マカクザルを用いた研究で、HIVに似たサル免疫不全ウイルス(SIV)感染症を、薬剤を服用しなくても抑制できる可能性が示された。標準の薬物療法に追加して抗体療法を実施すると、薬剤の中止後も2年近くにわたりウイルス値が検出限界以下を維持していたという。
研究著者である米エモリー大学(アトランタ)教授のAftab Ansari氏によると、HIV治療に使用される抗レトロウイルス療法(ART)は、血液中のウイルスをほぼ検出限界値以下にまで抑える極めて高い効果があるという。しかし、ARTを中止するとウイルスが再び増加するため、患者は一生薬を続けなくてはならず、さまざまな副作用の長期的なリスクに曝されることになる。また、いずれ薬剤に対する抵抗性が生じ、他の薬に切り替える必要も出てくる。今回の研究では、α4β7インテグリンと呼ばれる蛋白を標的とする抗体を用いた。この蛋白にはT細胞が腸内のリンパ組織にたどり着くのを助ける作用がある。腸はHIVの主要な貯蔵所であり、HIVはT細胞に感染する。そのため、HIV感染の急性期にT細胞が腸に殺到することを阻止できれば、T細胞を保護できる可能性があるとAnsari氏は考えた。
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ヘルスデージャパン 2016.10.26
http://healthdayjapan.com/2016/10/24/13916/
hivの完治の日も、近いのかもしれないですね。