受動喫煙法案、衆院通過へ 罰則付きで屋内禁煙

多くの人が集まる建物内を罰則付きで禁煙とすることを柱とした、受動喫煙対策強化のための健康増進法改正案は19日午後の衆院本会議で、採決が行われる。与党などの賛成多数で可決され、衆院を通過する見通し。政府、与党は20日までの会期を延長する方針を固めており、参院審議を経て今国会で成立する見込み。東京五輪・パラリンピックが開催される2020年の4月に全面施行を目指す。

 

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産経ニュース  2018.6.19

http://www.sankei.com/life/news/180619/lif1806190013-n1.html

 

罰則付きということがポイントということです

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ゲーム依存 病気と認識し早期対応を

スマートフォンのオンラインゲームなどにのめり込み、健康被害や生活が破綻する深刻なケースが報告されている。世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」(ゲーム依存症)を病気と認定した。心身に障害をもたらす危険性をよく認識して、対策を急ぐべきである。WHOが病名や症状をまとめた最新版の「国際疾病分類」に、ギャンブル依存などに加えてゲーム障害の記載が決まった。ゲームをしたい衝動が抑えられず、生活に問題が出てもやめられない状態が続く。それが病気かどうかの分かれ目だという。

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産経ニュース  2018.6.26
http://www.sankei.com/life/news/180626/lif1806260003-n1.html

早期対応が必要ですね

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学校給食が思春期の肥満を減らす

思春期の肥満は多くの国で増加し続けているが、日本では少ないことが知られている。東京大学大学院医学研究科公衆衛生学のグループは、学校給食が中学生男子の肥満を減らすとJournal of Public Health1(2018年6月5日オンライン版)に発表した。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2018年06月18日)
http://kenko100.jp/articles/180618004600/#gsc.tab=0

受動喫煙対策法案、衆院厚労委で可決 19日衆院通過、今国会成立見込み

衆院厚生労働委員会は15日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を自民、公明、国民民主の賛成多数で可決した。19日の本会議で衆院を通過、参院に送付される予定で、今国会で成立する見込み。政府は2020年東京五輪・パラリンピックまでの全面施行を目指している。改正案は、学校や病院などの屋内は完全禁煙とする一方、客席面積が100平方メートル以下で個人経営か中小企業の既存店は「喫煙」「分煙」と表示すれば喫煙を認める。

東京都も対策強化の条例案を都議会定例会に提出。従業員を雇う飲食店は面積にかかわらず原則屋内禁煙とし、法改正案よりも厳しい内容となっている。

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産経ニュース  2018.6.18

http://www.sankei.com/life/news/180615/lif1806150022-n1.html

長くかかっていた、受動喫煙対策法案が今国会で可決されるようです。ただ、喫煙に対する配慮もあってか、やや案として緩いとの声も上がっています。その点、東京都の条例においては、オリンピックの兼ね合いもあり、国の案よりも厳しい内容になっています。煙草を買って、税金納め、吸う場所なくすだけなら売るのを止めるのも一つの手段との意見もあり、喫煙自体についても考えていかなければいけない時代になっているのかもしれません。

ガムを噛みながら歩くと健康にいい!

健康のためにウォーキングする人は多いが、その効果を簡単に上げるちょっとした工夫が見つかった。ガムを噛みながら歩くことで、性・年齢にかかわらずウォーキングによるエネルギー消費が増加することが実験によって分かった。これなら、今日からでも試せそうだ。J Phys Ther Sci(2018; 30: 625-629)に掲載された。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2018年06月13日)
http://kenko100.jp/articles/180613004589/#gsc.tab=0

千葉市、6月から「禁煙外来」の治療費助成 妊婦と子供の受動禁煙を防止

家庭内での子供や妊婦の受動喫煙による健康被害をなくすため、千葉市は6月から同居する喫煙者に対して、保険が適用される「禁煙外来」の治療費を助成する新たな取り組みを始める。受動喫煙により発症する呼吸器系の病気などを防ぐのが狙いで、市によるとこうした制度は県内では初めてという。禁煙外来は、保険を適用して行う診療機関による禁煙治療。たばこが関係する病気を減らすため、平成18年4月から治療に健康保険が適用されるようになった。標準的な治療期間は12週間で、この間に5回通院。有害物質で喫煙によって増える一酸化炭素濃度の測定や医師からのアドバイス、ニコチンを皮膚から吸収する貼り薬など禁煙補助薬の処方が行われる。治療費は一般的な3割負担の場合約1万3千~2万円とされる。

