女性医師の診療、低い死亡率…米の内科調査

女性の内科医が診る入院患者は、男性の内科医が診る患者よりも死亡率が低いという米国での分析結果を、米ハーバード大学の津川友介研究員(医療政策)らがまとめた。男女の診察方法の違いを調べることで、医療の質向上につながると期待される。米医師会雑誌に発表した。
2011~14年に米国で入院した65歳以上の患者約150万人分の診療記録などを使い、男女の医師で患者の経過に違いがあるかを調べた。約5万8000人の内科医が対象となった。
女性医師が診た患者が入院から30日以内に亡くなった割合は11・07%だったが、男性医師の場合は11・49%だった。男性医師の患者の死亡率が女性医師の患者並みに下がれば、米国の65歳以上の死亡数を年間約3万2000人減らせるという。(続きはリンクから)

yomiDr(2017年1月4日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170105-OYTET50030/?catname=news-kaisetsu_news_kenko-news

>>>男女の違いで死亡率が違うと、患者さんが女性医師を選ぶようになるかもしれません。

「特養カット」はイヤ!…介護施設に赴く訪問理美容、高齢化で市場広がる

急速な高齢化を背景に、お年寄りの暮らす自宅や介護施設に赴いて髪を切る「訪問理美容」の市場が拡大している。理美容師は予約が入った時だけ出張するため、美容室などで毎日フルタイムで働く必要がない。結婚や出産で退職した女性美容師らの復職の受け皿としても注目されている。(続きはリンクから)

yomiDr(2016年12月28日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161228-OYTET50038/?catname=news-kaisetsu_news_senior-news

>>>理美容の世界でも、高齢者ビジネスがはやりそうです。

障害者福祉の不正受給目的に施設開設、7事業所実態なし…福岡市が告訴検討

福岡市は27日、障害者福祉施策に関する給付金計約1億6400万円を不正に受給したとして、障害者福祉サービスを営む市内の10事業所のうち、廃止された1事業所を除く9事業所の指定を取り消したと発表した。
市は全額返還を求めるとともに、不正を主導した特定相談支援事業所の関係者らを来年1月にも詐欺罪などで福岡県警に刑事告訴することを検討している。(続きはリンクから)

yomiDr(2016年12月28日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161228-OYTET50011/?catname=news-kaisetsu_news

>>>この格差社会においては、「貧困からやむを得ず」という犯罪が増えています。

お餅だけじゃない、高齢者の窒息事故

万一のときは、ためらわず救急車を

毎年、お正月に餅を喉に詰まらせたというニュースを見聞きするが、餅だけに限った話ではない。食べ物が喉に詰まったときはどうすればいいのか。窒息事故を防ぐポイントを、日本医科大学付属病院高度救命救急センターの横田裕行教授に聞いた。

詰まる物はさまざま
同病院には2013年から2年弱の間に、60人が食べ物を喉に詰まらせて救急搬送された。その大半が、65歳以上の高齢者だった。
高齢になると、嚥下(えんげ)機能といって食べ物をのみ込む力が弱くなる。加えて、異物を吐き出す力も弱まるため、食べ物を詰まらせたときに吐き出せないことがある。詰まる食べ物は餅のほか、鶏肉、こんにゃく、パンにすし、麺や刺し身など実にさまざまだという。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2016年12月28日)
http://kenko100.jp/articles/161228004208/#gsc.tab=0

>>>皆さんご存知かと思いますが、おさらいを。

肺癌学会員2割、勤務先「喫煙可」と回答…「全面禁煙」対応遅れ明らかに

肺がんの診療に携わる日本肺癌(がん)学会の会員の2割近くが、勤務先の医療機関が敷地内全面禁煙になっていないと回答したことが、同学会の調査で分かった。
国は受動喫煙防止対策として、医療機関の敷地内全面禁煙を打ち出したが、対応の遅れが明らかになった。
同学会の禁煙推進小委員会が昨年11月から今年8月にかけて、全会員を対象に禁煙に関するアンケートを実施。14%にあたる1044人から回答があった。
勤務する医療機関の禁煙対策について、80%が「敷地内全面禁煙」としたが、10%は「屋内のみ禁煙」、6%が「(建物内に)喫煙区画あり」と答えた。(続きはリンクから)

yomiDr(2016年12月24日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161224-OYTET50000/?catname=news-kaisetsu_news_kenko-news

