中日新聞 口角炎治療しても治らない
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20121010140331307
Q 口角炎治療しても治らない
口角炎を患い、皮膚科でビタミン剤と塗り薬を処方されていますが、3カ月以上も治りません。ほかに治療法は?(女性・48歳)
A 原因を再検査する必要も
唇の両端、あるいは片側が炎症を起こし、切れたりカサカサになったりするのが口角炎の症状です。「口を開けると痛い」「しょうゆが染みる」といった症状もよく見られます。
原因は細菌、ウイルス、カンジダなど真菌への感染ですが、皮膚の炎症を防ぐ働きがあるビタミンB2が不足したり、鉄欠乏性貧血や薬の副作用などでも起こりやすくなります。栄養バランスの崩れや睡眠不足、疲労も症状を悪化させる原因です。まずは、ご自分の食生活や生活習慣を見直すことが大切です。
症状が改善しないようなら、皮膚科や耳鼻咽喉科、歯科を受診してください。放置して悪化すると、さらに皮膚の切れ込みが深くなり、痛みが強まります。
治療は、原因が細菌によるものかどうかなどを診断し、原因に応じて薬物治療をします。細菌が原因なら抗生物質の軟こうやビタミンB剤の内服、カンジダなどの真菌が原因なら、抗真菌剤の塗り薬を使うのが一般的です。処方された薬をきちんと使用し、生活習慣を改善すれば、普通は少しずつ良くなっていきます。
医師の指示を守っていても長引くようなら、原因を再検査する必要があるかもしれません。口角炎の症状はヘルペスウイルスなどでも起こります。主治医によく相談しながら、治療を続けてください。(吉祥寺セントラルクリニック理事長・矢端幸子氏)