歯科医師需給問題に関するワーキンググループの第1回会合を開催―厚生労働省

医療経済出版    http://www.ikeipress.jp/archives/8205

 

厚生労働省は2月24日、「歯科医師の資質向上等に関する検討会 歯科医師の需給問題に関するワーキンググループ(第1回)」を開催した。座長は森田朗(国立社会保障・人口問題研究所所長)氏が務め、歯科医師会からは三塚憲二副会長、村岡宜明常務理事が出席、文部科学省から寺門成真高等教育医学教育課長がオブザーバーとして出席している。

歯科医師の需給問題に関わる現状及び課題について」とする資料では、1)歯科大学(歯学部)数及び入学定員、2)歯科医師国家試験、3)歯科医師臨床研究、4)歯科医師数、5)人口推移、6)歯科医師の勤務先、7)歯科疾患を取り巻く状況、8)歯科医療の提供、といった項目が挙げられている。

先日、発表された適正歯科医師数の上限を82,000名等と考える「歯科医師需給問題に対する日本歯科医師会の見解骨子」も資料として提出されている。

 

>>適正歯科医師数について、先日に資料でも82000名程度との見解が示されていましたが、これを基にした、歯科医師受給問題に関わる検討会が厚生労働省で行われたようです。歯科医師についても、過剰との見解が示されており、今後、受け入れや、卒後の国家試験での調整の可能性も否定できませんが、卒後の国家試験での締めつけは、歯学部卒後の人材が就職できないといった、就労率の低下を招く可能性もあります。慎重な検討が行われるよう希望したいと思います。

医療事故調「医療者の人権保護を」医師が要望書

産経ニュース  http://www.sankei.com/life/news/150224/lif1502240023-n1.html

 

今年10月から始まる医療事故調査制度に関し、医師2人が24日、「医療者の人権保護」に配慮した運用を求める要望書を厚生労働省に提出した。

 

2人は、東京女子医大病院で平成13年に心臓手術を受けた女児が死亡したケースで業務上過失致死罪に問われた佐藤一樹医師と、福島県立大野病院で16年に帝王切開を受けた妊婦が死亡したケースで業務上過失致死罪に問われた加藤克彦医師。いずれも無罪判決が確定している。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  医療者の人権保護については、大事にされるべきですね

「薬効かない菌」世界で拡大 2050年に死者1千万の予測 抗生物質使いすぎ原因か

産経ニュース  http://www.sankei.com/life/news/150224/lif1502240017-n1.html

 

抗生物質などの薬が効かない薬剤耐性菌が世界で急速に拡大している。2050年には年間1千万人が耐性菌によって死亡するとの予測もある。抗生物質の使いすぎなどが背景にあるとされ、事態を重く見た世界保健機関(WHO)は対策を強化した。

 

英首相が立ち上げた耐性菌に関する調査チームは昨年12月に初の報告書を公表。効果的な措置を講じなければ、耐性菌による年間死者数は50年に現在の70万人(推定)の14倍以上に当たる1千万人になると予測した。地域別ではアジアが473万人で最も多く、アフリカ415万人など。耐性菌拡大に伴う医療費負担増大も懸念されている。

 

報告書は「効果的な抗生物質がなくなれば、手術の際に感染症の危険が大きく高まる」と指摘。「世界各国、特に(中国やインドなど)新興国にとって保健、経済上の深刻な結果をもたらす恐れがある」と警告。

 

WHOも昨年4月の報告書で耐性菌の拡大に警鐘を鳴らした。今年5月の総会では耐性菌対策に関する行動計画策定に向けた議論が行われる。

 

>>以前の記事においても、薬剤耐性菌についても話題はありましたが、特にWHOは、積極的にこの対策に乗り出す方針のようです。薬剤耐性菌の死者数は増加の一途をたどっているようですが、今後も要注目ですね。

