平成25年4月より、「歯科技工士法施行規則」の一部改正が施行され、歯科技工指示書に患者氏名等の記載必要に

医療経済出版  http://www.ikeipress.jp/archives/5049

厚生労働省は10月2日、「歯科技工士法施行規則の一部を改正する省令」施行についての通知を発出した。主な変更点は、1)歯科技工指示書に記載する事項について追加、変更を行ったこと、2)歯科技工所の構造設備基準を施行規則に規定することとしたこと、の2点。
 改正の趣旨は、医療技術の進展やインターネットの普及等に伴い、歯科補綴物の委託、製作過程や歯科材料の流通過程が多様化しており、より安心で安全な歯科医療のために、補綴物の製作過程を追跡・把握する体制を確保するためとしている。通知では明確な言及はないが、以前より懸念も示されている中国製技工物の輸入等の問題も念頭にあるとみられる。
 「歯科技工士法施行規則の一部を改正する省令」は、平成25年4月1日から施行されることになっている。

▼歯科技工指示書については追加、変更された記載事項
1)患者の氏名を記載
2)「歯科医師の住所及び氏名」を「歯科医師の勤務する病院又は診療所の所在地」に変更
3)歯科技工所の「名称」に加えて、「所在地」を記載

口腔内細菌がインフルエンザ薬効果を阻害

日本歯科新聞
http://www.dentalnews.co.jp/news_details/news_details_2012.html#101607

タミフル等のインフルエンザ治療薬が効かないケースに口腔管理による細菌対策が有効か-。日本大学医学部感染症ゲノム研究センターの清水一史氏らは、口腔内細菌の酵素「ノイラミニダーゼ(NA)」がインフルエンザ薬の効果を阻害する可能性があることを明らかにした。同研究は、日本歯科総合研究機構プロジェクトとして進められていた「口腔管理(口腔ケア)とインフルエンザ対策・研究会議」の一つで、科学雑誌「PLOS ONE」に掲載されたもの。

口腔ケアが寿命を左右 虫歯や歯周病が原因で心筋梗塞が起こる!?(2)

リアルライブ

http://npn.co.jp/article/detail/21583448/

笑えない話がある。中性脂肪、コレステロール、血圧などを毎年、定期健康診断でチェックしていたAさん(52)のことだ。これまで一度も引っかかったことがなく、今年も同じと思っていた。しかし心電図でエコーを取ったところ、心臓の冠状動脈に大きな梗塞が見つかった。
診断結果を受けて、面談に当たった医師はこう言った。
「下壁梗塞ですね。かなり進んでいます」
それを聞いたAさんは仰天した。
「そんな…。コレステロールも中性脂肪も正常値だった。血圧も130だから、心筋梗塞なんかになるはずがない。先生、いったいどうしてですか」
ショックを受けたAさんは、原因についていろいろ頭をめぐらせてみた。だが、食べるものから、重大疾患につながるようなものは考えられなかった。
ところがこのAさん、口腔内のケアがまったくできていなかった。虫歯が3本もあり、そのすべてが歯周病に侵されていた。そのため口臭も酷い。

山梨大医学部名誉教授(心臓内科)の田村康二氏が言う。
「虫歯や歯周病で繁殖した菌が口腔内の傷から血液中に入ると、それが心臓の冠状動脈まで達したとき、血管の内壁を傷つけて、心筋梗塞になることが最近の研究で明らかになってきました。虫歯だと侮ってはいけません」

歯も体も健康だった人が歯周病菌によって心筋梗塞を発症し、亡くなったケースもあるという。健康だと思っていたのは歯だけで、歯の周りの歯茎や歯を支える歯槽骨は健康ではなかったのだ。
ただし、その亡くなった人は、生前、周りの人から口臭を指摘されていた。死後に解剖した結果、何と心臓の血管の内壁から本来あるはずのない歯周病菌が発見され、歯周病が原因の心筋梗塞で死亡したことが判明したのだ。
「歯周病に罹患したグループは、そうでないグループよりも心臓病のリスクが高いとか、歯周病で歯を支える歯槽骨の骨吸収のスコアが高いグループでは、そうでないグループよりも50%も心臓病に罹患するリスクが高くなっているという報告もあるほどです。いずれにせよ、歯周病原性細菌などによって引き起こされる炎症が、心臓の血管壁を損傷する一つの要因になっているのは間違いありません」(田村氏)

食事指導で医療費抑制、日本歯大 高齢者への往診で研究

47News     http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101601001781.html

