政治資金規正法違反にかかる裁判、初公判は年明けの可能性も―日本歯科医師連盟

日本歯科医師連盟は9月30日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で定例記者会見を開催し、第17回理事会の協議内容等を明らかにした。

あいさつに立った高橋英登会長は、昨年の政治資金規正法違反にかかる裁判の進捗状況などにふれ、「10月15日に第6回公判前整理手続が行われることになり公判開始はさらに伸びることになる。顧問弁護士によれば、検察側から約10人の証人申請が発せられたとのことで、初公判は年明けになる可能性がある。裁判開始後もいずれかが控訴し最高裁までいく可能性がある。このような状況も鑑みて連盟としては予定されている役員披露パーティーへ出席しないことを決定した。ようやく参院選を終えた矢先に来年1月選挙という声もあり、さらなる支援を賜りたい」と述べた。

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医療経済出版  2016.10.07

http://www.ikeipress.jp/archives/9181

 

 

2000年からの15年間で1日の歯科患者数は約20万人増―8020推進財団

8020推進財団による「平成28年度歯科保健事業報告会・公募研究発表会」が9月17日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。事業報告3題、公募研究3題が発表され、それぞれについて財団専務理事の深井穫博氏と日本歯科医師会常務理事の髙野直久氏が座長となり質疑が行われた。質疑の中で深井氏は、2000年からの15年間で1日の歯科患者数が約20万人、1ヶ月のレセプト枚数も400万人ほど増えていることを明らかにした。

この指摘について、国立保健医療科学院統括研究官の安藤雄一氏は、「15歳から44歳では虫歯の減少と歩調を合わせて受療率が減っているが、その減少を上回る増加が高齢者で生じており歯の本数の増加と高い相関がある。昔は70歳くらいになると歯科受診率の低下が顕著だったが状況は変わってきている。過去のイメージで考えるのは注意が必要」と考えを示した。

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医療経済出版  2016.9.21

http://www.ikeipress.jp/archives/9163

2000年からの15年間で1日の歯科患者数が約20万人、1ヶ月のレセプト枚数も400万人ほど増えているとの報告です。昔は、高齢者の受診率が低かったみたいですが、現在では受診率が上がっており、また高齢者の人数も増えているため、レセプトが増えるという結果になったみたいです。今後はどのようになっていくのでしょうか。

H28年診療報酬改定の結果検証、「かかりつけ歯科医機能」についても調査―中央社会保険医療協議会

5月18日、TKPガーデンシティ永田町において、中央社会保険医療協議会・第332回総会が開催された。

議題「診療報酬改定結果検証部会からの報告」において、一号側委員より「平成28年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査の実施について」に関し、新たに導入された「かかりつけ歯科医機能」についても「かかりつけ薬局・薬剤師調査」同様、その効果について調査すべきである、との意見が出された。これに対し日本歯科医師会・常務理事の遠藤秀樹委員は「現在、『かかりつけ歯科医機能』については、周知・普及を含め研修等を実施している状況であり、調査内容については必要な項目を検討のうえ、実施いただきたい」と意見を述べた。

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医療経済出版  2016.5.19

http://www.ikeipress.jp/archives/8995

常務理事のおっしゃるとおり、まだ時期尚早かと思います。

 

第109回歯科医師国家試験、合格率63.6%、合格者数で初めて2000人の大台割れ

3月18日、第109回歯科医師国家試験の合否結果が厚生労働省および地方厚生局にて発表された。総出願数は3,706人、総受験者数は3,103人、総合格者数は1,969人で、新卒・既卒合計の全体合格率は63.6%(前回63.8%)と前回より僅かに低下、合格者総数は初めて2000人の大台を割り込んだ。新卒のみでの合格率は72.9%(前回73.0%)だった。

大学別では、東京歯科大学(93.3%)と東京医科歯科大学(91.0%)の2校が全体合格率(新卒・既卒合計)で9割を超え、新卒のみの合格率では徳島大学が96.8%で最高となった。一方、私立大学7校で全体合格率が5割を切るという厳しい結果となった。

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医療経済出版  2016.3.18

http://www.ikeipress.jp/archives/8938

第109回歯科医師国家試験の合格率が発表されました。合格率は前回から僅かに下がったとのことですが、人数では、初めて2000人の大台を割ってしまったことが大きな話題となっています。また、50%以下の合格率であった私大が、去年の3校から、7校に増えており、厳しい結果となりました。広島大学においても、昨年から約6%下げてしまい、こちらも厳しい結果となりました。新しく歯科医師となる人には、初心を忘れず頑張って欲しいです。