厚生年金逃れ疑い80万社、厚労省が加入指導へ

yomiDr. http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=112333

厚生年金への加入を違法に逃れている疑いの強い中小零細企業が約80万社にのぼることが、厚生労働省が国税庁から情報提供を受けて行った調査で明らかになった。
厚労省と日本年金機構は新年度の4月以降、強力な指導に乗りだし、応じなければ立ち入り検査も実施した上で、強制的に加入させる方針だ。勤め先の加入逃れで厚生年金に入れない人は数百万人にのぼる可能性があり、老後の貧困を防ぐため本格的な対策に乗り出す。(続きはリンクから)

>>>歯科医院でも「常時五人以上の従業員を使用する」場合は対象となり、加入する義務があります。
厚生年金保険法第6条「適用事業所」参照 http://wwwhourei.mhlw.go.jp/cgi-bin/t_docframe.cgi?MODE=hourei&DMODE=CONTENTS&SMODE=NORMAL&KEYWORD=&EFSNO=2425

コレステロール過剰摂取心配なし…米報告書

yomiDr. http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=112352

【ワシントン=中島達雄】とり過ぎると健康によくないとされてきた食品のコレステロールについて、米政府の諮問委員会は「過剰摂取を心配する必要はない」とする報告書をまとめた。
米政府は今年中に食生活指針を改定するが、1日300ミリ・グラム以下という摂取量の目安が撤廃される可能性がある。(続きはリンクから)

>>>いくら研究した結果「影響なし」といわれても、やはり過剰摂取は良くないのでは。

島根県でノロウイルスによる食中毒発生

日本医師会 http://www.med.or.jp/jma/kansen/info/003510.html
1.食中毒等発生状況
(1)島根県医師会からの情報提供(2015/2/23)
松江保健所管内における食中毒の発生について
2月19日、松江保健所に、松江市内で開催されたイベントの参加者から「2月14日から15日のイベントで提供されたカキを食べた複数の者が胃腸炎症状を呈している」旨の連絡があった。同保健所が調査したところ、16名が下痢、おう吐、発熱等の症状を呈していることが判明した。同保健所は、患者らに共通する食事、発症状況等から、このイベント会場で喫食したカキを原因とする食中毒であると断定した。(続きはリンクから)

>>>2月19日(北海道、長崎県)・20日(秋田県)でもノロウィルスによる被害が報告されています。寒い時期でも注意が必要です。

薬のカルテ17万件未記載 調剤薬局「くすりの福太郎」

朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASH2665ZVH26UUPI003.html

大手薬局チェーンのツルハホールディングス(HD=東証1部上場、本社・札幌市)の子会社が関東地方に展開する調剤薬局で、薬剤師が記録することを求められている「薬のカルテ」と呼ばれる薬剤服用歴(薬歴)を記載せずに患者へ薬を出していたことがわかった。2013年3月の内部調査で未記載は約17万件あった。根拠となる資料がないまま、一部で診療報酬を不適切に請求していた疑いがある。 薬歴を適切に管理すれば、薬を出すごとに410円の診療報酬が得られる。朝日新聞の指摘で事態を知ったツルハHDが今年1月に一部店舗を調べたところ、未記載の薬歴を確認したことから「返金や関係者の処分も含めて検討する」と話している。 この子会社は「くすりの福太郎」(本社・千葉県鎌ケ谷市)。朝日新聞が入手した内部資料によると、福太郎本社は13年3月ごろ、厚生労働省の指導が入ると想定し、薬歴の記載状況を報告するよう各店舗に指示した。その結果、同月時点で69店舗中48店舗で計17万2465件の薬歴が未記載であることが判明。結局、厚労省の指導はなく、薬歴を適切に管理する体質には改善されなかった。

アピタル 塩崎厚労相「不正請求あれば厳正対処」 くすりの福太郎 http://apital.asahi.com/article/news/2015021000013.html

