どこか視点が違うような気がします。

イベント:「食習慣と歯」考える 府条例制定記念、講演やシンポ−−京都・下京 /京都

毎日jp http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20130421ddlk26100340000c.html

毎日新聞 2013年04月21日 地方版

昨年12月に施行された「府歯と口の健康づくり推進条例」制定を記念するイベント「お口の健康は元気の秘訣(ひけつ)」(府歯科医師会主催、府、京都市共催、毎日新聞社など後援)が20日、京都市下京区のシルクホールで開かれた。約750人が、健康な食習慣と歯の関係について耳を傾けた。
同条例は歯周病などを予防するために早期治療を府民に促す内容。条例の趣旨を広く伝えようとイベントを企画した。
日本歯科医師会の大久保満男会長が「『いのちと食』を支える歯科医療」と題して基調講演をした。大久保会長は「他の動物と違い、人生をどう生きるかを考えるのが人間」としたうえで、歯科医療の使命を「高齢者になっても口から食べることを保障し、人間の尊厳を守ることだ」と説明した。
講演の後は、府歯科医師会の岩佐勝也理事が座長を務めるシンポジウムがあり、大久保会長らが「食と歯」について議論を交わした。【松井豊】

>>>医食同源ならぬ「歯食同源」とでも言いましょうか。いつまでの自分の歯で食べたいものです。
ところで、ドイツで面白い研究をしていました。マウスに1.人間の食事、2、動物園のチンパンジーに与える食事、3、『McDonald’s』のメニューを食べさせ、それが遺伝子発現にどういう影響を与えるかという比較実験だそうです。
http://wired.jp/2008/02/21/%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E3%81%AF%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%99%BA%E7%8F%BE%E3%81%AB%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E2%80%95%E2%80%95%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E3%82%84%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B9/

それによると人間とチンパンジーの食事ではマウスの肝臓の遺伝子に違いがあったそうです。なお、下欄の補足部分に「McDonald’sの食事は脳における遺伝子発現の違いにおいて若干の相関関係があったという。ごくわずかなもので統計的に有意ではないが、飽和脂肪と精白糖の多い食事が神経障害を引き起こすことを示唆する他の研究成果に照らすと、気にかかる話ではある。」とありました。安易にファーストフードにたよることへの警鐘とも取れます。

医療相談室 Q) 歯科インプラント後の服薬は

ヨミドクター http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=76111

医療相談室

Question
歯科インプラント後の服薬は
昨年5月に歯科インプラントの手術を受けました。骨粗しょう症の薬「エビスタ」を服用中で、歯科医から「治療中はビスホスホネート製剤に変更しないで」と指示されました。(59歳女性)

Answer
骨粗しょう症のBP製剤 影響も
岸本裕充(ひろみつ)兵庫医大歯科口腔(こうくう)外科教授(兵庫県西宮市)

歯科インプラントは、歯を失った骨に金属の人工歯根を埋め込み、完全に結合させたうえで、人工歯根に歯冠部分をつけ、歯の形を再現する治療です。
一方、骨粗しょう症の薬には、骨の代謝を遅くするビスホスホネート(BP)製剤、骨に対し女性ホルモンのような働きをする「エビスタ」をはじめとしたラロキシフェン塩酸塩などがあります。
BP製剤は、最も骨折予防効果に優れる薬の一つです。骨密度の低下などの理由で、医師がBP製剤を勧める可能性はあります。
BP製剤を使っていると、抜歯やインプラント手術のように顎の骨の治癒が必要な治療で、治る速度が遅くなる場合があります。手術後の経過が悪いと、まれに顎の骨が壊死(えし)することもあります。
したがって、抜歯やインプラントの手術を行う時には、BP製剤を一時中断することがあります。一方、BP製剤は骨に強力に沈着しているため、短期間中止しても効果はあまりないという考え方もあります。
手術後1年近く経過し安定しているならば、エビスタをBP製剤に変更しても、直ちにインプラントに悪影響を及ぼすことはないでしょう。ただし、インプラントの周囲に炎症などが生じた場合、治りに影響を及ぼす可能性はあります。
毎日の適切な口腔清掃と歯科での定期的なメンテナンスが必須です。BP製剤への変更が必要になったら、その時点で、インプラントの状態を慎重に評価する必要があるでしょう。

(2013年4月20日   読売新聞)

>>>BP製剤については2008年1月に日本口腔外科学会が示したガイドラインの中でも、
「いまのところ、BP系薬剤による顎骨壊死については、発症機序、予防法、対処法と未だ明確
なものがなく、BP系薬剤の処方医と歯科医 ・歯科口腔外科医の間で、不安感が広がっているのが現状であります。」
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=bp%E8%A3%BD%E5%89%A4&source=web&cd=4&cad=rja&sqi=2&ved=0CEIQFjAD&url=http%3A%2F%2Fwww.jsoms.or.jp%2Fpdf2%2Fbone_bisphos.pdf&ei=tCF1UdSSBIy4iAfyjIGQBg&usg=AFQjCNEdambN8S6igx2li4u8rxtuZr0z7A
と記述されています。とりあえず安全策を取っておこうという方針を取らざるを得ないというのが実情でしょう。

虫歯治療で抜いた神経再生、世界初の臨床研究へ

ヨミドクター http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=76444

虫歯の治療で抜いた歯の神経(歯髄)を、親知らずから取り出した細胞を移植して再生する世界初の臨床研究を国立長寿医療研究センター(愛知県)の中島美砂子部長らが今月内にも始める。
細菌による虫歯再発や化膿(かのう)を防ぎ、歯の寿命を長くできると期待される。