 

市の助成対象者は妊婦や15歳以下の子供と同居し、12週間で5回の禁煙外来治療を終了した市民。助成額は自己負担合計額の2分の1(上限は1万円)で、治療前や禁煙外来2回目の受診前までに居住する区の保健福祉センター健康課に登録申請を行い、治療終了後に所定の手続きを終えると助成金が交付される。熊谷俊人市長は「自分で受動喫煙を防ぐことが難しい子供や若い人を守るため、助成を喫煙者の背中を押す一つのきっかけにできれば」と話している。

 

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産経ニュース  2018.5.22

http://www.sankei.com/life/news/180522/lif1805220023-n1.html

受動喫煙については、自ら防ぐことができない環境下におかれている人は多数います。

皆さんのご存知の通り、受動喫煙の方が、自らが喫煙を行うときよりも、肺がんのリスクは上がります。周りの大切な人を守るため、これから世界を支えていく子供達や若い人達を守るため、助成が喫煙者の背中を押す一つのきっかけとなる事を望みます。

喫煙店規制、国より厳格に「店舗面積30平方メートル以下」…大阪市が独自条例案検討

大阪市の吉村洋文市長は26日、受動喫煙対策を強化するため、国の健康増進法改正案よりも規制を厳しくする市独自の条例案を検討すると表明した。法改正案は喫煙を認める店舗の面積を「100平方メートル以下」としているが、条例案では「30平方メートル以下」とする方向だ。(続きはリンクから)

yomiDr(2018年4月27日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180427-OYTET50005/?catname=news-kaisetsu_news_kenko-news

オーラルフレイル…口の機能の衰え、早めに防いで健康長寿

筋力や認知能力が衰え、気力や活力も落ちてしまう「フレイル(虚弱)」という言葉を聞いたことはあるだろうか。特に最近は口の(オーラル)働きの低下に着目した「オーラルフレイル」対策が注目され、歯科でも試みが始まっている。(津川綾子)

 

「オーラルフレイル」とは加齢で口の働きが衰えて、食事中にむせたり食べこぼしたりするうちに、食欲が落ちたり、滑舌が悪くなったりした状態のこと。単なる老化現象とあなどりがちだが、「一つ一つはささいな口の衰えでも、複数が重なり、そのままにしておくと心や体の健康にも大きく影響し、やがて要介護の身となるリスクを高めてしまう」と、フレイル研究の第一人者、東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授(老年医学)は注意を促す。飯島教授らは平成24年、千葉県柏市で65歳以上の介護を必要としない高齢者約2千人に滑舌や舌の力、かむ力など6項目で口腔(こうくう)機能の状態を調べ、約4年後に健康状態の追跡調査をした。その結果、3項目以上に該当し「オーラルフレイル」とされた人は、正常だった人よりも2・09倍も死亡リスクが高く、要介護になる危険度も2・35倍となった。ではどんな自覚症状や状態だとオーラルフレイルの可能性があるのか。飯島教授らが8項目でチェックできるようにした。マス目の得点の合計が4点以上だとオーラルフレイルの危険性が高い。しかし、オーラルフレイルの可能性があるからといって落ち込むことはない。「口の健康に意識を向け、舌や口の筋力のトレーニングを早めに始めるなどすれば、機能低下を食い止めたり、回復したりすることもできる」と飯島教授。

 

最近、オーラルフレイル対策の場として注目されるのが、口腔機能を専門とする歯科だ。神奈川県歯科医師会は県や飯島教授らと連携し、事前調査でオーラルフレイルと判明した65歳以上の男女200人を対象に昨年10月から、口や舌の筋肉のトレーニングを日課にする「オーラルフレイル改善プログラム」を始め、どれくらい口の機能回復に効果があるのか集計中だ。 例えば、「マカト」「マキト」などと3つの無意味な音を連続で早口発声する訓練は、衰えると食べこぼしにつながる「口輪筋」などを鍛える。朝と夜、1日2回、5分間ガムをかむ咀嚼(そしゃく)の訓練もある。こうしたトレーニングを昨年10月から続ける、川崎市中原区の星行男さん(78)は、トレーニング開始前と比べ、嚥下(えんげ)機能の検査結果が2倍以上改善。「以前は喉にひっかかった薬が飲みやすくなり、肉をかむのが楽になったし、散歩に出かける気力も出てきた。できる限りトレーニングを続けたい」と話す。星さんがかかりつけの「さとう歯科医院」の院長で、県歯科医師会の佐藤哲郎理事は「口の働きが良くなったという実感から食も進み、活動的になられたようです」と見守る。

