プレスセミナー「歯科医学・歯科医療から国民生活を考える」開催―日本私立歯科大学協会

日本私立歯科大学協会主催による第6回プレスセミナー「歯科医学・歯科医療から国民生活を考える」が11月1日、東京・丸の内のコンファレンススクエア エムプラスで開催された。講演は、潜在患者が300万人以上といわれる「睡眠時無呼吸症候群」と、食べ物の好き嫌いを解明する「摂食行動を制御する脳科学」の2題をテーマに行われた。岩手医科大学歯学部の佐藤和朗教授は、「睡眠時無呼吸症候群には、中枢性、混合性、閉塞性などのタイプがあるが、歯科で行っているマウスピース(オーラルアプライアンス/OA)を用いて下顎を前方誘導する治療のターゲットは閉塞型のみである。患者毎に適切な治療を選択するためにはCPAPの使用や外科処置を視野に入れた医歯連携が不可欠」と述べた。

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医療経済出版  2016.11.4

http://www.ikeipress.jp/archives/9233

がん克服後、5人に1人が抗うつ薬を使用(2016.11.2配信)

米国の研究で、がんサバイバーが抑うつや不安の治療を受ける比率は通常のほぼ2倍であることが明らかにされた。成人のがんサバイバー3,000人の19%が不安または抑うつ、あるいはその両方のために薬を服用していたのに対し、がんの既往のない成人4万5,000人の調査では10%であった。研究を率いた米国疾病管理予防センター(CDC)のNikki Hawkins氏は、「治療を終えた後でも、がんは長期にわたり深刻な心理的、情緒的打撃をもたらすことがわかる」と述べている。同氏によると、がん経験者の約5人に1人という数字は、米国全体では約250万人に相当するという。今回の知見からは、最近がんになった患者だけでなく10年以上前に診断を受けた人でも、こうした薬剤の服用率が一般集団の約2倍の比率であることが判明している。米国がん協会(ACS)のKevin Stein氏はこの知見について、「われわれがこれまで把握していなかった重要な情報である」と述べている。不安や抑うつは生活の質(QOL)、さらには生存率にも大きく影響するが、薬物療法とストレス管理トレーニングなどの介入治療によって管理することが可能だという。ただし、「どのような患者にリスクがあり、早期介入が必要なのかは、もっと理解しなくてはならない」と同氏は付け加えている。医師が患者の来院時に毎回、「どのくらいつらいですか」と尋ねるだけでも不安や抑うつをスクリーニングできるという。また、患者のほうからも率直に話をする必要がある。「がんが情緒面にもたらす打撃について話すことに不安や恥辱を感じるかもしれないが、心の健康は身体の健康と同じくらい重要である」と、Hawkins氏は言う。

今回の研究では、米国国民健康聞き取り調査(NHIS)の2010~2013年のデータを用いて4万8,000件を超える記録を分析し、不安または抑うつで薬剤を使用するがんサバイバーの数を推定した。抗うつ薬を使用する確率が特に高いのは、65歳未満の患者、白人、公的保険に加入し、かかりつけの医療機関がある人、複数の慢性疾患を抱える人であることがわかった。この報告は「Journal of Clinical Oncology」オンライン版に10月26日掲載された。

この統計は自己申告に基づくため、薬を開始した時期や服用期間は明らかにされておらず、患者が不安障害やうつ病の診断を受けているかも不明である。わかっていることは、「がんの身体的影響に加えて、心理的、情緒的な負荷をさらによく理解し、治療するために尽力する必要があるということだ」と、Hawkins氏は述べている。

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ヘルスデージャパン  2016.11.4

http://healthdayjapan.com/2016/11/02/13991/

がんに犯されると、がん治療を終えた後でも、長期にわたり深刻な心理的、情緒的打撃がもたらされるということを、改めて認識させられました。再発への不安を抱えて生きていくということは、当然、精神的な負担も大きくなります。病は気からという言葉の通り、がん患者さんの心理的、情緒的な負担を理解し、この方面についてもケアーを行う必要性を改めて感じました。

喫煙で遺伝子に多数の変異! 肺や喉にがんの危険性高める 国立研究センターチームが発表

たばこを吸う本数が多いほどDNAが傷つきやすく、1日1箱を1年間吸い続けると肺の細胞では遺伝子に150個の変異が生じるとの研究結果を、国立がん研究センターなどの国際チームが4日付の米科学誌サイエンスに発表した。変異の数は、肺が最も多く、喉、口と続いた。遺伝子の変異はがん発症の危険性を高めるとされ、たばこの影響を部位ごとに詳細に解析したのは初めて。

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産経ニュース   2016.11.4

http://www.sankei.com/life/news/161104/lif1611040002-n1.html

喫煙は健康によくないということですね

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日本歯科医師会、医療事故調査制度研修会を歯科医師会館で開催

