サルの研究で薬剤を用いないHIV抑制の手がかり(2016.10.24配信)

マカクザルを用いた研究で、HIVに似たサル免疫不全ウイルス(SIV)感染症を、薬剤を服用しなくても抑制できる可能性が示された。標準の薬物療法に追加して抗体療法を実施すると、薬剤の中止後も2年近くにわたりウイルス値が検出限界以下を維持していたという。

研究著者である米エモリー大学(アトランタ)教授のAftab Ansari氏によると、HIV治療に使用される抗レトロウイルス療法(ART)は、血液中のウイルスをほぼ検出限界値以下にまで抑える極めて高い効果があるという。しかし、ARTを中止するとウイルスが再び増加するため、患者は一生薬を続けなくてはならず、さまざまな副作用の長期的なリスクに曝されることになる。また、いずれ薬剤に対する抵抗性が生じ、他の薬に切り替える必要も出てくる。今回の研究では、α4β7インテグリンと呼ばれる蛋白を標的とする抗体を用いた。この蛋白にはT細胞が腸内のリンパ組織にたどり着くのを助ける作用がある。腸はHIVの主要な貯蔵所であり、HIVはT細胞に感染する。そのため、HIV感染の急性期にT細胞が腸に殺到することを阻止できれば、T細胞を保護できる可能性があるとAnsari氏は考えた。

 

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ヘルスデージャパン  2016.10.26

http://healthdayjapan.com/2016/10/24/13916/

hivの完治の日も、近いのかもしれないですね。

大麻の医療利用 先進国解禁も 有識者は依存性懸念「神経回路に破綻」と警告

高樹沙耶容疑者は「医療大麻を導入し、医療費削減につなげるべきだ」「世界で認められているものが、わが国ではただ麻薬とされている。幼稚な発想」などと訴えていた。海外では医療用大麻解禁の事例の広がりもみられるが、厚生労働省や識者は有効性に疑問を呈した上で、依存性など人体への影響に注意を呼びかける。NPO法人「医療大麻を考える会」によると、覚醒剤などと比べると大麻は毒性が低く、米国の一部州やオランダ、カナダなど先進国での大麻の医療用解禁も相次いでいるという。成分を使用したてんかん治療薬は英国で実用化。アルツハイマー病や糖尿病などの治療への研究が広がっている国もあるという。前田耕一代表は「形式的に禁止するのはおかしい」と主張する。

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産経ニュース   2016.10.26

http://www.sankei.com/life/news/161025/lif1610250038-n1.html

医療用大麻の必要性については、疑問が残ります。

「第20回医療経済実態調査」の結果ふまえ、質問項目のあり方について厚労省に要望

10月19日、都市センターホテルにおいて、第181回診療報酬基本問題小委員会、第337回総会、第43回調査実施小委員会が開催された。調査実施小委員会の議題「第21回医療経済実態調査について」において、日歯常務理事の遠藤秀樹委員は以下のとおり意見を述べた。

 

遠藤 第20回医療経済実態調査結果において、歯科の回答率は65.7%であるにも拘らず、有効回答率は51.6%とかなりの乖離がみられる。これは、無効回答の事例として空欄回答があるとの説明がなされたが、回答の記入漏れというより、個人診療所等においては、例えば会計処理において材料と薬剤を一括計上するなど、その按分が困難で、個別項目の回答ができないといったケースも多いと推察する。回答における空欄状況の割合を教えてほしい。また、空欄であっても回答内容を合計する等といった形で回答を反映できるような何かしらの方策を検討してほしい旨、要望した。これに対して、厚生労働省より「調査実施に際しては、普段の経理区分では按分していない項目についても区別できるよう記入方法等についても説明を行ったり、回答の空欄項目については、別途電話で確認を行う等対応をしているが、まだ記入が難しい部分があるのだと思う。そのためにも、まず回答しやすいよう、説明を丁寧に分かりやすくすることを最優先として考えている。また、統計学では、空欄回答においても無記入回答についても補正して集計するという方法もある。しかしながら、厚生労働省における統計調査においては、これまで実施したことがないので、今後、検討していきたい」旨、回答があった。

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医療経済出版   2016.10.21

http://www.ikeipress.jp/archives/9210

医師とコンピュータが医学的診断で対決 ―今のところ人間が勝利(2016.10.20配信)