県歯科医師会と県は今年3月にオーラルフレイルのハンドブックを作成。オーラルフレイル対策に取り組むことができる歯科医院の拡充を進めていく。

 

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産経ニュース  2018.4.20

http://www.sankei.com/life/news/180420/lif1804200022-n3.html

オーラルフレイルとは、平成26年に日本老年医学会が提唱した概念で、加齢とともに認知機能や筋力、心身の活力などが衰えて虚弱になった状態と定義されています。ちなみに、この状態のままにしておくとやがて要介護になるリスクが高まりますが、生活習慣を見直すことで、進行を食い止めたり、改善の方向に向かったりする可能性もあるとされています。近年、注目されはじめたこの分野について、我々も、より精通していかなければならないですね。

メタボになりそうな中学生が発見できる? 新潟大が研究 予防に体力測定を

学校現場でも実施しやすい体力テストによって、将来メタボリック症候群になりやすい中学生を発見できそうだとの研究を、新潟大の曽根博仁教授、藤原和哉特任准教授(ともに内分泌・代謝内科)らがまとめ、国際医学誌に発表した。新潟県阿賀野市との共同研究。血液や血圧の検査を受ける機会が少ない未成年に、早めに生活習慣の改善を促すことができる成果だとしている。藤原さんによると、対象は阿賀野市の事業で生活習慣病予防のための健診と体力テストを受け、研究への参加を同意した中学2年(13、14歳)の男女計993人。健診では、生活習慣病やメタボに関わる体格指数(BMI)や血圧、動脈硬化を促進する血中脂質などを測定。これらを点数化し、これをメタボにつながる「代謝異常リスク」として評価した。体力テストでは、20メートルを繰り返し走る往復持久走という方法で心肺持久力を測り、握力・立ち幅跳び・上体起こしによって腕力・脚力・柔軟性を測定。結果を高・中・低の3グループに分け、代謝異常リスクとの関係を分析した。

すると、心肺持久力と握力が代謝異常リスクとの関係が強く、両方が「低」の人は、両方「高」の人と比べて、リスクが約4・3倍に高まった。心肺持久力と脚力が両方「低」の場合も、両方「高」に比べて3・2倍だった。ただ、握力や脚力が「低」でも、心肺持久力が「中」以上なら、統計的にリスクが高いとまではいえないという。藤原さんは「心肺持久力と筋力の両方が低い中学生には、積極的に運動を勧める必要がある」と話している。

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産経ニュース 3018.4.18
http://www.sankei.com/life/news/180417/lif1804170011-n2.html
体力テストから、将来的なメタボリックシンドロームを推測するという試みについての話題です。心肺持久力と握力が代謝異常リスクとの関係が強いことからも、心肺持久力と握力を鍛える必要性が示されています。適度な運動を継続するのは難しいですが、少しでも努力をしていかないといけないですね。

不健康な生活習慣が鬱病の発症リスクに 大規模ネット調査で関連判明

国立精神・神経医療研究センターなどのチームが、鬱病になったことがある人とない人で、生活習慣や体の状態に違いがあるかをインターネット調査で検討したところ、鬱病経験者では「朝食を食べない」「間食や夜食が多い」「肥満または体重不足」「脂質異常症や糖尿病」などの頻度が多いことが分かった。鬱病経験者1千人(平均41歳)と、非経験者約1万1千人(平均45歳)を比較した。不健康な生活習慣が鬱病の発症リスクと関連することを示す研究は欧米で増えているが、日本での大規模研究は珍しいという。同センターの功刀浩部長は「生活習慣の見直しが鬱病の病状改善につながる可能性がある。それを調べる研究が必要だ」と話している。

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産経ニュース 2018.4.17
http://www.sankei.com/life/news/180417/lif1804170006-n1.html
うつ病の発症リスクについての話題です。欧米での研究結果と同一で、やはり、健康的な生活がうつ病の発症リスクを抑えるというのは、間違えなさそうです。1度生活習慣が乱れてしまうと、なかなかいい生活習慣に戻すのは大変ですが、長く健康で過ごすためにも、健康的な生活習慣を継続していくことは、非常に重要ですね。