東大、3人の博士号取り消し…不正画像を使用

Yomiuri online

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150327-OYT1T50076.html?from=ycont_top_txt

 

東京大学分子細胞生物学研究所の論文不正問題で、東大は27日、不正に関与した当時の大学院生ら3人の博士号を、学内の規定に基づいて取り消したと発表した。

東大の博士号取り消しは2010年と11年にあったが、一度に3人の取り消しは初めて。

東大の科学研究行動規範委員会は昨年12月、同研究所の加藤茂明元教授(12年辞職)の研究室が1999~2010年に発表した論文33本で、画像の捏造や改ざんが見つかったと公表。加藤元教授ら計11人が不正に関与したと結論づけた。

東大は、11人のうち、05~07年に博士号を得た元大学院生ら3人は、不正と認定された画像を自分の博士論文でも使っていたことから、学位の取り消しに該当すると判断した。うち1人は一時、東大の助教(13年辞職)を務めていた。

東大は、加藤元教授らについて、懲戒規定に基づく処分と研究費返還請求を引き続き検討する。

 

>>STAP細胞問題から、研究の分野の不正において、様々な方面から注目されている傾向が強いかと思います。一気に3名の博士号の取り消しというのは初とのことですが、画像の捏造、改ざんというのは、問題のある行為かと思われます。研究結果については、論文として掲載され、これによりさらに進んだ研究が生み出されることからも、結果については真摯に報告をしてもらいたいですね。

エボラ新ワクチン、東大などの研究チームが開発

Yomiuri online

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150327-OYT1T50013.html?from=ycont_top_txt

 

エボラ出血熱の新しいワクチンを開発し、サルで予防効果を示すことに成功したと、河岡義裕・東京大医科学研究所教授らの日米の研究チームが27日、米科学誌サイエンス電子版に発表する。

病原性のないエボラウイルスそのものをワクチンとして使うため、高い効果が期待できるという。

エボラ出血熱は、一昨年末から西アフリカで流行が続いている。複数のワクチンの臨床研究も進められているが、確立したワクチンはない。

研究チームは、遺伝子の一部を欠損させ、普通の細胞では増殖できないようにした変異エボラウイルスを作製。さらにウイルスを不活性化して安全性を高めた後、サル2匹にそれぞれ4週間あけて2回接種した。その4週間後、2匹に本物のエボラウイルスを感染させたが、症状は表れず、いずれも生き残った。一方、ワクチンを接種していないサルはすべて死んだという。

河岡教授は「他のワクチンよりも、安全性と効果が高いワクチンになる可能性がある。2年以内に人で臨床試験を開始したい」と話している。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  まだ試作段階みたいですね

「オーラル・フレイル(虚弱)」の考え方、高齢者の口腔機能の低下を予防するキーワードとして取りまとめ―日本歯科医師会

医療経済出版

http://www.ikeipress.jp/archives/8292

 

日本歯科医師会は3月26日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で定例記者会見を開き、国内外の老年学会が高齢者の身体的な衰えを把握する上で提唱する「フレイル(虚弱)」の文言に着目し、高齢者の口腔機能の低下を予防するための国民運動として「オーラル・フレイル」の考え方を取りまとめたことを明らかにした。  大久保満男会長は、「口腔の虚弱の定義やEBMについてはこれから議論を進めていくこととし、まず国民に対して口の衰えに気づき、認識してもらうところから運動を展開したい」と述べ、従来の8020運動とともに国民への周知を図っていく方針を示した。

▼ オーラル・フレイルを予防して、健康長寿を目指しましょう!  歯周病の治療や歯を失ったときの治療を受けるのはもちろんのこと、滑舌の衰え、食べこぼし、わずかのむせ、噛めない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下を軽視しないことが大切です。この僅かな口の衰えは身体の衰えと大きく関わっています。日本歯科医師会は従来の「8020運動」に加え、ここにオーラル・フレイルの予防という新たな考え方を示し、健康長寿をサポートしてまいります。

 

