千葉大医学部付属病院(千葉市中央区)は8日、コンピューター断層撮影装置(CT)画像の見落としでがん患者2人が死亡していたと発表した。千葉大によると、30代から80代の男性患者5人と女性患者4人で見落としがあり、うち4人で診療に影響を及ぼし、昨年6月に肺がんの70代男性が、12月に腎がんの60代女性が死亡した。
診療科の医師が放射線診断専門医の作成した画像診断報告書を十分に確認していなかったなど、複数の共通する原因があったという。記者会見した山本修一病院長は「患者や家族の皆さまに多大な負担を掛け、おわび申し上げる」と謝罪した。千葉大病院は厚生労働省から特定機能病院や地域がん診療連携拠点病院として承認・指定されている。千葉大医学部や付属病院をめぐっては昨年、病院で死亡した入院患者4人から多剤耐性緑膿菌が検出されたほか、一昨年には当時の医学部生や研修医による集団乱暴事件が起きている。
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産経ニュース 2018.6.8
http://www.sankei.com/life/news/180608/lif1806080025-n1.html
一例ですが、発表によると、2017年7月、50歳代の男性が肺がんの疑いで呼吸器内科を受診したが、16年6月に頭頸部のCT検査を受けた際の画像診断報告書を改めて確認したところ、その時点で肺がんの疑いがあると指摘されていたということです。患者さんからしてみれば、お金をとるためだけにCTをとったと思われても、仕方ないくらいの失態ですね。信頼を取り戻せるよう、頑張ってもらいたいです。