http://sankei.jp.msn.com/region/news/130619/ngn13061902200000-n1.htm
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唇や歯茎、口腔(こうくう)上部が割れた状態で出生する「口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)」の患者を総合的に治療するため、長野県立こども病院(安曇野市)は7月1日、信州大付属病院(松本市)、松本歯科大付属病院(塩尻市)と協力して、全国で初めての多施設間協力型口唇口蓋裂センターを開設する。口腔の外科手術や歯並びの矯正、言語発音訓練、合併症治療などのさまざまな分野にわたる長期の継続的治療を同センターで統括し、患者側の負担を軽減するのが狙いだ。
口唇口蓋裂の患者は500人に1人の割合で生まれるとされ、治療は新生児から始まって症状によっては成人になるまで続く。治療には形成外科や口腔外科、矯正歯科、耳鼻咽喉科、小児科など多くの診療科が関わる上、言語聴覚士による訓練も必要でチーム医療が欠かせない。
多岐にわたる治療・訓練を1カ所で行える医療施設は地方になく、県内では平成10年から信大病院とこども病院が主体になって「口唇口蓋裂治療の会(長野・山梨)」を設立。会員の医師や言語聴覚士らが連携して治療に取り組み、共通診療手帳を導入するなどしてこれまでに1千人余の患者を受け入れてきた。
ただ、会の運営は会員個人への負担が大きく、異動や退職で支障が出るなどの課題が浮上。施設間の連携を維持して一貫した治療態勢を整えるため、同センターの設立に至った。
>>医科と歯科との連携が必要な疾患のひとつである、「口唇口蓋裂」ですが、全国的にも、リハビリテーション科を含めた連携を推進し、共同で治療に行う傾向が認められています。当然ですが、総合的な治療が必要になるわけで、このような流れは、非常に有用かと思います。今後にさらに期待したいですね。