腹腔鏡手術、4病院で高死亡率 学会調査で判明 病院名は非公表

http://www.sankei.com/life/news/150612/lif1506120025-n1.html

産経ニュース

 

腹腔鏡を使って肝臓や膵臓(すいぞう)の手術を行う全国214病院を対象に日本肝胆膵外科学会が行った調査で、手術後の死亡率が平均の10倍に達するなど特に高い病院が4つあることが12日までに分かった。学会はこれらの病院に患者や手術に関する詳しい情報の提供を求めることを決めた。病院名は明らかにしていない。群馬大病院や千葉県がんセンターで死亡が相次いだ問題を受け、学会が高難度の手術ができると認定している病院を対象に緊急のアンケートを行った。4病院は平成23~26年の死亡率が両病院と同程度だった。

 

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連絡ミスで食道がん2年以上放置 転移の可能性も 新潟県立中央病院が謝罪

http://www.sankei.com/life/news/150522/lif1505220033-n1.html

産経ニュース

 

新潟県立中央病院(上越市)は22日、下喉頭がんで平成24年に入院した80代の男性患者の検査で食道がんが見つかったにもかかわらず、診療科の間での連絡ミスなどで治療せず、約2年5カ月間放置する医療事故があったと明らかにした。

 

病院によると、男性は24年10月に入院。耳鼻咽喉科の主治医は他のがんの併発を調べる検査を内科に依頼し、内科医は内視鏡検査で食道がんを見つけ主治医に報告書を出したが、主治医が結果を確認しなかった。

 

内科では通常、内視鏡検査で異常が見つかれば検討会で治療方針を決めるが、検査した医師が電子カルテ上の担当科を「耳鼻咽喉科」と誤記載したため、放置された。男性は下喉頭がんの治療だけを受けて退院し、在宅療養していた。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  謝罪をしたとのことですが、今後どのように対応していくのでしょうか。注目です

 

群馬大病院 腹くう鏡手術死亡率が平均の18倍

NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150323/k10010025391000.html

群馬大学附属病院で腹くう鏡による肝臓の手術を受けた患者8人が死亡した問題で、病院の手術の死亡率は、全国平均のおよそ18倍に上ることが日本肝胆膵外科学会が行った全国調査の結果、分かりました。
群馬大学附属病院では、去年6月までの4年間に、腹くう鏡による肝臓の手術を受けた患者8人が死亡し、その死亡率は8.6%に上っていました。(続きはリンクから)

>>>群馬大病院が他と比べて死亡率が特に高いということに驚きました。この事件のために高度な治療の普及にブレーキがかからなければよいのですが。

腹腔鏡死亡「全例で過失」…群馬大病院

Yomidr

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=112598

群馬大学病院(前橋市)の腹腔(ふくくう)鏡手術問題で、病院による最終的な調査報告の概要が判明し、手術後に死亡した患者8人全員の診療に「過失があった」と認めていることがわかった。

最終報告はきょう3日公表される。病院側は遺族への補償の意向を示しているという。ただ、患者の死亡例が相次いだ後も執刀医や教授が高難度の手術を続けた理由や背景はなお不透明で、「納得できない」という遺族もいる。

群馬大病院では、肝臓の腹腔鏡手術を受けた患者8人が2011年1月~14年5月に死亡。外部委員5人を含む調査委員会で調査し、昨年12月に中間報告を公表。今年2月には調査を終え、同月中旬から3月1日まで遺族やその代理人を務める弁護士に個別に説明してきた。

>>続きはリンク先よりどうぞ  真相はまだ不明な部分がありそうです。

医療過誤は,誰のせいで起こる?

週刊医学界新聞  第3112号 2015年02月09日 http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03112_03

レジデントのための「医療の質」向上委員会 本連載では,米国医学研究所(IOM)の提唱する6つの目標「安全性/有効性/患者中心志向/適時性/効率性/公正性」を軸に,「医療の質」向上に関する知識や最新トピックを若手医師によるリレー形式で紹介。質の向上を“自分事”としてとらえ,日々の診療に+αの視点を持てることをめざします。

第2回:安全性(2)医療過誤は,誰のせいで起こる?

今月のまとめ ▲ 医療過誤は “一生懸命働いている優秀な医療従事者”が引き起こすことがほとんど ▲ 複数の潜在的な要因を取り除くことでしか,次のエラーを防止することはできない ▲ 個人への責任の押し付けではなく,エラーの起こりにくい仕組みの構築が,安全な医療の実現には重要

 

週刊医学界新聞  第3108号 2015年01月12日 http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03108_02

レジデントのための「医療の質」向上委員会 第1回:安全性(1)安全な医療の提供には,何が必要?

