日本歯科新聞 http://www.dentalnews.co.jp/news_details/news_details_2013.html#040210
歯科口腔保健の推進に関する条例が今年新たに5県、1特別区、14市町で施行され、4月1日現在の条例施行地方公共団体は34道府県、2特別区、39市町の計75に上る。
8020推進財団 都道府県歯科保健条例制定マップ
http://www.8020zaidan.or.jp/map/index.html
日本歯科新聞 http://www.dentalnews.co.jp/news_details/news_details_2013.html#040210
歯科口腔保健の推進に関する条例が今年新たに5県、1特別区、14市町で施行され、4月1日現在の条例施行地方公共団体は34道府県、2特別区、39市町の計75に上る。
8020推進財団 都道府県歯科保健条例制定マップ
http://www.8020zaidan.or.jp/map/index.html
毎日jp http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130310ddlk40040194000c.html
北九州八幡東病院(八幡東区)で9日、地域の人たちに病院の取り組みについて知ってもらうオープンホスピタルと患者の家族会があった。病院は口腔(こうくう)ケアに積極的に取り組んでおり、いつまでも口から食べられるよう口腔機能の維持の重要性について歯科衛生士が詳しく説明した。
病院は昨年4月から入院時に歯科衛生士の歯科口腔診査を実施。診査の結果、治療が必要な場合は、連携施設の九州歯科大学と八幡歯科医師会に往診を依頼。退院後も継続して歯科治療が受けられるようにしている。
歯科衛生士を配置している総合病院は少ないといい、馬場三重子看護部長は「高齢者が肺炎を起こして亡くなるケースの大半が誤嚥(ごえん)によるもの。口腔機能低下による誤嚥性肺炎を防ぎ、最後までおいしく食事をしてほしいという思いで病院全体で口腔ケアに取り組んでいる」と説明する。
この日のオープンホスピタルでは、歯科衛生士の中村真理さんが写真を見せながら「食べたり、話したりする口の機能を保っていくには継続的なケアが必要」と呼び掛けた。【佐藤敬一】
>>>病院も積極的に口腔ケアを進めてほしいものです。
http://www.ikeipress.jp/archives/5640
医療経済出版
公益社団法人東京都豊島区歯科医師会と豊島区は昨年12月27日、「歯と口腔の健康づくり推進条例」制定に伴う合同プレス発表を行った。
歯科口腔関連の条例として東京都では千代田区に次いで2番目となるが、一般に理念条例として掲げられることが多い中で、本条例では基本計画の策定を義務付けることを明記し、具体性を持った条例であることを示している。豊島区では25年度に計画策定をスタートし、26年度には予算に反映させたい旨の考えを明らかにした。
豊島区歯科医師会の阿部俊明会長は、「条例制定によりさらに充実した口腔保健活動が期待できる。豊島区独自の展開を推進していきたい」と述べた。
>>> このような条例が広がるといいですね
http://www.ikeipress.jp/archives/5594
医療経済出版
日本歯科大学東京短期大学は来春(2013年4月予定)から、摂食・嚥下障害を中心として口腔リハビリテーションを学ぶ専攻科を新設することを発表した。同短期大学には、すでに歯科衛生士を対象とした「歯科衛生学専攻」のコースがあるが、社会的ニーズの増大を踏まえ、新たに口腔リハビリに特化した専攻化を増設する。修業年限は1年で、歯科衛生士免許を有する人、歯科衛生士養成校を卒業(卒業見込み)の人を対象とする。
講義・実習は、今年、新たに開院した「日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック」を中心として行い、臨床の現場で摂食・嚥下障害や周術期の口腔ケアなど、より専門性の高い知識と技術を習得し、多職種とのコミュニケーション能力も高いプロの歯科衛生士を育成することを目指すとしている。
>>歯科衛生士の職域が、広がってきていますね。
静岡新聞SBS
http://www.at-s.com/news/detail/474545125.html
