低用量アスピリンの服用で一部のがんリスクが低減(2016.3.14掲載)

低用量アスピリンを毎日服用することにより、大腸がん、消化管がんをはじめとして、がん全体のリスクが3%低減する可能性があることが報告された。ただし、便益が認められるのは6年以上服用した場合に限られるという。アスピリンはがんを引き起こす特定の生物学的経路に作用するほか、炎症や発がん性蛋白質の量を軽減すると、米マサチューセッツ総合病院(ボストン)のAndrew Chan氏は説明している。

「JAMA Oncology」オンライン版に3月3日掲載された今回の研究は、アスピリンの服用とがんリスク低減の関連を示すにとどまり、因果関係を裏づけるものではないが、他の研究でも同様の結果が得られているという。付随論説の著者の1人である米テキサス大学MDアンダーソンがんセンターのErnest Hawk氏は、「本研究は、心筋梗塞リスクの低減や関節炎治療、疼痛緩和など、他の理由でアスピリンを服用する人において、消化管がん、大腸がんが低減することを示唆する新たな知見である」と述べている。今回の研究では、看護師健康調査(NHS)および医療従事者追跡調査(HPFS)に参加した13万人超の男女を対象として、アスピリンとがんの関連を検討した。30年以上の追跡期間で、女性8万8,000人強のうち2万人強、男性4万8,000人弱のうち7,500人強ががんを発症した。低用量アスピリンを週2回以上服用した場合、アスピリンを定期的に服用していなかった場合に比べてがん全体のリスクが3%低く、消化管がんで15%、大腸がんで19%のリスク低減がみられた。しかし、乳がん、前立腺がん、肺がんなどの主要ながんのリスク低減は認められなかった。

また、アスピリンを定期的に服用することにより、大腸内視鏡によるスクリーニングを受けていない場合は17%、受けている場合は8.5%の大腸がんを予防できる可能性があるという。米国がん協会(ACS)のEric Jacobs 氏によると、同協会は現在のところアスピリンの使用について、賛成も反対も表明していないという。心筋梗塞や脳卒中の既往のある人は、一般的にアスピリンを処方されるが、そうでない人は、胃出血などのリスクと疾患予防の便益とのバランスを検討する必要があると同氏は述べている。

アスピリンを服用すべきか迷っている人は、まず医師に相談するようJacobs氏は勧めている。また、アスピリンを服用していても大腸がんスクリーニングを受けなくてよいわけではないと同氏は述べ、「50歳以上の人はもれなく大腸がん検査について医師に相談すべきだ。ポリープが見つかればがんになる前に切除できる」と説明している。

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ヘルスデージャパン  2016.3.14

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=6694:20160314&catid=20&Itemid=98

低用量アスピリンを毎日服用することにより、がん全体のリスクが3%低減する可能性があることが報告されたとの内容ですが、アスピリン服用により、便益が認められるのは6年以上服用した場合とのことです。アスピリンの常時服用は、胃腸へのリスクもあるため、この3%のために、6年以上服用し続けるというのは、やや非現実的かもしれませんが、更なる研究で、より効果的な服用方法が確認できれば、がん予防のひとつの選択肢に十分になるかと思います。

心臓僧帽弁膜症に新手術法、心膜で弁作製…患者の負担減

榊原記念病院(東京都府中市)は、心臓の僧帽弁膜症患者に対する新たな手術方法を開発したと発表した。いたんだ僧帽弁の代わりに、心臓を包む心膜で弁を作製する方法で、従来の「人工弁」より利点が大きいという。(続きはリンクから)

yomiDr. (2016年3月14日)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=131500

>>>自家骨移植と同じ発想ですね。期待しましょう。

女性への心臓マッサージ実施率はなぜ低い? パリで調査

外科 循環器内科 心臓血管外科 救急科・ICU 女性 胸部 不整脈 事故 心臓病 応急処置 目まい

 心臓が止まって倒れた人がいたら、周りにいる人たちがいち早く心臓マッサージ(胸骨圧迫)やAED(自動体外式除細動器)による「心肺蘇生」を行うと、救命率が上がるといわれている。公共の場でのAED設置が進み、心肺蘇生をレクチャーする場も増えていることから、近頃は心臓が止まった人を救命できるケースが増えているという。ところが、こうした一般市民による心肺蘇生の実施率が、男性に比べて女性では低いことがフランス・パリで行われた調査で分かった。はたして、そのわけとは―?(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2016年03月14日)
http://kenko100.jp/articles/160314003832/#gsc.tab=0