日本歯科大(東京都千代田区)は東京都小金井市に17日オープンする「口腔リハビリテーション多摩クリニック」を拠点に、歯科医師が往診で高齢者に食べ方を指導し栄養状態を改善することで、医療費の抑制効果があることを実証する研究を始める。

多摩クリニックの歯科医師2人のチーム2組が常時、小金井市周辺の老人ホームや個人宅などを往診する。かむことや、のみ込むことが難しい要介護の高齢者の症状を診断。患者に応じたリハビリのほか、食事方法の改善や栄養指導などを行って、高齢者に健康を取り戻してもらうのが狙い。

高齢者の誤嚥性肺炎、むせる人は予防策を

健康百科  http://kenko100.jp/kenko/2012/10/16/02

細菌やウイルスが気管に入る

お年寄りの誤嚥(ごえん)性肺炎が多くなっている。高齢になると物をのみ込む嚥下(えんげ)機能が低下するためだが、飲食時にむせるお年寄りは特に注意が必要。予防策について東京病院呼吸器科の寺本信嗣医長に聞いた。

初期は気付きにくい

誤嚥性肺炎は、唾液(だえき)など分泌液に含まれる細菌やウイルスなどが誤って気管に入り、増殖することによって起こる病気。

「嚥下機能が低下した高齢者に多いのです。初期には食欲がない、元気がないといった程度で本人も家族も気付きにくく、せき、たん、発熱が認められたときには重症化しているケースが少なくありません」(寺本医長)

実際、お年寄りの死因の多くを占める。こうした事態を招かないためには、まず予防が第一だ。

「過度に神経質になる必要はありませんが、食事の時にむせたり、のみ込みが不自由だったりする高齢者は予防を心掛けてください」(寺本医長)

食後にブラッシング

まずは食事内容。お年寄りが食べやすいように調理してあげるとよい。「よく食材は細かく刻んだ方がよいとか、軟らかい食べものがよいとかいいますが、これは個人差があります。本人が食べやすいように調理してあげることが大切です」(寺本医長)

口の中のケアも欠かせない。「食事が終わった後、家族や介護者は口の中に残っている食べかすを取り除いてあげてください。その後、ブラッシングやうがいをして口の中を清潔に保つと理想的です」(同医長)

歯がない場合や、流動食をチューブによって胃に流し込む経管栄養のお年寄りも同様。こうした口の中のケアに加え、寝たきり状態のお年寄りでは時々、体位を左右に変えてあげるとよい。たとえ1日1回でも、体位を左右に変えてあげるとたんが出やすくなるので、多少誤嚥しても細菌やウイルスを排出しやすくなるという。

このほか、嚥下と発声の筋肉はほとんど重なっているので「よく話したり、歌ったりすると予防効果が期待できます」と寺本医長は勧めている。

口腔ケアが寿命を左右 虫歯や歯周病が原因で心筋梗塞が起こる!?

リアルライブ http://npn.co.jp/article/detail/51790873/

歯周病とは歯と歯の間にプラーク(歯石)がたまり、細菌が繁殖して歯ぐきが痩せていく感染症。日本人の約96%が毎日歯を磨き、2回以上磨く人は50%以上といわれるが、それでも家庭でのブラッシングだけでは歯と歯の間、歯と歯茎の境目に付着する細菌の塊のプラークが取りきれず、歯周病を発症させてしまう。
歯周病菌によって歯の根を支える歯槽骨や歯根膜が侵食され、歯がグラグラになる。成人が歯を失う原因の8割が歯周病によるというのだ。

実は、こんな報告もあるという。
さる歯科医の弁。
「歯周病が心疾患の原因になるというのは今や常識ですが、口腔内の健康は、女性のボケ防止にもつながることもわかってきました。歯を磨く回数が1日1回以下の女性は、1日に3回歯磨きをする女性よりも65%も認知症を発症する確率が高いことが判明したのです。これは歯周病の細菌が脳にまで達すると、炎症や脳損傷を引き起こす原因になるからだと考えられています」

歯周病が体にもたらす影響は計り知れない。胃の内壁に大きな潰瘍があれば相当強い症状が出るが、歯周病は体に大きなダメージを与えているにもかかわらず、痛みなどの症状がないから始末が悪いという。
「糖尿病は感染に対する抵抗力を低下させ、罹患者は2倍以上も歯周病になりやすい。が、逆の関係もあって、歯周病があると炎症物質がインスリンの働きを邪魔するので糖尿病になりやすいし、悪化もさせる。つまり悪循環に陥るのです。また、炎症物質が血管内皮に炎症を引き起こし、動脈硬化を進行させます」(田村氏)

