上顎がん―シリーズ・希少部位のがん

あなたの健康百科

http://kenko100.jp/kenko/2012/10/10/01

上顎がん―シリーズ・希少部位のがん<6>

黒っぽい鼻血が頻繁に出る、同じ側で鼻詰まりも

 鼻腔(びくう=鼻の穴)や副鼻腔にできるがんのうち、一番多いのは上顎(じょうがく)洞にできる上顎がんだ。東京医科大学耳鼻咽喉科の伊藤博之講師は症状の特徴を「黒っぽい鼻血が頻繁に出る」と言う。最近の治療法などについても聞いた。

 副鼻腔とは鼻腔の周囲にある空間で、壁は粘膜で覆われている。蓄膿(ちくのう)症(副鼻腔炎)になる所だが、粘膜ががん化することがある。左右に4対あり、上がく洞はちょうど頬の裏側に位置し、副鼻腔の中で最も広い。

上顎がんは初期には自覚症状はないが、やや進行すると鼻血が出てくる。「黒っぽい、くすんだ赤色の鼻血が少しずつ頻繁に出る」のが特徴だ。鼻腔の血管が破れて出る一般的な鼻血は鮮紅色なので明らかに違う。

鼻血は常に同じ側から出て、同時に鼻血と同じ側で鼻詰まりが起こる。「常に同じ側」が症状のキーワードという。

さらに進行すると周囲の組織を侵すため、さまざまな症状が表れる。例えば、眼球が突出してきたり、物が二重に見えるようになったり、頬が腫れて痛くなったりする。危険因子は喫煙や副鼻腔炎の既往で、60歳代の男性に多い。

化学・放射線療法が主体

診断では、耳鼻咽喉科で一般的な診察を行った後、コンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像診断(MRI)で検査を行う。がんの疑いがあれば患部の一部を採取・検査し、がんかどうかを確定する。

治療は、以前は手術が主体だったが、目や脳、顔面など大事な器官が近くにあることで、手術後の生活の質を落とさないような努力がなされてきた。そこで最近は、抗がん薬による化学療法を併用した放射線療法が主流になっている。

ただ、進行した場合には手術が必須になることもある。治療効果は高まり、上顎がん全体の5年生存率は60%前後といわれている。

伊藤講師は「片方の鼻の症状が、3~4週間続いたら、ためらわず耳鼻咽喉科を受診することを勧めます」と強調している。

偽造請求書で84万円詐取 容疑で歯科助手の女逮捕 埼玉

産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/121004/stm12100421360002-n1.htm

 偽造した歯科医院の請求書を郵送して患者から現金をだまし取ったとして、埼玉県警大宮西署は4日、詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで上尾市原市北、歯科助手、横山恭子容疑者(34)を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。

 逮捕容疑は平成23年10月下旬ごろ、当時勤務していたさいたま市内の歯科医院の院長名義の請求書と領収書を偽造し、通院していた女性(18)宅へ郵送、請求書を見た祖母(76)に指定口座へ現金84万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。

 大宮西署は他にも数件、計約80万円の同様の被害を把握しており、裏付けを進める。横山容疑者は今年2月に同院を解雇されていたという。

>> これは非常に恐ろしい事件ですね。しっかりした管理体制の必要性を改めて感じました。

歯の供養祭:40人が参列−−日泰寺 /愛知

毎日新聞 地方版

http://mainichi.jp/area/aichi/news/20121009ddlk23040144000c.html

抜けた歯や不用になった入れ歯を供養する「第27回歯の供養祭」が8日、名古屋市千種区の覚王山日泰寺であり、約40人が参列した。

県保険医協会歯科部会が「入れ歯」にちなんで10月8日に毎年開いている。今年は歯科医院などに寄せられた約800人分の歯牙や入れ歯を前に経が読み上げられ、参列者が焼香した。池潤・同部会長は「歯の健康やかんで食べられる喜びを確認し、今使っている自分の歯や入れ歯を生涯大切にしてほしい」とあいさつした。

歯牙や入れ歯は供養後、業者に委託して処分する。金属部分は換金してNPO「日本口唇口蓋(こうがい)裂協会」に寄付する。【高木香奈】

守ってあげたい!赤ちゃんの歯のケア方法

serchina
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1009&f=column_1009_036.shtml

赤ちゃんの頃の歯のケア次第で、将来の口のなかの環境が決まると言われています。そう思うと歯のケアはとても大切。赤ちゃんの歯のケアはママの仕事です。いろんな歯のケア方法がありますが、ここでは基本のケアのみを紹介します。自治体で行われた赤ちゃんのための虫歯講習で得て、実践してうまくいった歯のケア方法を紹介します。