>>>「女性だから胸骨圧迫してはいけない」とか「女性だから心臓病ではないのでは」という先入観は捨てる必要があるそうです。

女性4人の卵子凍結承認  自治体の少子化対策で初

千葉県浦安市が少子化対策として順天堂大浦安病院と共同で進める卵子の凍結保存研究で、10日に開かれた同病院の倫理委員会が女性4人の卵子凍結を承認したことが12日、関係者への取材で分かった。健康な女性が将来の妊娠に備える卵子凍結の是非は妊娠率や健康へのリスクなどの点で学会でも見解が分かれる。

>>>続きはリンクよりどうぞ。

47NEWS  2016年3月12日

http://this.kiji.is/81330079012374013?c=39546741839462401

震災犠牲者の身元確認、DNAより歯型が有効

東日本大震災で亡くなった岩手、宮城、福島3県の犠牲者の身元確認は歯型鑑定によるものがDNA鑑定の約7倍だったことが12日、警察庁への取材で分かった。震災では家族全員が亡くなったり、家が流されたりしたため、DNAを照合する試料が得られにくかった。未曽有の大災害に効果を示したことで、各地の歯科医師会などが歯科情報を長期間、安全に保管する取り組みを始めている。

>>>続きはリンクよりどうぞ。

日本経済新聞  2016年3月13日

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO98375320S6A310C1000000/

>>>これも歯科医師の重要な役割です。

誓い新たに…東日本大震災5年、各地で追悼

未曽有の被害を出した東日本大震災は11日、発生から5年となった。津波に襲われた岩手、宮城、福島3県では、被災者らが早朝から沿岸部などで手を合わせ、犠牲になった家族や友人たちの冥福を祈った。午後には、東京都千代田区の国立劇場で天皇、皇后両陛下をお迎えし、政府主催の追悼式が行われる。被災各地でも式典が開かれ、発生時刻の午後2時46分に黙とうがささげられる。

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Yomiuri Online   2016.3.11

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160311-OYT1T50105.html

改めまして、犠牲者の方々の冥福をお祈り申し上げます

果物や野菜の値下げで多数の命を救える可能性(2016.3.10掲載)

物や野菜の価格を下げ、ジャンクフードを値上げすることにより、心疾患と脳卒中による死亡を大幅に低減できる可能性が、2件の米国の研究から示唆された。この知見は、価格政策による影響をシミュレートするコンピュータモデルに基づくもので、米フェニックスで開催された米国心臓協会(AHA)会議で発表された。AHA代表のMark Creager氏(今回の研究には関与していない)は、タバコの課税が米国の喫煙者数に好ましい影響をもたらした例を挙げ、健康によい食品が安価になれば、その摂取量が増えることも当然期待できると述べている。2件の研究を実施した米タフツ大学(ボストン)Friedman栄養科学政策学部のDariush Mozaffarian氏もこれに同意し、「多くの研究文献や臨床経験から、食品価格の変化による食習慣への影響が明らかにされている」と指摘している。

 

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ヘルスデージャパン  2016.3.11

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=6693:2016310&catid=20&Itemid=98

健康的な食生活が大事ですね

感染は愛知の外国籍30代「ブラジルで蚊に刺された」

ブラジルから帰国後にジカ熱を発症した女性について、厚生労働省は11日、愛知県に住む外国籍の30代女性であると発表した。国内でジカ熱感染者が確認されるのは5人目。

同省によると、女性は旅行でブラジルに約2週間滞在し、2月22日に帰国。3月7日に38度2分の発熱と発疹などの症状が出た。発疹が広がった10日に医療機関を受診し、11日に国立感染症研究所のウイルス検査で感染が確認された。すでに熱は下がり、同居の家族にも症状はないという。

 

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産経ニュース   2016.3.11

http://www.sankei.com/life/news/160311/lif1603110026-n1.html

パンデミックという事態は防げそうですね

教授が学生の修論を盗用、懲戒解雇…滋賀医大

滋賀医大(大津市)は9日、医学部看護学科の教授が2012年、指導していた女子学生(当時)の修士論文を盗用したとして懲戒解雇にしたと発表した。
教授は「申し訳ない」と認めているという。処分は1月28日付。(続きはリンクから)

yomiDr (2016年3月10日)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=131423

>>>とんでもない教授がいたものです。