今週の本棚:海部宣男・評 『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』=N・シュービン著

毎日jp. http://mainichi.jp/shimen/news/20131117ddm015070023000c.html

(ハヤカワノンフィクション文庫・840円)
 ◇多細胞生物の身体形成の秘密に分け入る
一九世紀半ばのイギリスで、地下に埋まった巨大生物の化石を研究して「恐竜」という名を与えたのは、偉大な解剖学者サー・リチャード・オーウェン。彼は、ヒト、ウマ、カエル、クジラ、鳥などの手(鰭(ひれ)、翼)や足の骨が、上から太い一本の骨、二本の骨、複数の小さな骨の塊、そして五本の指という、同じ基本デザインでできていることを明らかにした。見事な共通性にオーウェンは満足し、これこそ神が生物を周到に設計したことを示すと考えた。
しかしすぐ後で『種の起源』を発表したダーウィンにとっては、同じ事実が、広範な四肢動物が同じ祖先から進化したことを明瞭に示す証拠だった。著者が言うには、ダーウィンとオーウェンの理論の違いは、ダーウィンの理論が「正確な予測を可能にする」ことである。(続きはリンクから)

>>>生命の起源は水中の微生物と考えられていると聞いたことがあります。魚と人間に共通点が多いのもうなずけるかも。

口の中に700種以上 特異な虫歯・歯周病菌で病気に

日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO62572130U3A111C1EL1P01/

虫歯や歯周病は、全身の病気に関わっているといわれる。最近の研究では、こうした病気の幾つかはバランスのとれた食生活によって、症状の悪化を食い止められる可能性が出てきた。さらに、すべての虫歯・歯周病菌が悪さをするのではなく、特異な種類が元凶だと分かってきた。菌を根絶するのは難しいが、生活習慣の改善は少しずつ取り組める。歯の手入れや定期健診、早めの通院と合わせ、気にとめておきたい。(続きはリンクから)

>>>マウスの実験では歯周病菌に感染しても、正常な食生活をしていれば肝臓は線維化しなかったとのこと。医食同源の一型でしょうか。

 

歯周病の予防に期待

yomiDr. http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=88220

乳製品の効用
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌。その効用は、整腸作用にとどまらない。
ひとつは、免疫力の向上だ。白血球の一種で、体内への病原体の侵入を防ぐ「ナチュラルキラー(NK)細胞」を活性化させる。健康な高齢者がヨーグルトを食べた後、インフルエンザなどの呼吸器感染症にかかりにくくなったとの報告もある。
歯周病の予防にも期待が寄せられている。(続きはリンクから)

>>>乳酸菌はインフルエンザの予防にも効果があるとさえ言われるほど、有能な筋だそうです。
参考記事
【イギリス反応】 ~京漬物の“すぐき”でインフルエンザ予防~
http://cooljapaan.com/archives/34851135.html

中国で「臓器プリンター」開発、移植事情が背景に

ロイター http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE9AA05C20131111

[杭州市(中国) 10日 ロイター] -中国浙江省の杭州電子科技大学は、人間の臓器を作ることを目的とした3Dバイオプリンターを8年越しで開発した。背景には中国の臓器移植事情があるという。
毎年中国では約30万人が臓器移植を必要としているが、30人に1人程度しか実際に移植を受けることはできない。また同国では、遺体は傷つけずに埋葬・火葬されなければならないと信じる伝統的な風潮がある上、政府が2007年に配偶者や血縁者以外からの生体移植を禁じたため、臓器の違法売買にも拍車がかかった。(続きはリンクから)

>>>違法臓器売買がはびこる中国らしい研究です。実用に適した臓器を作るには20年以上かかる見通しだそうですが、なんとか実現してほしいものです。

血圧測定で商品券、福島県会津美里町の取り組み

メディカルトリビューン http://kenko100.jp/articles/131111002682/

測定するたびにポイント加算
病気を防ぐためには自身の血圧を把握することが一番、と分かってはいるものの、毎日の血圧測定やそれを記録するのは面倒なこと。でも、血圧を測ると商品券がもらえるとなれば―。福島県会津美里町で今年8月、家庭で血圧を測定するとポイントが加算され、たまったポイントを地元商店街で使える商品券と交換できるという制度が始まった。第36回日本高血圧学会総会(10月24~26日、大阪市)では、この「あいづじげん健康ポイント倶楽部」事業の発起人である福島県立医科大学医学部の谷田部淳一氏(慢性腎臓病病態治療学)が事業の仕組みを紹介した。(続きはリンクから)

