味覚機能  高齢化や口の衛生で変化

みんゆうNet(福島民友新聞社) http://www.minyu-net.com/kenkou/dental/130308den.html
健   康 2013.03.08
味覚機能

高齢化や口の衛生で変化
年齢とともに、食べ物に対する好みが変わるといわれます。濃い味付けを好むようになったり、軟らかいものを多く取るようになったりすることです。これは、味に関する感受性が変わったために起こります。  口の中には味を感じ取る味蕾(みらい)という組織があります。その多くは舌の表面にあるといわれています。  味物質が唾液に溶けると、味蕾の中にある味細胞を刺激して、それが脳に伝わって味を感じることになります。  残念ながら、年を重ねるにつれて味覚機能は低下します。味には基本的に甘味、塩味、酸味、苦味の四つがあります。このうち甘味、塩味は、年を取るにしたがって味を感じにくくなる傾向があります。また、口の衛生状態が悪くなると、味を感じにくくなるといわれています。  従って、口の衛生状態が改善されれば味覚が回復し、砂糖や塩などの調味料の使用量を減らすことができるのです。また、よくかんで食べることで、唾液が分泌し、消化もよくなります。  むし歯や歯周病のない、よくかめる口を目指して、日ごろの手入れと、1年に1回程度、歯科医院で定期点検を受けてはいかがでしょうか。 (県歯科医師会)
=次回掲載3月22日

>>>口腔衛生 → 味覚の回復 → 砂糖、塩の減量 → 健康維持

日本学校歯科医会、新会長に清水惠太氏

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5823

社団法人)日本学校歯科医会は次期会長予備選挙を行い、清水惠太氏(愛媛県)を新会長に選出した。選挙は代表会員による郵送投票によって行われ、3月8日に開票された。清水惠太氏と丸山進一郎氏(東京都)の2名が立候補していたが、下記のような投票結果となり、清水氏が新会長に選出された。

▼投票結果 投票総数 120票 清水惠太 78票 丸山進一郎 40票 無効 2票

震災備え歯磨きセットを配置 津歯科医師会

中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130310/CK2013031002000024.html

大規模災害に備え、津市の津歯科医師会が、歯ブラシと歯磨き液1万3千人分を購入し、市内の各歯科医院に配置した。災害後の避難所生活では歯磨きができず、口の汚れが原因の誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなる高齢者が多いため。歯科医師自らが避難所に届け、歯磨きの重要性を伝えることで、悲劇を防ぐ。
会に加盟する津市内の137医院に、歯ブラシ100本と歯磨き液24本をそれぞれ配った。水が使えない場合を考え、歯磨き液は水なしで使うタイプ。口に含み、磨き終わった後に吐き出す。飲み込んでも無害という。
歯磨きの重要性が浮き彫りになったのは、1995年の阪神大震災のとき。神戸市などの調査では、地震による家屋倒壊や火災などで亡くなったのは5千5百人余。一方で間接的な要因による死者は、震災後2カ月以内で9百二十二人に上った。4割が肺炎で、口内の細菌が唾液などとともに肺に流れ込んで発症する誤嚥性肺炎も含まれる。高齢者は、のみ込む力が弱るため誤嚥しやすく、口の中を清潔に保つことが重要になる。
津市は東海、東南海、南海地震の発生で、最大1万6千人の避難者が出ると想定される。歯磨きセットは行政なども備蓄しているが、被災者に届くまでに時間がかかる。市内各地に分散している歯科医師が避難所や医院で配ることで、早く被災者に届くようにする。
鎌谷義人会長(55)は「全国から物資が届くまでの間、口の健康を守り、亡くなる人を減らしたい」と話している。

(宿谷紀子)

>>>震災による教訓・・・活かさなければ

北九州八幡東病院:口腔ケアの取り組み、地域にPR /福岡

毎日jp http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130310ddlk40040194000c.html