>>高齢化社会を飛び越え、超高齢化社会へ突き進んでいる感のある日本ですが、「口腔虚弱」については、国民の皆さんに認識していってほしい項目の一つというのは、間違いないと思います。最終的な目標としては、8020の達成となるわけですが、オーラルフレイルを発症している方々へのアプローチを、我々もしっかり習得していかないと思います。今後も歯科医師会としての動きに注目ですね。

C型肝炎の新薬が財政を圧迫 ―米国の現行価格では12週間で治療費8万ドル超

ヘルスデージャパン

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=5712:c1282015326&catid=20&Itemid=98

 

米国で新たに承認されたC型肝炎治療薬は、90%超の治癒率が期待できるものの、価格は1錠1,000ドルを超え、米国政府または民間が運営する医療保険の財政を圧迫する可能性があるという。この結果は「Annals of Internal Medicine」に3月17日掲載された2件の研究で示された。研究を率いた米テキサス大学M.D.アンダーソンがんセンター助教授のJagpreet Chhatwal氏は、それでも患者は治療を受ける必要があり、価格が障壁となってはならないと述べている。

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、米国では約320万人がC型肝炎に罹患しているという。治療しなければ約15~30%が肝硬変に至り、その一部は肝がんを発症する。しかし、これまでC型肝炎の治療法はインターフェロン注射しかなく、長ければ治療に1年かかり、疲労やインフルエンザ様の副作用がみられるうえに、治癒率は40~50%にとどまっていた。 そこへ昨年、新たなC型肝炎治療薬としてギリアド・サイエンシズ社のSOVALDI(商品名、以下同)およびHarvoni、アッヴィ社のviekira pakが米国で承認された。 Chhatwal氏らは、この2つの薬剤を適格とされる患者に投与するための費用を推定するシミュレーションモデルを用いて、インターフェロンによる治療と比較した。その結果、新薬では今後5年間で650億ドルの追加費用がかかることが判明。一方、肝硬変・肝移植・死亡の回避により削減できる費用は160億ドルにとどまった。 米マイアミ大学ミラー医学部Schiff肝疾患センターのEugene Schiff氏は、「個々の患者をこの薬剤を用いて治療することにより、費用に見合う効果が得られることは間違いない」と述べるとともに、他社との競争が価格低下につながる可能性があると指摘している。一部の保険会社や州のメディケイドプログラムは、値下げを条件に製造元と独占契約を結んでいるという。しかし、メディケイドの多くは保険適用に制限を設けており、低所得者や囚人が多くを占めるC型肝炎患者にとって重大な問題となっている。 もう1つの研究では、この新薬の発売によって米国では20年以内にC型肝炎が「まれな疾患」になると推定されている。しかし、全ては患者が薬剤を利用できるかどうかにかかっているとChhatwal氏はいう。現在の状況から、米国では他国のように薬剤の価格を規制するシステムが存在しないという大きな問題が浮き彫りになり、「そのために患者は苦しんでいる」と同氏は述べている。

 

>>日本では、まだ未承認ですが、記事内容から確認する限りでは、この薬剤はかなり有用とのことです。しかし、この新薬は1錠1000ドルという、かなり高価な薬剤となっているため、使える患者さんというのは限られそうですね。いずれ研究が進み、ジェネリックのような薬剤にて対応できるようになるかもしれませんが、まだまだ先のような気がします。

今後の研究に期待ですね

日本のはしか「排除状態」 WHOが認定 国内由来の感染3年間なし

産経ニュース

http://www.sankei.com/life/news/150327/lif1503270016-n1.html

 

強い感染力を持ち高熱や発疹など重い症状が出るはしか(麻疹)について、厚生労働省は27日、世界保健機関(WHO)から日本が「排除状態」にあるとの認定を受けたことを明らかにした。西太平洋地域では、オーストラリア、マカオ、モンゴル、韓国に続き5カ国目。日本のほか、ブルネイ、カンボジアも同時に認定された。

WHOは、国内に由来するはしかウイルスによる感染が3年間確認されず、ウイルスの遺伝子解析で感染経路を確認している国を排除国として認定している。厚労省によると、国内では近年、年間200~500人程度のはしか患者が報告されているが、いずれも海外から持ち込まれたウイルスが原因。持続的な感染は起きていない。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  持続的な感染が起こっていないのは、いいことですね