毎日jp. http://mainichi.jp/shimen/news/20131117ddm015070023000c.html
(ハヤカワノンフィクション文庫・840円)
◇多細胞生物の身体形成の秘密に分け入る
一九世紀半ばのイギリスで、地下に埋まった巨大生物の化石を研究して「恐竜」という名を与えたのは、偉大な解剖学者サー・リチャード・オーウェン。彼は、ヒト、ウマ、カエル、クジラ、鳥などの手(鰭(ひれ)、翼)や足の骨が、上から太い一本の骨、二本の骨、複数の小さな骨の塊、そして五本の指という、同じ基本デザインでできていることを明らかにした。見事な共通性にオーウェンは満足し、これこそ神が生物を周到に設計したことを示すと考えた。
しかしすぐ後で『種の起源』を発表したダーウィンにとっては、同じ事実が、広範な四肢動物が同じ祖先から進化したことを明瞭に示す証拠だった。著者が言うには、ダーウィンとオーウェンの理論の違いは、ダーウィンの理論が「正確な予測を可能にする」ことである。(続きはリンクから)
>>>生命の起源は水中の微生物と考えられていると聞いたことがあります。魚と人間に共通点が多いのもうなずけるかも。