地域医療、在宅で支える 気仙沼の開業医、薬剤師ら協力

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130917t15019.htm

Kahoku.co.jp

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市内で、開業医らが在宅診療に力を入れている。組織や法人の垣根を越えたヒューマンネットワークを基に「気仙沼ワーキンググループ(WG)」をつくり、地域ぐるみで在宅患者を支える活動を展開する。津波で自家用車が流されるなど通院の手段を奪われた患者の負担を軽減させることで、地域医療再建のモデルを構築しようとしている。(気仙沼総局・村上穣司)

<効率追い求めず>
「夫が入れ歯を付けたまま寝たがるんですが、危なくないですか」
「だんなさんの場合、清潔な入れ歯を付けて寝た方が良いですね」
気仙沼市内の患者(83)宅に8月下旬、菅原歯科医院の副院長菅原恭さん(35)が入れ歯の手入れのため訪れた。
患者の男性は、日常生活の全面的な介助が必要な要介護5。震災後に急に体調を崩し、妻(81)は「介護タクシーを使っても、費用面の問題がある。歯科医さんが自宅に来てくれるのは大変ありがたい」と感謝する。
震災後に在宅診療を始めた菅原さんは「車が流されたほか、体調を崩して通院できない高齢者が増えていると感じた。自分を必要とする人がいるから足を運ぶ。効率だけを求めたら続かない」と強調する。

<月1回情報交換>
気仙沼WGは市内の開業医や歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネジャーら約30人が集まり、2012年8月に発足した。自発的に集まったメンバーは、毎月1回の勉強会を開いて情報交換を密にする。
メンバーの中心となるのは村岡外科クリニックの院長村岡正朗さん(52)で、自身は10年以上前から在宅診療に取り組んできた。
医院が被災したことから震災後は、災害派遣の医師らで結成された「気仙沼巡回療養支援隊」の活動に加わり、在宅診療に重点を置いた活動を展開した。
道路や鉄道が寸断され、患者が通院できない状況が続いた。「支援隊の活動のおかげで、自宅で患者を診ることへの家族の不安が薄らいだようだ」と村岡さん。「在宅診療のニーズが大きいことも分かり、市内で新たな仕組みづくりが必要だと気付いた」とも話す。
村岡さんは現在、再建したクリニックの昼休みを活用し、震災前の3倍以上に当たる70人の在宅患者を診察する。

<原点に戻り貢献>
WGには、南郷調剤薬局経営の薬剤師武田雄高さん(38)も参加する。「震災により、経営意識も変わった。薬剤師を目指したころの原点に返り、地域の健康づくりに貢献したい」と言う。
武田さんは、市内の患者宅と契約し、自分で調剤した薬を届けるほかに、別の医療機関で処方された薬を管理する業務も請け負う。「窓口ではせいぜい数分の対応になるが、訪問した場合は、家族を含めてじっくり話しを聞くことができる」と、薬剤師が訪問することの利点を強調する。
震災を機に在宅診療の需要をくみ取って活動を始めたWGの取り組みは、被災地から発信する「在宅診療モデル」として注目を集める

>>「原点に戻る」。この言葉にすべて集約されているのだと思います。震災の爪あとが未だに残っており、体調を崩して通院できない高齢者が増えている現状の中、自分を必要とする人がいるから足を運ぶという信念に感動しました。私も力になれることがあったら、力になっていきたいと思います。

虫歯だけじゃない!「歯磨き下手」が陥る恐ろしいリスクの数々

http://news.livedoor.com/article/detail/8051655/

Peach

アナタは歯磨きがどれだけ重要かを知っていますか? 口の中は、肛門よりも多い細菌やウイルスや虫が住んでいると言われています。それだけの菌が住んでいる口の中は、ちょっと歯磨きを怠っただけで、すぐに菌が増殖し、歯周病や歯肉炎などのトラブルが生まれます。その菌は飲み込まれたり、歯ぐきから全身を巡りさらなるトラブルも引き起こすのです。

今回は、口の中の菌が、全身に及ぼす影響をまとめてみました。

>>続きはリンク先よりどうぞ 口腔内の細菌と、全身との関連性について記載されています

仕上げみがきのポイントは?

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/hirotereqa/20130909-OYT8T00294.htm

Yomiuri.co.jp

3歳の息子がいます。歯磨きを一緒にした後、仕上げみがきをしていますが、上手に磨けているかとても不安です。仕上げ磨きのポイントを教えて下さい。

>>続きはリンク先よりどうぞ   仕上げ磨きのポイントの記載があります

親子ふれあい虫歯予防 山口・光でイベント

http://www.asahi.com/area/yamaguchi/articles/SEB201309090005.html

Asahi.com

虫歯予防に関心を持ってもらい、2歳児と親の交流を深める催しが9日、光市総合福祉センター「あいぱーく光」であった。

 3歳児健診の時に虫歯が目立つ傾向にあることから、光市母子保健推進協議会が開いた「げんきっこひろば」で、今年で2回目。

>>続きはリンク先よりどうぞ  会員登録が必要になります

体調チェックに市民ら一喜一憂 吹田で健康展 大阪

msn 産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/130908/osk13090802030002-n1.htm

 吹田市の「第30回みんなの健康展」が7日、市役所隣にあるメイシアター(市文化会館)で始まった。8日まで。 市健康づくり推進事業団の主催。会場には「健康チェック」や「歯と口の健康」「福祉・介護・救急・保健」などテーマ別に7つの広場が設けられた。
健康チェック広場では、筋肉量、骨密度、肺活量などを測定し、市民らが結果に一喜一憂。また、歯と口の健康広場では歯医者体験が人気で、白衣を着た子供たちが医師の指導で歯をデンタルミラーで見る体験をした。
8日は、専門家の健康講演会のほか、「むし歯予防ポスター・作文」の表彰式なども行われる。

