肝臓再生促す仕組み解明=脳から指令、免疫細胞刺激―東北大

肝臓が手術などで大きく傷ついた際、脳が信号を出して急速な再生を促す仕組みを東北大の研究チームが解明した。肝臓がんなどの手術や治療に役立つ可能性があるという。論文は14日までに、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載された。肝臓は大きなダメージを負うと急速な再生が起きることは知られていたが、その仕組みは詳しく分かっていなかった。
東北大大学院医学系研究科の今井淳太准教授らがマウスで行った実験では、肝臓が傷つくと、自律神経を通じて脳からの信号が肝臓に届き、肝臓内の免疫細胞を刺激することが判明。この免疫細胞が分泌する物質により、肝臓の急速な再生が進むことが分かった。自律神経を切除すると生存率が低下したという。老化したマウスでは急速な再生が起きにくいといい、研究チームの片桐秀樹・同大大学院教授は「臓器の老化がなぜ起こるかや、老化のダメージを抑えることにつなげる手法にも応用していければ」と話している。

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yahooニュース 2018.12.14

https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20181214-00000198-jij-sctch

肝臓は、常に分解、再生でバランスを保つ臓器であり、異常速度で分解して、それが原因で死に至るケースもある劇症肝炎や、肝硬変などの疾患に対し、再生を正常に促す上で、非常に有用な報告ではないかと考えます。臨床応用へは、まだ時間がかかるかもしれませんが、今後に期待したいですね。

腹腔鏡と内視鏡の合同手術 最小限の切除で胃を残す

手術の範囲を小さくすることは、患者の体への負担を軽減し、生活の質を高めることにつながる。胃の腫瘍を、口から入れた内視鏡とおなかから入れた腹腔(ふくくう)鏡で協力して切除する手法が開発され、良好な成績を収めている。開腹が不要で切除が最小限で済むため胃が温存され、手術後も食欲、体力を保つことができるのが最大の利点だ。この手術の開発、普及に当たる専門家に聞いた。

 ■生活の質低下

 この「腹腔鏡内視鏡合同手術」は英語の頭文字からLECS(レックス)と呼ばれる。今のところ、胃の粘膜下に発生する消化管間質腫瘍(GIST=ジスト)や早期の胃がんなどが対象だ。国立がん研究センターによると、日本でGISTの患者は10万人に1、2人とされる。レックスを開発したがん研究会有明病院(東京)の比企直樹胃外科部長によると、小さな粘膜下腫瘍は、以前には経過観察することも多かった。だが、半年ごとの検査は患者の負担もコストも大きい。小さくても転移する恐れがあることも分かり、早期手術が主流になった。

とはいえ、開腹手術では少なくとも胃の3分の1を切除する。胃が変形して食べ物が通らなくなったり、胃から分泌されるホルモンが失われたり、逆流性食道炎が起きたりする。食べられなくなれば、筋力の衰えや体重低下が起き、生活の質は大きく低下する。

 ■弱点補い合う

より負担の小さい方法はないか。おなかに開けた穴から挿入した腹腔鏡による手術、口から入れた内視鏡による切除がそれぞれ開発されたものの、それぞれの手法に弱点があった。比企さんによると、腹腔鏡手術では、腫瘍が胃の内側に膨らむと患部が見えない。腫瘍に切り込んでは、取り残しや転移の危険が高まるので、安全のためどうしても切除範囲が広くなる。一方、内視鏡による切除で多数の実績があり、今ではレックス手術も手掛けている北里大病院(相模原市)消化器センター長の田辺聡教授は「胃壁に穴を開けてしまうと、内視鏡では患部を縫い合わせられない。切除には細心の注意が必要で、対象の腫瘍の大きさも限られていた」と話す。

双方の弱点を補い合うのがレックスだ。腹腔鏡医と内視鏡医が連携、協力して手術する。まず、内視鏡で胃の内側から患部を観察。切除すべき範囲を特定して「切り取り線」を付ける。内視鏡で線上の1カ所だけ胃壁に穴を開け、腹腔鏡は、その穴から胃壁に切り込む。手術室のモニター画面で胃の内外の映像を確認し、声を掛け合いながら切り取り線に沿って切除することで、必要最小限の摘出が可能になった。