虫歯など子どもの口腔(こうくう)内の状態から虐待を早期発見し、虐待防止につなげるシンポジウム「子どもたちの笑顔を守ろう!~今の静岡県の現状と私たちにできること」(県歯科医師会主催)が25日、静岡市駿河区で開かれた。
虐待を受けている子どもは、親が適切な歯科治療を受けさせていないなどの理由で虫歯や歯肉炎があったり、暴力による外傷が口の中や皮膚にできていたりするという。子どもの口腔内の異変を発見する立場の歯科医と、学校や行政機関などと連携を強化するため、県の協力でシンポジウムを企画した。
基調講演した東京歯科大の花岡洋一准教授は、児童虐待防止法の内容に触れながら虐待の種類や通告の仕方について説明。「口の中だけ見て虐待か判断できなくても、顔や首に傷があれば気付ける。疑いがあれば、すぐに通告することで子どもを救える」と訴えた。
講演に続き、県中央児童相談所や県教育委員会など関係機関の代表者が、各機関の果たす役割について説明したり、意見交換した。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2322521.article.html 佐賀新聞
就寝時に何度も呼吸が止まって熟睡できない睡眠時無呼吸症候群(SAS)について学ぶ市民公開講座が10日午後3時から、佐賀市のマリトピアで開かれる。7月に県内初のSAS専門外来を開設した佐賀大学医学部附属病院循環器内科の医師らが病気の最新情報を説明する。
SASは放置すると血管がダメージを受けて多くの合併症を引き起こし、健康な人に比べて脳血管障害は約4倍、心疾患は約3倍にリスクが高まる。居眠り運転での事故頻度も約7倍高いとされる。
佐賀大には外来開設後、月平均20人ほどが受診。その多くが一緒に寝ている家族の発見によるものだった。自覚症状の少ない重症例もあったといい、患者の7割は男性で、50~60代が多い。
医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5001
日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック(東京都小金井市)が10月17日の開院を目前に控え、10月12日の午後、医療・介護・福祉関係者を対象に内覧会を開催した。
歯科診療については、障害者、寝たきり・高齢者を対象とし、患者の状態によって全身麻酔による対応も可能。リハビリテーション分野では、摂食・嚥下障害、言語・コミュニケーション障害の機能回復のため、専用カンファレンスルームで歯科医、内科医、歯科衛生士に加え、常勤の言語聴覚士が指導や機能訓練を行う。
1階の食の研究・研修センターにはその場で調理できるキッチンがあり、管理栄養士が研修会を開催。受付横の介護食ショップでは約300品目の介護食を揃え、種々の教室の開催も予定している。
11月11日には、小金井市民交流センター(東京都小金井市)で開設記念講演会が開催される。
中日メディカルサイト http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20121005154547794
当面は入院患者向け
長野県諏訪市の諏訪赤十字病院は4日、手術後の合併症の予防などを図る「歯科口腔(こうくう)外科」を開設し、診療を始めた。信州大医学部から非常勤医師1人と歯科衛生士1人の派遣を受け、入院患者に限り週1日診療する。来年4月をめどに常勤医師を確保し、外来患者の受け入れを含めて診療態勢を強化する方針だ。
同院によると、口の中は細菌が非常に多く、手術時の全身麻酔で口から気管に入れる管に細菌が付着すると、肺炎を引き起こすことがある。また、虫歯は抗がん剤の副作用であごの骨が壊死(えし)する原因にもなるという。
歯科口腔外科では、ブラッシングをしたり粘膜をかき出したりして口の中を清潔にし、保湿剤などで乾燥を防ぐ。口腔ケアがメーンで、がん治療などに支障が生じる場合には虫歯も治療する。
口腔ケアを実施している病院は、食道がん手術後の肺炎や呼吸不全の発症率が低いとのデータもあり、予防効果は明らか。診療に当たる鎌田孝広医師は「とくに食道がんや胃がんの患者には積極的にやったほうがいい」と話した。
手術前後に口腔ケアをする「周術期口腔機能管理」は今年4月から保険適用され、診療科を設ける医療機関が増えているという。 (中沢稔之)