日本歯科医師会の医療事故調査制度研修会が10月29日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。午前の講演では、厚生労働省の名越究医療安全推進室長が、「平成28年9月末現在、医療事故の報告件数は388件で、診療科別では外科(69件)、内科(56件)、消化器科(34件)、整形外科(34件)などが上位。相談件数は1820件だった」と報告した。

日本医療安全調査機構常務理事の木村壯介氏は、相談内容からみた印象として、「ハイリスクな症例に対する高難度・高侵襲的な処置が増える中で、現病の進行や併発症の結果なのか、提供した医療による予期せぬ死亡なのか、その境が非常に複雑になっており全体像を俯瞰することが必要」と考えを述べた。また、報告を戸惑う理由として、「遺族からクレームがなければ報告しないという認識、事故の報告は過誤を認めたことになるという悪いイメージがいまだにある」として、医療事故に対する考え方を改める必要性を訴えた。講演終了後にはグループワーク研修として、歯科と病院の事例について例題をもとに討議が行われ、1グループずつ発表を行ったのち質疑を受けて終了した。

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医療経済出版  2016.11.1

http://www.ikeipress.jp/archives/9227

「チョコレートは健康によい」は本当か?(2016.10.31配信)

既存の研究を解析した結果、チョコレートに含まれるカカオは実際に身体によいという新たな裏づけが得られたことが報告された。ただし、チョコレートによる日常の健康への影響は不明であり、利益が害を上回る摂取量や種類についても明確にされていない。いずれにせよ、「チョコレートとともに摂取されるカロリーと糖分を無視すべきではない」と、研究著者である米ブラウン大学(ロードアイランド州)のXiaochen Lin氏は述べている。Lin氏らは、計1,131人の被験者にフラバノール(健康に有益とされるカカオの成分)またはプラセボのいずれかを摂取させた19件の対照試験をレビューした。フラバノール群の被験者は、1日166~2,110 mgのフラバノールを2週間~1年間にわたり摂取した。なお、標準的なチョコレート製品にはこの用量のフラバノールは含まれていない。2011年に「Journal of Agricultural and Food Chemistry」に掲載された研究によると、人気のダークチョコレート菓子の間ではフラバノール値に大きなばらつきがあり、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートではさらに差が広がることがわかっている。米国立衛生研究所(NIH)と製菓企業のマース社による研究、さらに米国心臓協会(AHA)と製薬企業のファイザー社による知見をレビューした結果、カカオフラバノールを含む食品を摂取した群では、トリグリセリド値が低いことが判明したという。また、炎症や血糖値をコントロールする能力の向上が示されたほか、「善玉」コレステロール値にもやや上昇がみられた。

これらの差は「軽度~中等度」であったものの、統計的に有意であった。また過体重やその他の健康問題の有無にかかわらず、同様の効果が示された。しかし、チョコレートが健康に実益をもたらすのかどうかは明らかになっておらず、長期的な影響についてはさらに研究を重ねる必要があると、研究著者らは述べている。

現時点でチョコレートの至適な摂取量についてはわかっていないが、ほとんどの既存研究はダークチョコレート(「ビタースイート」「セミスイート」とも呼ばれる)を対象としたものであったという。ダークチョコレートはカカオの含有率が高く(60%以上)、砂糖は少ないか、全く含まれていない。今回の知見を、砂糖や脂肪分の量が異なる他のチョコレート菓子に一般化すべきではないと、研究共著者のSimin Liu氏は指摘している。今回の研究には参加していない専門家、米ルイジアナ州立大学栄養食品科学科非常勤教授のJohn Finley氏は、「カカオフラバノールが有益である理由は、糖尿病や心疾患に関連する炎症を抑える作用があるためだ」と話し、「カカオの効果を打ち消さないためには、無糖のカカオサプリメントを用いるか、健康によい食品にカカオを追加するとよい。オートミールにスプーン2杯ほどのココアをかけたり、エクストラダークココアを利用したりすると効果的だ」と勧めている。

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ヘルスデージャパン  2016.11.1

http://healthdayjapan.com/2016/10/31/13990/

チョコレートが健康にいいのかということですが、要約すると、チョコレートに含まれるカカオフラバノールが健康に有益であり、これが糖尿病や心疾患に関連する炎症を抑える作用を有すると結論づけています。当然ですが、チョコレートには糖分が含まれるため、これを無視して摂取し続けるのは危険です。適切に「カカオ」を摂取することが、健康に有益になるということですね。

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日常生活に悪影響…慢性腰痛 長引くようなら受診を 高齢者は注意を