そのため重度の歯周病を持つ人は、そうでない人に比べ心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが2~3倍近く高くなるという研究報告もある。
「65歳過ぎの高齢者に急増している肺炎の多くは、口内で大量に繁殖した歯周病菌の混じった唾液が気管に入ってしまうことで起きる誤嚥(ごえん)性肺炎であることもわかっています。このように、口腔のケアが寿命を左右するといっても過言ではないのです」(田村氏)

やはり、日頃から歯医者にはせっせと通い、口腔内は清潔にしておいた方がよさそうだ。

パートタイマーの募集時時給、歯科衛生士は東日本1,230円、西日本1,277円、アイデムが平成24年7月の集計結果を発表

医療経済出版  http://www.ikeipress.jp/archives/5031 

総合人材情報サービスを行う(株)アイデムは、同社の新聞折込求人紙『しごと情報アイデム』紙面から、平成24年7月のパートタイマー募集時の平均時給を集計して公表した。
集計の結果によると、全体の平均値は東日本エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、静岡)で960円(29円減)、西日本エリア(大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀、福岡)で927円(24円増)。職種別の集計も公表されており、東日本エリアでは歯科衛生士1,230円、歯科助手906円、西日本エリアでは歯科衛生士1,277円、歯科助手843円となっている。専門・技術職でもっとも高いのは薬剤師で、東日本では2,145円、西日本では1,924円となっている。

高齢者の口腔ケア

ヘルスデージャパン

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=4043%3A20121015&catid=52&Itemid=106

高齢になり、身の回りのことをするのが困難になるにつれて、口や歯の手入れも難しくなってくる。
米国歯科医師会(ADA)は、高齢者の介護をする人に次のようなことを勧めている。
・毎日、歯磨きやフロスを忘れないように高齢者に言う
・自分で歯を磨いたりフロスをしたりするのが難しければ、歯科医や歯科衛生士に相談する
・定期的に歯の検診を受けるようにする
・高齢者の食習慣の変化に気づいたら、入れ歯に問題がないか確認する
・口内の細菌が肺炎のきっかけになる場合があるので注意する
(HealthDay News 10月3日)

虫歯予防に親子が行列~歯の健康を守る郡市民大会

南信州新聞

http://minamishinshu.jp/news/medical/%E8%99%AB%E6%AD%AF%E4%BA%88%E9%98%B2%E3%81%AB%E8%A6%AA%E5%AD%90%E3%81%8C%E8%A1%8C%E5%88%97%EF%BD%9E%E6%AD%AF%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E9%83%A1%E5%B8%82%E6%B0%91%E5%A4%A7.html

飯田下伊那歯科医師会(松野文昭会長)と飯伊地区包括医療協議会(蟹江孝之会長)は6日、第37回「歯の健康を守る郡市民大会」を飯田市高羽町の飯田文化会館で開いた。ことしも就学前の子どもたちを対象にしたフッ素化合物の無料塗布に行列ができたほか、新規の摂食嚥下(えんげ)内視鏡検査や口腔がん検診をはじめとする多彩なコーナーが開設され、親子連れでにぎわった。

正しい口腔衛生知識の普及と定着に努め、郡市民の健康の保持増進に寄与する狙い。近年は「生活と環境まつり」と併催しており、歯科医師や歯科衛生士、栄養士らによる検診や口臭・咬合(こうごう)力測定、食生活相談なども受け付けた。

歯を丈夫にし、虫歯への抵抗力を高めるフッ素化合物の塗布は大人気。開始前から大勢の親子連れが屋外で列をつくった。場内で子どもたちは専用の器具を口に入れ、2分ほどを我慢。初めての経験に泣き出す子もいたが、終了後に白い歯をのぞかせていた。

このほか▽ブラッシング指導▽歯科健康相談▽歯科技工製作物(入れ歯など)の展示▽本年度の口腔衛生ポスター・標語コンクールの入賞作品展―などもあった。

松野会長は「口腔衛生や歯の健康は生涯にわたって大切。今回の摂食嚥下内視鏡の検査や口腔がん検診のような新たな企画を取り入れ、幅広い年代に口腔ケアの重要性をアピールしていきたい」と話していた。

幅広い配置を 歯科衛生士のニーズ高まる

デーリー東北新聞社

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/10/10/new1210101601.htm

健康は口内から―。高齢社会の進展で、口腔(こうくう)ケアの重要性が高まる中、その〝担い手〟となる歯科衛生士が全国的に注目を集め、健康づくりや介護の現場で存在感を増している。ただ、青森県内ではまだ認知度が低く、歯科衛生士の働く場は歯科診療所などの医療機関にとどまっているのが現状。関係者からは、介護現場や自治体などへの配置を求める声が上がっている。