■STEP1:前歯しか生えていない時期のケア

まだ前歯しか生えていない時期のはみがきはガーゼで行います。右手の人差し指をガーゼでくるみ、前歯の表裏を拭いてあげました。終わったら洗面台で口を『ぶくぶくしようね』と言って水で口をゆすぎました。まだまだ言葉がわからない時期は水を飲ませるだけでOK。

■STEP2:奥歯が生えてきた時期のケア

奥歯も生えてきたらいよいよ歯ブラシの出番。力を入れすぎずにさっさっと軽く小刻みに歯ブラシを動かす容量で磨いてあげました。赤ちゃんが飽きることを考慮して、まずは歯の外側は後。内側を先に磨きます。

◎歯ブラシの選び方

歯ブラシは市販のものでいいので年齢にあったものを選びます。行きつけの歯医者さんおすすめの歯ブラシ選びのポイントは以下の2点でした。

・毛が固すぎないものだと歯を傷つけない
・ヘッドが小さい方が奥歯もよく磨ける。毛の並ぶ列数は3列程度がベスト。

◎歯の裏側を磨く場合

『あーしようね』と言うと、口を開けるのでその間に歯を磨きます。すぐに口を閉じてしまいますが、今期よく何度も同じようにして言うようにします。仮に嫌がって泣いたとしても口が開くので少し強引ですがその隙に磨いてしまいましょう。

◎歯の外側を磨く場合

表側を磨く場合は、歯に沿って口に人差し指を入れ、隙間を作って歯磨きするときれいに磨くことができる。市の歯科衛生士さんの話通りにしてみたら上手に磨くことができました。歯の内側は赤ちゃんが口を開けていないと磨くことができません。ずっと口を開けていると飽きてしまうので歯の外側は後回し。内側から磨くようにするとママも楽に磨けます。

◎歯医者さんで定期的にフッ素を塗ってもらう

フッ素は歯を強くし、虫歯の発生率を抑えることができます。1歳前後の頃、市の歯の講座でフッ素を塗ってもらいました。それをきっかけに歯医者さんで4か月に一度、フッ素を塗ってもらっています。健康な歯を守るために継続してフッ素を塗ることは虫歯予防に有効です。

■これはやめて!口移しの食べさせ方

大人の口に入れた食べ物には虫歯菌がついています。赤ちゃん期に口移しの食べ方をさせると虫歯菌が住みついて虫歯になってしまいます。歯の健康を守るために、口移しはしないほうがいいと、育児書や歯の講座、雑誌などさまざまなところで見聞きしたことがありました。3歳までに口の環境は決まると言われているのでそれまでは口移しはしないほうがいいでしょう。筆者の子供たちもこれを守ったせいか、今の歯磨きは雑でも虫歯は一本もありません。

■おわりに

今だけでなく将来のためにも歯のケアはとても大切。筆者自身が歯がよくないのでしみじみ感じます。自分の子供に同じ思いはさせたくないので歯のケアをしっかり行ってきました。そのかいあってか9歳と7歳になった今でも虫歯はありません。ぜひ子供の歯の健康を守ってあげましょう。

口内ケアで使い分け 練りと液体の歯磨き、洗口液はどう違う?

Asahi net

http://www.asahi.com/health/hiketsu/TKY201210080233.html

歯磨き剤と言えば、チューブに入ったペースト状のものを思い浮かべる人が多いでしょう。実際は、粉から液体まで様々な形状があります。どう違うのでしょうか。

歯磨き剤の製造企業でつくる「日本歯磨工業会」(東京)によると、歯磨き剤は、形状によって「粉」「潤製」「練」「液状」「液体」に分類される。

 粉歯磨きは、歯垢(しこう)や着色などの汚れを落とす研磨剤が成分の9割以上を占めるのが特徴。明治時代には主流だったが、大正になってチューブ入りの練りや、粉よりも湿り気がある潤製が登場。昭和以降は練りが主流になった。

 同会のまとめによると、2011年には全体の約57%を占めた。残りは液体歯磨き(約17%)と、液体が主流の洗口剤(約26%)。潤製などその他の種類はわずか0・1%だった。

 液体歯磨きと洗口液は、混同されやすいが、違いは使用時に歯ブラシで磨くかどうかだ。液体歯磨きは適量を口に含んだままか、口内に行き渡らせてはき出した後に歯を磨く。他の歯磨き剤と違って、使用後に口をすすぐ必要はない。

