田村憲久厚生労働相は7日の記者会見で、米バイオテクノロジー企業ノババックスの新型コロナウイルスワクチンをめぐり、国内で生産・流通を担う武田薬品工業との間で、早ければ来年初頭から1億5千万回分の供給を受ける契約を締結したと発表した。現在の感染状況については「数字を見ると下方にきつつあるのは事実だが、感染者数や病床使用率はやはり厳しい」との認識を示した。
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THE SANKEI NEWS 2021.9.7
ノババックスのワクチンは「組み換えたんぱくワクチン」と呼ばれるタイプで、新型コロナのウイルス表面にある「スパイク」たんぱく質だけ合成したものを接種して、免疫のしくみを刺激し、本当の感染に備えます。同様のタイプは、B型肝炎ワクチンや子宮頸(けい)がん予防のためのHPVワクチンで実用化されています。このワクチンは、日本ではブースターワクチンとしての使用も視野に入れているそうです。