 ■何でも食べられる

もともと腹腔鏡手術を手掛けていた比企さんは平成18年、院内の内視鏡医に呼び掛けてこの手術を初めて実施。20年には成果を論文にし、全国の多数の医師と勉強会を発足させた。19~23年に8医療機関で行われた計126例では、中央値で4年半の観察で再発は皆無。安全性が確かめられ、26年には胃の局所切除法として保険適用された。手術は平均3時間余り。10月にこの手術を受けた30代の男性患者は、地元病院からの紹介で有明病院に来院。翌日には手術し、2日後には飲み物を、3日後には流動食を取ることができた。10日で退院し、翌週からは職場復帰。「以前と同様に何でも食べられる」と喜んでいる。比企さんは「リンパ節転移の有無が確認できるようになれば、より多くの胃がんに用いられるだろう。大腸など下部消化管にも応用が見込める」と話している。

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産経ニュース 2018.12.7

https://www.sankei.com/life/news/181207/lif1812070010-n2.html

外科医と内視鏡医とのコラボレーションといわれている、LECSとは腹腔鏡・内視鏡合同手術(Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery)の略称で、内視鏡治療と腹腔鏡手術を同時に行うことで、必要最小限の侵襲で腫瘍切除を可能とする新しい手術方法とのことです。胃粘膜下腫瘍をはじめとした疾患において、試験的に行われていますが、将来的には対象疾患の拡大が期待されています。侵襲が最小限というのは、素晴らしいことだと思います。今後に期待ですね。

 

来年度予算案 100兆円突破へ 財政健全化に向けた道のり険しく

国の来年度予算案が、一般会計の総額で、初めて100兆円の大台を突破する見通しとなったことが分かりました。消費増税に伴う景気対策や、国土強じん化対策などによって予算規模が膨らむ見込みとなったもので、財政健全化に向けては、より道のりが険しくなりそうです。

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NHK NEWS WEB  2018年12月1日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181201/k10011730701000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001

栗林公園で新たなコイを放流 コイヘルペスめぐり陰性確認

国の特別名勝、栗林公園(高松市)の池のコイがコイヘルペスウイルスに感染した問題で香川県は23日、新たなコイ100匹を池に放流する式典を開いた。県はウイルス感染を4月に確認後、池の全てのコイ約700匹を処分。その後に試験用のコイを池に放してウイルス検査を実施し、陰性が確認されたという。

 

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産経ニュース 2018.11.30

https://www.sankei.com/life/news/181123/lif1811230017-n1.html

エボラ抑制の化合物発見 鹿児島大の研究グループ

鹿児島大難治ウイルス病態制御研究センター(鹿児島市)の馬場昌範教授(63)らの研究グループは20日までに、エボラ出血熱の原因となるエボラウイルスの増殖を抑える化合物を発見したと発表した。国際学術誌「アンチバイラル・リサーチ」の電子版に3日、研究結果が掲載された。

 

化合物はマラリア治療薬「アモジアキン」の化学構造を基に作製。馬場教授はマダニが媒介する感染症の治療薬開発を目指した研究を行う中でアモジアキンを使っていたが、エボラ出血熱の死亡率を低下させる効果もあるとする別の研究者の論文が発表されたことから、エボラに関する作用も研究していた。

共同研究している米国の研究者が行った実験で、アモジアキンの化学構造を変えて作った約100種類の化合物のうち一つがエボラウイルスの増殖を強く抑える効果を示したという。今後も米国で動物実験を行うなどして、治療薬の完成を目指す。

 

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産経ニュース 2018.11.20

https://www.sankei.com/life/news/181120/lif1811200030-n1.html

 

エボラ出血熱については、まだアフリカが流行の中心になっていますが、アフリカにいた人がいつでも日本に来ることができる以上、日本も感染拡大の対策を考えておかなくてはいけないと思います。今回の発見が、ワクチンや薬剤として、早く製品化されることが望まれます。そしてアフリカなども含めた、世界中の医療機関で使用できるようになればいいですね。

“客の悪質クレーム” はハラスメント 指針策定へ

店の従業員が客からの暴力や説教など悪質なクレームを受けるケースが相次いでいることから、厚生労働省は、客による迷惑行為から従業員を守るための初めての指針を策定する方針です。

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NHK NEWS WEB  2018年11月16日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181116/k10011712931000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_005