大手薬局チェーンのツルハホールディングス(札幌市)の子会社が関東地方に展開する調剤薬局で、薬剤師が「薬のカルテ」と呼ばれる薬剤服用歴(薬歴)を記載せずに患者に薬を出していた問題について、塩崎恭久厚生労働相は10日の閣議後会見で「仮に(調剤薬局に支払われる報酬の)不正請求があったとするならば、厳正に対処しないといけないのは当然のことだ」と述べた。 今後、同じような問題がないか他社を含めて調査をするかどうかについては、「もともと、調査項目の中に入っている。薬歴を管理するということはとても大事なことなので、これまで通りしっかりということしかない」とした。 この子会社は「くすりの福太郎」(千葉県鎌ケ谷市)で、朝日新聞が入手した内部資料によると、2013年3月時点で約17万件の薬歴未記載があった。 福太郎では、薬を渡すときに薬剤師が患者の状況をメモし、後でパソコンで管理されている薬歴に情報を打ち込む手順になっていたが、パソコンに入力されないままメモが放置されていたという。

医療過誤は,誰のせいで起こる?

週刊医学界新聞  第3112号 2015年02月09日 http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03112_03

レジデントのための「医療の質」向上委員会 本連載では,米国医学研究所(IOM)の提唱する6つの目標「安全性/有効性/患者中心志向/適時性/効率性/公正性」を軸に,「医療の質」向上に関する知識や最新トピックを若手医師によるリレー形式で紹介。質の向上を“自分事”としてとらえ,日々の診療に+αの視点を持てることをめざします。

第2回:安全性(2)医療過誤は,誰のせいで起こる?

今月のまとめ ▲ 医療過誤は “一生懸命働いている優秀な医療従事者”が引き起こすことがほとんど ▲ 複数の潜在的な要因を取り除くことでしか,次のエラーを防止することはできない ▲ 個人への責任の押し付けではなく,エラーの起こりにくい仕組みの構築が,安全な医療の実現には重要

 

週刊医学界新聞  第3108号 2015年01月12日 http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03108_02

レジデントのための「医療の質」向上委員会 第1回:安全性(1)安全な医療の提供には,何が必要?

今月のまとめ ▲ 医師が“患者を助ける”ためには,医療は安全でなくてはならない ▲ 医療過誤による有害事象は毎日発生しており,決して他人事ではない ▲ 安全への第一歩は,“謙虚さ”“尊重”“透明性”を心掛けることから

群馬)手術後、ミス重なり死亡 県が4300万円賠償へ

アピタル

http://apital.asahi.com/article/news/2015021000003.html

県立心臓血管センター(前橋市亀泉町)は9日、2013年12月に不整脈治療の手術をした県内の60代女性が翌月死亡した医療事故があり、術後の対応ミスで合併症の発症を見落としたことが死亡の原因となったとする調査結果を記者会見して発表した。県は責任を認め、遺族に約4300万円を賠償するための議案を16日開会の県議会に提出する。

群馬大病院患者死亡で遺族側が弁護団結成

NHK NEWS WEB 2月10日 11時28分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150210/k10015350331000.html

前橋市にある群馬大学医学部附属病院で腹くう鏡を使った手術などを受けた患者が相次いで死亡した問題で、遺族側が弁護団を結成し、死亡原因などの調査を行うことになりました。 群馬大学医学部附属病院では、平成22年から去年にかけて40代の男性医師が執刀した腹くう鏡を使った手術で、肝臓がんなどの患者8人が手術後に死亡し、死因を検証しないまま同じ手術を繰り返していたことが明らかになっています。 また、同じ医師が行った腹部を切り開く開腹手術でも、これまでに患者10人が手術後、死亡していたことが分かっています。 この問題を受け、遺族側から相談を受けた弁護士が今月、弁護団を結成しました。 弁護団によりますと、腹くう鏡を使った手術で死亡した患者のうち、これまでに2人の遺族からの依頼を受けたということで、弁護団では患者が死亡した原因や診察の経緯などについて調査を進めることにしています。 弁護団の事務局長の梶原明裕弁護士は、「これまで医療事故を取り扱ってきたが、1人の医師が執刀した手術で18人が死亡したというのは明らかに異常事態だと思う。しっかりと調査し、事実を解明していきたい」と話しています。 群馬大学医学部附属病院を巡っては、先月、厚生労働省と前橋市が立ち入り検査を行い、厚生労働省では高度な医療を提供する「特定機能病院」としての承認の取り消しが必要かどうか検討しています。