焦点:「災い転じて」、コロナ禍を機に進むインド医療インフラ改善

[バガルプル(インド) 17日 ロイター] – 昨年、インドにおいて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第1波が最も深刻だった時期、バガルプルの東部地区にあるジャワハルラール・ネルー医科大学病院(JLNMCH)は、地方における医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さの典型的な例になっていた。

一般病室、集中治療室(ICU)とも患者と付き添いの親族であまりにも混み合っており、医師の回診には不測の事態に備えて武装警備員が付き添ったほどである。政府系医療機関であるJLNMCHは、病床数約800で数百万人の住民に対応する想定だが、医師たちによれば、今年の第2波襲来の際にもほとんど役に立たなかったという。

だが、パンデミックがもたらした惨禍は、むしろJLNMCHには新たな活力を与えている。当局がインドにおける医療部門への慢性的な投資不足という問題に対処しようとしているからだ。特にバガルプルのあるビハール州の医療インフラは、国内でも最も劣悪な水準にある。

現在JLNMCHでは、院内での需要のほとんどを賄える自家用の酸素製造設備を整え、数十人の看護師を新たに採用し、ICUの対応能力も2倍近くに強化した。ここ数年で初めて、数百の病床が酸素供給ラインに接続された。同病院の管理担当者は、剥離がひどかったピンクの外装も新たに塗り直される可能性があると話した。

高度医療を提供する200床規模の新病院の建設は数年前に開始されたが、今年になって作業は加速し、来年前半には完成する見込みだ。

JLNMCHの医療最高責任者、アシム・クマール・ダス氏は病院内でロイターのインタビューに応じ、「我々にとってはCOVID-19が良いきっかけになった」と語った。「人類にとっては災厄であり、非常に大きな苦しみをもたらしたが、病院のインフラという点では非常に多くの変化をもたらした」

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REUTERS 2021年11月22日

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-india-hospital-idJPKBN2I40DG

減り続けた体重は34キロ…いよいよ「入院治療」でハッと気づいた コロナ禍の摂食障害、当事者親子の苦闘

コロナ禍でさまざまなストレスが重なり、だんだんと食事がとれなくなってしまった10代の女の子。口にできるのはサラダくらいで、160センチの身体は一時34キロまでやせてしまいました。摂食障害から回復していく過程で、体型にコンプレックスがあり、友人たちから何げなく体型をからかわれた言葉に傷ついていたと気づいたそうです。コロナ流行後、心身に起きた変化を女の子とその母に聞きました。

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withnews 2021年11月22日

https://withnews.jp/article/f0211122002qq000000000000000W02c10701qq000023922A

欧州の感染拡大、「非常に心配」とWHO 各国で規制に抗議

世界保健機関(WHO)は20日、新型コロナウイルスの新たな感染の波がヨーロッパで拡大していることについて、「非常に心配している」と表明した。

WHOのハンス・クルーゲ欧州地域事務局長はBBCに対し、緊急対策が取られなければ、新型ウイルスによる死者は来年3月までにさらに50万人以上増える可能性があると述べた。

また、マスク着用を増やせば、すぐに効果が出るだろうとした。

ヨーロッパではいくつかの国で、感染率が過去最高となっている。全面または部分的なロックダウンを実施する国も出ている。

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BBC NEWS JAPAN 2021年11月21日

https://www.bbc.com/japanese/59345202

口唇口蓋裂を受け入れられなかった家族

医師として関わってきた多くの子どもの中には、忘れられない子が何人もいます。その中で、最悪の記憶として残っている赤ちゃんがいます。前回のコラムで、障害児の受容は簡単ではないと言いましたが、それが「死」という形になった子がいました。

手術をかたくなに拒否する家族
産科から小児外科に連絡が来ました。先天性食道閉鎖症の赤ちゃんが生まれたのです。食道閉鎖とは文字通り食道が途中で閉じている先天奇形です。当然のことながら、ミルクは一滴も飲めませんから、生まれてすぐに手術をする必要があります。食道は胸の中にありますので、赤ちゃんの胸を開く、難易度の高い手術です。

そして、赤ちゃんの奇形は食道閉鎖だけではありませんでした。 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という奇形があったのです。口唇裂とは上唇が鼻まで裂けていることです。口蓋裂とは口腔と鼻腔を隔てている上あごが裂けていて、口と鼻の中がつながっている状態です。口唇口蓋裂は、形成外科の先生が何度か手術をすることで、最終的には機能だけでなく、美容の面でもきれいに治すことができます。

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yomiDr. 2021年11月22日

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171012-OYTET50005/