がん見落とし 画像技術が高度化、医師追い付かず

医師ががんの画像を見落としたため、患者が治療の機会を逸し、死亡する深刻な事例が相次いでいる。背景には、専門領域が分化して医師や職員間で情報が共有しにくくなったり、画像診断技術が高度化し医師の目が追い付けなくなったりする状況がある。「(患者が)亡くなられた点で大変重い事案。どう再発防止を図っていくか、多くの区民が注目している」。15日に公表された東京都杉並区の検証委員会の最終答申では、行政や医師らに早期の改善を促した。昨年には東京慈恵医大病院(東京都港区)で、肺がんの疑いが発見された男性=当時(72)=が1年間放置され死亡。今年8月には北九州市立医療センターで、60代男性が肺がんを見落とされ、死亡したことが発覚するなど、近年は重大なケースが顕在化している。日本医学放射線学会によると、医療の高度化で画像診断の件数や撮影画像数が増えたため、情報量が著しく増加。画像撮影はかつて数分で1枚だったのが、息を1回止める数秒間で数百枚撮れるようになった。放射線診断専門医は約5千人いるが、検査数の増加に人員が追い付かないという。

 

さらに臨床医の専門化が進み、「各医師のコミュニケーションが不足するようになった」(放射線学会)。主治医は専門分野だけに注目し、周辺に写っている他の臓器に注意を払わない傾向にある。特に電子カルテが普及し、紙の報告書でやり取りすることが少なくなり、メールで画像を添付し開くことなく放置されるケースもあった。医療事故情報を収集している日本医療機能評価機構が、平成27年1月~今年3月までに報告された37件の画像見落としを調べたところ、大半のケースで見落としていた部位が主治医の専門外だった。画像には専門外の周辺の臓器が写り込み、医師の目が届きにくかったという。患者側に自衛策はあるのか。医療過誤に詳しい小林洋二弁護士は「検査情報を医師に要求し、患者側で管理してもよい。他の医師によるダブルチェックに利用したり、見逃した事案に対抗できる」と話した。

 

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産経ニュース  2018.11.16

https://www.sankei.com/life/news/181116/lif1811160005-n1.html

 

医療の高度化で画像診断の件数や撮影画像数が増え、情報量が著しく増加することにより、かえって診断が難しくなってきたとの事です。確かに、大量の情報の処理をするには、マンパワーが必要になりますが、専門医などの人員の数を考えると、限界もあるのかもしれません。すごく難しい問題かと思いますが、ダブル・トリプルチェックなどを行い、少しでも見落としやミスが起きないようにする対策が必要ですね。

流行続く風疹患者 1692人に 国立感染研発表

国立感染症研究所は6日、10月28日までの1週間に新たに170人の風疹患者が報告され、今年の累計患者数が1692人になったと発表した。100人超の増加は8週連続で、流行の勢いは依然、衰えていない。都道府県別の増加人数は東京が60人と最多で、神奈川24人、千葉19人と続く。患者は30~50代の男性が中心。女性では20~30代が多い。予防接種をしていないか、接種歴が不明の人がほとんどだった。感染源は大半が不明だが、職場、家族、コンサート会場と推定されるとの報告も多かった。

 

風疹はくしゃみやせきで感染し、妊婦がかかると赤ちゃんに難聴や心臓病などの障害が起きる恐れがある。予防にはワクチンが有効だが、妊婦は接種できない。厚生労働省は、妊娠を希望する女性や妊婦と同居する家族に抗体検査とワクチン接種を受けるよう呼び掛けている。

 

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産経ニュース  2018.11.6

https://www.sankei.com/life/news/181106/lif1811060018-n1.html

 

最近は、感染症拡大に関するニュースが多いと感じます。風疹は特に妊婦の間に感染すると、赤ちゃんに影響を与える可能性があります。予防接種について、費用の兼ね合いから、妊婦さんでも予防接種を受けない人もいるみたいですが、国民の健康や将来を担う子供たちを守るためにも、補助金を含めた支援が必要なのかもしれませんね。今後の自治体や政府の対応に期待です。

外国人材受け入れ拡大法案 来週審議入り 与野党論戦本格化へ

今の国会の焦点となっている外国人材の受け入れを拡大するための法案は、来週、衆議院で審議入りすることになり、与野党の論戦が本格化します。

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NHK NEWS WEB  2018年11月10日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181110/k10011705351000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_002

“外国人の保険料滞納 悪質なら在留認めず”で検討 法相

外国人材の受け入れ拡大をめぐって、山下法務大臣は衆議院法務委員会で、新たな制度で受け入れる外国人の社会保険料の滞納が悪質な場合には、在留を認めない方向で検討していることを明らかにしました。

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NHK NEWS WEB  2018年11月9日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181109/k10011704431000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_003