北九州八幡東病院(八幡東区)で9日、地域の人たちに病院の取り組みについて知ってもらうオープンホスピタルと患者の家族会があった。病院は口腔(こうくう)ケアに積極的に取り組んでおり、いつまでも口から食べられるよう口腔機能の維持の重要性について歯科衛生士が詳しく説明した。
病院は昨年4月から入院時に歯科衛生士の歯科口腔診査を実施。診査の結果、治療が必要な場合は、連携施設の九州歯科大学と八幡歯科医師会に往診を依頼。退院後も継続して歯科治療が受けられるようにしている。
歯科衛生士を配置している総合病院は少ないといい、馬場三重子看護部長は「高齢者が肺炎を起こして亡くなるケースの大半が誤嚥(ごえん)によるもの。口腔機能低下による誤嚥性肺炎を防ぎ、最後までおいしく食事をしてほしいという思いで病院全体で口腔ケアに取り組んでいる」と説明する。
この日のオープンホスピタルでは、歯科衛生士の中村真理さんが写真を見せながら「食べたり、話したりする口の機能を保っていくには継続的なケアが必要」と呼び掛けた。【佐藤敬一】
>>>病院も積極的に口腔ケアを進めてほしいものです。

地震と噴火 対策加速

YOMIURI ONLINE(山梨) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20130309-OYT8T01078.htm

東日本大震災を教訓に、県内でも防災対策が進んでいる。富士山噴火、東海地震が発生すれば、大きな被害が出る可能性が高い県内での取り組みを取材した。(山口優夢)
-中略-
東海地方では100~150年の間隔でマグニチュード8クラスの大地震が発生している。しかし、江戸時代後期の1854年の安政東海地震以降、約150年間起きておらず、内閣府によると、いつ発生してもおかしくない状態という。
-中略-
甲府地方気象台の尾能(おの)耕一・火山防災官によると、最も恐ろしいのが「東海地震・東南海地震・南海地震が連動して発生し、富士山が噴火」というパターンだ。江戸中期の1707年に起きた宝永地震は、この連動のタイプとされており、49日後に富士山が噴火している。
地震と噴火の被害が重なれば、影響は大きい。-中略-

[県の災害協定 20件増]
-中略-
震災前までは37あった民間事業者などとの災害時の連携協定は、57に増えた。昨年4月には県医師会や県歯科医師会に対し、県が災害時に医療救護活動を要請できる協定を締結。医師が負傷状況を判別する「トリアージ」や、歯科医による遺体の歯型確認などを迅速に行えるようにした。
-中略-
県防災危機管理課の宮原健一課長は「インフラ、防災意識、情報伝達と課題は多すぎる」と漏らしながらも、「これで十分ということはないだろうが、この2年間で防災対策は進んでいると感じている」と力を込めた。

[意識の継続 課題に]
震災からの2年間で、県民の防災意識はどう変化したのだろうか。
県立防災安全センター(中央市)では、揺れを体験できる車両に乗れるほか、防災に関する講話を聞ける。-中略-
大震災で避難所運営など被災者支援の活動をしたNPO法人「災害・防災ボランティア未来会」(甲府市)の代表を務める山下さんは「震災直後に比べると意識が低くなってきている」とも指摘しており、一過性の意識の高まりにしないことも震災3年目以降の課題と言えそうだ。

県が打ち出した震災後の主な防災関連施策
▽県管理道路に架かる全1798の橋の耐震性点検
▽液状化の危険度を示したマップ作成
▽衛星携帯電話の災害拠点病院への設置支援
▽農畜産物の放射性物質検査機器の整備
▽小中学校養護教員を対象にした災害時の児童・生徒のカウンセリング講習
▽要援護者支援のマニュアル作成
▽中山間地域の集落孤立防止のための林道整備
2013年3月10日 読売新聞

>>>震災、他人ごとではないかもしれません。

歯科医はもうからない?~ジャンゴ 繋がれざる者

ヨミドクター http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=74147

今回紹介するのは、鬼才、クエンティン・タランティーノ監督・脚本の「ジャンゴ~繋(つな)がれざる者」(2012年/米国、 全国公開中)。監督作品としては、前作「イングロリアス・バスターズ」以来3年ぶりの作品です。  (中略)

さて、アカデミー助演男優賞を撮ったクリストフ・ヴァルツ演じるキング・シュルツ。彼は賞金稼ぎになる前は、歯科医でした。自分でも「ドクター・キング・シュルツ」と名乗ります。

 なぜ彼が歯科医から賞金稼ぎになったのか、詳しい理由は語られません。彼はドイツ人ですが、歯科医として働いていたのがドイツだったのか、ドイツから移住してアメリカのほかの地域で働いていたのか、それも分かりません。いずれにしても、彼が歯科医として働いていた地域ではうまく稼げなかった。だから、手っ取り早く金を稼げる賞金稼ぎになったのかもしれません。