4人に1人が悩んでいるとされる腰痛。原因が特定できないこともあり、痛みが長引く「慢性腰痛」に悩む患者は少なくない。腰痛で日常生活が制限されると筋力が落ち、さらなる腰痛を引き起こす悪循環になりやすい。命に関わる病気やストレスが原因のこともある。医療関係者は「長引く痛みがある場合には、早期に医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。(油原聡子)

◆高齢者は注意

「腰痛は、日本人が抱える体の不調のなかでも身近なものの一つです」と話すのは、杏林大医学部整形外科の市村正一教授だ。厚生労働省によると、腰痛を持つ人は約2800万人と推定されている。平成25年の国民生活基礎調査では、病気やけがなどで自覚症状のある人の割合を示す「有訴率」で腰痛は、男性で1位、女性で2位だった。

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産経ニュース  2016.11.1

http://www.sankei.com/life/news/161101/lif1611010014-n1.html

 

慢性疾患は悪影響を与えますね

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日医との意見交換会を開催、日本歯科医学会総会の参加者は9197名―日本歯科医師会

日本歯科医師会の定例記者会見が10月27日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。堀憲郎会長は冒頭のあいさつで、25日に開催した「日本医師会、日本歯科医師会役員意見交換会」について、「目的は医療提供体制の整備に向けた合意を図ることと、歯科医療の現状と今後について理解を得ていきたいということである。話題は多岐にわたり、期待以上に意志の疎通が図れたと評価している」と述べた。

報告では小林慶太常務理事が第23回日本歯科医学会総会について、当日参加登録1651名、事前参加登録7147名、招待者・その他399名で、合わせて9197名が参加したことを明らかにした。

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医療経済出版  2016.10.28

http://www.ikeipress.jp/archives/9220

プラセボだとわかっていても腰痛は緩和する(2016.10.27配信)

慢性腰痛の患者は、薬がプラセボ(偽薬)だと知りながら飲んだ場合でも、症状が軽減する可能性があることが新たな研究で示された。従来の腰痛治療に加えて偽薬を服用した患者は、従来の治療だけを受けた患者よりも、疼痛や身体障害が少なかったという。研究著者の1人である米ベス・イスラエル・ディーコネス医療センター(ボストン)のTed Kaptchuk氏によると、プラセボ効果は、「有効な薬を飲んでいる」という患者の意識的な期待によって誘発されるものとは限らないことが示されたという。「たとえプラセボだとわかっていても、患者と医師の関係性に基づいて薬を飲むという行為は症状に変化をもたらす儀式となり、症状を制御する脳領域を活性化させると考えられる」と同氏は述べている。

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ヘルスデージャパン  2016.10.28

http://healthdayjapan.com/2016/10/27/13944/

病は気からですね

有酸素運動が1型糖尿病患者の血糖管理に有用(2016.10.27配信)

有酸素運動は、インスリンポンプを使用している1型糖尿病患者の血糖コントロールに有効であることが、小規模な研究で示された。1型糖尿病患者13人を、有酸素運動を行う群(6人)と運動しない群(7人)にわけて3カ月間観察したところ、運動を行った群では、少ないインスリン使用量で、3カ月後の平均血糖値が1カ月後の値に比べて有意に9%低下したほか、高血糖イベント(血糖値180mg/dL超)の発生頻度も低いことがわかった。自己免疫疾患である1型糖尿病では、患者自身の免疫機構が膵臓のβ細胞を攻撃してしまい、インスリンを産生できなくなる。そのため、患者は1日数回のインスリン補充が必要となるが、この補充手段としては頻回の注射あるいはインスリンポンプが使用されている。

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ヘルスデージャパン  2016.10.28

http://healthdayjapan.com/2016/10/27/13925/

有酸素運動は健康のためにも大事ですね。

第23回日本歯科医学会総会、IPSの山中伸弥氏、宇宙飛行の向井千秋氏らの特別講演で幕開け

第23回日本歯科医学会総会が10月21日から23日までの三日間にわたり、『歯科医療 未来と夢』をメインテーマに福岡国際会議場ならびに福岡サンパレスで開催された。また、併催行事としてマリンメッセ福岡では日本デンタルショー2016福岡が開催された。

開会式に先立って行われた開会講演では、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥氏による講演『iPS細胞研究の現状と医療応用に向けた取組み』、2度の宇宙飛行に参加し宇宙医学の推進に努める向井千秋氏による講演『宇宙飛行から学んだこと〜有人宇宙探査と歯科医学への期待〜』の2題が行われた。向井氏は宇宙医学の意義について、「宇宙に長期滞在するパイロットの健康対策と、地上の生活に応用する究極の予防医学」と位置づけ、「2020年には人類を月へ、2030年には火星へ送り出す計画が進められており、長期間の探索ミッションでは歯科の問題への対応が必要」と述べた。

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医療経済出版  2016.10.26

http://www.ikeipress.jp/archives/9214