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ヘルスデージャパン
喫煙する人や受動喫煙に曝露している人は、外科手術時に非喫煙者よりも多量の麻酔薬や鎮痛薬を必要とすることが、新たな研究で示唆された。
トルコのグループによる今回の研究では、腹部切開による子宮摘出(腹式子宮摘出術)を受けた女性90人を対象として、血液中のコチニン値により喫煙状況を測定した。コチニンはニコチンの副産物だという。その結果、喫煙しない人に比べ、喫煙している人は術中に必要とする麻酔量が33%多く、受動喫煙に曝露している人は20%多いことがわかった。
鎮痛薬については、喫煙者は同等の効果を得るのに非喫煙者よりも23%多い量を必要とし、受動喫煙に曝露している人は18%多く必要とすることが明らかにされた。
トルコ、ベズミアレム・バキフ大学(イスタンブール)のErdogan Ozturk氏率いる研究チームは、ニコチンが患者の肝臓での麻酔薬代謝に影響を及ぼすか、痛みを感じる神経細胞の一部を鈍らせる可能性があると述べている。今回の研究は、ドイツ、ベルリンで開催された欧州麻酔学会(ESA)会議で発表された。学会発表された知見は一般に、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。
>>この研究では、歯科の局所麻酔についての言及はされていませんが、医科での手術における麻酔量は非喫煙者の方が少なくてよさそうですね。受動喫煙に曝露されている人も、麻酔量は多く必要で、鎮痛剤についても多く必要なことから、喫煙の有害性が示されているデータとなるかと思います。歯科領域でも、影響があるのかは興味深いところですが、どうなのでしょう。