 洗口液は歯を磨いた後、寝る前などに口に含んですすぐことで口内を殺菌し、口臭や歯垢の沈着などを防ぐための商品だ。

 商品名も「○○リンス」や「××ウオッシュ」といった感じなので紛らわしく、形状もどちらも液体のため、見た目での判断がしにくい。だが、ラベルなどをよく見れば「液体歯磨き」か「洗口液」と明記されている。殺菌成分などを含む「医薬部外品」もあれば、含まないものもある。

 液状歯磨きは「練り」と「液体」の中間で、ジェル状のものが一般的だ。サンスター広報室の鈴木久美子さんは「発泡剤を含まないため、電動歯ブラシで磨く時に使うといいですね」と助言する。発泡剤を含む練り歯磨きは、電動歯ブラシでは泡立ちすぎるからだ。

    ◇

 歯磨き剤は形状のほか、歯垢除去や歯周病や口臭の予防、知覚過敏用など、目的に応じて使い分けるのも重要という。

 また液体歯磨きには、災害備品の役割も期待されている。

 日本歯科医師会常務理事の倉治ななえさんは「水不足の避難所生活では、歯のケアは後回しになってしまいがち。液体歯磨きは水が要らないので、防災用品の中に歯ブラシと一緒に入れておいて下さい」と勧める。

 口内のケアが不十分だと細菌が繁殖し、虫歯や歯周病などの原因になる。歯周病は動脈硬化や心臓病のリスクを上昇させるとされる。さらに、細菌で汚れた唾液(だえき)や食べ物が気管に入ると、誤嚥性肺炎になる。高齢者は特にかかりやすい。

 倉治さんは「助かった命を守るためにも、災害時には口のケアを心がけてほしい」と話している。(南宏美)

-10月8日は入れ歯の日-「歯の健康」と「体の健康」は関係があると思う人は94.5%!「かかりつけ歯科医」を持って定期的な口腔ケアで体の健康維持・増進を

10月8日は入れ歯の日。

義歯ケア用品「ポリデントⓇ」」を販売するグラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、この入れ歯の日を前に、全国の50歳代以上の男女1000人を対象に、「口腔ケアと体の健康に関する意識と歯科医院に行く頻度の実態を把握する調査」を実施しました。

今回の調査により、50代以上の多くの人が「歯の健康」と「体の健康」には関係があると思いながら、実際には、歯科医院には歯疾患の治療が必要で行くことが多く、口の状態をチェック・ケアするために定期的に通っている人は少ないことがわかりました。
一方、同じ歯科医院に定期的に通っている「かかりつけ歯科医」を持っている人は17.4%で、そのうちの40%近くの人は通い始めたことで、「食事が美味しくなった(約50%)」や、「体の不調を感じなくなった(約30%)」と状態が改善したと感じています。

また、「歯の健康」の一例として「歯の噛み合わせ」と「体の健康」について調査をしたところ、‘歯の噛み合わせに違和感がある’と答えた人のうち、ほぼ全員が‘過去1年間に何らかの体の不調を感じている’と答えており、歯の噛み合わせの違和感が体の不調の原因のひとつになっている可能性が示唆されました。歯の噛み合わせについては、入れ歯使用者の半数以上の人が‘違和感がある’と答えており、入れ歯使用者は特に注意する必要があると言えそうです。

 
そのほか、詳しいアンケートの情報や、東北大学客員教授 濱田泰三先生のコメントが掲載されております。

諏訪赤十字病院 歯科口腔外科を開設

中日メディカルサイト http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20121005154547794

当面は入院患者向け

長野県諏訪市の諏訪赤十字病院は4日、手術後の合併症の予防などを図る「歯科口腔(こうくう)外科」を開設し、診療を始めた。信州大医学部から非常勤医師1人と歯科衛生士1人の派遣を受け、入院患者に限り週1日診療する。来年4月をめどに常勤医師を確保し、外来患者の受け入れを含めて診療態勢を強化する方針だ。

 同院によると、口の中は細菌が非常に多く、手術時の全身麻酔で口から気管に入れる管に細菌が付着すると、肺炎を引き起こすことがある。また、虫歯は抗がん剤の副作用であごの骨が壊死(えし)する原因にもなるという。

 歯科口腔外科では、ブラッシングをしたり粘膜をかき出したりして口の中を清潔にし、保湿剤などで乾燥を防ぐ。口腔ケアがメーンで、がん治療などに支障が生じる場合には虫歯も治療する。