 日本では、「歯科医師過剰問題」が叫ばれて久しい。文字通り、歯科医師が患者数に比べて多すぎる、ということです。

 厚生労働省の医師・歯科医師調査(2010年)によると、医師の数は29万人余り。これに対して、歯科医師の数は10万人を超えています。内科、外科、小児科、産科などすべての診療科を合計した医師数の、3分の1に当たる数の歯科医師がいるのです。歯科医一人あたりの人口は、日本はアメリカやドイツ、イギリス、カナダなど欧米各国に比べて最も少ない、というデータもあります。

 歯科診療所の数は6万7000以上。コンビニエンスストアが約4万7000ですから、1・4倍あります。

 一方で、厚労省の歯科疾患実態調査によると、むし歯を持つ人(5~44歳)の割合は減り続けています。たとえば10~14歳では、1987年に90・4%だったのが、2011年には34・7%に減っているのです。

 もし、患者数に比べて歯科医師が多すぎるのが事実だとすると、当然、1人の歯科医が診る患者数が少なくなるので、診療所の収入も減ります。中には、開業しても経営がうまくいかず、閉院してしまう歯科診療所も出てきます。さすがに現代では賞金稼ぎという職業はないので、やめた人は何をやっているのでしょうかね。

 ただ、本当に歯科医が余っているのかどうかは、どうも分かりません。以前この問題を取材した記者によると、開業歯科医の平均年収は1400万円前後と高い水準だったと言うし、経営の手腕が悪ければ赤字になるのは何も歯科医院に限ったことではありません。

 今の歯科診療は、単にむし歯を治療するだけではなく、歯や口の中をきれいに保つ「口腔(こうくう)ケア」にも力を入れています。細菌の流入による高齢者の肺炎を予防したり、口腔がん手術後に口腔ケアを行うことで合併症を減らしたりと、その効果が注目されています。超高齢社会の今、口腔ケアのニーズは今後ますます高まると思われます。

 もうからないから、という理由で歯科医をやめる人もいるでしょうが、シュルツの場合は、本当は「向いてないから」だったのでしょうね。だって、生き生きと賞金稼ぎの仕事をやってますから。

>>>歯科医は儲からなくても好きだったら頑張れます!?

「悪夢の耐性菌」に米当局が警告、最も強い抗生剤も効かず

CNN http://www.cnn.co.jp/usa/35029192.html?tag=top%3BtopStories

(CNN) 抗生物質が効かない細菌「カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)」の感染が広がっているとして、米疾病対策センター(CDC)が医療機関に対策を呼びかけている。この細菌に感染すると、最大で半数が死に至るという。

同センターによると、CREは過去10年で感染が広がり、強い抗生物質に対しても耐性を持つようになった。2012年上半期だけで、約200の医療機関でCRE感染者が確認されたという。

CDCのフリーデン局長は、CREを「悪夢の細菌」と呼び、「最も強い抗生物質も効かず、感染に対する治療が不可能な状態に陥りかねない。医師や病院経営者、公衆衛生当局が力を合わせて『発見と予防』戦略を遂行し、感染の拡大を食い止めなければならない」と指摘した。

同戦略では医療機関に対し、手指衛生などの対策や、患者に対するCRE検査、感染者の隔離、外部との接触制限などの徹底を求めている。

ただ、米国の医療機関でCREはまだそれほど頻繁に見つかっているわけではなく、健康な人の間で感染が広がっている様子も見られないという。

米国では年間約170万人が院内感染し、9万9000人が死亡している。CREに血流感染した患者の致死率は最大で50%に達し、似たような耐性菌の致死率約20%を大幅に上回る。

>>>耐性菌は出現していきます。院内感染等には十分気をつけないといけません。

東京都歯科医師会、新会長に髙橋哲夫氏が就任

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5810

東京都歯科医師会の第181回代議員会が3月7日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館第会議室で開催された。
 第12号議案では、任期満了に伴う役員選挙が行われた。会長に髙橋哲夫現会長代行(東村山市)、監事に国光隆史氏(麹町)、森山憲一氏(練馬区)、野元義文氏(渋谷区)の3氏が立候補し、選挙管理委員会の資格審査を経た上で、会長、監事とも定数内であることから無投票で当選が決定した。任期は平成27年3月31日までとなるが、公益法人移行時には新定款に則り任期が変更となる。
 新会長に就任した髙橋氏は「120年の歴史を持つ東京都歯科医師会の会長に就任するにあたり、まさに身が引き締まる思いである。受けた以上は誠心誠意務める所存であり、今後とも協力を賜りたい」と述べた。