症状の重い虫歯の治療では、歯の中央部分に位置する歯髄をくりぬき、空間を金属などで補強する。周囲はセメントで固めるが、すき間から細菌が入り、虫歯が再発したり、歯の根もとが化膿したりすることも多い。抜歯に至る場合もある。
臨床研究では、患者5人の、親知らずなど不要な歯から、歯髄の再生を促す細胞を採って培養。培養した細胞を、とどまらせる役割のたんぱく質とともに、歯髄の抜けた空間に注入する。犬の実験では2か月後に歯髄が回復。臨床研究では、同様の効果があるか、安全性と有効性を確認する。

 2013年4月20日 読売新聞)

>>>古来より抜去された智歯を失われた大臼歯の代わりにする再植術が行われてきました。
また広島大学では抜去した歯牙を冷凍保存して将来利用しようという研究(ティースバンク)もおこなわれています。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/orthod/details1001.html

今回の研究はiPS細胞とはまた違った意味での生体移植術といえそうです。まだまだ始まったばかりなので、今後の成果に注目したいものです。

信頼性高い歯科治療を 東北大病院インプラントセンター開設

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130410t15017.htm

河北新報

あごの骨に人工歯根を埋め込み、歯を復元するインプラント治療のニーズの高まりを受け、東北大病院(仙台市青葉区)は4月、院内に「歯科インプラントセンター」を開設した。治療をめぐっては全国的に腫れや痛みが残るといったトラブルも多い。東北大はセンターを核に関係診療科の連携を強め、信頼性の高い技術を持つ人材育成にも取り組む。センターは外来C棟の4階に1日付で開設した。インプラント治療専用の手術室をはじめ、歯科用ユニットを備えた個室2室やCT画像診断装置などを配備した。
従来は「歯科顎口腔(がくこうくう)外科」「口腔診断科」「歯周病科」など診療科ごとに対応してきたが、センターは患者をワンストップで受け入れる。各診療科の担当者が話し合い、チーム医療に当たる。同様の施設は、九州大をはじめインプラント治療が普及する東京以西を中心に、各私大などが既に設けている。東北での専門施設開設は東北大が初となる。 東北大によると、インプラント治療が日本に導入された当初は材料や手技が未確立で、失敗例もあった。トラブル相談や事故が急増しているとして、2011年には国民生活センターが日本歯科医師会などに改善策を求めた経緯がある。12年度からは、がんや交通事故などで歯とあごの骨を失った患者への治療も保険適用となるなど、適応範囲の拡大や高度化が進む。センターは専門医養成に加え、開業医の研修も積極的に行う。 センター長に就いた顎口腔再建治療部の小山重人准教授は「先進的な治療技術の提供にとどまらず、世界標準の教育研修システムの開発を目指したい」と話している。

>>マスメディアにおいても、「インプラント」について、多く取りざたされていますが、インプラントについては、審美性や咬合力などにおいて、理想的に機能回復を期待できることは、間違えなく、患者さんにおいても、大変有意義な治療法のひとつであると考えられます。このような形で、大学においてインプラントの先導をしていくことは、有意義だと思います。

インプラント 歯科医の教育の場確保を

NHK NEWSWEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130331/k10013573111000.html

あごの骨に金属を埋め込んで人工の歯を取り付けるインプラント治療で健康被害を訴えるトラブルが相次いでいることを受け安全対策を考えるフォーラムが開かれ、歯科医師への教育の場を確保していく重要性が確認されました。

インプラント治療は「自分の歯に近い感覚が取り戻せる」として普及が進む一方、一部の歯科医師の技術が不十分なことなどから、治療後しびれや痛みが残るなどのトラブルがあとを絶ちません。 都内で開かれたフォーラムには、治療に携わる歯科医師やメーカーの代表のほか、国の担当者らが出席しました。 まず患者の救済に取り組む高梨滋雄弁護士が講演し、トラブルの背景として、歯科医師に対してメーカーが行う講習が中心で、大学ではインプラントに関する教育がほとんど行われてこなかった問題点などを指摘しました。 これを受けて出席者が意見を交わし、現在、複数の学会が協力して標準的な治療のルールを定めた指針の策定が進められていることが紹介されたほか、大学や学会、メーカーが連携して歯科医師への十分な教育の場を確保していくことなどを確認しました。 一方、学会などに所属しない歯科医師の水準をどう高めていくかといった課題も指摘されました。 高梨滋雄弁護士は「患者側が安全な医療機関を見極める目を持つことも重要なので、そのための情報提供に努めていくことが欠かせない」と話していました。

>>>今、インプラントは目の敵のように批判の嵐にさらされています。でも、適応症や術式さえ誤らなければ、夢の治療にもなりえる可能性を秘めています。これからもっと研究を進め、歯学教育の中にもひとつの学問として確立されることを心待ちにしましょう。

日本歯科医学会、会誌 第32巻発行 アンケ回答を依頼

ha-ppy-news.net http://www.ha-ppy-news.net/topics/106800.html

日本歯科医学会は、日本歯科医学会誌 第32巻を発行し、最新歯科医学の情報提供だけでなく、臨床の場においても役に立つ情報を発信することで、内容の充実を図り、歯科医学の発展に寄与することを目的にした、読者アンケートへの回答を呼びかけている。

第32巻の主な内容は、第22回日本歯科医学会総会 報告、特別企画・座談会「地域住民の生活を支える歯科医療を確立しよう」~健康長寿社会を共創するかかりつけ歯科医機能~、学術研究「平成23年度総合的研究推進費課題」・アミノ酸ラセミ化率を指標とした歯からの年齢推定の確立、などとなっている。

>>>臨床に役立つ学術誌・・・大歓迎です