高度な症状チェック機能をもつウェブサイトやアプリが登場しているが、診断精度においては依然として本物の医師のほうが優れていることが、新たな研究で報告された。研究を実施した米ハーバード大学医学校准教授のAteev Mehrotra氏によると、コンピュータプログラムに比べて、医師は初回で正しい診断に至る確率が2倍であったという。この差は複雑な症例になるほど広がったが、全体的にみても医師のほうがはるかに優れていたと、同氏は述べている。この研究では、医師234人と23種類の症状チェックプログラムを対象として、仮想の患者45例を提示し、何の疾患かを判定するよう求めた。症状チェックプログラムは、米メイヨー・クリニック、米国小児科学会(AAP)、英国国民健康保険(NHS)などがウェブで提供するものや、iPhoneやアンドロイドのスマートフォンアプリなどを使用した。

その結果、医師は72%の確率で直ちに正しい診断を下したのに対し、症状チェックプログラムは34%程度であった。診断名の候補を3つまで挙げることができる条件でも、人間の医師はコンピュータより優れていた。3つのなかに正しい診断が含まれていた確率は、医師では84%、プログラムでは51%であった。結膜炎や副鼻腔炎などの比較的単純な疾患では、正答率はコンピュータが40%、医師は65%で、さほど差は開かなかった。しかし、極めて複雑な健康問題になると、正答率はコンピュータで24%、医師は79%と、人間の医師が3倍の成績を達成した。この知見は「JAMA Internal Medicine」オンライン版に10月11日掲載のレターで報告された。米国家庭医学会(AAFP)のJohn Meigs氏は、この結果にさほど驚きはないと述べ、このような診断プログラムは医師に取って代わるものではなく、医師の判断を補助させることが最良であるとの考えを示している。「コンピュータは膨大な量のデータを分類できるため、医師が診断を確立した後に大量のガイドラインや治療プロトコルを調べさせ、選別するようなことも可能と思われる」と、同氏は言う。

また、プログラムの精度が上がれば、気になる症状のある人が受診の必要があるかどうかを判断する助けになることもできると、Mehrotra氏は述べている。米国では、医師の診察を受けに行っても、問題ないと言われて帰されることがよくあるが、そのようなときにコンピュータで判断できれば、患者は無駄足を踏まずに済み、医師も時間を有効に使うことができる。ただし、Mehrotra氏はコンピュータがいつの日か医師と同じレベルで診断できるようになる可能性も否定していない。「10~20年前であれば、コンピュータに税金の処理を任せるのは不安に感じていたが、今では毎年使っている」と、同氏は話している。

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ヘルスデージャパン  2016.10.21

http://healthdayjapan.com/2016/10/20/13861/

世界的に、人口減少や高齢化社会が進んでいる現状から、人間とロボットの共存という話題も過去にもピックアップしてきましたが、今回は、医師vsコンピュータの医学的診断対決が行われたという記事を取り上げました。結論から言うと、人間の圧勝だったということで、少し安心したのですが、このような試みができるようになるほど、現在のコンピュータは進化しているということです。いずれ逆転される日が来るのでしょうか。

「デンタルショー2016in大阪」出展142社、来場者は8000名超

「DENTAL SHOW 2016 in 大阪」(主催:近畿歯科用品商協同組合大阪府支部)が『躍進する明日への歯科医療を求めて』をテーマに10月8日・9日の両日、グランキューブ大阪で開催された。二日間の来場者数は8,134名。初日の開会式では主催者の武市敏一実行委員長による挨拶に続き、大阪府歯科医師会の太田謙二会長、日本歯科用品商協同組合連合会の宮内啓友会長らが祝辞を述べた。

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医療経済出版 2016.10.18

http://www.ikeipress.jp/archives/9203

ファストフード店では「ドリンクセット」に注意?(2016.10.17配信)

子どもや10代の若者は、ファストフードで飲み物つきのセットを注文すると、加糖飲料を選ぶ可能性が高くなるとの研究結果が「American Journal of Public Health」11月号に掲載された。

この知見は、セットメニューの飲み物の選択肢から加糖飲料を除外すれば、子どものカロリー摂取を低減できる可能性があることを示唆しているという。研究では、ニューヨーク市とニュージャージー州2都市のマクドナルド、バーガーキング、KFC、ウェンディーズ、サブウェイで、男児と女児483人の食事の選択を調査した。平均すると、ソーダ、砂糖入りの紅茶、ジュース、フレーバーミルクがセットであった場合、全体の摂取カロリーは179kcal増加した。これは、飲み物を別に購入した場合よりも80kcal多かった。セットメニューを選んだ親は、個別に注文した親に比べて、(無糖飲料または飲料なしではなく)加糖飲料を選ぶ可能性が24%高かった。

