肥満に高血圧、代謝異常などが加わったメタボリック症候群は、多様な生活習慣病を引き起こすことが知られているが、聴力の低下にも関係していることが国立国際医療研究センターなどの大規模疫学研究で判明した。
同センター疫学・予防研究部の溝上哲也部長らの研究チームが、関東・東海地方に本社のある企業十数社の従業員計約10万人を対象としたJ-ECOHという研究の一環として実施。
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産経ニュース 2019年7月30日
https://www.sankei.com/life/news/190730/lif1907300014-n1.html
メタボ基準を加味すると、非肥満でその他基準に該当しないグループのリスクを1としたとき、低音域では非肥満・その他該当のグループは1.19倍、肥満・その他非該当は1.27倍、肥満・その他該当は1.48倍となりました。原因は、高血圧や代謝異常による動脈硬化で血管が狭まったりふさがったりし、耳への血流が減少すること、肥満に伴う酸化ストレスや炎症、低酸素などで聴覚細胞が損傷することなどが影響すると考えられています。肥満の影響はこのようなところにもあらわれるのですね。