今月のまとめ ▲ 医師が“患者を助ける”ためには,医療は安全でなくてはならない ▲ 医療過誤による有害事象は毎日発生しており,決して他人事ではない ▲ 安全への第一歩は,“謙虚さ”“尊重”“透明性”を心掛けることから

日歯、定例会見を開催

Quint Dental Gate

http://www.quint-j.co.jp/web/topic/topi.php?no=1615

さる1月22日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。 大久保会長は挨拶の中で、消費税増税の先送りにともなう医療機関の控除対象外消費税問題の対応について触れ、「日歯はこれまで主張してきた非課税還付方式という旗は降ろしてはいないが、その主張はますます厳しい状況になってくる。課税という方向性を示している日本医師会、全日本病院協会、日本薬剤師会と歩調を揃えて議論していきたい」との考えを示した。 その後、記者団との質疑応答の中で、平成27年度介護報酬改定において「経口維持加算等の見直し」が行われる予定であることについて、大久保会長は口から食べる楽しみを支援するための取り組みが評価されることに対して一定の理解を示した。一方で、介護保険施設における歯科医師、歯科衛生士の介入が少ない現状について、かかわるチャンスが増えるような制度および体制づくりが必要としつつも、現実に即した議論を重ねていくことが大切とした。

医療等ID、マイナンバーとは別途確保を-三師会が声明

Yahoo! ニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000003-cbn-soci

医療などの分野の専用番号「医療等ID」について、日本医師会(日医)、日本歯科医師会、日本薬剤師会(日薬)の三師会は19日、法制度整備などを求める声明を発表した。声明では、マイナンバーとは別途、医療等分野専門の番号を確保すべきと訴えているほか、マイナンバー制度で全国民に配布される個人情報カードに、健康保険証機能を取り込むことに反対している。

歯科 News & Topics | DENTAL VISION 医療等IDに係る法制度整備等に関して、三師会が声明を公表http://www.ikeipress.jp/archives/8013

三師会による共同記者会見が11月19日、東京・駒込の日本医師会会館で行われ、「医療等IDに係る法制度整備等に関する三師会声明」が発表された。出席者は、日本医師会より横倉義武会長および石川広己常任理事、日本歯科医師会より三塚憲二副会長および冨山雅史常務理事、日本薬剤師会より山本信夫会長および田尻泰典常務理事の6名。横倉日医会長は、「平成15年5月の個人情報保護法制定時に、医療のような高いレベルの保護が求められる分野については個別法を早急に検討するとの付帯決議が衆参両院でなされたが、10年以上経過しても医療分野における個別法は策定されていない」とし、国民の医療と尊厳を守る立場から、現在検討されている医療等分野で必要とされる番号に関連した法制度等のあり方について、三師会声明を公表する」と主旨を述べた。声明の内容は、医療情報保護のための罰則を伴う法整備、医療情報の二次利用・突合の原則禁止、個人番号カードに健康保険証機能を取り込まないことなど10項目を挙げている。

三師会合同記者会見 11/19 医療等IDに係る法制度整備等に関する三師会声明について

声明http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20141119_21.pdf参考資料http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20141119_22.pdf

患者情報、治療に生かす 年齢・検査内容…61万人分集めて公表

http://apital.asahi.com/article/gan/2014092200008.html

Apital.asahi.com

広島市民病院の医療情報室。3人の院内登録実務者が、がん患者の情報をコンピューターに入力している。年齢、性別、初診日、がんと診断された日、検査内容など103項目をすべての部位のがんについて記録する。

病院では2カ月に1回、医療者向けにがん研修会を開く。がん登録のデータをもとに、診断や治療内容の変化、ほかの病院との比較などを紹介している。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ   有用なデータとなればいいですね

診療ガイドラインが正しく利用されるために

http://apital.asahi.com/article/kiku/2014091600003.html

Apital.asahi.com

 

「診療ガイドライン」って知っていますか?

米国医学研究所(Institute of Medicine)の定義によると、「医療者と患者が特定の臨床状況での適切な診療の意思決定を行うことを助ける目的で系統的に作成された文書」とされています。

そして、診療ガイドラインは、「最新の臨床研究に基づいた質の高い診療の普及」「推奨される診療の可視化」「コミュニケーション・ツール」などにおいて活用されます。

そのため、現在、さまざまな疾患に対して、診療ガイドラインが作成されています。また、診療ガイドラインは、医療者向けだけではなく、一般(患者)向けのものが作成されている場合もあります。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ   ガイドラインの重要性について記載されています

スマホで便利に服用管理 電子お薬手帳 進む実証実験

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2014052702000177.html

東京新聞

 

処方薬の服用履歴をスマートフォンなどで管理する「電子お薬手帳」の利用が広がりつつある。常に携帯でき、飲み忘れ防止のアラームなど便利な機能も多い。ただ、どの薬局でも共通して使える仕組みづくりが課題だ。 (山本真嗣)

長野県上田市の飲食店経営、宮沢拓真さん(40)は昨冬、長男(10)が風邪をひき、医師から現在服用中の薬の有無を聞かれた際、スマホの電子お薬手帳を見せた。

>>続きはリンク先よりどうぞ  スマホも必須の時代になりつつありますね