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ヘルスデージャパン  2016.10.18

http://healthdayjapan.com/2016/10/17/13830/

確かに、ジュースを頼む傾向が強そうですね。

オプジーボで心筋炎1人死亡 厚労相、添付文書改訂を指示

医薬品医療機器総合機構(PMDA)は18日、がん治療薬「オプジーボ」の投与を受けた患者1人が心筋炎を発症し、死亡したと発表した。平成26年7月の薬の承認以来、この患者を含む3人が心筋炎を発症した。また、死亡例はなかったものの因果関係が否定できない症例として、「横紋筋融解症」が4例、「免疫性血小板減少性紫斑病」が3例あったことも明らかにした。

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http://www.sankei.com/life/news/161018/lif1610180035-n1.html

産経ニュース  2016.10.18

ケースによっては、使用が難しいみたいですね。

ヒトの寿命はもう長くならない?(2016.10.13配信)

ヒトの寿命は、既にほぼ限界まで長くなっている可能性がある―こんな研究結果が、米アルベルト・アインシュタイン医学校(ニューヨーク市)遺伝学部長のJan Vijg氏らにより報告された。この知見は、長寿を達成する人が増えなくなるという意味ではなく、単に、最高齢の記録が現在の122歳を超えることはおそらくないだろうという意味である。研究者らによると、平均寿命は食事や公衆衛生などの改善により19世紀以降大きく伸びた。1970年代以降、世界最高齢も上昇し、1997年に死亡したJeanne Calmentというフランス女性は122歳という最高寿命を記録した。

 

今回の調査では、40カ国以上の死亡およびその他の人口データの統計をとったヒト死亡データベース(Human Mortality Database)を追跡した。その結果、高齢者の割合は1900年以降増加し続けていたが、100歳以上になった人では、生まれた年にかかわらず100歳以降の生存率はさほど変わっていなかった。この年齢群では、死亡時の年齢は1970年代~1990年代初期にやや上昇したものの、それ以降は横ばい状態であった。

このデータに基づいて考えると、平均寿命の最大値は115歳で、絶対的な寿命の上限は125歳であるとVijg氏らは結論づけている。世界的にみて、ある人が125歳に到達する確率は1万分の1未満だという。

 

Vijg氏は、「人口統計学者や生物学者は、最大寿命の延伸がまもなく終わると考える理由はないと言うが、今回のデータは、1990年代に既に限界に達していることを強く示唆している。治療の飛躍によりヒトの寿命が延びる可能性も考えられるが、そのためには寿命を総合的に決定している多くの遺伝的変異を克服する必要がある」と話している。

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ヘルスデージャパン  2016.10.14

http://healthdayjapan.com/2016/10/13/13773/

寿命は、これ以上伸びない可能性が高いが、遺伝子変異を克服することで、まだ可能性が残されているとのことです。ただ、仮にさらに伸びたとして、ある程度の健康状態が保たれていなければ、価値が薄れてしまうと考えられますが、健康寿命については、なかなか伸びていないのが現状のようです。健康でいながら長く生きることが大事ですね。

「たばこのない五輪」に向け罰則付き禁煙対策 「多数の人が利用する施設」は全面禁煙

2020年に開催される東京五輪・パラリンピックに向けて、病院や学校の敷地などを全面禁煙にし、罰則付きの法制化を目指した厚生労働省の受動喫煙防止対策案が波紋を広げている。塩崎恭久厚労相は14日の記者会見で「罰則を伴う対策はオリンピック開催国でみんなやっている」と強調。「世界最低レベル」とされる日本の受動喫煙対策が本格化する。 厚労省によると、現状では健康増進法に基づき、多くの人が集まる公共の場での受動喫煙防止は努力義務にとどまっており、罰則はない。しかし、国際オリンピック委員会(IOC)と世界保健機関は開催都市に「たばこのない五輪」を求めてきた。

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産経ニュース  2016.10.14

http://www.sankei.com/life/news/161014/lif1610140034-n1.html

タバコのない五輪、実現に向けて頑張ってほしいです

日歯主催の「歯の健康シンポジウム」、300名を超える女性参加者が来場

日本歯科医師会主催の2016年「歯の健康シンポジウム」が10月5日、ザ・ガーデンホール(東京・恵比寿ガーデンプレイス内)で開催され、若い女性ばかり300名を超える参加者が来場。武田朋子氏(日本臨床歯周病学会専務理事)による講演「歯と歯ぐき 究極の口もとビューティ」、歯科衛生士の北原文子氏によるブラッシング指導が行われた。シンポジウム終了後にはTV番組「BeauTV〜VOCE」(テレビ朝日)の公開収録が行われ、モデル、女優として活躍中の河北麻友子さんの進行のもと、演者の武田氏とタレントのはるな愛さんを交え、「今日からはじめる!いまどき口もとビューティ」をテーマにトークショーが行われた。

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医療経済出版  2016.10.11

http://www.ikeipress.jp/archives/9192