国立感染症研究所は6日、10月28日までの1週間に新たに170人の風疹患者が報告され、今年の累計患者数が1692人になったと発表した。100人超の増加は8週連続で、流行の勢いは依然、衰えていない。都道府県別の増加人数は東京が60人と最多で、神奈川24人、千葉19人と続く。患者は30~50代の男性が中心。女性では20~30代が多い。予防接種をしていないか、接種歴が不明の人がほとんどだった。感染源は大半が不明だが、職場、家族、コンサート会場と推定されるとの報告も多かった。
風疹はくしゃみやせきで感染し、妊婦がかかると赤ちゃんに難聴や心臓病などの障害が起きる恐れがある。予防にはワクチンが有効だが、妊婦は接種できない。厚生労働省は、妊娠を希望する女性や妊婦と同居する家族に抗体検査とワクチン接種を受けるよう呼び掛けている。
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産経ニュース 2018.11.6
https://www.sankei.com/life/news/181106/lif1811060018-n1.html
最近は、感染症拡大に関するニュースが多いと感じます。風疹は特に妊婦の間に感染すると、赤ちゃんに影響を与える可能性があります。予防接種について、費用の兼ね合いから、妊婦さんでも予防接種を受けない人もいるみたいですが、国民の健康や将来を担う子供たちを守るためにも、補助金を含めた支援が必要なのかもしれませんね。今後の自治体や政府の対応に期待です。