参考サイト

http://goodfriendkf.xsrv.jp/iryou/shikaishi/107gakkou/

37年ぶり新設の医学部、志願倍率24・63倍に

東北薬科大(仙台市)は14日、今春開設される医学部の志願状況(速報)を発表した。定員100人に対し2463人が出願、競争倍率は24・63倍となった。
同大は6年間で奨学金3000万円を貸与するなどの「奨学金枠」(定員計55人)を設けた。奨学金を得られない一般枠との併願が可能で、第1希望を奨学金枠としたのは1634人、一般枠は829人だった。奨学金は、卒業後に東北地方の医療機関で一定期間勤務すれば、返済が免除される。(続きはリンクから)

yomiDr(2016年1月15日)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=129127

>>>医師をどんどん増やしても大丈夫なのでしょうか。先を読んで対応を考える必要がありそうです。

横浜デンタルショー、約150社が出展しパシフィコ横浜で開催

第46回横浜デンタルショーが1月10日・11日、パシフィコ横浜展示ホールで開催された。開会にあたり運営委員会の安達貞夫副委員長が今回の特徴として、CAD/CAM関連企業29社が参加する「CAD/CAMストリート」、在宅歯科診療の増加を背景とする「訪問診療コーナー」、さらに中小企業診断士等による「補助金助成相談コーナー」の3つの企画を挙げた。

>>続きはリンク先よりどうぞ

医療経済出版                            2016.1.12

http://www.ikeipress.jp/archives/8833

デンタルショーは、いつも盛況ですね

性的マイノリティー、高齢・男性ほどネガティブな感情

初の本格的全国調査
レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の「LGBT」など性的少数派(マイノリティー)に対する意識は、高齢、男性ほどネガティブなことが、文部科学省の研究によって分かった。職種別では管理職の男性がネガティブな割合が最も多く、研究者の一人である国立社会保障・人口問題研究所の釜野さおり室長は「管理職の意識改革が必要」としている。性的マイノリティーに関する全国規模の意識調査は、わが国では初めて。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン http://kenko100.jp/articles/160105003733/#gsc.tab=0
(2016年1月5日)

>>>海外の感覚から見ると、日本はまだまだ性的マイノリティを許容する考えが普及していないようです。

飲酒する女性が増加、喫煙率は男女とも横ばい―厚労省

メディカルトリビューン (2015年12月16日)
http://kenko100.jp/articles/151216003716/#gsc.tab=0

最新「国民健康・栄養調査」
近年は健康の大敵とされ、世界的にたしなむ人が減っている酒とたばこ。しかし、日本人の女性では飲酒者が増え、喫煙者も減っていないことが、厚生労働省による最新の「国民健康・栄養調査」から分かった。喫煙率の横ばい状態は男性も同じで、ここ5年間続いているという。 近年は健康の大敵とされ、世界的にたしなむ人が減っている酒とたばこ。しかし、日本人の女性では飲酒者が増え、喫煙者も減っていないことが、厚生労働省による最新の「国民健康・栄養調査」から分かった。喫煙率の横ばい状態は男性も同じで、ここ5年間続いているという。(続きはリンクから)

>>>確かに夜の巷に女性は多いですね。

同性パートナー「家族」へ一歩…証明書、初の交付

yomiDr.  http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=126036

同性カップルをパートナーとして公的に認定する取り組みが5日、東京都渋谷区と世田谷区で始まった。日本では法律で同性婚が認められておらず、両区でも結婚した夫婦と同じ権利が得られるわけではないが、民間では自治体発行の証明書があれば「家族」と同等に扱う事例も出ている。(続きはリンクから)

>>>日本でも新しい形の家族関係が生まれました。

3Dプリンターで作った薬を承認、来春に発売へ―米当局

メディカルトリビューン http://kenko100.jp/articles/150807003552/

てんかん治療薬

米国の規制当局である食品医薬品局(FDA)は8月3日、3Dプリンターで製造した医薬品を世界で初めて承認した。承認されたのは、「スプリタム(Spritam)」(一般名・レベチラセタム)というてんかん治療薬。日本では「イーケプラ」の商品名で処方されている。溶けやすいためひと口の水で服用でき、苦みも抑えられているという。2016年3月までに米国内で発売される予定。(続きはリンクから)

>>>3Dプリンターと医薬品というと一見無関係かと思っていました。