>>>まだまだ徹底されていないようです。

北京の大気汚染、「赤色警報」続く…視界悪化・300便超欠航

【北京=蒔田一彦】中国・北京では20日、終日濃いスモッグがたちこめ、高層ビルの上部が見えなくなるほど視界が悪化した。
4段階で最も厳しい「赤色警報」は16日夜から継続して発令されており、微小粒子状物質(PM2・5)の濃度は1立方メートルあたり400マイクロ・グラム(日本の環境基準は35マイクロ・グラム)前後の状態が続いている。(続きはリンクから)

yomiDr(2016年12月21日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161221-OYTET50005/?catname=news-kaisetsu_news_kenko-news

>>>このままでは北京が危ない。

医学生の3割がうつ病―47カ国研究から

12万2356人のデータを検討

病気で苦しむ人を助けたい―そんな気持ちから医師を志す人が多いだろう。しかし、病気を治す医師になるために一生懸命勉強に励む医学生の中に、逆に自分が病気に苦しめられてしまう人がいるという。47カ国で実施された研究を解析したところ、医学生のうつ病・抑うつ症状を抱えている割合は27.2%、自殺念慮(死にたい気持ち)は11.1%に上る一方、精神科での治療を求めた医学生は15.7%にすぎないことが判明したと、米ハーバード大学医学部の研究グループが米医学誌「JAMA」(2016; 316: 2214-2236)に発表した。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2016年12月22日)
http://kenko100.jp/articles/161222004199/#gsc.tab=0

>>>アメリカでのデータではありますが、将来、人を救う仕事に就く医学生にうつ病が多いというのは憂慮すべき状態です。

餅による窒息引き起こす”落ちベロ”チェック法

12月16日放送フジテレビ「その原因、Xにあり!」より

お正月で怖いことといえば、お餅が喉に詰まって窒息することも一つに挙げられるだろう。お餅以外の食べ物でも詰まりやすかったり、水分を取るとむせやすかったりする人は要注意。こうした喉詰まりを招く要因として最近、”落ちベロ”が注目されている。舌の衰えが引き起こすもので、窒息だけでなく肺炎なども招くという。12月16日放送のフジテレビ系健康バラエティー番組「その原因、Xにあり!」では、”落ちベロ”の原因と予防法、さらにセルフチェックの方法が紹介された。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2016年12月21日)
http://kenko100.jp/articles/161221004203/#gsc.tab=0

>>>餅による窒息引き起こす”落ちベロ”つまり「低位舌」を改善するには「アイウベ体操」が有効だそうです。

双極性障害者による美術展が開催

12月20~25日、世田谷美術館で

精神疾患の一つとして知られる双極性障害(関連記事1、2、3)。この病気が原因で家庭や学校、会社などでトラブルに発展するネガティブな側面がある一方、ポジティブな側面として芸術的要素との関連性が指摘されている。画家のフィンセント・ファン・ゴッホも、この病気にかかっていたとされるアーティストの一人だ。自身も双極性障害者でありながら元プロカメラマンとしての顔を持つ双極たろう氏が、この病気のポジティブな側面を社会に発信しようと、美術展「双極美術館&TOKYO」を開催する。同氏を含む出展者7人はいずれもこの病気を抱えながら、アーティストとしての活動を続けているという。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2016年12月16日)
http://kenko100.jp/articles/161216004200/#gsc.tab=0

>>>精神障害があっても他の分野で人より抜きんでている人も多くいます。これからのバリアフリー社会ではこの方々の活躍の場が増えていくのではないでしょうか。