http://www.sankei.com/life/news/150529/lif1505290005-n1.html
産経ニュース
医療の質の向上を目指して医療提供者と患者らが話し合うシンポジウム「協働の医療の推進と患者図書室の役割」が16日、都内で開かれた。
主催はNPO法人(特定非営利活動法人)「医療の質に関する研究会」。シンポでは同法人の支援で昨年、全国の50病院で患者図書室が開設された実績が報告された。河原和夫理事長(東京医科歯科大学大学院教授)は「医療関係者とともに患者さんが積極的に情報を得ることは『協働の医療』の第一歩」と患者図書室の意義を強調した。
平成23年には愛媛大学付属病院で「ひだまりの里」という患者図書室が開設され、副看護師長の塩見美幸さんは「病院という緊張する施設の中で静かに落ち着いて過ごせる場所という評価を患者さんらのアンケートでいただいた」と述べ、書籍閲覧だけでなく、看護師による直接相談も行っていることを報告した。
また、インターネット上で医療情報が氾濫していることに関して、慶応大学名誉教授の田村俊作氏は「公共図書館が情報整理のガイド役を務めるべきだ」とし、塩見さんは「患者さんのネット検索をサポートしているが、信頼できる情報を見極めるのは難しい」と課題を挙げた。同法人は日野原重明・聖路加国際病院名誉院長が名誉理事長を務め、全国の病院の有志や一般会員で運営。現在、会員を募集中。
>>最近では、インターネットにも情報が氾濫しており、正確な情報でないものまでが、正確な情報かのように取り扱われたりしており、様々な意味で、情報が氾濫している状態に疑問を感じています。一般の方では、情報が、正しい情報か否かを判断するのは難しいですが、ネット上の情報を安易に正しいと思うと、専門家からのアプローチが難しくなります。この意味では、この試みは、非常に有用かと思います。今後にも注目していきたいと思います。