>>>「健康マニア」はいいけど「健康オタク」にならないよう気を付けましょう。

石川・内灘町 妊婦に無料歯科検診石川・内灘町 妊婦に無料歯科検診

中日メディカルサイト http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130904163305398

結果に基づき保健指導も

 石川県内灘町議会9月定例会が3日開会し、町は1億1700万円の一般会計補正予算案を提出した。出生児への影響が指摘される妊婦の口中の健康状態を良好に保つため、妊婦に歯科検診を無料で実施する方針を示し、事業費約20万円を盛り込んだ。(高橋淳)
町に妊娠届を出しに来た町民に、母子手帳などとともに無料券を配る。議案が可決されれば、11月から配布する。4月以降に自費で受診した妊婦にもさかのぼって助成する。
無料検診は妊娠期に1回のみとし、かほく市、内灘、津幡両町の河北歯科医師会指定機関約30カ所で受け付ける。検診結果に基づき、保健指導も受けられる。(続きはこちらから)

>>>ご存知のように広島市歯科医師会はかなり前から妊婦健診を行っています。

生きる物語:伝わる思い/4 患者家族会が励みに

毎日新聞 http://mainichi.jp/feature/news/20130906ddm012040059000c.html

今年4月、遷延性(せんえんせい)意識障害の患者や家族約70人が、東京・蒲田の会議室に集まった。口の中をきれいにしたり、マッサージしたりする「口腔(こうくう)ケア」の学習会が開かれていた。「口腔ケアは脳にも刺激が伝わるので大事。誰かモデルになってくれませんか」。口腔ケアの第一人者で歯科医の黒岩恭子さん(69)が呼びかけると、遷延性意識障害を抱える上野文夫(ふみお)さん(53)の妻広美さん(54)がスッと手を挙げた。

>>>続きはリンクよりどうぞ

舌ブラシに要注意?味覚異常、細菌繁殖の原因になるとの声も

LivedoorNEWS http://news.livedoor.com/article/detail/8022344/

ここ数年「口臭の原因である舌苔を取り除く」「口腔内の雑菌を取り除いて歯周病やウイルス感染を予防する」などもっともらしい効能をうたい急速な広まりをみせている舌ブラシ。
芸能人を使ったCMやアフィリエイト戦略も巧みで、いつの間にかスーパーマーケットやドラッグストアの定番商品となっているが、読者の皆さんの中にも愛用されている方が多いのではないだろうか。
しかし一方で、口臭治療に関する著作や研究で知られる本田俊一医師はこのブームに警鐘を鳴らしている。(続きはリンクから)

>>>昔から「過ぎたるは及ばざるがごとし」と申します。舌も擦りすぎれば傷もつくでしょう。

卑弥呼の歯がい~ぜ! よく噛んで食べると体に良い効果8つ

http://news.mynavi.jp/news/2013/08/26/389/

mynavi.jp

【ママからのご相談】
主人は好き嫌いこそあまりないのですが、「美味しい」ではなく、必ず、「柔らかくて美味しい」と言い、同じ食材、例えばゴボウでも柔らかい煮物なら、「柔らかくて美味しい」と言って食べてくれますが、歯ごたえのあるキンピラにするとあまり食べてくれません。子供の為にもよく噛んで食べるものを、と思うのですが、何故よく噛んだ方がいいのか、主人にどう言っていいのか分かりません。

>>続きはリンク先よりどうぞ  ひ・み・こ・の・は・が・い・い・ぜの頭文字をとって、食事のときに気をつけてほしい項目をピックアップされています。

虫歯:震災影響?幼児増 沿岸南部で開業医が多数被災 岩手

http://mainichi.jp/select/news/20130828mog00m040021000c.html

Mainichi.jp

東日本大震災で多くの歯科開業医が被災した沿岸南部で、虫歯になる幼児が増加していることが27日、県のまとめで分かった。医師の減少で予防処置を受けにくくなったうえ、避難生活でつい甘い物を食べたり、歯磨きが十分にできなかったりしたことが理由と見られる。県歯科医師会の三善潤常務理事は「1歳半は授乳から固形食に移る大事な時期。虫歯で十分にそしゃくできないと成長に影響を与えかねない」と注意を呼び掛けている。

県健康国保課が母子保健法に基づく歯科検診で、1歳半の幼児の虫歯の増減を震災前の2009年度と震災後の11年度で比べた。内陸21市町村は0・5ポイント減の2・1%、沿岸北部6市町村は1・1ポイント減の4・8%だった。一方、沿岸南部6市町は1・0ポイント増の4・0%。特に大船渡市、陸前高田市、住田町の大船渡保健所管内では4・84ポイント増の6・98%と、他9保健所管内に比べて突出した。

震災前では、沿岸12市町村にあった歯科開業医109のうち60が被災し、診療を中止。沿岸南部は57を占めた。今年6月1日現在で45が再開したが、それまで被災者が虫歯に気を配らなくなったとも考えられる。県健康国保課の森谷俊樹医務主幹は「震災直後から避難所での巡回治療、その後は仮設住宅などでの保健活動を続けている。今後も動向を注意深く見て着実に対策を進めたい」と話した。

>>震災の傷跡が、いまだこのような形で露呈されています。乳幼児の虫歯においては、成長に影響を及ぼす可能性も否定できなく、処置が遅れることについては、問題視していかないといけません。今後に注目していきたいと思います。