「朝食抜きはダメ」脳スキャンが示唆

ヘルスデージャパン http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=4068%3A-20121025&catid=51&Itemid=104

朝食を抜くと、結局は一日の食事量が増え、健康的な食物を選択しなくなるという研究結果が、米ニューオーリンズで開催された北米神経科学学会(SFN)年次集会で発表された。これに対して、朝食を摂ることは、過食や高カロリー食品に対する欲求を抑えるのに役立つという。

英インペリアルカレッジ(ロンドン)MRC臨床科学センターのTony Goldstone氏らは、21人のMRI脳スキャンを比較した。被験者が朝食を摂らなかった場合と、750kcalの朝食を摂った後にスキャンを撮像。すべてのスキャンを終えた後、被験者にランチを提供した。

Goldstone氏は、「被験者の両方のMRIの結果と食べたランチの量の観察結果から、絶食するとより飢餓状態となり、高カロリー食品への要求が高まって、食事量が増えることが判明した」という。朝食を抜くと、報酬価値や食物による快楽に関連する脳領域である眼窩前頭皮質の活性化パターンの変動がみられた。また、高カロリー食品の写真を見せると、脳のこの領域の活性化が誘発された。一方、朝食を摂った被験者ではこの反応はそれほど強くなかったという。

Goldstone氏らは、絶食は脳が高カロリー食品を求めるようになるため良い減量法でないとしている。今回の研究は学会発表されたものであるため、データおよび結論はピアレビューされた医学誌に掲載されるまでは、予備的なものとみなす必要がある。(HealthDay News 10月17日)

全国学校歯科保健大会、群馬音楽センターで開催

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5108

 日本学校歯科医会(中田郁平会長)による第76回全国学校歯科保健研究大会が10月25日・26日の両日、群馬音楽センター(高崎市)をメイン会場に開催された。テーマは、「『生きる力』をはぐくむ歯・口の健康づくりの展開を目指して〜子どもたちの未来を築く望ましい生活習慣の形成を見据えて〜」。
 25日午後より行われた開催式では、大澤正明・群馬県知事、富岡賢治・高崎市長、日本歯科医師会の大久保満男会長らが来賓として出席し祝辞を述べた。基調講演は大会テーマに基づき、東京女子体育大学の戸田芳雄教授が講演、シンポジウムは東京医科歯科大学の黒田敬介名誉教授を座長として行われた。
日本学校歯科医会のホームページ

喫煙で寿命10年縮まる 日英、日本人を60年以上調査

朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/health/news/TKY201210260116.html

 【大岩ゆり】たばこを吸うと寿命が8~10年縮まることが、放射線影響研究所(広島市)や英オックスフォード大による調査でわかった。日本人約6万8千人を分析した。未成年でたばこを吸い始め、吸う本数が多い人ほど死亡リスクは高かった。25日付の英医学誌電子版に発表した。

 研究チームは、被爆者の健康影響を調べるために放影研が60年以上続けている「寿命調査」の対象者のうち、喫煙の有無が判明している人を分析した。被爆していない人も含まれる。

 未成年でたばこを吸い始めた男性(1920~45年生まれ)の72%は70歳まで生きた。一方、同じ年代でたばこを吸わない男性の72%は78歳まで生きた。たばこで寿命が8年縮まったことになる。女性は、寿命が10年縮まっていた。