小児期に抗生物質を繰り返し使うと1型糖尿病になりやすい(2016.9.1配信)

小児期に抗生物質を繰り返し使うと、1型糖尿病を発症しやすくなる可能性がマウスを用いた研究で示唆された。ヒトにおける小児期の耳感染症治療に用いる際と同等な用量の抗生物質を、若齢マウスに3回投与した結果、投与しなかった場合に比べて1型糖尿病の発症率が上昇したと、研究を実施した米ニューヨーク大学(NYU)ランゴン医療センター(ニューヨーク市)教授のMartin Blaser氏は述べている。

同氏は、抗生物質の服用により腸内細菌叢のバランスが崩れた結果、T細胞などの免疫細胞機能が変化し、膵島細胞の炎症が亢進することが背景にあると説明している。これまでの研究で、1型糖尿病などの自己免疫疾患の患児では腸内細菌叢に変化が生じることが報告されているが、同氏は、今回マウスで認められた知見がヒトでも生じていると結論づけるのは時期尚早だとしている。JDRF(旧青少年糖尿病研究財団)のJessica Dunne氏は、腸内細菌叢の変化が1型糖尿病の発症になんらかの役割を担っている可能性はあるが、その詳細は不明で、1型糖尿病の発症要因についても、遺伝的、環境的な因子の関与は知られているが、正確な原因はいまだ明らかにされていないとしている。

第二次世界大戦以降、1型糖尿病の患者数は20~25年ごとに倍増しているが、「この増加のペースは遺伝的変化を原因とするには速すぎる」と、Blaser氏は指摘している。そこで、他の要因を探索したところ、そのひとつに「抗生物質の使用」が浮かび上がった。同氏によると、10歳に達するまでに平均で10コースの抗生物質による治療を受けているという。

今回の研究は、1型糖尿病の素因をもつ非肥満のマウスモデルを用いて抗生物質の影響を調べたもの。ヒト小児の生後6カ月~1歳に相当する若齢マウスに、抗生物質の服薬と休薬のサイクルを3回繰り返すパルス療法を行う群と、きわめて低用量の抗生物質による持続療法を行う群、抗生物質の投与を行わない群の3つに分けて比較検討した。

その結果、パルス療法群のマウスは、抗生物質を使用しなかった群に比べて1型糖尿病の発症率が2倍に上り、腸内細菌叢の組成も大きく異なっていることが判明した。同氏らは、この原因解明にはさらなる研究が必要としており、マウスを用いた研究を継続し、将来的には1型糖尿病リスクの高い家系を追跡して、この予防と治療法の開発に尽力したいと述べている。

しかし、Blaser氏、Dunne氏の両氏は、今回の知見をもとに子どもの抗生物質の使用を控えるべきではないと強調している。Blaser氏は、抗生物質の使用が必要とされるケースも多く、この必要性については担当医と十分に話し合うべきだと助言しており、Denne氏は「たとえば、抗生物質が効かないウイルス感染症などへの使用には慎重であるべきだ」と述べている。

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ヘルスデージャパン 2016.9.3

http://healthdayjapan.com/2016/09/01/13347/

小児期に抗生物質を繰り返し使うと、1型糖尿病を発症しやすくなる可能性が示唆されたという結論になっていますが、これについて、更なる検証が必要のようですね。どちらにしても、必要以上に抗生物質を使用することは、体にとっていい結果を生まないので、我々は抗生物質を処方する時に、十分配慮しないといけないですね。

受動喫煙で肺がんリスク上昇 日本人のデータで初確認

他人のたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」は、肺がんになるリスクをおよそ1.3倍高めるとする研究成果を、国立がん研究センターのグループが発表しました。日本人のデータで受動喫煙による肺がんのリスクの上昇が確認されたのは初めてで、グループは、公共の場での屋内全面禁煙の法制化などを進めるべきだとしています。

>>>続きはリンクよりどうぞ。

NHK NEWS WEB  2016年8月31日

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160831/k10010661011000.html?utm_int=news-culture_contents_list-items_004

地域医療、在宅へシフト 道が構想案

各都道府県がつくる「地域医療構想」を巡り、道は30日に構想案を示した。2025年時点で必要な病院の入院ベッド(病床)数は全道で7万3190床で、15年比で8%減る。医療費抑制と高齢化社会の医療体制を両立させるため、在宅医療などへの転換を促す。道議会や道民の意見も踏まえ構想を策定し、早ければ年内に国へ提出する。