>>>広島でもやってくれませんかね。血圧測定にポイント加算を。

あなたの血糖値は大丈夫? 11月14日は「世界糖尿病デー」

メディカルトリビューン http://kenko100.jp/articles/131111002681/

11日から「全国糖尿病週間」
糖尿病の90%以上を占める2型糖尿病は、遺伝的要因だけでなく食事や運動などの環境要因が大きく関わっており、今後さらなる患者数の増加が懸念されている。糖尿病の専門家が集まる国際団体(国際糖尿病連合=IDF)と国連が2006年から11月14日を「世界糖尿病デー」に制定。今年も関連団体により、世界各地で糖尿病の予防や治療に関する啓発が行われる。なお、11月11~17日は全国糖尿病週間。
日本の糖尿病人口は世界ワースト9位!
厚生労働省の推計によると、日本の糖尿病患者は強く疑われる人を含めると約890万人(IDFの調査では糖尿病患者は710万人)。2012年の国際統計では、世界の中でも糖尿病患者の人口が多い上位10カ国に名を連ねている(続きはリンクから)

関連記事
世界の糖尿病人口3億7,100万人に、日本は第9位(国際糖尿病連合)
http://kenko100.jp/articles/121119000829/

「不思議の国のアリス症候群」とは?

メディカルトリビューン http://kenko100.jp/articles/120302001408/

体が25センチになる感覚
〈「へんなの、へーんなの!」とアリス。「あたし、望遠鏡みたいにちぢまっちゃってるのね」。そしてたしかにそのとおり。アリスはいまや、身のたけたったの25センチ。〉
これはルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』の一節だが、不思議の国のアリス症候群では、この童話でアリスが体験した数々の奇妙な感覚が現れる。「てんかん、片頭痛、離人症のほか、脳腫瘍や薬物が原因で症状が出現する場合もあります。神経内科、脳神経外科、精神科のいずれかへの受診が必要です」と京都大学大学院人間・環境学研究科の新宮一成教授(精神医学)は話す。(続きはリンクから)

>>>「不思議の国のアリス症候群」が出現するような離人症には、何らかの脳の病気が隠れているかもしれないので、早めに精神科を受診した方がよさそうです。

眠り下手の現代人に…「睡眠大学」ネットでオープン

朝日新聞アピタル http://apital.asahi.com/article/news/2013111100001.html

睡眠の正しい知識を広めようと、滋賀医科大の宮崎総一郎特任教授(59)が代表理事を務める日本睡眠教育機構が、インターネット上の仮想大学「睡眠健康大学」(http://sleep-col.com)を開設した。快眠のための生活習慣や、睡眠が健康に与える影響について解説しており、宮崎氏は「眠り下手の現代人に活用してほしい」と呼びかける。
睡眠健康大学では「睡眠で日本を元気にする」をテーマに、難易度に応じて付属中学→付属高校→大学→付属病院という4コースを設定。「目覚めたときに朝日を浴びる」といった寝覚めをよくする基本的な生活習慣から、「成績を上げる眠り方」「睡眠時無呼吸症候群の症状」といった応用編までを幅広く取り上げた。(続きはリンクから)

>>>眠り方を指導する時代になってしまったのでしょうか。それくらい現代社会は複雑だという表れかもしれません。

シャボン玉石けん、「歯磨きに関する調査」を発表

ha-ppy-news.net http://www.ha-ppy-news.net/topics/123023.html

シャボン玉石けん株式会社(福岡県北九州市/代表取締役社長:森田隼人)は、口腔ケアに対して注目が高まる「いい歯の日(11 月8 日)」に合わせて、20 代から60 代の女性を対象にして「歯磨きに関する調査」(WEB 調査、調査期間:2013 年10 月30 日~11 月2 日、サンプル数:600 人)を行い結果を発表した。
調査の結果、歯磨き後にみかんを食べたり、お茶を飲んだりして、味覚が変わったと感じることがある人は、「いつも感じる」「よく感じる」と回答した人を合わせると65%を超えた。(続きはリンクから)

>>>「歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤の成分によって、味を感じる器官である味蕾(みらい)に損傷を受けていることが原因」で味覚異常を起こすそうです。

日本訪問歯科医学会、「いま、ひとたびの笑顔」をテーマに東京国際フォーラムで開催

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/6732

第13回日本訪問歯科医学会が11月10日、東京国際フォーラムで開催された。メインテーマは「いま、ひとたびの笑顔」。冒頭の特別講演「訪問診療における口腔ケアの組み立て方〜『口から食べる』ストラテジーの考え方と応用〜」で菅武雄氏(鶴見大学歯学部高齢者歯科学講座講師)は、「これからの訪問歯科診療に求められるのは食べられる口を創ること」とし、「入院時に胃瘻となり在宅に戻った方に経口摂取を再開させることが重要な課題」と述べ、そのために口腔機能を評価する指針の必要性を示した。

>>>ともかく自分の口で食べること。が一番。