>>>東京でも新会長体勢ですね。

100歳女性 3年の経管栄養から回復

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=73987&from=yoltop

Yomiuri.co.jp

超高齢者が口から食べられなくなって長い時間がたてば、よもや元通りに食べられるとは想像しにくいのですが、人の生命力は底知れません。福岡県飯塚市の女性Aさんは、この3月の誕生日で102歳。驚くことに97歳から3年間も、鼻から胃に通した管だけですべての栄養をとっていたのに、100歳でまた口から食べられるようになり、今では毎日3食を完食する回復ぶりだそうです。 Aさんが暮らすのは、同市内にある医療法人康和会の介護老人保健施設「和泉の澤」。同施設によると、Aさんは97歳の時、腰痛悪化や発熱などで全身の健康状態が悪くなり、食欲が低下、口から食べ物を受け付けなくなりました。職員の誰もが「もう口から食べるのは無理だろうな」と思ったそうです。コミュニケーション能力も下がり、職員の問いかけにうなずく程度でした。

 ところが100歳を迎えた2011年の夏ごろから、様子に変化が表れてきます。鼻に入れた管をいやがって自分ではずしたり、夜間に独り言を言ったりすることが増えました。職員は「管が気持ち悪いのかな?」「自分で食べたいのかな?」と不思議に思いました。そして8月の夕涼み会の時、他の入所者がアイスクリームを食べているのをじっと見ているので、介護士がAさんに「食べたいの?」と尋ねると、うなずいたのです。 これを機に、施設ではAさんの経口摂取の可能性を検討しました。のみこむ機能の検査結果は十分な可能性をうかがわせました。とはいえ、いきなり普通の食事に戻すのは危険です。医師や歯科医師、看護師、管理栄養士、作業療法士、歯科衛生士など多職種と連携して口腔ケアを徹底しながら、ゼリーから始め、ミキサー食、おかゆ、常食と、1年近くかけて普通の食事に戻していきました。それに伴ってコミュニケーション能力も回復し、職員との会話もはずむようになりました。

 Aさんのような例は極めてまれだとは思いますが、経管栄養になっても十分なケアやリハビリを行い、本人の気持ちに気づいてあげられれば、全国には同じような可能性を秘めた高齢者がまだまだいるのではないでしょうか。

>>いろいろな可能性を期待できる内容ですね。

フッ化物洗口を県が助成へ

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2013/03/04020537009794.shtml

Nagasaki-no.jp

フッ化物洗口を県が助成へ

 県は、フッ化物洗口によるむし歯予防策を普及させるため、洗口を実施する自治体、学校、幼稚園、保育所などに対する助成制度を新設することを決め、新年度予算案に関連経費約973万円を計上した。むし歯ができるには歯質と細菌、食事(ショ糖類)の三つの要素があり、歯質が酸に弱いとリスクが高まる。特に歯が生えてから1、2年がむし歯になりやすため、永久歯のむし歯予防には就学前から中学生の時期が最も効果的とされる。
フッ化物洗口は定期的にフッ化ナトリウム水溶液を口に含んでうがいをすることで、歯質そのものを強くし、むし歯になりにくくする。2010年に施行された「県歯・口腔(こうくう)の健康づくり推進条例」でもその推進がうたわれており、むし歯を生活習慣病、社会的な疾患としてとらえて平等に予防措置が受けられる環境を整備することにした。
年齢によって毎日洗口するか、週1回行うか異なるため、水溶液を作る薬剤代や紙コップ代などとして園児には年間1人当たり750円、児童には500円を補助する。導入自体は保護者の同意を得て学校などが決定し、希望者に対し実施する。県は県歯科医師会などと県フッ化物推進協議会を設置し、関係者への研修会を開くなど啓発に力を入れる。

11年度の学校保健統計調査によると、本県の12歳児むし歯は1人当たり1・4本で、全国平均の1・2本を上回っている。一方、県国保・健康増進課によると、11年度中に県内でフッ化物洗口を実施した施設は保育所124カ所、幼稚園39カ所とそれぞれ県全体の3割以下。小学校は16校と4・2%にとどまる。県は5年間で保育所、幼稚園、小学校の100%で実施できる体制づくりを目指す。

>>全国にも、この流れができればいいですね。