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厚労省部会 長寿医療研と愛院大の申請を承認
人間の抜歯した親知らずなどの幹細胞で、歯の神経(歯髄)を再生させる治療の臨床研究が始まる。厚生労働省科学技術部会が18日、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)と愛知学院大(名古屋市千種区)の申請を承認した。国内初の臨床研究となる。
厚労省によると、成人の患者5人から幹細胞を採取して6週間ほど培養。増やした幹細胞を、本人の歯の神経を取り除いた部分に詰める。動物実験では1、2カ月で神経が再生し、知覚を取り戻しており、人間での再生経過を調べる。
進行した虫歯の治療では、神経を取り除き、詰め物をする治療が広く採用されている。しかし、歯の感覚がなくなると、再び虫歯になっても気づかず進行し、抜歯に至る可能性が大きかった。
今回の研究は2008年、補助金が支給され、医薬品の審査なども迅速に実施される内閣府の「先端医療開発特区(スーパー特区)」に選ばれている。
全国で20ほど採択されたスーパー特区の研究には、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった京都大の山中伸弥教授による人工多能性幹細胞(iPS細胞)の医療応用を加速化させるプロジェクトも含まれている。
>>>幹細胞の臨床応用もまじかに迫っているようです
