茶や納豆、キウイなどに含まれる「ピロロキノリンキノン(PQQ)」という成分に、寿命を延ばす効果があることが分かったと、名古屋大学大学院理学研究科の森郁恵教授らの研究グループが発表した。研究成果は、4日付の英科学誌に掲載された。
PQQは1970年頃に発見された化合物。その後の研究で、抗酸化作用や神経の保護に効果のあることが分かっており、サプリメントや化粧品などに活用されている。
実験では、人間と似たDNA配列を持つ体長約1ミリの線虫を使用。PQQを線虫に与えて経過を観察したところ、成虫になった後の平均寿命が12・8日から16・8日に3割程度延びたのが確認された。PQQの効果で、細胞に低濃度の活性酸素が発生することにより、生体の防御機能が強化されたという。森教授は「寿命が延びる効果だけでなく、メカニズムにも踏み込めたことが大きい。人間の健康寿命を延ばすための研究にも応用が期待できる」としている。
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2017.7.10 Yomiuri Online
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170707-OYT1T50046.html?from=ycont_top_txt
今回は、人間とDNA配列が似ている線虫での研究結果という事で、人体への応用となると、まだ追加研究が必要のようです。ただ今回の研究で、PQQの寿命を延ばすメカニズムが解明できたという事は、非常に意味のあることだったのではないでしょうか。今後の研究に期待です。