 口腔ケアを実施している病院は、食道がん手術後の肺炎や呼吸不全の発症率が低いとのデータもあり、予防効果は明らか。診療に当たる鎌田孝広医師は「とくに食道がんや胃がんの患者には積極的にやったほうがいい」と話した。

 手術前後に口腔ケアをする「周術期口腔機能管理」は今年4月から保険適用され、診療科を設ける医療機関が増えているという。 (中沢稔之)

福岡歯科大学病院、所属の歯科医師が車上荒らしで患者情報を盗難

医療経済出版  http://www.ikeipress.jp/archives/4854

 福岡歯科大学医科歯科総合病院は、同院の歯科医師が車上荒らしを受け、患者情報等を記録したノートパソコン及びUSBメモリが盗難にあったことを公表した。
 9月30日の夕刻、同歯科医師が駐車場に車を預け10月1日に車に戻ろうとしたところ、車の窓ガラスが割られ、中に置いてあったパソコン及びUSBメモリーが盗まれていたという。盗難にあった個人情報は患者情報128名分で、手術記録、術前や術後カンファレンスの資料、手術同意書、紹介状等が含まれていた。
 すでに警察等には届出を行っているが、今までのところ個人情報が不正に使用されたという報告は入っていないという。10月2日付で、ホームページに小島寛病院長名で説明と謝罪を掲載している。該当する関係者には説明とお詫びの文書を送るとともに、再発防止のために教職員一丸となって取り組み、情報管理のさらなる強化を徹底するとしている。

《医療相談》口の中が次々裂ける 回答・由良義明さん

朝日新聞デジタル   http://www.asahi.com/health/doushimashita/OSK201210040069.html

 75歳女性。今年の初めごろから舌や歯茎、のどの近くなど口の中の粘膜が次々と割れ、裂けたようになる症状が出ています。治っても別の場所で起き、ひどいと深さ1センチ近くになります。痛みがひどく、食事もあまりとれません。病院でも原因不明と言われています。(神戸市、T)

■答える人 由良義明(ゆら・よしあき)さん 大阪大大学院歯学研究科教授(口腔〈こうくう〉外科)=大阪府吹田市

 Q どんな病気が考えられますか。

 A いつも同じ場所がただれるなら悪性腫瘍(しゅよう)の心配がありますが、次々と別の場所に移るようですから、重い口内炎の可能性が高いでしょう。口の粘膜はデリケートで、熱いお茶を飲むだけでも皮がめくれます。炎症がより深く広がり、神経のある層までただれるのが口内炎です。

 Q 原因は何でしょう。

 A ヘルペス性などウイルスによるものと、アフタ性という一般的な口内炎が代表的で、見た目だけで判断するのは難しい。ヘルペス性は上あごの粘膜に多く現れ、血液検査で確認でき、抗ウイルス薬などが効きます。しかし、一般的な口内炎は、原因がよくわかっていないのです。

 Q 疲れがたまるとできるのではないのですか。

 A 抵抗力が弱った時にできやすいのは確かです。口内炎は、自己免疫疾患で起こることがあり、この場合、ウイルスなどの外敵をやっつける体の仕組みが、誤って自らの粘膜を攻撃することでただれるとみられます。

 Q どう対処すれば。

 A 口の中をできるだけ清潔に保ってください。洗口液がしみるなら、ぬるま湯でうがいするだけでも違います。高齢になると唾液(だえき)が少なくなり、口内が乾きがちです。乾燥すると亀裂がひどくなりやすいので、水分を小まめにとってださい。治療には炎症を抑える塗り薬があります。

 Q 他に気をつける点は。

 A 別の病気で飲んでいる薬の副作用も考えられます。いくつかの薬を飲まれているようですから、減らせる薬がないか、担当医と相談して見極め、少しずつ「薬の整理」をしてはいかがでしょうか。

厚生労働副大臣に東京医科歯科大学卒の医師、桜井充氏

医療経済出版  http://www.ikeipress.jp/archives/4836

三井辨雄(わきお)厚生労働大臣は閣議後記者会見において、同省の副大臣および政務官を公表した。
 副大臣は、参議院の桜井充(みつる)氏と衆議院の西村智奈美氏、政務官は衆議院の糸川正晃(まさあき)氏となった。桜井充氏は宮城県出身の1956年生まれで、現在は参議院で3期目を務める。2010年の選挙で当選しているため、来夏の参議院通常選挙での改選はない。東京医科歯科大学・医学部卒業の医師だが、「歯科医療が日本を変える」「歯科医療が日本を変えるPart2」等の著書があり、歯科医療にも関心が高い。