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日本経済新聞  2016年8月31日

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06678510Q6A830C1L41000/

高額薬の薬価特例下げ、患者数は変化少なく

診療データ解析のメディカル・データ・ビジョン(MDV)は31日、厚生労働省が4月に導入した薬価を特例的に引き下げる制度に基づき、薬価を引き下げられた4薬剤についての処方実態を発表した。施行前後で月間の患者数の変化は少なかった一方、薬価ベースの売上高は大きく減少。高額薬の取り扱いを巡る厳しい調整は今後も続きそうだ。

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日本経済新聞   2016年8月31日

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ31H8E_R30C16A8000000/

【特別企画】大人のADHD

~生活に支障があるようなら、早めの診断・対策を~
提供:日本イーライリリー

発達障害の一種であるADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)は、日本語に訳すと「注意欠如多動性障害」あるいは「注意欠如多動症」。以前は「注意欠陥多動性障害」と呼ばれていました。「子供に多く見られる疾患」というイメージが強いADHDですが、最近は、成人以降も人知れず悩み苦しんでいる人が多いことが分かっています。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2016年08月24日)
http://kenko100.jp/articles/160824004057/#gsc.tab=0

>>>とりわけ落ち着きのない子に疑われる「ADHD」ですが、大人でも存在するとのことです。身の回りに「どうも集中力がない。物忘れがひどい」など際立っている人がいるときは、この病気の可能性があります。リンク先に症状の一覧が載っていますのでご参照ください。

出産直後の抱っこに注意 脳性まひ招くケースも

生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこするときは顔を横に向けてあげて、お母さんは体を起こす――。出産直後のベッドで母親が赤ちゃんを抱く「早期母子接触」の間に赤ちゃんの体調が急変し、脳性まひになる例があることを踏まえ、日本医療機能評価機構(東京)が予防のためのリーフレットを作成し、注意を呼び掛けている。

>>>続きはリンクよりどうぞ。

日本経済新聞  2016年8月27日

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25HE1_W6A820C1CR0000/

軽度喘息の小児はアセトアミノフェンを服用できる(2016.8.25配信)

アセトアミノフェンは幼児の喘息症状を悪化させないとの研究結果が、「New England Journal of Medicine」8月18日号に掲載された。米ボストン小児病院/米ハーバード医学大学院(ボストン)のWilliam Sheehan氏らの研究。アセトアミノフェンやイブプロフェンは、疼痛や発熱の治療によく使われる。しかし複数の既存研究で、呼吸器症状のある小児ではアセトアミノフェンの頻繁な使用が喘息を悪化させる可能性があることが示唆されている。

その検証のため、Sheehan氏らは軽度の持続型喘息(毎日ではないが週2日以上症状がある)を有する1~5歳の小児300人を対象として、前向き無作為化二重盲検並行群間比較試験を実施した。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ

ヘルスデージャパン  2016.8.27

http://healthdayjapan.com/2016/08/25/13291/

少し意外な気がしましたが、有用なデータとなりそうですね

そよ風や騒音で激痛!線維筋痛症の恐怖とは

8月24日放送日テレ系「ザ!世界仰天ニュース」より

「風が吹いても痛い」といえば痛風だが、そよ風程度でも激痛が走る病気があるのをご存じだろうか。線維筋痛症は30~50歳代の特に女性に多く、患者数は軽症も含めて約200万人。風だけでなく、日差しや騒音などの刺激でも激しい痛みを感じるという。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2016年08月25日)
http://kenko100.jp/articles/160825004063/#gsc.tab=0

>>>私もこの番組を見ました。「血管の中をガラスの破片が流れているような感じ」というほどの痛みは想像をはるかに超えるものと思われます。それでも他人からはわからないので、何ともないようなふりをしなければならない患者さんは気の毒でした。一日も早い治療法の確立を願ってやみません。

小児医療の電話相談強化へ 厚労省、情報集約し改善

厚生労働省が、子どもの病気やけがに関する医療相談を受け付けている「小児救急電話相談事業」を通じて集めた情報について、一元的に集約するデータセンターを設置する方向で検討していることが22日、分かった。相談内容を検証して事業を改善し、対応の強化を図る狙い。

>>>続きはリンクよりどうぞ。

47NEWS     2016年8月23日

http://this.kiji.is/140500872659928572?c=39546741839462401